MOA美術館リニューアル記念名品展(その3) [旅行]
3月12日(日)、熱海のMOA美術館へ行き、
http://shizukozb.blog.so-net.ne.jp/2017-03-16
リニューアル記念名品展を見ました。
http://shizukozb.blog.so-net.ne.jp/2017-03-19
展示室を出て、ショップの向かいに「創立者の部屋」があり、
MOA美術館の創立者・岡田茂吉の書や絵が展示されていました。
以前、我が家のご近所に、世界救世教の熱心な信者さんがいらして、
息子どうしが同級生ということもあり、仲良くさせてもらってました。
その方から、教祖・岡田茂吉のことや、
MOA美術館のこともよく聞かせてもらいました。
MOA美術館へ行く教団のバスツアーに誘われたことも
ありましたが、さすがに断りました。
‥‥なので、今までMOA美術館行きたいなとは思っていたんですが、
かえって行きにくくて、今回初めて行きました。
画家を目指したこともあるという岡田茂吉の絵、
なかなかいいなって見ました。
《雲上観音》昭和20年頃
この鶴の絵《青松》と《紅梅》どちらも昭和12年
可愛くていいなって。
MOA岡田茂吉賞を受賞した工芸作品も展示されていました。
そして、本館の「茶の庭」側の出口近くには
「MOA美術館全国児童作品展」の歴代優秀作品が展示されていました。
子どもたちの絵いいですねぇ!
さて、眼福の後は口福ですが、
今回のリニューアルで、館内に、「オーベルジュ・オー・ミラドー」の伝説のシェフ、勝又登シェフのカフェ・レストランがオープンとのことでしたが、高そうなので‥‥
人気のようで、待っている方も大勢いらっしゃいましたし。
「茶の庭」にも蕎麦や甘味のお店があるとのことで行ってみました。
美術館の茶の庭への出口
「唐門」
もと神奈川県大磯町の三井家別邸 城山荘内にあったものだそう。
趣のあるお庭があります。
「片桐門」
賤ヶ岳七本鎗の一人 片桐且元が薬師寺の普請奉行をつとめた際の宿舎の正門で、当時且元は馬上のままここを通行したと伝えられるそう。その後、奈良慈光院に移され、ついで昭和16年神奈川県大磯町の三井家別邸城山荘内に移築されていたとのこと。
「光琳屋敷(復元)」
尾形光琳が自ら描いた図面と大工の仕様帖、
茶室起し図が含まれる小西家文書と呼ばれる資料(重文)に基づき復元した屋敷。
玄関
こちらは勝手口?
台所
天井が高いです
「化粧の間」仏壇がありました。
茶室「青々庵」
光琳の号「青々」にちなんで名付けられ、扁額は日本画家・奥村土牛氏によるものだそう。
梅が咲いていました。
少し離れたところに紅梅もあるんですが、花はかなり終わっていました。
光琳屋敷の両脇に蕎麦の店と、和食・甘味の店がありました。
蕎麦は待っている人が大勢いらしたので、
「和食・甘味 花の茶屋」へ。限定の御膳は完売でしたが、
「小倉しるこ」650円をいただきました。
塗りのお椀やお盆が素敵ですね!
カリッと焼けたお餅に、トロリとした甘~いおしるこ、幸せです~~
続いてですが、お抹茶もいただこうと。
「茶室 一白庵」黒漆のテーブルとイスが素敵な立礼席。
バスパックでもらった100円割引券で一服700円が600円になりました。
(但し、選べるお菓子が制限されて羽二重餅になります)
奥の座敷にかかったお雛様の掛け軸、季節が感じられていいなって、よく見たら、
会記が書かれておりまして、
床 円窓雛図 柴田是真 筆
え?! 柴田是真って、あの漆工芸で有名な?
続いて、
花入 古銅中蕪 宝尽文
脇 茶経
紅紫釉三足香炉 鈞 窯
粉彩花卉山水文硯屏 景徳鎮 窯
釜 阿弥陀堂 高橋敬典 造
水指 乾山 色絵唐花文
‥‥私にはよくわかりませんが、なんかスゴそうな茶道具だと。
そして、立礼席の壁にあった掛軸も由緒ありそうって見たら、
箱根色紙 近衛信尹
近衛信尹‥‥どこかで聞いたような、ってネットで調べたら、
あ、「寛永の三筆」の一人って、
愛知県美術館「線の美学」展で、
http://shizukozb.blog.so-net.ne.jp/2015-12-17
木村定三コレクションの近衛信尹(このえ のぶただ)《渡唐天神図》が
展示されていたっけ。そっちは文字で遊んだみたいな洒脱な作品だったけど。
さすがにもうコーヒーは飲めなかったけど、本館1階のカフェもいいですよねぇ!
この景色が素晴らしい!!
自分と、友人へのお土産に、
紅白梅図屏風のダブルクリアファイル540円を買いました。
裏が白梅の絵になっています。
実家などへのお土産は「梅まんじゅう」680円
小ぶりなお饅頭が6個入っています。
MOA美術館のショップでは、これら定番(?)の美術館オリジナルグッズの他、
工芸作家の作品なども並んでいました。
(これらの作家さんの作品としたらリーズナブルな価格なんでしょうが、
やはり私には手が出ません)
熱海まで来たからどこか‥‥とも思ったけど、
(考えたら、私、熱海初めてだわ)
MOA美術館だけで充分満足したし、と帰りました。
MOA美術館はぜひまた来たいな。次はどこか温泉にも入りたいです。
MOA美術館: http://www.moaart.or.jp/
MOA美術館「リニューアル記念名品展」のチラシ裏面
(クリックで拡大します)
http://shizukozb.blog.so-net.ne.jp/2017-03-16
リニューアル記念名品展を見ました。
http://shizukozb.blog.so-net.ne.jp/2017-03-19
展示室を出て、ショップの向かいに「創立者の部屋」があり、
MOA美術館の創立者・岡田茂吉の書や絵が展示されていました。
以前、我が家のご近所に、世界救世教の熱心な信者さんがいらして、
息子どうしが同級生ということもあり、仲良くさせてもらってました。
その方から、教祖・岡田茂吉のことや、
MOA美術館のこともよく聞かせてもらいました。
MOA美術館へ行く教団のバスツアーに誘われたことも
ありましたが、さすがに断りました。
‥‥なので、今までMOA美術館行きたいなとは思っていたんですが、
かえって行きにくくて、今回初めて行きました。
画家を目指したこともあるという岡田茂吉の絵、
なかなかいいなって見ました。
《雲上観音》昭和20年頃
この鶴の絵《青松》と《紅梅》どちらも昭和12年
可愛くていいなって。
MOA岡田茂吉賞を受賞した工芸作品も展示されていました。
そして、本館の「茶の庭」側の出口近くには
「MOA美術館全国児童作品展」の歴代優秀作品が展示されていました。
子どもたちの絵いいですねぇ!
さて、眼福の後は口福ですが、
今回のリニューアルで、館内に、「オーベルジュ・オー・ミラドー」の伝説のシェフ、勝又登シェフのカフェ・レストランがオープンとのことでしたが、高そうなので‥‥
人気のようで、待っている方も大勢いらっしゃいましたし。
「茶の庭」にも蕎麦や甘味のお店があるとのことで行ってみました。
美術館の茶の庭への出口
「唐門」
もと神奈川県大磯町の三井家別邸 城山荘内にあったものだそう。
趣のあるお庭があります。
「片桐門」
賤ヶ岳七本鎗の一人 片桐且元が薬師寺の普請奉行をつとめた際の宿舎の正門で、当時且元は馬上のままここを通行したと伝えられるそう。その後、奈良慈光院に移され、ついで昭和16年神奈川県大磯町の三井家別邸城山荘内に移築されていたとのこと。
「光琳屋敷(復元)」
尾形光琳が自ら描いた図面と大工の仕様帖、
茶室起し図が含まれる小西家文書と呼ばれる資料(重文)に基づき復元した屋敷。
玄関
こちらは勝手口?
台所
天井が高いです
「化粧の間」仏壇がありました。
茶室「青々庵」
光琳の号「青々」にちなんで名付けられ、扁額は日本画家・奥村土牛氏によるものだそう。
梅が咲いていました。
少し離れたところに紅梅もあるんですが、花はかなり終わっていました。
光琳屋敷の両脇に蕎麦の店と、和食・甘味の店がありました。
蕎麦は待っている人が大勢いらしたので、
「和食・甘味 花の茶屋」へ。限定の御膳は完売でしたが、
「小倉しるこ」650円をいただきました。
塗りのお椀やお盆が素敵ですね!
カリッと焼けたお餅に、トロリとした甘~いおしるこ、幸せです~~
続いてですが、お抹茶もいただこうと。
「茶室 一白庵」黒漆のテーブルとイスが素敵な立礼席。
バスパックでもらった100円割引券で一服700円が600円になりました。
(但し、選べるお菓子が制限されて羽二重餅になります)
奥の座敷にかかったお雛様の掛け軸、季節が感じられていいなって、よく見たら、
会記が書かれておりまして、
床 円窓雛図 柴田是真 筆
え?! 柴田是真って、あの漆工芸で有名な?
続いて、
花入 古銅中蕪 宝尽文
脇 茶経
紅紫釉三足香炉 鈞 窯
粉彩花卉山水文硯屏 景徳鎮 窯
釜 阿弥陀堂 高橋敬典 造
水指 乾山 色絵唐花文
‥‥私にはよくわかりませんが、なんかスゴそうな茶道具だと。
そして、立礼席の壁にあった掛軸も由緒ありそうって見たら、
箱根色紙 近衛信尹
近衛信尹‥‥どこかで聞いたような、ってネットで調べたら、
あ、「寛永の三筆」の一人って、
愛知県美術館「線の美学」展で、
http://shizukozb.blog.so-net.ne.jp/2015-12-17
木村定三コレクションの近衛信尹(このえ のぶただ)《渡唐天神図》が
展示されていたっけ。そっちは文字で遊んだみたいな洒脱な作品だったけど。
さすがにもうコーヒーは飲めなかったけど、本館1階のカフェもいいですよねぇ!
この景色が素晴らしい!!
自分と、友人へのお土産に、
紅白梅図屏風のダブルクリアファイル540円を買いました。
裏が白梅の絵になっています。
実家などへのお土産は「梅まんじゅう」680円
小ぶりなお饅頭が6個入っています。
MOA美術館のショップでは、これら定番(?)の美術館オリジナルグッズの他、
工芸作家の作品なども並んでいました。
(これらの作家さんの作品としたらリーズナブルな価格なんでしょうが、
やはり私には手が出ません)
熱海まで来たからどこか‥‥とも思ったけど、
(考えたら、私、熱海初めてだわ)
MOA美術館だけで充分満足したし、と帰りました。
MOA美術館はぜひまた来たいな。次はどこか温泉にも入りたいです。
MOA美術館: http://www.moaart.or.jp/
MOA美術館「リニューアル記念名品展」のチラシ裏面
(クリックで拡大します)
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