名和昆虫博物館
3月30日(火)、花見がてら岐阜公園へ行き、
岐阜市歴史博物館「壬申の乱」展を見たことは前記事に
https://shizukozb.blog.ss-blog.jp/2021-04-05
岐阜公園の岐阜市歴史博物館の隣には、
名和昆虫博物館があります。
今まで、岐阜公園には何度も来てますが、
名和昆虫博物館には入ったことがありませんでした。
昆虫にはそんなに興味がないからです。
でも、この間、ツイッターでフォローしている人が
名和昆虫博物館のことをツイートしてたので、
初めて入ってみることにしました。
入館料一般600円 館内写真撮影可
名和昆虫博物館は、
ギフチョウの発見で知られる名和靖によって明治29年に設立された名和昆虫研究所。その付属施設として1919年(大正8年)に開館して以来、昆虫全般におよぶ啓蒙普及、農作物の害虫駆除のための啓蒙普及につとめてきた昆虫専門の博物館です。
日本の現存する昆虫博物館としては、最も長い歴史を持ち、文化財的価値のある建物の中で、昆虫たちの美しくも不思議な世界を体感していただく場として、活動し続けています。
名和昆虫博物館HP: http://www.nawakon.jp/ より
「春の女神」とも呼ばれるギフチョウ
名前から岐阜の固有種かと思うかもしれないけど、
日本の固有種で、本州の里山に生息するが、
カンアオイを食草としていて、近年開発などで生育地が減っていて、
ギフチョウは絶滅危惧種になっています。
ここのギフチョウが羽化したってのが、テレビや新聞の地方版に
春の訪れを告げるニュースとして取り上げられます。
写真ボケててスミマセン
インスタに投稿した写真
日本にはギフチョウとヒメギフチョウがいるけど、
この2種の分布は明確に分かれているそうですね。
分布境界線を「ギフチョウ線(ルードルフィアライン)」と呼ぶそう。
他、1階には、世界の代表的なカブトムシ、クワガタムシの展示や
興味のない私には黒一色でジミ‥‥なんて感想なんですけど、
熱心に見てる男の子がいました。
飼育もされていました。
(左)アルキデスヒラタクワガタ (右)オオクワガタ
(左)コーカサスオオカブト (右)ヘルクレスオオツノカブト
コーカサスオオカブト
こっちもジミでスルーしようと思ったら
「オサムシの仲間たち」だと。
手塚治虫が虫好きで、オサムシにちなんで本名の治に虫をつけたんですよね。
でも「歩く宝石」と呼ばれているって説明には‥‥そうなの??
タマムシの美しさはわかります。生きている虫を見たことはないけど、
こんなの見つけたらテンション上がるだろうなぁ。
そしてまるで黄金でできているような
オウゴンウグイスコガネ(コスタリカ)
とても貴重らしくて、他の虫は複数匹で展示されているのに、
これは1匹だけの展示でした。
美しいチョウの展示は2階にたくさんありましたが、
これは1階に展示されていた美しいガたちの展示
2階は「クイズで学ぼう!遊ぼう! 不思議な昆虫の世界」
実物標本を使った13問のクイズを通じて、
昆虫の不思議な世界を知ることができます。
昆虫でないのはどれ?
‥‥これは私にもわかりました。サソリとクモですね
世界のカブトムシ ペアを探せ!!
私が映り込んじゃってますが‥‥
カブトムシのオスとメスをつなげる問題。
毒チョウに紛れ込んで 毒の無いチョウはどれ?
毒の有るセジロアケボノアゲハに紛れて
(下の標本にはセンペリアケボノアゲハって標記されてるんですが)
毒の無いアカネアゲハが2頭いるそうなんですが‥‥
26番はなんとか見つけたんだけど、もう1頭がわかりません。
答えに20番と書いてあった(と記憶してる)んですが、
もう一度見ても違いがよく分からない。
世界の美チョウ ギフチョウはどれ?
1階でギフチョウを見てきたのでわかりました!
7番ですね
世界の美しいチョウとガ ガを探せ!!
この中に1種だけガが紛れ込んでいると
ガは、(1)胴体が太い (2)翅を屋根型に広げて止まる (3)夜活動する
‥‥というのは、例外が多すぎてあまり役に立たないので、
(4)裏面、後翅の付け根に棘のようなものがあり、
前翅の付け根にはそれを受ける帯のようなものがある
‥‥というのは、専門的過ぎるので、
(5)触覚が、くし状か、先端が先細りでとがっている。
‥‥というのが一番わかりやすいと。
ってことで11番のニシキツバメガ なんだけど、
「チョウとガというように区別をするのは、習慣的なものであって、
学問的なものではない」そう。
そして、やっぱり私にはこれが一番です。
パッと見、モザイク模様かと。
インスタ映え―!! 1年ぶりにインスタへ投稿しちゃいました。
他にも美しいチョウがたくさん展示してありました。
中でも透明な翅のスカジャノメ属
繊細なステンドグラスのよう! 素敵!!
昆虫に興味のない私でも結構楽しめました。
名和昆虫博物館の建物は、
1918年(大正7年)9月起工、翌1919年(大正8年)4月竣工
・登録有形文化財 岐阜県第1号(文化庁)
・都市景観重要建築物(岐阜市)
その北側にある「記念昆虫館」は、
1906年(明治39年)12月22日起工、翌1907年(明治40年)6月16日竣工
・岐阜市重要文化財 1991年(平成2年)12月26日指定
どちらも近代日本を代表する建築家・武田五一氏の設計
名和昆虫博物館HP: http://www.nawakon.jp/
岐阜市歴史博物館「壬申の乱」展を見たことは前記事に
https://shizukozb.blog.ss-blog.jp/2021-04-05
岐阜公園の岐阜市歴史博物館の隣には、
名和昆虫博物館があります。
今まで、岐阜公園には何度も来てますが、
名和昆虫博物館には入ったことがありませんでした。
昆虫にはそんなに興味がないからです。
でも、この間、ツイッターでフォローしている人が
名和昆虫博物館のことをツイートしてたので、
初めて入ってみることにしました。
入館料一般600円 館内写真撮影可
名和昆虫博物館は、
ギフチョウの発見で知られる名和靖によって明治29年に設立された名和昆虫研究所。その付属施設として1919年(大正8年)に開館して以来、昆虫全般におよぶ啓蒙普及、農作物の害虫駆除のための啓蒙普及につとめてきた昆虫専門の博物館です。
日本の現存する昆虫博物館としては、最も長い歴史を持ち、文化財的価値のある建物の中で、昆虫たちの美しくも不思議な世界を体感していただく場として、活動し続けています。
名和昆虫博物館HP: http://www.nawakon.jp/ より
「春の女神」とも呼ばれるギフチョウ
名前から岐阜の固有種かと思うかもしれないけど、
日本の固有種で、本州の里山に生息するが、
カンアオイを食草としていて、近年開発などで生育地が減っていて、
ギフチョウは絶滅危惧種になっています。
ここのギフチョウが羽化したってのが、テレビや新聞の地方版に
春の訪れを告げるニュースとして取り上げられます。
写真ボケててスミマセン
インスタに投稿した写真
日本にはギフチョウとヒメギフチョウがいるけど、
この2種の分布は明確に分かれているそうですね。
分布境界線を「ギフチョウ線(ルードルフィアライン)」と呼ぶそう。
他、1階には、世界の代表的なカブトムシ、クワガタムシの展示や
興味のない私には黒一色でジミ‥‥なんて感想なんですけど、
熱心に見てる男の子がいました。
飼育もされていました。
(左)アルキデスヒラタクワガタ (右)オオクワガタ
(左)コーカサスオオカブト (右)ヘルクレスオオツノカブト
コーカサスオオカブト
こっちもジミでスルーしようと思ったら
「オサムシの仲間たち」だと。
手塚治虫が虫好きで、オサムシにちなんで本名の治に虫をつけたんですよね。
でも「歩く宝石」と呼ばれているって説明には‥‥そうなの??
タマムシの美しさはわかります。生きている虫を見たことはないけど、
こんなの見つけたらテンション上がるだろうなぁ。
そしてまるで黄金でできているような
オウゴンウグイスコガネ(コスタリカ)
とても貴重らしくて、他の虫は複数匹で展示されているのに、
これは1匹だけの展示でした。
美しいチョウの展示は2階にたくさんありましたが、
これは1階に展示されていた美しいガたちの展示
2階は「クイズで学ぼう!遊ぼう! 不思議な昆虫の世界」
実物標本を使った13問のクイズを通じて、
昆虫の不思議な世界を知ることができます。
昆虫でないのはどれ?
‥‥これは私にもわかりました。サソリとクモですね
世界のカブトムシ ペアを探せ!!
私が映り込んじゃってますが‥‥
カブトムシのオスとメスをつなげる問題。
毒チョウに紛れ込んで 毒の無いチョウはどれ?
毒の有るセジロアケボノアゲハに紛れて
(下の標本にはセンペリアケボノアゲハって標記されてるんですが)
毒の無いアカネアゲハが2頭いるそうなんですが‥‥
26番はなんとか見つけたんだけど、もう1頭がわかりません。
答えに20番と書いてあった(と記憶してる)んですが、
もう一度見ても違いがよく分からない。
世界の美チョウ ギフチョウはどれ?
1階でギフチョウを見てきたのでわかりました!
7番ですね
世界の美しいチョウとガ ガを探せ!!
この中に1種だけガが紛れ込んでいると
ガは、(1)胴体が太い (2)翅を屋根型に広げて止まる (3)夜活動する
‥‥というのは、例外が多すぎてあまり役に立たないので、
(4)裏面、後翅の付け根に棘のようなものがあり、
前翅の付け根にはそれを受ける帯のようなものがある
‥‥というのは、専門的過ぎるので、
(5)触覚が、くし状か、先端が先細りでとがっている。
‥‥というのが一番わかりやすいと。
ってことで11番のニシキツバメガ なんだけど、
「チョウとガというように区別をするのは、習慣的なものであって、
学問的なものではない」そう。
そして、やっぱり私にはこれが一番です。
パッと見、モザイク模様かと。
インスタ映え―!! 1年ぶりにインスタへ投稿しちゃいました。
他にも美しいチョウがたくさん展示してありました。
中でも透明な翅のスカジャノメ属
繊細なステンドグラスのよう! 素敵!!
昆虫に興味のない私でも結構楽しめました。
名和昆虫博物館の建物は、
1918年(大正7年)9月起工、翌1919年(大正8年)4月竣工
・登録有形文化財 岐阜県第1号(文化庁)
・都市景観重要建築物(岐阜市)
その北側にある「記念昆虫館」は、
1906年(明治39年)12月22日起工、翌1907年(明治40年)6月16日竣工
・岐阜市重要文化財 1991年(平成2年)12月26日指定
どちらも近代日本を代表する建築家・武田五一氏の設計
名和昆虫博物館HP: http://www.nawakon.jp/
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