碧南市藤井達吉現代美術館「石黒鏘二展」 [美術]
8月20日(火)碧南市藤井達吉現代美術館へ
「石黒鏘二(イシグロ ショウジ)展」を見に行きました。
「記憶のモニュメント その軌跡の展開」という副題がついています。
このチラシがとてもインパクトがあって、この黒い彫刻の存在感がすごい、
倦怠感というか‥‥ちょっと見て見たいなと思ったんです。
それまで私は、石黒鏘二氏について、何も知らなかったのですが、
1935年、名古屋市に生まれた石黒鏘二は、県立旭丘高校美術科を経て
東京藝術大学美術学部彫刻科の石井鶴三教室に学び、
卒業後は愛知に戻り、マネキン制作会社に勤務しながら制作を続けます。
(チラシ裏面の文より)
そして、
一方名古屋造形芸術大学(現名古屋造形大学)において開学以来教鞭をとり、
1998年から8年間は学長職を務めるなど後進の指導にも尽力しています。
とのことで(ダンナは「名前は知っとる」と)会場出口に置いてあった
感想ノートには、「石黒先生‥‥」というメッセージがたくさんありました。
碧南市藤井達吉現代美術館は、名鉄三河線の終点「碧南」駅より徒歩6分。
スタイリッシュな黒い建物に石黒鏘二展の看板がよくマッチしてます。
まずこちらのカフェでアイスコーヒーを飲んで一休み。
(オシャレなランチがなかなかお値打ちでいいなと思ったけど、
ちょっと時間が遅くて。アイスコーヒーだけだと430円でちょっと高いなー)
一階受付で観覧料一般600円を払ってチケットを受け取り、二階の会場へ。
(後で気がつきましたが、この展覧会「あいちトリエンナーレ2013の
並行企画事業で、あいちトリエンナーレのチケット提示で団体料金480円に
なったそう! しまったー、チラシにちゃんと書いてあったのにー)
入口を入ると、チラシにも使われた《起きてもとくにすることもない》をはじめ、
チラシ裏面の《何処へ行けばよいのか》、愛知県美術館所蔵の《フク》
当時のヒッピー旅行者風の男女三人の存在感がすごい
《船はまだか バスはまだか(自分たちの時代は)》など、
鉄溶接で作られた作品――各所蔵者のご協力も得て、現在手に入れることができる
大小の16作品を展示します。(鑑賞ガイドより)――が置いてあって、
黒光りする鉄の存在感がすごい迫力!
作者の言葉として、
‥‥当時は汗と涙しかないこのガス溶接作業。しかしそこには、ハンマー一本で鉄板を叩いていれば何かが生まれるという凄い世界があった。‥‥そして大変だが、抽象形態ではなく誰が見ても間違いが的確に分かるものを作ろうと思った。そけは等身大の人間像である。‥‥
とあったけど、この厳しい創作への姿勢がこの迫力なのかなと。
なので? その後の
金属で作った《茄子》をあちこち―地下鉄の中とか―に置いて写真を撮ったのとか、
○△☐をモチーフにした作品とか、
大きなチェス盤の上に球とピラミッドのような形を配した
《記憶の庭 言葉のインスタレーション○△☐》とかは‥‥
もちろんそれなりの存在感でよかったですが、
やはり最初の部屋のインパクトには‥‥
(私、石黒センセイについて何も知らないので、
ものすごく失礼なこと言ってるかも。)
屋外モニュメントも多く作られているそうで、
映像で紹介されていました。
あぁ、電気文化会館前の大きな作品はこの方なんですね。
ステンレススチールが鏡のようになって風景と半分の輪を映し、
輪が空間に浮いているように見える作品なんか面白そうだった。
私の文章ではわからないですね。ネット検索したら、
こちらのHPに画像ありました。
「あなたも探してみませんか?街の芸術‥‥その69」
http://blogs.yahoo.co.jp/take_take_g3/37727458.html
こじんまりした展覧会ですが、最初の部屋のインパクトはすごいです。
碧南まで、ちょっと遠いのですが、見に行ってよかったと思いました。
碧南市藤井達吉現代美術館、なかなかいい企画展されてるなと。
去年の「原裕治展」も、愛知県の現代作家を紹介する企画展だったそうで、
チラシの作品を見てちょっと気になったのですが、行けなかったんですよね。
碧南市藤井達吉現代美術館のHP:
http://www.city.hekinan.aichi.jp/tatsukichimuseum/
「石黒鏘二(イシグロ ショウジ)展」を見に行きました。
「記憶のモニュメント その軌跡の展開」という副題がついています。
このチラシがとてもインパクトがあって、この黒い彫刻の存在感がすごい、
倦怠感というか‥‥ちょっと見て見たいなと思ったんです。
それまで私は、石黒鏘二氏について、何も知らなかったのですが、
1935年、名古屋市に生まれた石黒鏘二は、県立旭丘高校美術科を経て
東京藝術大学美術学部彫刻科の石井鶴三教室に学び、
卒業後は愛知に戻り、マネキン制作会社に勤務しながら制作を続けます。
(チラシ裏面の文より)
そして、
一方名古屋造形芸術大学(現名古屋造形大学)において開学以来教鞭をとり、
1998年から8年間は学長職を務めるなど後進の指導にも尽力しています。
とのことで(ダンナは「名前は知っとる」と)会場出口に置いてあった
感想ノートには、「石黒先生‥‥」というメッセージがたくさんありました。
碧南市藤井達吉現代美術館は、名鉄三河線の終点「碧南」駅より徒歩6分。
スタイリッシュな黒い建物に石黒鏘二展の看板がよくマッチしてます。
まずこちらのカフェでアイスコーヒーを飲んで一休み。
(オシャレなランチがなかなかお値打ちでいいなと思ったけど、
ちょっと時間が遅くて。アイスコーヒーだけだと430円でちょっと高いなー)
一階受付で観覧料一般600円を払ってチケットを受け取り、二階の会場へ。
(後で気がつきましたが、この展覧会「あいちトリエンナーレ2013の
並行企画事業で、あいちトリエンナーレのチケット提示で団体料金480円に
なったそう! しまったー、チラシにちゃんと書いてあったのにー)
入口を入ると、チラシにも使われた《起きてもとくにすることもない》をはじめ、
チラシ裏面の《何処へ行けばよいのか》、愛知県美術館所蔵の《フク》
当時のヒッピー旅行者風の男女三人の存在感がすごい
《船はまだか バスはまだか(自分たちの時代は)》など、
鉄溶接で作られた作品――各所蔵者のご協力も得て、現在手に入れることができる
大小の16作品を展示します。(鑑賞ガイドより)――が置いてあって、
黒光りする鉄の存在感がすごい迫力!
作者の言葉として、
‥‥当時は汗と涙しかないこのガス溶接作業。しかしそこには、ハンマー一本で鉄板を叩いていれば何かが生まれるという凄い世界があった。‥‥そして大変だが、抽象形態ではなく誰が見ても間違いが的確に分かるものを作ろうと思った。そけは等身大の人間像である。‥‥
とあったけど、この厳しい創作への姿勢がこの迫力なのかなと。
なので? その後の
金属で作った《茄子》をあちこち―地下鉄の中とか―に置いて写真を撮ったのとか、
○△☐をモチーフにした作品とか、
大きなチェス盤の上に球とピラミッドのような形を配した
《記憶の庭 言葉のインスタレーション○△☐》とかは‥‥
もちろんそれなりの存在感でよかったですが、
やはり最初の部屋のインパクトには‥‥
(私、石黒センセイについて何も知らないので、
ものすごく失礼なこと言ってるかも。)
屋外モニュメントも多く作られているそうで、
映像で紹介されていました。
あぁ、電気文化会館前の大きな作品はこの方なんですね。
ステンレススチールが鏡のようになって風景と半分の輪を映し、
輪が空間に浮いているように見える作品なんか面白そうだった。
私の文章ではわからないですね。ネット検索したら、
こちらのHPに画像ありました。
「あなたも探してみませんか?街の芸術‥‥その69」
http://blogs.yahoo.co.jp/take_take_g3/37727458.html
こじんまりした展覧会ですが、最初の部屋のインパクトはすごいです。
碧南まで、ちょっと遠いのですが、見に行ってよかったと思いました。
碧南市藤井達吉現代美術館、なかなかいい企画展されてるなと。
去年の「原裕治展」も、愛知県の現代作家を紹介する企画展だったそうで、
チラシの作品を見てちょっと気になったのですが、行けなかったんですよね。
碧南市藤井達吉現代美術館のHP:
http://www.city.hekinan.aichi.jp/tatsukichimuseum/
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