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北アルプス国際芸術祭(2)セルフ屋敷2、だいいち黒部ダム他 [美術]

7月23日(日)、信濃大町周辺で開催されている
北アルプス国際芸術祭を見に行きました。

大町の市街地エリアの途中までアップましたが、
その続きを。

駅からちょっと離れた商店街の空き店舗にあったのが
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作品【10】コタケマン《セルフ屋敷2》
入口を入ると‥‥うわー、なんかおどろおどろしい雰囲気
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空き店舗の部屋、廊下、台所など、家のすべての空間を
「命の誕生」をテーマに加工・創作した作品とのこと。

うーーん、インパクトはありますが‥‥
なんかちょっと生理的嫌悪感(?)も‥‥
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トイレも「ミ゛ミ゛」って作品だそう。
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「イケ」って作品。
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あいちトリエンナーレがダメだった友人が見たら
「現代美術なんてゴミじゃん」って言うかなぁー。

「ハハ」って作品。命の誕生かー。
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60年代アングラって雰囲気?

2階にも作品がありますが、梯子が危ないので気を付けてと言われました。
卵の殻が散乱しています。
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木材が組んである下を通っていくと、
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「ウミ」って題された、蚊帳が吊ってある部屋に出ます。
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こちらは1階の「マル」って部屋。
祭壇(?)っぽいところには卵の殻もたくさんありました。
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「グングン」の部屋。おーー!! なんかわからないけど迫力です。
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原色の絵に圧倒されていたら‥‥
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扉が開いて人が出てきたのにはちょっと驚きました。
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扉の奥が「カミサマ」って部屋。
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いろんなモノがあふれかえって、猥雑な雰囲気が迫力。

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「セルフみくじ」なんてのがあったので、100円入れて引いてみました。
「努力し、考え続けよう」だそうです。

商店街を駅へ戻る途中にあったのが、
作品【9】栗林 隆《だいいち黒部ダム》
商店街の空き店舗の中に巨大な壁ができています。
約1/40スケールに再現した黒部ダムだそう。
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壁のむこうがわへは、ぐるりと家々を回らなくては行けないとのことで

風格のある蔵などを回って
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こちらが入口
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2階へ上がると、山とダム湖がつくられています。
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ダム湖の水は足湯にもなっているので、当然浸かってきました。
でも‥‥この作品、壮大だし、信濃大町ならではの作品だと思うけど、
空き店舗の中に作っているので、鑑賞するには狭くて低いところを
這うようにして通ったりしなくてはならず、
足湯もなんだか窮屈な場所でゆったりできなかったなぁ‥‥
(お湯はかなり熱かったです)
ダムの全体の姿もイマイチよくつかめなかった。
(写真も水に天井が映りこんで上手く写ってないです)
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もっと広々した会場で作ったら迫力だったのではないかなぁ?
時々ダム湖に霧が流れてくるのが美しかった。

通りへ出ると、今日は信濃大町の「若一王子祭り」ってことで
あいにくの小雨の中でしたが、舞台(山車)が曳かれていました。
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商店街には、子どもがのった馬があちこちに(なんと10騎あるそうです!)
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こちらのレトロな洋服店、「お祭り年番で留守にします」って貼紙が。
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駅前へ向かう途中の空き店舗にあったのが
作品【4】ニキータ・アレクセーエフ《ちかく・とおく・ちかく》
「ちかい」「とおい」って書かれたドローイングが並んでいます。
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奥のモニターでは、作者がドローイングを街のあちこちに貼っていく様子が
映されています。

商店街を歩くと、ニキータ・アレクセーエフのドローイングが
貼られているのに気が付きます。
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若一王子祭りの行列が商店街を駅方向へ次々に通ります。
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馬に乗った子ども、きれいに化粧して可愛い。
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信濃大町の駅前で、馬に乗った子どもは、的に向かって矢を射る
流鏑馬を行います。(っても、止まっている馬の上から、
ほんの近い的に向かって射るんですが)
「鎌倉の鶴岡八幡宮、京都の加茂神社と並ぶ日本3大流鏑馬の1つで、
全国でも珍しい子ども(ボボ)が射手を務める」お祭りだそう。
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駅前での奉射を終え、この後町内での奉射、そして若一王子神社へ
向かうとのこと。
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お祭りを見ていたら、北アルプス国際芸術祭、市街地エリアにある作品のうち、
【3】と【5】を見落としていたことに気が付きましたが、東山エリアの作品も
見たかったので、駅前から出るところだった東山タクシーに乗りました。

北アルプス国際芸術祭のレポート、続きますー。

北アルプス国際芸術祭: http://shinano-omachi.jp/
もう一度行きたかったけど、7月30日(日)で終わってしまいました(ToT)


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