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加藤栄三・東一記念美術館「鵜飼を描く」 [美術]

7月31日(日)、ギャラリー小さい家「妄想ファッション」展
行ったことは前記事に書きました。

美術展などのチラシが置いてある中に、
加藤栄三・東一記念美術館の招待券があったんですね。
kato-museum.jpg

岐阜市出身の日本画家である
加藤栄三(1906-1972)・加藤東一(1916-1996)兄弟の作品を
多く収蔵するこじんまりした美術館(岐阜市歴博物館の分館)は、
岐阜公園のロープウェー乗り場の横にあります。

ギャラリー小さい家からも近いので、帰りにちょっと見て行こうと。
岐阜公園の駐車場に停めて行くと、
岐阜公園がいつになく賑わっていて驚いたんですが、
そのことは次の記事で。

今回の展示は、加藤栄三・東一の絵を中心に展示している第一展示室が
「加藤栄三・東一 鵜飼を描く」

地元の画家の企画展などをしている第二展示室が
「それぞれの画家の心に映った それぞれの鵜飼」
どちらも、6月28日(火)~9月19日(月・祝)の展示です。

岐阜といえば「鵜飼」
岐阜出身の加藤栄三・東一画伯も、
鵜飼をモチーフに多くの作品を描いています。

チケットに描かれている鵜飼、どちらの画家が描いたのか、
私にはよくわかりませんが(東一かな?)、このタイプ(?)の絵
kato-museum-ticket.jpg
‥‥金華山をバックに川面に映る鵜舟の篝火‥‥人気があるんでしょうね。
銀行や公共施設などでも見たような気がします。
(複製や版画などもあるんでしょうが)
今年1月にぎふメディアコスモス「色即是芸」展で、
後藤紙店(画廊)のブースに、こんなタイプの
加藤東一の鵜飼の絵が展示してありました。

チラシ表面上に使われているのが、加藤栄三《篝映》
そして、裏面の、モノクロで印刷されていますが、上右が
加藤東一《総がらみ》
kato-museum-2.jpg

第二展示室にあった久芳道信《鵜飼》(チラシ裏面中段左から2番目)も
同じような構図で描かれています。

岐阜出身の日本画家・長縄士郎《長良川》(チラシ表面下右)
鵜飼をバックに、ほぼ等身大に描かれた舞妓さん
(実際にはこんな場面はないですが)が華やかでさすがです。
やはり「色即是芸」展の後藤紙店のブースで、日展出品作って、
鵜飼観覧船に舞妓が2人描かれた絵を見たっけ。

鵜飼の観光ポスターも並んでいたのが、興味深かった。
チャップリンが描かれているポスターは印象に残っているなぁ。
(チャップリンは、1936(昭和11)年と1961(昭和36)年の2度来岐し、
鵜飼を観覧したそう)

観光客も多く訪れる岐阜公園の中にあって、
岐阜らしい鵜飼の絵の展覧会で、観光の一休みにもいいですよね。
入館料も高校生以上300円とリーズナブルですし‥‥ま、私も、
招待券をもらわなかったら、なかなか見に行ってないか。ハハハ‥‥
おかげでゆったりと鑑賞できて良かったんですけど。


加藤栄三・東一記念美術館:
http://www.rekihaku.gifu.gifu.jp/katoukinen/katouindex.html

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コメント 1

lamer

「イメージ・2」にご訪問いただき有難うございます。
此れからも宜しくお願いいたします。
by lamer (2016-08-15 14:58) 

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