メディアコスモス新春美術館2020「色即是芸」 [美術]
2月11日(火・祝)、「みんなの森 ぎふメディアコスモス」へ行きました。
1階の「みんなのギャラリー」で
メディアコスモス新春美術館2020~色即是芸~ が開催中
「ぎふの画廊めぐり」を開催している
「タウンミュージアムぎふ」の6つの画廊がセレクトした
5名の作家による作品、および、
岐阜ゆかりの物故日本画家たちの作品が展示されています。
笹木敦子(フェルト)/アートギャラリー水無月
鈴木 都[すずき しゅう](陶芸)/画廊文錦堂
傍島幹司(洋画)/柳ケ瀬画廊
寺倉京古[てらくら みやこ](陶芸)/田口美術
向井大祐[祐の字は[示右](日本画)/長江洞画廊
岐阜の物故日本画家たち/後藤紙店
入場無料で、立派なパンフレットももらえて、
一部を除いて写真撮影可、SNSへの投稿可! って太っ腹な展覧会!
入口のすぐ横からは、後藤紙店による岐阜の物故日本画家たちの絵が
川合玉堂、前田青邨、守屋多々志‥‥
そうそうたる大家の絵が並んでいます(このコーナーのみ撮影禁止)
岐阜県美術館などで見る絵より小品で、ちょっと力が抜けた感じなのが、
またいいカンジだったり。パンフレットに載っている
守屋多々志《紙漉》は、樹皮に描いてあるのも面白い。
そして反対側の壁には、長江洞画廊による向井大祐さんの日本画が
1988年生まれの若い作家さん
素朴に咲くハルジオン(?)を描いた絵が1点ありましたが、《貧而楽道》2019
その他は、冬の桜を描いた絵。
無数の枝が繊細に描かれ、儚げに咲く桜の花が写実的に描かれていて
とても素敵!! 満開の桜でないところが、日本のワビサビの美意識ってカンジ。
複雑に絡まり合う桜の枝が力強く美しい!
大作が並んでいて迫力です。
ちょうど会場に作家の向井さんもいらして、お話を聞くことができました。
メディコスから徒歩8分ほどの長江洞画廊でも個展をやっている
とのことで、後で行ってみました。
向井大祐個展「線―律」
こちらは小品だけど、冬の桜だけでなく、椿や蔦を描いた作品、
欲しい!って(もちろん買えるわけではないけど)見たのは、
既に結構売れてました!
次の展示室への通路には、2月16日(日)に開催される
高橋ユタカ氏を講師に招いた「猫のモビールをつくろう!」という
ワークショップの準備で作られたモビールが飾られていました。
次の展示室は、田口美術による寺倉京古さんの展示
《まほらま》2017
桃(?)から覗く赤ちゃんの顔の柔らかさ、かわいい!!
右側のお尻が覗いているのも、触ってみたくなる
肉感的なところ?がいいなー。
こっちの作品も、表面のツヤツヤした質感がカワイイ。
1994年生まれの若い作家さんなんですね。
柳ヶ瀬画廊による傍島幹司さんの作品
傍島幹司さんの作品は、岐阜県美術館でも見たことがあります。
今岐阜県美術館でやってる「カラー・マジック」展の
チラシ表面に使われているのも傍島さんの作品の一部ですね。
(前記事「円空大賞展」でコレクション展の「カラー・マジック」展に
ついても少し書いてます)
https://shizukozb.blog.ss-blog.jp/2020-02-20
まぁ、私にはよくわからないなーみたいなカンジで見てたんですけど。
左から3番目の絵《ポントルモの聖ヒエロニムスの懺悔から》2019 は
「マニエリスムの代表的な画家ヤコポ・ダ・ポントルモ(1494-1557)による
《聖ヒエロニムスの懺悔》をもとに描かれた作品」なんだそう
(もらったパンフレットより)
デッサンやスケッチも展示されていました。
いろんな作品を描いていらっしゃるんですね。
画廊 文錦堂による鈴木都さんの展示
すごくスタンダード(?)な陶芸作品ってカンジなんですけど
鈴木都さん、1984年東京生まれの方で、小学生時代から
陶芸を志すようになって、現在は土岐で窯を構えていらっしゃるそう。
そして、アートギャラリー水無月による
笹木敦子さんのインスタレーション
わー!! この空間とても素敵です。インスタ映えww!!
フェルトで作られているそう。
どこか海の生き物を思わせるような形がユーモラスでもあります。
今回で5回目となる「メディアコスモス新春美術館」ですが、
なんと今回が〈最終回〉なんだそう。とても残念です。
昨年のことはこちら:
メディアコスモス新春美術館2019「色即是芸」
https://shizukozb.blog.ss-blog.jp/2019-02-16
2017年と2018年の新春美術館のことも少し書いてます。
第1回目の2016年のことはこちら:
ぎふメディアコスモス「色即是芸」展
https://shizukozb.blog.ss-blog.jp/2016-02-03
この展覧会を通じて、私は、岐阜にこんなに画廊があったんだ!って
驚いたんですが(岐阜は人口の割に画廊が多いんだとか)
まぁ、私は画廊の売り上げには貢献できそうにないですが、
地元のアート、作家さんのために、画廊の方、頑張ってください!
みんなの森 ぎふメディアコスモス: https://g-mediacosmos.jp/
1階の「みんなのギャラリー」で
メディアコスモス新春美術館2020~色即是芸~ が開催中
「ぎふの画廊めぐり」を開催している
「タウンミュージアムぎふ」の6つの画廊がセレクトした
5名の作家による作品、および、
岐阜ゆかりの物故日本画家たちの作品が展示されています。
笹木敦子(フェルト)/アートギャラリー水無月
鈴木 都[すずき しゅう](陶芸)/画廊文錦堂
傍島幹司(洋画)/柳ケ瀬画廊
寺倉京古[てらくら みやこ](陶芸)/田口美術
向井大祐[祐の字は[示右](日本画)/長江洞画廊
岐阜の物故日本画家たち/後藤紙店
入場無料で、立派なパンフレットももらえて、
一部を除いて写真撮影可、SNSへの投稿可! って太っ腹な展覧会!
入口のすぐ横からは、後藤紙店による岐阜の物故日本画家たちの絵が
川合玉堂、前田青邨、守屋多々志‥‥
そうそうたる大家の絵が並んでいます(このコーナーのみ撮影禁止)
岐阜県美術館などで見る絵より小品で、ちょっと力が抜けた感じなのが、
またいいカンジだったり。パンフレットに載っている
守屋多々志《紙漉》は、樹皮に描いてあるのも面白い。
そして反対側の壁には、長江洞画廊による向井大祐さんの日本画が
1988年生まれの若い作家さん
素朴に咲くハルジオン(?)を描いた絵が1点ありましたが、《貧而楽道》2019
その他は、冬の桜を描いた絵。
無数の枝が繊細に描かれ、儚げに咲く桜の花が写実的に描かれていて
とても素敵!! 満開の桜でないところが、日本のワビサビの美意識ってカンジ。
複雑に絡まり合う桜の枝が力強く美しい!
大作が並んでいて迫力です。
ちょうど会場に作家の向井さんもいらして、お話を聞くことができました。
メディコスから徒歩8分ほどの長江洞画廊でも個展をやっている
とのことで、後で行ってみました。
向井大祐個展「線―律」
こちらは小品だけど、冬の桜だけでなく、椿や蔦を描いた作品、
欲しい!って(もちろん買えるわけではないけど)見たのは、
既に結構売れてました!
次の展示室への通路には、2月16日(日)に開催される
高橋ユタカ氏を講師に招いた「猫のモビールをつくろう!」という
ワークショップの準備で作られたモビールが飾られていました。
次の展示室は、田口美術による寺倉京古さんの展示
《まほらま》2017
桃(?)から覗く赤ちゃんの顔の柔らかさ、かわいい!!
右側のお尻が覗いているのも、触ってみたくなる
肉感的なところ?がいいなー。
こっちの作品も、表面のツヤツヤした質感がカワイイ。
1994年生まれの若い作家さんなんですね。
柳ヶ瀬画廊による傍島幹司さんの作品
傍島幹司さんの作品は、岐阜県美術館でも見たことがあります。
今岐阜県美術館でやってる「カラー・マジック」展の
チラシ表面に使われているのも傍島さんの作品の一部ですね。
(前記事「円空大賞展」でコレクション展の「カラー・マジック」展に
ついても少し書いてます)
https://shizukozb.blog.ss-blog.jp/2020-02-20
まぁ、私にはよくわからないなーみたいなカンジで見てたんですけど。
左から3番目の絵《ポントルモの聖ヒエロニムスの懺悔から》2019 は
「マニエリスムの代表的な画家ヤコポ・ダ・ポントルモ(1494-1557)による
《聖ヒエロニムスの懺悔》をもとに描かれた作品」なんだそう
(もらったパンフレットより)
デッサンやスケッチも展示されていました。
いろんな作品を描いていらっしゃるんですね。
画廊 文錦堂による鈴木都さんの展示
すごくスタンダード(?)な陶芸作品ってカンジなんですけど
鈴木都さん、1984年東京生まれの方で、小学生時代から
陶芸を志すようになって、現在は土岐で窯を構えていらっしゃるそう。
そして、アートギャラリー水無月による
笹木敦子さんのインスタレーション
わー!! この空間とても素敵です。インスタ映えww!!
フェルトで作られているそう。
どこか海の生き物を思わせるような形がユーモラスでもあります。
今回で5回目となる「メディアコスモス新春美術館」ですが、
なんと今回が〈最終回〉なんだそう。とても残念です。
昨年のことはこちら:
メディアコスモス新春美術館2019「色即是芸」
https://shizukozb.blog.ss-blog.jp/2019-02-16
2017年と2018年の新春美術館のことも少し書いてます。
第1回目の2016年のことはこちら:
ぎふメディアコスモス「色即是芸」展
https://shizukozb.blog.ss-blog.jp/2016-02-03
この展覧会を通じて、私は、岐阜にこんなに画廊があったんだ!って
驚いたんですが(岐阜は人口の割に画廊が多いんだとか)
まぁ、私は画廊の売り上げには貢献できそうにないですが、
地元のアート、作家さんのために、画廊の方、頑張ってください!
みんなの森 ぎふメディアコスモス: https://g-mediacosmos.jp/
コメント 0