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松坂屋美術館「洋画家たちの青春」展 [美術]

7月6日(日)、愛知県美術館で
「あなたのリアル、わたしのリアル。」展を見た後、
松坂屋美術館へ行きました。

計画では、この日、名古屋の美術館3館を回ろうかと思ってたんです。

愛知県美術館、ヤマザキマザック美術館、そして松坂屋美術館と。
でも、出かけるのが昼になってしまったので、まだ会期のある
ヤマザキマザック美術館(「ポール・デルヴォーとベルギー近代絵画」という
企画展をやっています。9月23日(火・祝)まで)はまたにして、
今日で終わりという松坂屋美術館へ。
Matsuzakaya-museum-1.jpg
「洋画家たちの青春
 白馬会から光風会へ」
という展覧会をやっています。
Matsuzakaya-museum-2.jpg

4月20日放送の日曜美術館アートシーンで、
東京ステーションギャラリーでやっていたこの展覧会が紹介されていたんですよね。

日本の洋画の、みずみずしい雰囲気が素敵だなと。

愛知県美術館友の会でもらった鑑賞券をあげた友人が、
この展覧会も見てきて(友人はこちらを目的に行った)
画家たちの若い頃の作品が多くて、やっぱり上手い人は若い頃から違うなって
思ったと。この日までだから、愛知県美術館とは近いし、見てくるといいよと。

なので、愛知県美術館の後、歩いて松坂屋まで。
鑑賞の前に南館7階の美術館の1階上にあるハーブスで休憩。

かなりお腹空いていたので、ちゃんとした食事の方が、
体にも財布にも優しいかなーってのは思ったけど、
ここの、ケーキでお腹いっぱいになるって幸福感はやっぱクセになるというか。
2014-7-6-(4).jpg
フレッシュフルーツケーキ950円と、ダージリン紅茶700円を注文!

さて、お腹も膨れて、元気になったところで美術館へ。
入館料1,100円を払って入ります。
松坂屋のクレジットカードとか、ドニチエコ切符とかでも割引があったみたいだけど、
いずれもなくて、正規の一般当日料金を払いました。
(松坂屋美術館のHPにも割引券あるのね! 200円は大きいなぁ!)
http://www.matsuzakaya.co.jp/nagoya/museum/

‥‥でも、この展覧会、私にはイマイチだったかな。
毎年日展を見に行っているって友人と違い、
そーいや私、日本の洋画家ってあまり知らなかったワ。

長原孝太郎《入道雲》あ、この男性の裸体像、岐阜県美術館の《明星》の人ね。

やっぱりチラシ表面に使われている岡田三郎助《五葉葛》はいいなぁー。

そして私が一番気に入ったのが、その隣に展示してあった、
野バラに着物の肩がからまって、少女がふっと横を向いた場面を描いた絵。
矢崎千代二《秋の園》

中澤弘光《カフェの女》(チラシ中段右)は、あ、この絵どこかで見たけど‥‥
三重県立美術館で7月12日(土)~9月7日(日)「中澤弘光展」が開催されるそう。
NakazawaHiromitsu1.jpg
この絵、松坂屋美術館の後は、三重県立美術館へ行くのね。
NakazawaHiromitsu2.jpg

小磯良平《和服の婦人像》は、やっぱりすごく上手いなって。

國領經郎(こくりょう つねろう)《砂の上の群像》
あ、愛知県美術館で見てきた《風》の人だと。
こちらは砂丘の上に、描かれた当時(1974(昭和49)年)の服装をした
若い女性たち―わりとたくましそうなのがいいな―が立っている。

松坂屋美術館の出口のところに展示してあった、
切手にもなった岡田三郎助《あやめの衣》の着物。
へーっ!と、興味深く見ました。

松坂屋美術館: http://www.matsuzakaya.co.jp/nagoya/museum/
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びえら

良い絵ですね。こういう絵、好きです。観にいくにはちょっと遠いですが。
by びえら (2014-07-10 18:00) 

しーちゃん

びえら さん、コメントありがとうございます。日本の洋画はやはり日本らしい風情があるように思います。なかなか行けませんが、絵を見に行く旅ってのもいいものですね。
by しーちゃん (2014-07-11 12:09) 

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