愛知県陶磁美術館の紅葉と常設展 [美術]
11月15日(日)、愛知県陶磁美術館へ行き、
「YAYOI モダンデザイン」展を
愛知県美術館友の会の鑑賞会で見たことは前記事に。
集合時間よりずいぶん早い時間に着いてしまって‥‥
(前記事にも使った画像ですが)庭の紅葉がきれい!!
ピラミッド型の作品は、鯉江良二《風の道は人の道》
広い敷地の散策路を進むと
趣のある桜(?)の幹
広い芝生広場
芝生広場には、あちこちに陶の作品が置かれています。
加藤令吉《幻青の街》
西館 陶製の狛犬が展示されています。
狛犬というと、神社の境内の左右に一対で向き合う
石造りのものを思い浮かべますが、
瀬戸や美濃で作られる陶製の狛犬は、
神社への奉納品として作られた小ぶりなものが多いそう。
そんな狛犬がずらりと並んでいます。
碍管(がいかん)日本ガイシ製 昭和53年(1978)製
朝鮮時代の石人像(せきじんぞう)
「石人像」は、陵墓の前に設置された人型の石像
糖質新羅時代の8世紀から高麗時代、朝鮮王朝の末期までの約1200年間にかけて
朝鮮半島で作られたものだそう。
大きな甕のある広場
逆光でうまく写ってませんが‥‥南館
「もっと伝えたい 愛知のやきもの」という常設展で
https://www.pref.aichi.jp/touji/children/index.html
1階は 愛知のやきもの『今』
瀬戸や常滑、高浜、名古屋周辺などで現在つくられている
多種多様な愛知のやきものの紹介
(置いてあった解説シート)
テーマ展示として「ノベルティ―輸出されたやきものの華(2)」
繊細なレース人形も展示されていました。
2階は、愛知のやきもの1万年
縄文・弥生時代からの愛知のやきものの歴史が紹介されています。
紅葉がきれい!
落葉が風に舞っています。
紅葉の美しい木は「トウカエデ」とのこと。
池に映る本館の構図が面白い
本館の壁に設置されていた開館30周年記念の作品
本館1階ギャラリーでは
「令和2年度 (公財)瀬戸市文化振興財団企画展
磁器生産の成立と展開
―江戸後期の瀬戸窯と美濃窯―」として、
おびただしい磁器の破片が並んでいました。
窯跡の出土品らしいです。
モデルとコピーとの関係とか、
わかる人が見ればとても興味深い展示なんでしょうね。
(会期:令和2年10月17日~12月6日)
この後「YAYOI モダンデザイン」展を見たことは前記事に:
https://shizukozb.blog.ss-blog.jp/2020-12-01
その後、まずは地下1階で、現代の陶芸作品を見て、
本館2階の常設展へ(撮影可!)
最初に展示されていた縄文土器が素敵!(前記事でも画像使いました)
岡本太郎が絶賛しただけあります。
やっぱり私、弥生土器より縄文土器の方が好きだなぁ。
左2つが縄文土器、右が弥生土器
‥‥あ、でも弥生時代のシンプルな形もいいですね。
最初の展示室は愛知県陶磁美術館の名品が展示されています。
古墳時代の埴輪《琴を弾く男子》
不思議で複雑な形‥‥古墳時台後期(6世紀)の須恵器
野々村仁清《色絵金銀菱繋文茶碗》江戸時代前期(17世紀)
イランの《黄地多彩鳥文鉢》9世紀・10世紀
細かく描かれた鳥やハート文様が可愛くて素敵。
唐三彩の駱駝 大きい!
8世紀初頭に中国・河南省・鞏義窯で焼かれたもの
続いて日本の陶磁器の歴史がわかるように展示されています。
あ! 左手前の土器は、弥生時代のパレススタイル土器ですね!
中国・景徳鎮窯の青白磁と、それをモデルとして作ったと思われる
瀬戸の陶器が並んでます。
壁のショーケースでは、日本の古来から現在まで生産が続く
代表的な6つの窯「日本六古窯」が紹介されていました。
日本六古窯とは、
瀬戸焼・常滑焼・越前焼・信楽焼・丹波焼・備前焼の6つだそう。
有田《色絵獅子置物》江戸時代中期 18世紀
輸出用に作られ、西欧の宮殿を飾った磁器たち
瀬戸《染付龍虎文植木鉢》江戸時代末期~明治時代 20世紀 と、
江戸時代 天保14年(1843)に画家の亀井半二が描いた
《瀬戸陶窯之図》(実物はこの上の壁に掛けられていました)
制作されているものに植木鉢も描かれていると。
韓国の陶磁器の展示
中国陶磁
さすが中国、1万数千年前の新石器時代から土器作りが始まったんだそう。
中国《加彩女子俑》前漢時代(前2世紀)
世界各国へ輸出盛んだった明から清の時代の陶磁器
名高い景徳鎮窯の青白磁
このあたりで、16:30の閉館を知らせる放送が入るようになって、
イランの陶磁や、
ヨーロッパ陶磁のコーナーはほとんど素通りになっちゃいました(^^;)
前回来た時も、常設展見てる間に閉館アナウンスが入って、
最後の方は駆け足になったゃったなーと。そして、
前回のブログ記事見たら、
https://shizukozb.blog.ss-blog.jp/2012-10-23
常設展で撮影してる作品、同じのが多いなって。
仁清や三彩駱駝は覚えてたけど、有田の獅子置物なんか
これカワイイーって写真撮ったら、前回来た時も
ちゃんと写真撮ってるじゃない(@o@;)って。
庭の芝生の作品とかは覚えてたけど、
天気も良かったので今回も写真撮りました。
本館ロビーからの眺め
帰りに復元古窯の焼成を見学させてもらいました。
愛知県陶磁美術館: https://www.pref.aichi.jp/touji/
「YAYOI モダンデザイン」展を
愛知県美術館友の会の鑑賞会で見たことは前記事に。
集合時間よりずいぶん早い時間に着いてしまって‥‥
(前記事にも使った画像ですが)庭の紅葉がきれい!!
ピラミッド型の作品は、鯉江良二《風の道は人の道》
広い敷地の散策路を進むと
趣のある桜(?)の幹
広い芝生広場
芝生広場には、あちこちに陶の作品が置かれています。
加藤令吉《幻青の街》
西館 陶製の狛犬が展示されています。
狛犬というと、神社の境内の左右に一対で向き合う
石造りのものを思い浮かべますが、
瀬戸や美濃で作られる陶製の狛犬は、
神社への奉納品として作られた小ぶりなものが多いそう。
そんな狛犬がずらりと並んでいます。
碍管(がいかん)日本ガイシ製 昭和53年(1978)製
朝鮮時代の石人像(せきじんぞう)
「石人像」は、陵墓の前に設置された人型の石像
糖質新羅時代の8世紀から高麗時代、朝鮮王朝の末期までの約1200年間にかけて
朝鮮半島で作られたものだそう。
大きな甕のある広場
逆光でうまく写ってませんが‥‥南館
「もっと伝えたい 愛知のやきもの」という常設展で
https://www.pref.aichi.jp/touji/children/index.html
1階は 愛知のやきもの『今』
瀬戸や常滑、高浜、名古屋周辺などで現在つくられている
多種多様な愛知のやきものの紹介
(置いてあった解説シート)
テーマ展示として「ノベルティ―輸出されたやきものの華(2)」
繊細なレース人形も展示されていました。
2階は、愛知のやきもの1万年
縄文・弥生時代からの愛知のやきものの歴史が紹介されています。
紅葉がきれい!
落葉が風に舞っています。
紅葉の美しい木は「トウカエデ」とのこと。
池に映る本館の構図が面白い
本館の壁に設置されていた開館30周年記念の作品
本館1階ギャラリーでは
「令和2年度 (公財)瀬戸市文化振興財団企画展
磁器生産の成立と展開
―江戸後期の瀬戸窯と美濃窯―」として、
おびただしい磁器の破片が並んでいました。
窯跡の出土品らしいです。
モデルとコピーとの関係とか、
わかる人が見ればとても興味深い展示なんでしょうね。
(会期:令和2年10月17日~12月6日)
この後「YAYOI モダンデザイン」展を見たことは前記事に:
https://shizukozb.blog.ss-blog.jp/2020-12-01
その後、まずは地下1階で、現代の陶芸作品を見て、
本館2階の常設展へ(撮影可!)
最初に展示されていた縄文土器が素敵!(前記事でも画像使いました)
岡本太郎が絶賛しただけあります。
やっぱり私、弥生土器より縄文土器の方が好きだなぁ。
左2つが縄文土器、右が弥生土器
‥‥あ、でも弥生時代のシンプルな形もいいですね。
最初の展示室は愛知県陶磁美術館の名品が展示されています。
古墳時代の埴輪《琴を弾く男子》
不思議で複雑な形‥‥古墳時台後期(6世紀)の須恵器
野々村仁清《色絵金銀菱繋文茶碗》江戸時代前期(17世紀)
イランの《黄地多彩鳥文鉢》9世紀・10世紀
細かく描かれた鳥やハート文様が可愛くて素敵。
唐三彩の駱駝 大きい!
8世紀初頭に中国・河南省・鞏義窯で焼かれたもの
続いて日本の陶磁器の歴史がわかるように展示されています。
あ! 左手前の土器は、弥生時代のパレススタイル土器ですね!
中国・景徳鎮窯の青白磁と、それをモデルとして作ったと思われる
瀬戸の陶器が並んでます。
壁のショーケースでは、日本の古来から現在まで生産が続く
代表的な6つの窯「日本六古窯」が紹介されていました。
日本六古窯とは、
瀬戸焼・常滑焼・越前焼・信楽焼・丹波焼・備前焼の6つだそう。
有田《色絵獅子置物》江戸時代中期 18世紀
輸出用に作られ、西欧の宮殿を飾った磁器たち
瀬戸《染付龍虎文植木鉢》江戸時代末期~明治時代 20世紀 と、
江戸時代 天保14年(1843)に画家の亀井半二が描いた
《瀬戸陶窯之図》(実物はこの上の壁に掛けられていました)
制作されているものに植木鉢も描かれていると。
韓国の陶磁器の展示
中国陶磁
さすが中国、1万数千年前の新石器時代から土器作りが始まったんだそう。
中国《加彩女子俑》前漢時代(前2世紀)
世界各国へ輸出盛んだった明から清の時代の陶磁器
名高い景徳鎮窯の青白磁
このあたりで、16:30の閉館を知らせる放送が入るようになって、
イランの陶磁や、
ヨーロッパ陶磁のコーナーはほとんど素通りになっちゃいました(^^;)
前回来た時も、常設展見てる間に閉館アナウンスが入って、
最後の方は駆け足になったゃったなーと。そして、
前回のブログ記事見たら、
https://shizukozb.blog.ss-blog.jp/2012-10-23
常設展で撮影してる作品、同じのが多いなって。
仁清や三彩駱駝は覚えてたけど、有田の獅子置物なんか
これカワイイーって写真撮ったら、前回来た時も
ちゃんと写真撮ってるじゃない(@o@;)って。
庭の芝生の作品とかは覚えてたけど、
天気も良かったので今回も写真撮りました。
本館ロビーからの眺め
帰りに復元古窯の焼成を見学させてもらいました。
愛知県陶磁美術館: https://www.pref.aichi.jp/touji/
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