奈良同窓会旅行(4) 金峯山寺蔵王堂秘仏ご開帳夜間拝観 [旅行]
11月17日(土)~19日(月)、大学の同級生たちと奈良を旅行しました。
18日(日)、奈良・橿原の江戸期の町並みが残る今井町を
ボランティアガイドさんの案内で散策したことは前記事に
https://shizukozb.blog.so-net.ne.jp/2018-11-27
この日夜は、吉野の金峯山寺蔵王堂秘仏本尊特別ご開帳
宿泊者限定 夜間拝観を予定していました。
近鉄「八木西口」駅から「橿原神宮前」駅で乗換え、
終着駅「吉野」へ
駅前には土産物屋が並びます。
吉野山のロープウェイは現在運休しています。
徒歩ルートで、ロープウェイ吉野山駅まで約20分、
金峯山寺蔵王堂まで約35分って看板があって、
紅葉も良さそうでしたが、思い荷物もあって
軟弱な私たち(特に私)は、宿に迎えの車をお願いしました。
太鼓判 花夢花夢
http://www.taikoban-yoshino.com/
実は別の宿を予約していたんですが、
身内の不幸で泊めることができなくなったと、
急遽代わりの宿ってことで紹介してもらったんですね。
料金はそのままでいいのでってことで。
ちょっと金峯山寺蔵王堂からは離れていましたが、
拝観の送り迎えもしてもらえましたし、料理も豪華で、
この値段でいいの?ってカンジで、
私たちとしてはラッキーだったかも。
宿の部屋で少しくつろいだ後、まだ夕食まで時間あったので、
散歩に出てみました。
少し行った先の櫻本坊 仁王門の真っ赤な仁王様
天武天皇建立という櫻本坊では、天武天皇御神像を特別に
ご開帳しているということで、翌日拝観に行きました。
この坂、帰りはキツかったー
土産物店などが並んでいます。
柿の葉寿司のお店
修験者の法衣、法具などが売られています。
ほら貝もありました。
ライトアップされて紅葉が鮮やか!
金峯山寺蔵王堂は青くライトアップされてました。
宿に戻って夕食。鴨鍋の肉の量がすごい!
たっぷり食べました。鴨肉、美味しいですね。
金峯山寺蔵王堂の夜間拝観は夜8時から。
待っている行列の人から、去年より寒くないねって声も
聞きましたが、カイロ貼っていって良かったです。
撮影禁止なので、写真はここまで。
ほら貝に先導されて入堂、ろうそくの明かりだけの堂内に
声明が響きわたる厳かな雰囲気の中、秘仏のご本尊
金剛蔵王権現像3体(重要文化財)が照らされます。
闇の中に浮かび上がる巨大な青い蔵王権現、
衣装の彩色も鮮やかで、とてもお美しい!!
安土桃山時代の像―天正18年(1590)の銘がある―だと、
堂内の売店で売られていたこちらの本で知りました。
法話で聞きましたが、蔵王権現は、役行者が金峯山で修行中に、
山上の岩が割れて現れた、日本独自の仏様だそう。
「権現」とは仏様の仮のお姿のことで、この3体の蔵王権現は、
中央が釈迦如来、向かって右側が千手観音、左側が弥勒菩薩で、
それぞれ過去、現在、未来を司っていらっしゃるのだとか。
(ちょっとうろ覚えのところあります)
法話の後では本尊の奥をぐるりと廻る通路に安置された
聖徳太子像や、廻船が描かれた巨大な絵馬なども見ることが
できました。
この秘仏本尊・蔵王権現のご開帳は、
金峯山寺の国宝仁王門大修理の勧進のために
2012年から10年間の一定期間のみ行われているそうで、
平成30年は11月3日(土・祝)~11月30日(金)
夜間拝観はその期間の中でもさらに日が限られ、宿泊者限定100名。
そんな稀少な機会に拝観できてとてもよかった!!
マキさんプランありがとう!!
そして夜間拝観者は、朝の勤行も拝観することができるんです。
翌朝は雨が降っていましたが、霧のかかった山の景色もいいですね。
勤行が終わって、蔵王堂から南朝妙法殿を望む
雨の朝の蔵王堂
宿へ戻って朝食 朝からしっかりいただきます。
9時頃にチェックアウト。荷物は電話してくれたら金峯山寺前まで
届けてあげるって言葉に甘えて預かってもらい
(駅への迎えに、夜間拝観・朝の勤行の送迎、お世話になりました!)
まずは近くの「櫻本坊(さくらもとぼう)」へ。
11月10日(土)~19日(月)つまりこの日まで、
天武天皇御神像特別ご開帳が行われていました(800円)
昨日見た真っ赤な仁王さんのいる仁王門をくぐり、
天武天皇御神像が安置されている本堂。
私たちは特別拝観の受付から大師堂や宝聚堂を通って拝観しました。
天武天皇御神像は、明治の廃仏毀釈で行方不明になった後、
写真(?)を基に造られたとか説明があり、新しい像でした。
本尊の19歳のお姿だという役行者神変大菩薩(重要文化財・鎌倉時代)
など、多くの仏像も見ることができました。
このしだれ桜が天武天皇が夢でご覧になった「夢見の桜」
ここの大講堂からの眺めが素晴らしかった!!
はしゃいでおりますー
まだこれから紅葉の木も。雨に濡れた風情がいいですね。
伝統的な民間胃腸薬「陀羅尼助丸」の藤井利三郎薬房
東南院の多宝塔
金峯山寺前まで、荷物を持ってきてもらいました。
傘をささなくてもあまり気にならないくらいの雨でした。
雨にけぶる山がいい雰囲気
真っ赤な紅葉
土産物店を裏(?)から見ると、急な坂に建てられていることがわかります。
金峯山寺横の紅葉がいちばん赤かった!
国宝の仁王門はもう修理の足場が組まれていました。
由緒ありそうなお菓子屋さん
銅の鳥居
黒門
ケーブル(ロープウェイ)吉野山駅
ロープウェイ再開のめどはたっていないそうで、ここから
ケーブル代行バスが近鉄吉野駅まで出ています。360円
バスの時間まで少しあったので、食事していこうってことで。
春には窓いっぱいに桜が見えるんでしょうね。
皆はおでん定食を注文しましたが、私は朝いっぱい食べて、
まだお腹空いてなかったので、
焼餅と抹茶のセットをいただきました。600円
代行バスで近鉄吉野駅へ行き、大阪阿部野橋行きの急行電車に
乗ることができました。車窓から吉野川が見えます。
1人は明日大阪で用事があるのでと、終点までこの電車で
行くことにして、私たち3人はもう一度ならまちを散策しようと、
橿原神宮前駅で降りました。
吉野山観光協会: http://www.yoshinoyama-sakura.jp/index.php
太鼓判 花夢花夢: http://www.taikoban-yoshino.com/
18日(日)、奈良・橿原の江戸期の町並みが残る今井町を
ボランティアガイドさんの案内で散策したことは前記事に
https://shizukozb.blog.so-net.ne.jp/2018-11-27
この日夜は、吉野の金峯山寺蔵王堂秘仏本尊特別ご開帳
宿泊者限定 夜間拝観を予定していました。
近鉄「八木西口」駅から「橿原神宮前」駅で乗換え、
終着駅「吉野」へ
駅前には土産物屋が並びます。
吉野山のロープウェイは現在運休しています。
徒歩ルートで、ロープウェイ吉野山駅まで約20分、
金峯山寺蔵王堂まで約35分って看板があって、
紅葉も良さそうでしたが、思い荷物もあって
軟弱な私たち(特に私)は、宿に迎えの車をお願いしました。
太鼓判 花夢花夢
http://www.taikoban-yoshino.com/
実は別の宿を予約していたんですが、
身内の不幸で泊めることができなくなったと、
急遽代わりの宿ってことで紹介してもらったんですね。
料金はそのままでいいのでってことで。
ちょっと金峯山寺蔵王堂からは離れていましたが、
拝観の送り迎えもしてもらえましたし、料理も豪華で、
この値段でいいの?ってカンジで、
私たちとしてはラッキーだったかも。
宿の部屋で少しくつろいだ後、まだ夕食まで時間あったので、
散歩に出てみました。
少し行った先の櫻本坊 仁王門の真っ赤な仁王様
天武天皇建立という櫻本坊では、天武天皇御神像を特別に
ご開帳しているということで、翌日拝観に行きました。
この坂、帰りはキツかったー
土産物店などが並んでいます。
柿の葉寿司のお店
修験者の法衣、法具などが売られています。
ほら貝もありました。
ライトアップされて紅葉が鮮やか!
金峯山寺蔵王堂は青くライトアップされてました。
宿に戻って夕食。鴨鍋の肉の量がすごい!
たっぷり食べました。鴨肉、美味しいですね。
金峯山寺蔵王堂の夜間拝観は夜8時から。
待っている行列の人から、去年より寒くないねって声も
聞きましたが、カイロ貼っていって良かったです。
撮影禁止なので、写真はここまで。
ほら貝に先導されて入堂、ろうそくの明かりだけの堂内に
声明が響きわたる厳かな雰囲気の中、秘仏のご本尊
金剛蔵王権現像3体(重要文化財)が照らされます。
闇の中に浮かび上がる巨大な青い蔵王権現、
衣装の彩色も鮮やかで、とてもお美しい!!
安土桃山時代の像―天正18年(1590)の銘がある―だと、
堂内の売店で売られていたこちらの本で知りました。
法話で聞きましたが、蔵王権現は、役行者が金峯山で修行中に、
山上の岩が割れて現れた、日本独自の仏様だそう。
「権現」とは仏様の仮のお姿のことで、この3体の蔵王権現は、
中央が釈迦如来、向かって右側が千手観音、左側が弥勒菩薩で、
それぞれ過去、現在、未来を司っていらっしゃるのだとか。
(ちょっとうろ覚えのところあります)
法話の後では本尊の奥をぐるりと廻る通路に安置された
聖徳太子像や、廻船が描かれた巨大な絵馬なども見ることが
できました。
この秘仏本尊・蔵王権現のご開帳は、
金峯山寺の国宝仁王門大修理の勧進のために
2012年から10年間の一定期間のみ行われているそうで、
平成30年は11月3日(土・祝)~11月30日(金)
夜間拝観はその期間の中でもさらに日が限られ、宿泊者限定100名。
そんな稀少な機会に拝観できてとてもよかった!!
マキさんプランありがとう!!
そして夜間拝観者は、朝の勤行も拝観することができるんです。
翌朝は雨が降っていましたが、霧のかかった山の景色もいいですね。
勤行が終わって、蔵王堂から南朝妙法殿を望む
雨の朝の蔵王堂
宿へ戻って朝食 朝からしっかりいただきます。
9時頃にチェックアウト。荷物は電話してくれたら金峯山寺前まで
届けてあげるって言葉に甘えて預かってもらい
(駅への迎えに、夜間拝観・朝の勤行の送迎、お世話になりました!)
まずは近くの「櫻本坊(さくらもとぼう)」へ。
11月10日(土)~19日(月)つまりこの日まで、
天武天皇御神像特別ご開帳が行われていました(800円)
昨日見た真っ赤な仁王さんのいる仁王門をくぐり、
天武天皇御神像が安置されている本堂。
私たちは特別拝観の受付から大師堂や宝聚堂を通って拝観しました。
天武天皇御神像は、明治の廃仏毀釈で行方不明になった後、
写真(?)を基に造られたとか説明があり、新しい像でした。
本尊の19歳のお姿だという役行者神変大菩薩(重要文化財・鎌倉時代)
など、多くの仏像も見ることができました。
このしだれ桜が天武天皇が夢でご覧になった「夢見の桜」
ここの大講堂からの眺めが素晴らしかった!!
はしゃいでおりますー
まだこれから紅葉の木も。雨に濡れた風情がいいですね。
伝統的な民間胃腸薬「陀羅尼助丸」の藤井利三郎薬房
東南院の多宝塔
金峯山寺前まで、荷物を持ってきてもらいました。
傘をささなくてもあまり気にならないくらいの雨でした。
雨にけぶる山がいい雰囲気
真っ赤な紅葉
土産物店を裏(?)から見ると、急な坂に建てられていることがわかります。
金峯山寺横の紅葉がいちばん赤かった!
国宝の仁王門はもう修理の足場が組まれていました。
由緒ありそうなお菓子屋さん
銅の鳥居
黒門
ケーブル(ロープウェイ)吉野山駅
ロープウェイ再開のめどはたっていないそうで、ここから
ケーブル代行バスが近鉄吉野駅まで出ています。360円
バスの時間まで少しあったので、食事していこうってことで。
春には窓いっぱいに桜が見えるんでしょうね。
皆はおでん定食を注文しましたが、私は朝いっぱい食べて、
まだお腹空いてなかったので、
焼餅と抹茶のセットをいただきました。600円
代行バスで近鉄吉野駅へ行き、大阪阿部野橋行きの急行電車に
乗ることができました。車窓から吉野川が見えます。
1人は明日大阪で用事があるのでと、終点までこの電車で
行くことにして、私たち3人はもう一度ならまちを散策しようと、
橿原神宮前駅で降りました。
吉野山観光協会: http://www.yoshinoyama-sakura.jp/index.php
太鼓判 花夢花夢: http://www.taikoban-yoshino.com/
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