愛知県美術館「古代エジプト展」 [美術]
10月29日(木)、愛知県美術館へ行きました。
「古代エジプト展」をやっています。
古代エジプト展公式サイト: https://leidenegypt.jp/
新型コロナウィルスのため、「大浮世絵展」が
4月3日(金)に開幕して、わずか3日間、4月5日(日)までで
臨時休館となり、結局再開できずに、
そのまま閉幕となってしまいました。
私は4月5日(日)に見に行けたのでラッキーでしたが、
愛知県美術館「大浮世絵展」
https://shizukozb.blog.ss-blog.jp/2020-04-18
あれだけの展示がわずか3日で!
なんともモッタイナイというか、関係者の方々の
落胆はいかばかりかと‥‥
そして、6月25日(木)~9月6日(日)の予定だった
「ジブリの大博覧会」は開催が延期されて‥‥
ということで、久々の愛知県美術館の企画展
コロナ対策のため、これからチケットを買う人は、
平日限定券 一般1,400円・高大生800円 か、
土日祝は日時指定券 一般1,500円・高大生900円
があります。
(チラシ裏面)
チケットについて、詳しくはこちら: https://static.chunichi.co.jp/chunichi/pages/event/leidenegypt_aichi/ticket.html
でも私は、愛知県美術館友の会会員なので、平日・土日祝に
かかわらず、都合の良い日時に会員証提示で入場できるとのこと。
パートが休みだった平日に行ったんですが、
結構混んでました。日時指定の日曜の方が意外と良かった??
実は私がこの展覧会イマイチ興味が持てなかったので
‥‥考古学的なものがそれほど好きではない
(スミマセン知識が足りないせいです(^^;)
おみそれしてました(@o@;)
そっか! いつもとちょっと鑑賞者が違う?
平日にもかかわらず、子ども連れの家族も結構いました。
久々の愛知県美術館!
友の会の有効期限が7か月間(!)延長されるってことで、
2020年8月までだった有効期限が2021年3月までになりました。
(「大浮世絵展」の前の「コートールド美術館展」も、2週間の
会期を残して3月1日(日)で閉幕になっちゃいましたからね‥‥)
ピラミッドやスフィンクスなどの謎の建造物、絵のような文字ヒエログリフ、 そして死者の生前の姿を留めんとするミイラ‥‥ 飽かず私たちの好奇心を刺激する古代エジプト文明を、かつてない切り口で解き明かす展覧会を開催します。(チラシ中面の文章より)
最初に展示してあったのがロゼッタストーン(レプリカ)
おぉ! これが古代エジプトの文字(ヒエログリフ)を解読する
手がかりとなったんですね。
絵のような不思議な文字ヒエログリフ
古代エジプト文明の高さには驚くばかりです。
様式化された絵(人物か全て横向き!)と組み合わさった
緻密な絵や装飾が魅力!
そしてミイラ! 私が今回の展覧会、友の会で見られるのでなかったら、
多分来なかっただろうってのは、ミイラってのがちょっと‥‥
死体なんですよね? 永遠の生を得る(と信じていた)ためとは言え、
死体から内臓を取り出して防腐処理するなんて、
なんだか気味悪いなぁ‥‥なんて。
古代エジプトのミイラは、ずいぶん前に、名古屋ボストン美術館で
見た記憶があるんですが、薄暗くてなんか怖かった‥‥。
今回の展示では、ミイラ棺を立てた状態で展示してあって、
ずらりと立ち並ぶ展示室は迫力です。
棺に描かれた装飾などがよくわかります。
死者の生前の職業や、供養のための文章も書かれているそう。
棺の色や雰囲気もそれぞれ違うのもわかります。
黄色は太陽を意味し、黒は死と復活を意味するなど、
色にもそれぞれ意味があるとか。
しかし、3千年くらい(?)前のものなのに、色が鮮やかに残ってるんですね!
ミイラ棺の立体展示は、所蔵先の
オランダ・ライデン国立古代博物館の常設展示にならったものだそう。
ライデン国立古代博物館は、ヨーロッパの5大エジプト・コレクションの
ひとつとされているそうで、今日にいたるまで60年以上にわたり
エジプトでの発掘調査を行っているそう。
そして、ミイラのCTスキャンの研究結果が世界初公開されています。
「 ミイラの内側を調べるには、 これまで、 ミイラに巻かれた布をほどく必要がありました。 ただし、 研究目的とはいえ、 それはミイラの形を変えてしまうことになります。
しかし、 ライデン国立古代博物館は早い時期からミイラを布に包まれた状態のまま保存することを決めます。 そして、 布をほどかず、1950年代よりX線による調査を始めます。さらに、 1990年代には世界で初めてCTスキャンを用いた調査を実施しました。」
愛知県美術館友の会 会報 第49号「空中回廊」より
https://apmoa-tomo.com/kaiho/kaiho49.pdf
死亡時の年齢や死亡原因の推定や、
お腹に土製のお守り(?)のようなものが収められていたとか、
生前の顔を復元したのもありました。
(このあたり、私にはうーん‥‥ってカンジもあるんですけど、
最新技術を使った興味深い研究で、熱心に見てる人たちも多かったです。)
ミイラをはじめ、貴重な古代エジプト文明のコレクションが見られる機会
コロナで企画展の中止が続いた愛知県美術館にとっても久しぶりなんですが、
この「古代エジプト展」本来はこんな日程だったそう。
・福岡展 2020年4月25日(土)~6月21日(日) 九州国立博物館
・札幌展 2020年7月4日(土)~9月6日(日) 北海道立近代美術館
・愛知展 2020年9月19日(土)~12月6日(日) 愛知県美術館
・静岡展 2020年12月19日(土)~2021年3月31日(日) 静岡市美術館
・東京展 2021年4月16日(金)~6月27日(日) Bunkamuraザ・ミュージアム
・仙台展 2021年7月9日(金)~9月5日(日) 仙台市博物館
・山口展 2021年9月18日(土)~11月7日(日) 山口県立美術館
・兵庫展 2021年11月下旬~2022年2月下旬 兵庫県立美術館
それが、コロナのため福岡展と札幌展が開催中止となってしまい、
愛知県美術館での開催が最初となりました。
コロナ禍の困難を乗り越えて、はるか昔の古代エジプト文明の貴重な品が
見られる展覧会です。
古代エジプト展公式サイト: https://leidenegypt.jp/
愛知展公式サイト:https://static.chunichi.co.jp/chunichi/pages/event/leidenegypt_aichi/
愛知県美術館: https://www-art.aac.pref.aichi.jp/
----
そして展覧会後の楽しみグッズコーナー!
「リラックマ」や「すみっコぐらし」とコラボしたものや、
古代エジプトの神様をモチーフにした落雁(!)とかもあって楽しい。
で、私はこれを選んじゃいました(^▽^)
「王家の紋章」とのコラボファイル! 550円(税込)
「古代エジプト展」のチラシを入れてみました。
‥‥いえ、実は私「王家の紋章」ちゃんと読んだことなかったんですけど、
クリアファイルも買ったことだし、とブログ書くにあたって、
細川智栄子あんど芙~みん『王家の紋章』
ネット(Renta!)でポチっとして読み始めちゃいまして(^^;>
なんとも懐かしい少女マンガの絵に今更ですがハマりそうです(笑)
(コロナで外出を自粛していた間に、ついネットでポチることを覚えまして‥‥
手軽なのと、最近老眼が進んで、単行本でさえ読みにくい身には、
パソコンの大画面が嬉しいです。置き場に困ることもないですしね)
ついでにこちらも、48時間レンタル100ポイントにひかれて読んだんですが、
里中満智子『アトンの娘』
ツタンカーメン王の妻となるアンケセナーメンの物語
さすが里中満智子先生、古代エジプトでは、
王の長女は兄弟と結婚して、次の王と王妃になることが多いとか、
親子での結婚もあったとか、エジプトの宗教観なども
わかって興味深かった。神とは、宗教とは‥‥って考えさせられました。
200ポイント追加して無期限レンタルにアップグレードしちゃいました。
「古代エジプト展」をやっています。
古代エジプト展公式サイト: https://leidenegypt.jp/
新型コロナウィルスのため、「大浮世絵展」が
4月3日(金)に開幕して、わずか3日間、4月5日(日)までで
臨時休館となり、結局再開できずに、
そのまま閉幕となってしまいました。
私は4月5日(日)に見に行けたのでラッキーでしたが、
愛知県美術館「大浮世絵展」
https://shizukozb.blog.ss-blog.jp/2020-04-18
あれだけの展示がわずか3日で!
なんともモッタイナイというか、関係者の方々の
落胆はいかばかりかと‥‥
そして、6月25日(木)~9月6日(日)の予定だった
「ジブリの大博覧会」は開催が延期されて‥‥
ということで、久々の愛知県美術館の企画展
コロナ対策のため、これからチケットを買う人は、
平日限定券 一般1,400円・高大生800円 か、
土日祝は日時指定券 一般1,500円・高大生900円
があります。
(チラシ裏面)
チケットについて、詳しくはこちら: https://static.chunichi.co.jp/chunichi/pages/event/leidenegypt_aichi/ticket.html
でも私は、愛知県美術館友の会会員なので、平日・土日祝に
かかわらず、都合の良い日時に会員証提示で入場できるとのこと。
パートが休みだった平日に行ったんですが、
結構混んでました。日時指定の日曜の方が意外と良かった??
実は私がこの展覧会イマイチ興味が持てなかったので
‥‥考古学的なものがそれほど好きではない
(スミマセン知識が足りないせいです(^^;)
おみそれしてました(@o@;)
そっか! いつもとちょっと鑑賞者が違う?
平日にもかかわらず、子ども連れの家族も結構いました。
久々の愛知県美術館!
友の会の有効期限が7か月間(!)延長されるってことで、
2020年8月までだった有効期限が2021年3月までになりました。
(「大浮世絵展」の前の「コートールド美術館展」も、2週間の
会期を残して3月1日(日)で閉幕になっちゃいましたからね‥‥)
ピラミッドやスフィンクスなどの謎の建造物、絵のような文字ヒエログリフ、 そして死者の生前の姿を留めんとするミイラ‥‥ 飽かず私たちの好奇心を刺激する古代エジプト文明を、かつてない切り口で解き明かす展覧会を開催します。(チラシ中面の文章より)
最初に展示してあったのがロゼッタストーン(レプリカ)
おぉ! これが古代エジプトの文字(ヒエログリフ)を解読する
手がかりとなったんですね。
絵のような不思議な文字ヒエログリフ
古代エジプト文明の高さには驚くばかりです。
様式化された絵(人物か全て横向き!)と組み合わさった
緻密な絵や装飾が魅力!
そしてミイラ! 私が今回の展覧会、友の会で見られるのでなかったら、
多分来なかっただろうってのは、ミイラってのがちょっと‥‥
死体なんですよね? 永遠の生を得る(と信じていた)ためとは言え、
死体から内臓を取り出して防腐処理するなんて、
なんだか気味悪いなぁ‥‥なんて。
古代エジプトのミイラは、ずいぶん前に、名古屋ボストン美術館で
見た記憶があるんですが、薄暗くてなんか怖かった‥‥。
今回の展示では、ミイラ棺を立てた状態で展示してあって、
ずらりと立ち並ぶ展示室は迫力です。
棺に描かれた装飾などがよくわかります。
死者の生前の職業や、供養のための文章も書かれているそう。
棺の色や雰囲気もそれぞれ違うのもわかります。
黄色は太陽を意味し、黒は死と復活を意味するなど、
色にもそれぞれ意味があるとか。
しかし、3千年くらい(?)前のものなのに、色が鮮やかに残ってるんですね!
ミイラ棺の立体展示は、所蔵先の
オランダ・ライデン国立古代博物館の常設展示にならったものだそう。
ライデン国立古代博物館は、ヨーロッパの5大エジプト・コレクションの
ひとつとされているそうで、今日にいたるまで60年以上にわたり
エジプトでの発掘調査を行っているそう。
そして、ミイラのCTスキャンの研究結果が世界初公開されています。
「 ミイラの内側を調べるには、 これまで、 ミイラに巻かれた布をほどく必要がありました。 ただし、 研究目的とはいえ、 それはミイラの形を変えてしまうことになります。
しかし、 ライデン国立古代博物館は早い時期からミイラを布に包まれた状態のまま保存することを決めます。 そして、 布をほどかず、1950年代よりX線による調査を始めます。さらに、 1990年代には世界で初めてCTスキャンを用いた調査を実施しました。」
愛知県美術館友の会 会報 第49号「空中回廊」より
https://apmoa-tomo.com/kaiho/kaiho49.pdf
死亡時の年齢や死亡原因の推定や、
お腹に土製のお守り(?)のようなものが収められていたとか、
生前の顔を復元したのもありました。
(このあたり、私にはうーん‥‥ってカンジもあるんですけど、
最新技術を使った興味深い研究で、熱心に見てる人たちも多かったです。)
ミイラをはじめ、貴重な古代エジプト文明のコレクションが見られる機会
コロナで企画展の中止が続いた愛知県美術館にとっても久しぶりなんですが、
この「古代エジプト展」本来はこんな日程だったそう。
・福岡展 2020年4月25日(土)~6月21日(日) 九州国立博物館
・札幌展 2020年7月4日(土)~9月6日(日) 北海道立近代美術館
・愛知展 2020年9月19日(土)~12月6日(日) 愛知県美術館
・静岡展 2020年12月19日(土)~2021年3月31日(日) 静岡市美術館
・東京展 2021年4月16日(金)~6月27日(日) Bunkamuraザ・ミュージアム
・仙台展 2021年7月9日(金)~9月5日(日) 仙台市博物館
・山口展 2021年9月18日(土)~11月7日(日) 山口県立美術館
・兵庫展 2021年11月下旬~2022年2月下旬 兵庫県立美術館
それが、コロナのため福岡展と札幌展が開催中止となってしまい、
愛知県美術館での開催が最初となりました。
コロナ禍の困難を乗り越えて、はるか昔の古代エジプト文明の貴重な品が
見られる展覧会です。
古代エジプト展公式サイト: https://leidenegypt.jp/
愛知展公式サイト:https://static.chunichi.co.jp/chunichi/pages/event/leidenegypt_aichi/
愛知県美術館: https://www-art.aac.pref.aichi.jp/
----
そして展覧会後の楽しみグッズコーナー!
「リラックマ」や「すみっコぐらし」とコラボしたものや、
古代エジプトの神様をモチーフにした落雁(!)とかもあって楽しい。
で、私はこれを選んじゃいました(^▽^)
「王家の紋章」とのコラボファイル! 550円(税込)
「古代エジプト展」のチラシを入れてみました。
‥‥いえ、実は私「王家の紋章」ちゃんと読んだことなかったんですけど、
クリアファイルも買ったことだし、とブログ書くにあたって、
細川智栄子あんど芙~みん『王家の紋章』
ネット(Renta!)でポチっとして読み始めちゃいまして(^^;>
なんとも懐かしい少女マンガの絵に今更ですがハマりそうです(笑)
(コロナで外出を自粛していた間に、ついネットでポチることを覚えまして‥‥
手軽なのと、最近老眼が進んで、単行本でさえ読みにくい身には、
パソコンの大画面が嬉しいです。置き場に困ることもないですしね)
ついでにこちらも、48時間レンタル100ポイントにひかれて読んだんですが、
里中満智子『アトンの娘』
ツタンカーメン王の妻となるアンケセナーメンの物語
さすが里中満智子先生、古代エジプトでは、
王の長女は兄弟と結婚して、次の王と王妃になることが多いとか、
親子での結婚もあったとか、エジプトの宗教観なども
わかって興味深かった。神とは、宗教とは‥‥って考えさせられました。
200ポイント追加して無期限レンタルにアップグレードしちゃいました。
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