京都国際マンガミュージアム「青池保子原画展」 [マンガ]
1月4日(日)、京都国際マンガミュージアムへ行きました。
漫画家生活50周年記念
青池保子 華麗なる原画の世界
「エロイカ」から「ファルコ」まで
という企画展をやっています。
同じく「エロイカ」ファンの友人から行って来た話を聞いて、
どーしても私も行きたくなってしまい、年明け早々に京都へ!
(12月29日~1月3日は休館だったので)
いつものように、JR西岐阜付近の駐車場に車を停めて、
(駅のスグ前は休日800円だけど、その隣の1日600円のトコへ)
友人から、開館と同時の10時に入ったけど、館内のマンガ読み放題だし、
結局一日そこで過ごしちゃった。当日中なら再入場もできるから、
ぜひ早く行くといいよって言われたけど、私のことなので‥‥
西岐阜10:52で、大垣、米原で乗り換えて京都へ。1,940円
関ヶ原を過ぎると、一面の銀世界に。
(米原駅で撮影)
岐阜あたりも雪が降って寒いお正月だったけど、
京都も結構降ったみたいですね。
京都駅から地下鉄で3区。烏丸御池駅へ。
地下鉄2番出口を上ってUターン、交差点を左へ行くとスグ
(地下鉄2番出口の階段 画像を回転させてます)
旧・龍池小学校の校舎を改築した施設だそう。
旧・校庭には雪が残っていました。
外国人、それも欧米系の来館者が多くて(家族連れも多い)驚きました。
まず、入口近くのミュージアムカフェへ
なにを隠そう、私がぜひここに来たい!って思った大きな理由が、
青池保子原画展に連動した
「エロイカより愛をこめて」の特別メニュー!!
(ファンとして原画はもちろん見たいですが、印刷物でも見てるワケですし)
3種類あるんですが、友人が、お腹いっぱいでコンプリートできなかったのが
残念って言ってたので、まずは(注文は自販機でチケットを買います)
「エーベルバッハ少佐の揚げたイモ」200円
少佐といえば、揚げたイモ!ですよね。
仔熊のミーシャに「イモ・クラウス」って呼ばれているくらいだし。
ランチシートにはもちろん、少佐の少年時代のシスターとの名場面が!!
そして、くそ真面目にケーキを作っていく少佐が笑える番外編より、
「エーベルバッハ少佐のイノシシケーキ」450円
ちゃんと粉砂糖でイノシシ型の飾りが!
ランチシートはもちろんこの少佐!!
そしてコーヒー300円
(さすがにネスカフェのインスタントコーヒーってワケにはいきませんね)
カフェの壁には、来館されたマンガ家の先生方の絵とサインが!!
わー! 竹宮恵子、ちばてつや、里中満智子、やなせたかし先生の絵がドーン!
そしてっ! 水野英子、高橋真琴、北島洋子に今村洋子、巴里夫先生、懐かしい!
おぉ、吉田戦車と伊藤理佐、ヤマザキマリ先生も!!
(この壁、写真撮影は可だったけど、ネットには上げないでとのことでした)
お腹もそこそこふくれたところで、入場料800円を払って入館。
壁にはマンガ本がズラリと並んだ棚があって、自由に読めます。
ロビーでは似顔絵を描いてもらうコーナーや、
(おぉ、なかなか安いし上手い! カップルが描いてもらって喜んでました)
実際にマンガを描いているところが見られるマンガ工房コーナーなども。
(どちらも土・日・祝のみ)
2階へ上がると「マンガって何?」って、メイン展示室が。
周囲の壁にズラリ並んだ年代別のマンガが迫力!
閲覧不可だったけど、棚の上部に並んだ雑誌もお宝だなー!
マンガの「お約束」と、その「お約束」をやぶる
赤塚不二夫のギャグマンガの展示のところ、面白かった!!
そして、ギャラリー4と6が、「青池保子原画展」
記念撮影OKだったギャラリー4(第1会場)入口
こちらの部屋には、デビュー作「さよならナネット」
なんと1964年、青池保子15歳の作品!!
表紙以外は原稿紛失のため、トレースしたものみたい。
当時の少年漫画の影響が強い絵だけど、上手いなぁ!!
アルカサルやファルコ、イブやエル・アルコン等のカラー原画が
展示されていました。どれもキレイ!! 保存状態もいいですよね。
添えられた青池保子先生のコメントも興味深かった。
そして、廊下の天井から下がった中吊りポスター(?)の絵に楽しく導かれて、
ギャラリー6の第2会場へ。
こちらの部屋は「エロイカ」の原画。
壁にエロイカや少佐、ジェイムズ君などが登場するのも楽しい。
総計300枚以上の原画が、2会期に分けて展示されたそう。
‥‥あぁ、前半の原画も見たかったなぁ。これが青池保子の初の個展だそう。
ギャラリー1、2、3にはもう一つの企画展
オーストリアの漫画家、ニコラス・マーラーの作品展示。
初めて知った漫画家ですが、とてもセンスいいですね。
壁の棚にズラリと並んだマンガ、懐かしいのもあったけど、
読みだすとキリがないと思って‥‥
まずは売店で、やっぱり図録買っちゃいました!
青池保子の本は結構持ってるんですが、デビュー作「さよならナネット」も
収録されてるし、巻末の作品年表も興味深かった。
3,200円+税で、3,456円
ネットでも買えますよー
そして、クリアファイルも、3種類あったうちの1つを買っちゃいました。
500円(税込)
ワインをもって少佐の家を訪ねてきた伯爵
裏は皇帝円舞曲のラスト
それで、家に帰ってから見たら!!
青池保子のメッセージ入りじゃないですかぁ!!
うわぁー!これは思ってなかったので嬉しい! 友人に自慢しなくちゃ!
ジェイムズ君が!ハハハ
しかし、ここのミュージアムショップ、カードが使えるのが、
いいというか、危険だわぁー!!
そして、カフェで、残るエロイカ特別メニュー
伯爵の優雅なパフェ900円
おぉ、結構大きいし、豪華です~
ミルクレープのケーキや、フローズンイチゴ、いろんなシャーベットに、
下はコーヒーゼリー
ランチシートはもちろん優雅な伯爵!
マンガを読みに再入場しようか迷いましたが、まぁ、しっかり堪能したし、と
これで帰りました。
友人とも話したんですが、ここ、近かったら、絶対
年間パスポート買っちゃうんだけどなー!
年間6,000円で、マンガ読み放題!!
京都国際マンガミュージアムのHP: http://www.kyotomm.jp/
このブログの青池保子についての過去記事
青池保子「エロイカより愛をこめて」
http://shizukozb.blog.so-net.ne.jp/2005-10-01-2
青池保子「アルカサル―王城―」
http://shizukozb.blog.so-net.ne.jp/2008-05-06
青池保子の1967年の作品「ミニ・レディ」
http://shizukozb.blog.so-net.ne.jp/2008-05-07
青池保子『エロイカより愛をこめて』35巻
http://shizukozb.blog.so-net.ne.jp/2009-06-19
漫画家生活50周年記念
青池保子 華麗なる原画の世界
「エロイカ」から「ファルコ」まで
という企画展をやっています。
同じく「エロイカ」ファンの友人から行って来た話を聞いて、
どーしても私も行きたくなってしまい、年明け早々に京都へ!
(12月29日~1月3日は休館だったので)
いつものように、JR西岐阜付近の駐車場に車を停めて、
(駅のスグ前は休日800円だけど、その隣の1日600円のトコへ)
友人から、開館と同時の10時に入ったけど、館内のマンガ読み放題だし、
結局一日そこで過ごしちゃった。当日中なら再入場もできるから、
ぜひ早く行くといいよって言われたけど、私のことなので‥‥
西岐阜10:52で、大垣、米原で乗り換えて京都へ。1,940円
関ヶ原を過ぎると、一面の銀世界に。
(米原駅で撮影)
岐阜あたりも雪が降って寒いお正月だったけど、
京都も結構降ったみたいですね。
京都駅から地下鉄で3区。烏丸御池駅へ。
地下鉄2番出口を上ってUターン、交差点を左へ行くとスグ
(地下鉄2番出口の階段 画像を回転させてます)
旧・龍池小学校の校舎を改築した施設だそう。
旧・校庭には雪が残っていました。
外国人、それも欧米系の来館者が多くて(家族連れも多い)驚きました。
まず、入口近くのミュージアムカフェへ
なにを隠そう、私がぜひここに来たい!って思った大きな理由が、
青池保子原画展に連動した
「エロイカより愛をこめて」の特別メニュー!!
(ファンとして原画はもちろん見たいですが、印刷物でも見てるワケですし)
3種類あるんですが、友人が、お腹いっぱいでコンプリートできなかったのが
残念って言ってたので、まずは(注文は自販機でチケットを買います)
「エーベルバッハ少佐の揚げたイモ」200円
少佐といえば、揚げたイモ!ですよね。
仔熊のミーシャに「イモ・クラウス」って呼ばれているくらいだし。
ランチシートにはもちろん、少佐の少年時代のシスターとの名場面が!!
そして、くそ真面目にケーキを作っていく少佐が笑える番外編より、
「エーベルバッハ少佐のイノシシケーキ」450円
ちゃんと粉砂糖でイノシシ型の飾りが!
ランチシートはもちろんこの少佐!!
そしてコーヒー300円
(さすがにネスカフェのインスタントコーヒーってワケにはいきませんね)
カフェの壁には、来館されたマンガ家の先生方の絵とサインが!!
わー! 竹宮恵子、ちばてつや、里中満智子、やなせたかし先生の絵がドーン!
そしてっ! 水野英子、高橋真琴、北島洋子に今村洋子、巴里夫先生、懐かしい!
おぉ、吉田戦車と伊藤理佐、ヤマザキマリ先生も!!
(この壁、写真撮影は可だったけど、ネットには上げないでとのことでした)
お腹もそこそこふくれたところで、入場料800円を払って入館。
壁にはマンガ本がズラリと並んだ棚があって、自由に読めます。
ロビーでは似顔絵を描いてもらうコーナーや、
(おぉ、なかなか安いし上手い! カップルが描いてもらって喜んでました)
実際にマンガを描いているところが見られるマンガ工房コーナーなども。
(どちらも土・日・祝のみ)
2階へ上がると「マンガって何?」って、メイン展示室が。
周囲の壁にズラリ並んだ年代別のマンガが迫力!
閲覧不可だったけど、棚の上部に並んだ雑誌もお宝だなー!
マンガの「お約束」と、その「お約束」をやぶる
赤塚不二夫のギャグマンガの展示のところ、面白かった!!
そして、ギャラリー4と6が、「青池保子原画展」
記念撮影OKだったギャラリー4(第1会場)入口
こちらの部屋には、デビュー作「さよならナネット」
なんと1964年、青池保子15歳の作品!!
表紙以外は原稿紛失のため、トレースしたものみたい。
当時の少年漫画の影響が強い絵だけど、上手いなぁ!!
アルカサルやファルコ、イブやエル・アルコン等のカラー原画が
展示されていました。どれもキレイ!! 保存状態もいいですよね。
添えられた青池保子先生のコメントも興味深かった。
そして、廊下の天井から下がった中吊りポスター(?)の絵に楽しく導かれて、
ギャラリー6の第2会場へ。
こちらの部屋は「エロイカ」の原画。
壁にエロイカや少佐、ジェイムズ君などが登場するのも楽しい。
総計300枚以上の原画が、2会期に分けて展示されたそう。
‥‥あぁ、前半の原画も見たかったなぁ。これが青池保子の初の個展だそう。
ギャラリー1、2、3にはもう一つの企画展
オーストリアの漫画家、ニコラス・マーラーの作品展示。
初めて知った漫画家ですが、とてもセンスいいですね。
壁の棚にズラリと並んだマンガ、懐かしいのもあったけど、
読みだすとキリがないと思って‥‥
まずは売店で、やっぱり図録買っちゃいました!
青池保子の本は結構持ってるんですが、デビュー作「さよならナネット」も
収録されてるし、巻末の作品年表も興味深かった。
3,200円+税で、3,456円
ネットでも買えますよー
青池保子 華麗なる原画の世界―「エロイカ」から「ファルコ」まで
- 作者: 青池 保子
- 出版社/メーカー: 秋田書店
- 発売日: 2014/11/01
- メディア: コミック
そして、クリアファイルも、3種類あったうちの1つを買っちゃいました。
500円(税込)
ワインをもって少佐の家を訪ねてきた伯爵
裏は皇帝円舞曲のラスト
それで、家に帰ってから見たら!!
青池保子のメッセージ入りじゃないですかぁ!!
うわぁー!これは思ってなかったので嬉しい! 友人に自慢しなくちゃ!
ジェイムズ君が!ハハハ
しかし、ここのミュージアムショップ、カードが使えるのが、
いいというか、危険だわぁー!!
そして、カフェで、残るエロイカ特別メニュー
伯爵の優雅なパフェ900円
おぉ、結構大きいし、豪華です~
ミルクレープのケーキや、フローズンイチゴ、いろんなシャーベットに、
下はコーヒーゼリー
ランチシートはもちろん優雅な伯爵!
マンガを読みに再入場しようか迷いましたが、まぁ、しっかり堪能したし、と
これで帰りました。
友人とも話したんですが、ここ、近かったら、絶対
年間パスポート買っちゃうんだけどなー!
年間6,000円で、マンガ読み放題!!
京都国際マンガミュージアムのHP: http://www.kyotomm.jp/
このブログの青池保子についての過去記事
青池保子「エロイカより愛をこめて」
http://shizukozb.blog.so-net.ne.jp/2005-10-01-2
青池保子「アルカサル―王城―」
http://shizukozb.blog.so-net.ne.jp/2008-05-06
青池保子の1967年の作品「ミニ・レディ」
http://shizukozb.blog.so-net.ne.jp/2008-05-07
青池保子『エロイカより愛をこめて』35巻
http://shizukozb.blog.so-net.ne.jp/2009-06-19
【楽天ブックスならいつでも送料無料】青池保子華麗なる原画の世界 [ 青池保子 ] |
先日はDMありがとうございました。
長男がまだ高校生の時、遠足で京都に来たのですが、
現地自由行動だったため、仲間同士でここにきて漫画読みふけり、集合時間まで過ごしたそうです。
京都まで来て観光もしないで漫画三昧とは!唖然としたのを覚えています。
by tenchan (2015-01-09 19:55)
tenchan さん、私も今回帰ってきて、京都まで行って、神社仏閣も巡らずにマンガミュージアムだけ!って苦笑しました。でも、外国人の来館者もとても多かったんですよ!もはやここは京都の新しい観光名所なのかもしれません。中高生なら300円で入館できるし、小学生なら100円。名所旧跡より魅力かも?!
by しーちゃん (2015-01-10 13:27)
わぉ~~ん!
少佐だ~~、伯爵だ~~、一時期は、入れ込みましたね~・・・
探せば、どこかに画集がしまってあると思いますよ~・
真面目でかわいいツェット君も大好きでしたね~
イブの息子達の単行本は、何処に行ってしまったのか・・・親友あやの実家の書庫につっこんだのかも・・・
近ければ、行きたいですが、さすがに京都は・・・残念!
最近は、都内でも、いろんな都合で行かれないものが多いんですよ・・・しーちゃんが紹介してくれるのが、いつも楽しみです。
by 神奈川のしーちゃん (2015-01-11 20:01)
神奈川のしーちゃん、やっぱりハマってましたか! 私もマンガはもちろん、画集など青池保子の本はたくさん持っているんですが、やっぱり今回の図録買ってしまいました。岐阜から京都は結構近いことを知ってしまったので(特急に乗らなくても行ける)行って来た友人の話を聞いて、どーしても行きたくて行っちゃいました。
カラー原画、とてもきれいでした。やっぱすごいなぁと。
by しーちゃん (2015-01-14 10:27)