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岐阜県博物館「弥生大集落」展

一ヶ月以上前のことになりますが‥‥10月2日(水)、
関市の岐阜県百年公園内にある岐阜県博物館へ行きました。
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特別展「弥生大集落」のチケットをいただいたんです。
ふーん、弥生時代か‥‥あんまり興味ないけど、
まぁせっかくだし、近いから行ってみようかって。

友人は古い遺跡とか大好きだと、喜んでくれました。

百年公園の北口駐車場に停めて園内を歩きます。平日なので閑散としてます。
(駐車場代300円を徴収する人がいたけど、人件費出るのだろうか?)
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坂道を登る「らくらく号」無料なので利用させてもらいますー。
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「らくらく号」から見た坂
(「らくらく号」ケーブルカーって書こうとして、あれケーブルじゃないよね?と。
 ネットで調べたら、Wikiに「らくらく号」の項目があってビックリ!
 株式会社嘉穂製作所が開発・製作している跨座式のモノレール車両で、
 「スロープカー」って製品名だそうです。
 いゃー、ネットはすごいわ! そうそう、この「らくらく号」ができる前、
 ここの坂道結構キツかったんですよね。今「らくらく号」に乗るまでも歩けない人は、
 駐車場ゲートで申し出ると、博物館前まで車の乗り入れができるそうですよ)

「らくらく号」上(博物館前)の停車場
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岐阜県博物館
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受付でチケットを見せて、エレベータで3階へ。
ハイビジョンホールがあったので入りました。
(120人入れるハイビジョンホールに2人だけー)

大垣市の荒尾南遺跡で発掘された、
80本ものオールを持つ船が描かれた土器や、土笛について、
岐阜県立岐阜工業高校報道(放送)部が制作した番組(8分)が上映されていて、
80本ものオールを持つ船がどれだけすごいものか、
とてもわかりやすかったです。

それから岐阜県の自然について展示されている常設展示室へ。
イノシシやタヌキやイタチとか剥製がたくさん展示されていて、そこに
「百年公園で見られる動物たち」って‥‥! どんだけ山奥なの?

4階へ上がると、先史時代から現代までの岐阜県の歴史を展示した部屋では、
関ヶ原の合戦についての展示もありました。

そして特別展「弥生大集落」の部屋
 荒尾南遺跡は、濃尾平野の北西部に位置する弥生時代から古墳時代にかけての遺跡です。
 約300基のお墓、約600軒の建物跡、幅10mほどの人工の大溝などが見つかり、同時期の遺跡としては岐阜県最大規模であることが明らかになっています。

(チラシ裏面の文より)

学芸員らしい方に解説していただきましたが、
お墓であったところが家になったりして、弥生時代を通してずっと人が住んでいたって
遺跡は珍しいとか。

ハイビジョンホールで見た船が描かれた土器も展示されていました。

弥生時代の土器、すごいものなんでしょうね。
復元された土笛を吹けたり、土器のパズルとか、展示に工夫もされてましたが、
あまり土器とか興味のない私には、この特別展より、
マイミュージアムギャラリーでやってた「解体部品再生アート展」が
面白かったです。長くなってきたので、それは次の記事で。

岐阜県博物館のウェブサイト: http://www.gifu-kenpaku.jp/
百年公園のウェブサイト: http://www.hyakunen-kouen.jp/
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コメント 2

神奈川のしーちゃん

私の住む市にも、古墳公園があります。
土器とか、当時の住居の復元とかもあった・・・ように思います。
何せ、行ったのはもう何年も前なので・・・
団地の隅のほうにも、竪穴式住居跡の遺跡があるらしいんですが、こっちは公開してなくて、小学校の校外授業で子供たちはみたとか・・・
小高い丘だし、下には川やたぶん獣もいた野原があったんでしょうから、住居としては、てきしていたんでしょうね。

遺跡も、明日香の、大化の改新の現場となった板葺きの宮(だっけ?)と甘樫の丘を見たときは、不思議な感動だったけど、唯のここ、昔の住居跡ですでは、あまり感動しませんものね。

昔、新婚旅行で行った、中国の兵馬俑坑は、圧巻でした・・・なんか、迫力と言うか、気配というか・・・

世界的、歴史的遺跡を直に見る機会はあまり無いんでしょうが、そういうすごいのを見てみたいですね。
by 神奈川のしーちゃん (2013-11-09 00:20) 

しーちゃん

神奈川のしーちゃん、コメントありがとうございます。
兵馬俑に行かれたんですか!写真で見るだけでもあそこすごいですよね!
もう、中国はスケールが違うなって。
展覧会では学芸員らしい方に、土器に描かれた絵がどれほどすごいものなのか、熱心に説明していただいたのですが、ふーーんってカンジで。
でも、大垣にこんな大きな弥生集落があったことも知らなかったので、たまにはこういう展覧会に行ってみるのもいいなと思いました。
by しーちゃん (2013-11-09 11:55) 

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