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薬師寺所蔵名品展とヒガンバナ [美術]

9月28日(水)岐阜公園の加藤栄三・東一記念美術館の「薬師寺所蔵名品展」へ行きました。
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岐阜公園の岐阜市歴史博物館でやっている「国宝 薬師寺展」へ行ったのは、7月31日(日)
その時のことはこちら:http://shizukozb.blog.so-net.ne.jp/2011-08-10
100円ブラスで「薬師寺所蔵名品展」との共通券が買えるとのことで、そちらを買ったんです。
その日はもう遅かったので、会期中にまた来ようと思ってたんですが、
長いと思っていた会期も10月2日(日)まで。
ダンナは2日(日)は他の用事があるので行けないって言うので、
いつもモーニングに行く友人を誘って28日(水)に行ったんです。

岐阜公園の駐車場に着いたら、驚いたことに駐車場待ちの車の列が出来てるんです。
第二駐車場も、無料の河川敷の駐車場の案内板にも「満」の文字。
え!? あの広い河川敷の駐車場も満車なの?(花見の時でさえそんなことはなかったので)
これって皆、薬師寺展へ行く人なの?どうする??って。
とりあえずそちらの駐車場へ回ってみようと行く途中の第二駐車場、
ちょうど車が出ててきて、待っていた車が入ったので、ここで待ってみようかと。
なかなか出る車がないので、河川敷へ回った方が良かったかなーと話しながら
しばらく入口で待っていてやっと入りました。

加藤栄三・東一記念美術館はそれほど混んでいなかった、とは言え、
この小さな美術館にこんなに人がいるのは初めてです。(いや、そんなに来てないけど‥‥)

展示は散華の原画と陶芸作品がいくつか。
散華とは、法会で撒く紙で作られた蓮の花びら。
元来は生花が使われましたが、紙で代用するようになったそう。

薬師寺の法会で撒く散華を、名だたる画家が描いていて、
それぞれ見比べるのが楽しかったです。
加藤栄三・東一をはじめ、平山郁夫、前田青邨、熊谷守一、
東山魁夷、片岡球子‥‥などそうそうたる画家の散華の原画が並んでいます。

そして、手塚治虫や藤子不二雄、ちばてつや、里中満智子、赤塚不二夫、
やなせたかし、さくらももこも描いていて、これが私にはたまりませんでした。

手塚治虫は、鉄腕アトムの絵と、
ジャングル大帝レオを抱いたリボンの騎士サファイアの絵!いいわー!!

藤子・F・不二雄はドラえもん
藤子不二雄Aが忍者ハットリくん。こちらは薬師寺の上空を飛んでいるという力作。

やなせたかしのアンパンマンは水彩のやわらかなにじみが素敵だったし、
さくらももこの ちびまる子ちゃんはパステルのタッチがほのぼのしました。

美術館を出て、ロープウェー乗り場のお土産屋さんをのぞいたりして、
平日なのに、天気がいいせいか、ロープウェーに乗る人も結構いましたし、
歩いて金華山に登るグループも大勢でした。

薬師寺展のチケットと一緒にもらった呈茶割引券で、
お抹茶を一割引の360円でいただきました。
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薬師寺展来た人が休んでいくんでしょうね。混んでました。

岐阜公園北の日中友好庭園横の水路の土手にはヒガンバナが咲いてました。
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たくさん咲いているけど、土手を赤く染める程ではないのは、
日当たりが悪いから?
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不吉なほど美しい花です。
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