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名古屋市美術館コレクション展と高松次郎《名古屋駅の人々》 [美術]

9月6日(日)に、名古屋市美術館へ行き「画家たちと戦争」展を
見たことは前記事に書きました。

見終わったのは4時半近くになっていたのですが、せっかくなので
コレクション展も駆け足で見ました。

入口のところにあったケースの中に入った黄金色のゴロンとした
ブロンズのオブジェ。‥‥正直、なんじゃこりゃーってカンジ。
コンスタンティン・ブランクーシ《うぶごえ》1917年
現代の美術かと思ったら、エコール・ド・パリの美術なんですね。
1917年にこの彫刻は理解されたのかな? (鋳造は1984年だそう)

現代の美術の部屋の真ん中に置かれているのは、
小清水漸《夢の浮舟―赤い舟》
この作品は初めて目にしますが、真っ赤な板が目を引きます。
板のゆるやかなくぼみに水が張られているのは、
岐阜県美術館の《作業台》でも見ました。
岐阜県美術館には野外彫刻の《アララトの舟》もあります。

奥の壁には、李禹煥《風とともに》
大きな作品だけど、ほとんど余白みたいな。
でもなんか爽やかでいいカンジ。

愛知県美術館で、鉛筆でうねうねと描いた《地ごく楽2003-2》って作品が
印象的だった眞島直子。ここにも鉛筆でうねうねと描いた
《密林にて》って作品が展示されていました。

フンデルトワッサーの蝉凧が天井近くに展示されていたのには、
ちょっとニヤッとしました。

ここでかなり時間もなくなって、
エコール・ド・パリのコーナーやメキシコ絵画のコーナーは、
かなりすっ飛ばして、最後の郷土の美術の部屋も、
すっ飛ばして出ようと思ったんですが、
高松次郎《「イメージの空間:名古屋駅の人々」のための構想ドローイング》
という鉛筆のスケッチが並んでいて、
地下鉄桜通線の名古屋駅に設置された作品のドローイングだと。

えー?! 私、桜通線は何回か利用したことがあるけど
気がつかなかったなーと。なので、帰りに探してみました。

伏見駅から地下鉄東山線で名古屋駅まで行き、
桜通線の方へ回ってみました。いつも改札を抜けて名鉄への
乗り換え方面へ行くので気がつかなかったんですね。

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名古屋駅にしては人通りも少ない通路の壁面にありました。
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「JIRO TAKAMATSU 1989」とサインが入っています。

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