瑞浪市市之瀬廣太記念美術館の天野裕夫彫刻 [美術]
2月11日(日)、瑞浪市陶磁資料館へ「伊藤文生のデザイン」展を見に行き、
周囲にある瑞浪市化石博物館などにも入りました。
市之瀬廣太記念美術館もそのうちの一つです。
市之瀬廣太記念美術館って言うからには、
瑞浪市出身の彫刻家・故市之瀬廣太氏の作品が展示されていると
思っていましたが、あれ? この彫刻、天野裕夫さんじゃない?
《天壇蛙》2012年 石・ブロンズ H113cm
ってキャプションはついていましたが、作家名はなくて‥‥
《兎王(うおう)》2015年 陶・ブロンズ H153cm
受付で入館料200円を払うと、こちらのチラシ(?)をもらいました。
「第30回瑞浪市市之瀬廣太記念美術館企画展
天野裕夫 彫刻の世界」
やっぱり天野裕夫さんの彫刻だったんだ。そして、
このチラシ、昨年秋に行きそびれて
すごく残念だった展覧会だ!!
(チラシ裏面)
チラシ中面には、彫刻の写真がたくさん載ってて素敵だし、
作品のキャプションに天野裕夫さんの説明がついていて興味深い。
(クリックで拡大します)
え?! まだやってるんですか?? って聞くと、
企画展の時の作品が委託で置いてあるのだそう。
その時は展示室1と2全てが天野裕夫さんの作品の展示だったけど、
(企画展の作品リストには49点ありました。
チラシに写真が載っていても、展示されていない作品もありました)
今は展示室1が天野裕夫、展示室2は市之瀬廣太の作品が展示してあると。
天野裕夫さんの彫刻が見れてラッキー!!って思ったら、
さらに嬉しいことに展示室の入口に「撮影可」と!!!!
企画展の時は撮影不可だったそうなんですが、
(展示室の案内プレートにはまだ撮影不可マークがありました)
撮影可になったようです。
もちろん、私がこんな幸運を逃すハズはありません!!
展示室1の入口に置かれているのは
《手工神》2009年 FRP H102cm
職人の神様を造ってほしいとの依頼に応え、悟空がお釈迦様の掌の中で‥‥との故事もヒントに、造った。(チラシ中面より)
展示室1
中央が、《護鬼佛理天(ごきぶりてん)》2000年 FRP H165cm
西暦2000年に奈良のお寺に奉納されたゴキブリの供養塔。3億年前にこの地球上に現れたゴキブリと新参者の人類との葛藤を表現、奇界遺産!!
《象豚猪(ぞうとんちょ)》2016年 陶・ブロンズ・ガラス W180cm
198頭の象を乗せた超巨大なイノシシ。体が大きく見た目も怖いがとても優しい。当初の命名は「象と猪」で計199頭、豚を加えてジャスト200t。
えー?!! 198頭もの象がいるの? この文を読むまで気がつかなかったなぁ。
《二律背反都市》2009年 陶・ガラス W132cm
一つの胴体に二つの頭を持つ三日月型の像、相反する考え方を持った二つの都市が、危ういようでも成り立っているこの世界を示す。
後ろの作品が《対艦巨砲主義》2007年 陶・ブロンズ・ガラス W165cm
こんな言葉もありました。子どもの頃からの夢だった戦艦大和を一度は自分の作品として作ってみたかった。
《七ツ目大黒象》2008年 陶・ブロンズ・ガラス W136cm
ほとんど顔だけ、全体が象の顔です。俵の上で大きな袋を背負う大黒様のフォルムを借りた。
《双対性曲煮都市》2006年 陶・ブロンズ W99cm
《背美鯨》2013年 陶・ブロンズ W90cm
天野裕夫の彫刻をこんなに見ることができて(撮影もできて)大満足です!!
天野裕夫さんは、岐阜県美術館で2003年に
「クロスアート展」として、坂倉新平と天野裕夫が紹介されていたのを
見て、すっかりファン(?)になったんですよね。
↓そのあたりのことを含めて、岐阜県美術館の所蔵作品のことを書いてます。
岐阜県美術館「彫刻のさんぽ道」(所蔵品展)その1
http://shizukozb.blog.so-net.ne.jp/2014-05-19
そして、たまたま行ったJR名古屋タカシマヤ美術画廊でやっていた
天野裕夫展のことを書いてます↓
JR名古屋タカシマヤ美術画廊の天野裕夫展
http://shizukozb.blog.so-net.ne.jp/2014-09-15
第2展示室には美術館の名称どおり市之瀬廣太の彫刻が展示されていました。
市之瀬廣太記念美術館:
http://www.city.mizunami.lg.jp/docs/2014092922636/
周囲にある瑞浪市化石博物館などにも入りました。
市之瀬廣太記念美術館もそのうちの一つです。
市之瀬廣太記念美術館って言うからには、
瑞浪市出身の彫刻家・故市之瀬廣太氏の作品が展示されていると
思っていましたが、あれ? この彫刻、天野裕夫さんじゃない?
《天壇蛙》2012年 石・ブロンズ H113cm
ってキャプションはついていましたが、作家名はなくて‥‥
《兎王(うおう)》2015年 陶・ブロンズ H153cm
受付で入館料200円を払うと、こちらのチラシ(?)をもらいました。
「第30回瑞浪市市之瀬廣太記念美術館企画展
天野裕夫 彫刻の世界」
やっぱり天野裕夫さんの彫刻だったんだ。そして、
このチラシ、昨年秋に行きそびれて
すごく残念だった展覧会だ!!
(チラシ裏面)
チラシ中面には、彫刻の写真がたくさん載ってて素敵だし、
作品のキャプションに天野裕夫さんの説明がついていて興味深い。
(クリックで拡大します)
え?! まだやってるんですか?? って聞くと、
企画展の時の作品が委託で置いてあるのだそう。
その時は展示室1と2全てが天野裕夫さんの作品の展示だったけど、
(企画展の作品リストには49点ありました。
チラシに写真が載っていても、展示されていない作品もありました)
今は展示室1が天野裕夫、展示室2は市之瀬廣太の作品が展示してあると。
天野裕夫さんの彫刻が見れてラッキー!!って思ったら、
さらに嬉しいことに展示室の入口に「撮影可」と!!!!
企画展の時は撮影不可だったそうなんですが、
(展示室の案内プレートにはまだ撮影不可マークがありました)
撮影可になったようです。
もちろん、私がこんな幸運を逃すハズはありません!!
展示室1の入口に置かれているのは
《手工神》2009年 FRP H102cm
職人の神様を造ってほしいとの依頼に応え、悟空がお釈迦様の掌の中で‥‥との故事もヒントに、造った。(チラシ中面より)
展示室1
中央が、《護鬼佛理天(ごきぶりてん)》2000年 FRP H165cm
西暦2000年に奈良のお寺に奉納されたゴキブリの供養塔。3億年前にこの地球上に現れたゴキブリと新参者の人類との葛藤を表現、奇界遺産!!
《象豚猪(ぞうとんちょ)》2016年 陶・ブロンズ・ガラス W180cm
198頭の象を乗せた超巨大なイノシシ。体が大きく見た目も怖いがとても優しい。当初の命名は「象と猪」で計199頭、豚を加えてジャスト200t。
えー?!! 198頭もの象がいるの? この文を読むまで気がつかなかったなぁ。
《二律背反都市》2009年 陶・ガラス W132cm
一つの胴体に二つの頭を持つ三日月型の像、相反する考え方を持った二つの都市が、危ういようでも成り立っているこの世界を示す。
後ろの作品が《対艦巨砲主義》2007年 陶・ブロンズ・ガラス W165cm
こんな言葉もありました。子どもの頃からの夢だった戦艦大和を一度は自分の作品として作ってみたかった。
《七ツ目大黒象》2008年 陶・ブロンズ・ガラス W136cm
ほとんど顔だけ、全体が象の顔です。俵の上で大きな袋を背負う大黒様のフォルムを借りた。
《双対性曲煮都市》2006年 陶・ブロンズ W99cm
《背美鯨》2013年 陶・ブロンズ W90cm
天野裕夫の彫刻をこんなに見ることができて(撮影もできて)大満足です!!
天野裕夫さんは、岐阜県美術館で2003年に
「クロスアート展」として、坂倉新平と天野裕夫が紹介されていたのを
見て、すっかりファン(?)になったんですよね。
↓そのあたりのことを含めて、岐阜県美術館の所蔵作品のことを書いてます。
岐阜県美術館「彫刻のさんぽ道」(所蔵品展)その1
http://shizukozb.blog.so-net.ne.jp/2014-05-19
そして、たまたま行ったJR名古屋タカシマヤ美術画廊でやっていた
天野裕夫展のことを書いてます↓
JR名古屋タカシマヤ美術画廊の天野裕夫展
http://shizukozb.blog.so-net.ne.jp/2014-09-15
第2展示室には美術館の名称どおり市之瀬廣太の彫刻が展示されていました。
市之瀬廣太記念美術館:
http://www.city.mizunami.lg.jp/docs/2014092922636/
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