「古川秀昭展」と大垣の水まんじゅう
5月28日(日)、昼過ぎから大垣へ出かけました。
OKBギャラリーおおがき「古川秀昭展」がこの日までだったので、
ちょっと見てこようかなと。
古川秀昭氏は、岐阜県美術館の前館長
1979年5月に岐阜県美術館開設準備室のスタッフとなり、
(岐阜県美術館開館 1982年11月3日)
以来、美術館の運営に係わってこられ、
2003年~2015年の12年間は館長を勤められました。
退職されてから加藤栄三・東一記念美術館などで
展覧会があったんですが、行きそびれまして、
どんな絵を描かれるのかなと興味があったんです。
今回の展覧会も見逃すところでしたが、
大垣共立銀行のATMを操作した時に、待ち時間の画面に案内が出てまして。
「OKB」は、大垣共立銀行のことだと、このあたりの人ならわかります。
大垣共立銀行は、十六銀行と並ぶ岐阜を代表する地方銀行です。
堅実なイメージの十六銀行に対して、
大垣共立銀行は、日本で最初にATM365日稼働を始めたり、
キャッシュカードや通帳がなくても「てのひら」だけでATMの操作ができたり
――東日本大震災の教訓をふまえ、災害で通帳などを紛失した場合でも
取引できるようにと始めた全国初のATMサービスだそう――と、
斬新なサービスで話題の多い、なかなか攻めている銀行だというイメージがあります。
村上龍の「カンブリア宮殿」に頭取が出演したこともありました。
(2011年11月10日放送)
JR大垣駅のすぐ前なんですが、やっぱり車で出かけちゃいますね。
駐車場を探していたら、「奥の細道むすびの地 第2駐車場」って、
普通車は無料(大型バス1,000円)ってあって、空いていたので、
ここならいいよねって停めて歩きました。
大垣駅南口正面のヤナゲン大垣本店ビルの大垣共立銀行大垣駅前支店に
隣接してOKBギャラリーがありました。
こじんまりとしたスペースに、学生時代のデッサンをはじめ、
カラスウリや白い花を描いた絵などが並んでいました。
油彩だけど金を使ったりと、装飾的なところ素敵だなぁと。
入口近くにあった、カラスウリの絵に実際のカラスウリが垂らしてある展示、
ちょっとニャっとしました。
中央のテーブルには、個人蔵となった作品の画像などがファイルしてあって、
興味深く見せていただきました。
大垣は岐阜県第2の都市ですが、あちこちに地下水が湧き出てくる場所があったり、
川も多く「水の都」と呼ばれています。
新大橋にあったパブリックアート
大垣出身の漫画家・大今良時さんの作品『聲の形』
劇場アニメにもなっていますが、大垣市をモデルとする風景が
たくさんあるとのこと。この新大橋もその一つだそう。
(そのためなのか、いわゆる「聖地巡り」らしい人も結構見ました)
大垣・西美濃観光ポータルサイト(大垣観光協会): http://www.ogakikanko.jp/
に、詳しい場所の説明あります。
私は映画は見ていませんが、漫画は読みました。
大垣らしい風景が出てきたり、養老天命反転地なども出てきて、
心に染みるストーリーと共に楽しかったです。
JR大垣駅から南へ伸びる道路には「OKBストリート」の看板が
吉田ハムの本店ってここなんだ。
昭和の雰囲気です。
アーケードの屋根が階段になっているのは、もしかして
大垣まつりの軕(やま)見物のため?
5月中旬の土日に行われる大垣まつりでは
ユネスコ無形文化財に登録された軕13両が巡行します。
「ナンデモヤ」!!
そして、大垣の名物が、豊富な地下水を生かした「水まんじゅう」
夏の風物詩として、あちこちの和菓子屋さんで売っています。
行列ができていた「餅惣」の水まんじゅう。私も食べてみました。350円
吉野葛と本蕨粉でつくる生地にこしあんが入った水まんじゅう。
冷水に浮かべていただきます。
(かき氷をかけた「水まん氷」というのもあるそう)
あ、八角枡には、大垣城が描かれています。
(大垣は、木枡の生産において、全国の8割をつくる日本一の産地だそう)
しばらく散歩した後で、「金蝶園総本家」の水まんじゅうも食べてみました。
こちらは、こしあんだけでなく、いちごあんや抹茶あんもあり、
1個から買え、3個で390円でした。
金蝶園総本家の隣には「名水大手いこ井の泉」という自噴井の
広場が整備されていました。湧き出る地下水をペットボトルに詰める人が
絶えませんでした。
地下道のウインドウにあった高校生デザインのポスター
水まんじゅうと、柿羊羹(どちらも大垣を代表する銘菓ですね)
大垣出身の日本画家・守屋多々志の美術館があります。
せっかくなので入ってみました。このことは次の記事で書こうと思います。
大垣共立銀行の本店
「十六銀行を超える」で、17階建てなんだとか。
大垣市HP: http://www.city.ogaki.lg.jp/
大垣・西美濃観光ポータルサイト(大垣観光協会): http://www.ogakikanko.jp/
--オマケ--
岐阜公園にある加藤栄三・東一記念美術館で開催された
古川秀昭 油彩・水彩 作品展のチラシ(2016年2月23日(火)~4月24日(日)
OKBギャラリーおおがき「古川秀昭展」がこの日までだったので、
ちょっと見てこようかなと。
古川秀昭氏は、岐阜県美術館の前館長
1979年5月に岐阜県美術館開設準備室のスタッフとなり、
(岐阜県美術館開館 1982年11月3日)
以来、美術館の運営に係わってこられ、
2003年~2015年の12年間は館長を勤められました。
退職されてから加藤栄三・東一記念美術館などで
展覧会があったんですが、行きそびれまして、
どんな絵を描かれるのかなと興味があったんです。
今回の展覧会も見逃すところでしたが、
大垣共立銀行のATMを操作した時に、待ち時間の画面に案内が出てまして。
「OKB」は、大垣共立銀行のことだと、このあたりの人ならわかります。
大垣共立銀行は、十六銀行と並ぶ岐阜を代表する地方銀行です。
堅実なイメージの十六銀行に対して、
大垣共立銀行は、日本で最初にATM365日稼働を始めたり、
キャッシュカードや通帳がなくても「てのひら」だけでATMの操作ができたり
――東日本大震災の教訓をふまえ、災害で通帳などを紛失した場合でも
取引できるようにと始めた全国初のATMサービスだそう――と、
斬新なサービスで話題の多い、なかなか攻めている銀行だというイメージがあります。
村上龍の「カンブリア宮殿」に頭取が出演したこともありました。
(2011年11月10日放送)
JR大垣駅のすぐ前なんですが、やっぱり車で出かけちゃいますね。
駐車場を探していたら、「奥の細道むすびの地 第2駐車場」って、
普通車は無料(大型バス1,000円)ってあって、空いていたので、
ここならいいよねって停めて歩きました。
大垣駅南口正面のヤナゲン大垣本店ビルの大垣共立銀行大垣駅前支店に
隣接してOKBギャラリーがありました。
こじんまりとしたスペースに、学生時代のデッサンをはじめ、
カラスウリや白い花を描いた絵などが並んでいました。
油彩だけど金を使ったりと、装飾的なところ素敵だなぁと。
入口近くにあった、カラスウリの絵に実際のカラスウリが垂らしてある展示、
ちょっとニャっとしました。
中央のテーブルには、個人蔵となった作品の画像などがファイルしてあって、
興味深く見せていただきました。
大垣は岐阜県第2の都市ですが、あちこちに地下水が湧き出てくる場所があったり、
川も多く「水の都」と呼ばれています。
新大橋にあったパブリックアート
大垣出身の漫画家・大今良時さんの作品『聲の形』
劇場アニメにもなっていますが、大垣市をモデルとする風景が
たくさんあるとのこと。この新大橋もその一つだそう。
(そのためなのか、いわゆる「聖地巡り」らしい人も結構見ました)
大垣・西美濃観光ポータルサイト(大垣観光協会): http://www.ogakikanko.jp/
に、詳しい場所の説明あります。
私は映画は見ていませんが、漫画は読みました。
大垣らしい風景が出てきたり、養老天命反転地なども出てきて、
心に染みるストーリーと共に楽しかったです。
JR大垣駅から南へ伸びる道路には「OKBストリート」の看板が
吉田ハムの本店ってここなんだ。
昭和の雰囲気です。
アーケードの屋根が階段になっているのは、もしかして
大垣まつりの軕(やま)見物のため?
5月中旬の土日に行われる大垣まつりでは
ユネスコ無形文化財に登録された軕13両が巡行します。
「ナンデモヤ」!!
そして、大垣の名物が、豊富な地下水を生かした「水まんじゅう」
夏の風物詩として、あちこちの和菓子屋さんで売っています。
行列ができていた「餅惣」の水まんじゅう。私も食べてみました。350円
吉野葛と本蕨粉でつくる生地にこしあんが入った水まんじゅう。
冷水に浮かべていただきます。
(かき氷をかけた「水まん氷」というのもあるそう)
あ、八角枡には、大垣城が描かれています。
(大垣は、木枡の生産において、全国の8割をつくる日本一の産地だそう)
しばらく散歩した後で、「金蝶園総本家」の水まんじゅうも食べてみました。
こちらは、こしあんだけでなく、いちごあんや抹茶あんもあり、
1個から買え、3個で390円でした。
金蝶園総本家の隣には「名水大手いこ井の泉」という自噴井の
広場が整備されていました。湧き出る地下水をペットボトルに詰める人が
絶えませんでした。
地下道のウインドウにあった高校生デザインのポスター
水まんじゅうと、柿羊羹(どちらも大垣を代表する銘菓ですね)
大垣出身の日本画家・守屋多々志の美術館があります。
せっかくなので入ってみました。このことは次の記事で書こうと思います。
大垣共立銀行の本店
「十六銀行を超える」で、17階建てなんだとか。
大垣市HP: http://www.city.ogaki.lg.jp/
大垣・西美濃観光ポータルサイト(大垣観光協会): http://www.ogakikanko.jp/
--オマケ--
岐阜公園にある加藤栄三・東一記念美術館で開催された
古川秀昭 油彩・水彩 作品展のチラシ(2016年2月23日(火)~4月24日(日)
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