碧南市藤井達吉現代美術館「いのちの移ろい展」 [美術]
6月13日(日)、碧南市藤井達吉現代美術館へ行きました。
「いのちの移ろい展」をやっています。
この展覧会、ツイッターで流れてきて知ったんです。
碧南市藤井達吉現代美術館、増改築工事のため、
閉館しているとばかり思ってたので。
新型コロナの影響か? まだ着工してなかったみたい。
藤井達吉現代美術館、
2019年9月「空間に線を引く 彫刻とデッサン展」を見に来て、
https://shizukozb.blog.ss-blog.jp/2020-05-23
(ブログ記事、かなり経ってコロナの外出自粛中に書いてます)
2019年11月3日に、カフェ・カノンの創作マトリョーシカ展を
見た帰りに、藤井達吉現代美術館のコレクション展と
「没後100年 服部長七と近代産業遺産」を見たんだった。
碧南市藤井達吉現代美術館(帰る時に撮影)
日曜だったこともあり、結構鑑賞者いました。
(ギャラリートークもある日でしたが、ちょっと遅かった。残念)
チケット買おうとしたら、なんと無料!
そしてギャラリーガイドまでもらえ!!
一部を除き撮影可!!!
この展覧会は、「私たちの命はどこにあるのか?」という問いを出発点に構成されました。 命の場所といえば心臓を想像しますが、心臓と命は違います。改めて考えてみますと、 命の場所はおろか、本当に具体的なものがあるのかさえ、分からなくなります。
一方で、私たちは人間だけでなく動植物やそれ以外の生き物、動かぬ石や土、雲や水の流れなど、 森羅万象のものの中に、命の気配を感じてきました。
本展は一人の身体を超えたその大きな命を、ひらがなで「いのち」と記し、現代作家10人と、 当館所蔵の作品の中に、いのちの表現の広がりを探ろうとするものです。
(ギャラリーガイドより)
2階の展示室へ行く階段の途中に
渡辺英司《再生の再生》1998-2007
なんかカワイイ恐竜たち。
子どもが自由に作ったようにも見えます。
現在、恐竜の姿とされているものは、化石を基にしているけど、
実は皮膚の色や模様はよくわかっていないってことで、
この作品は恐竜の骨格模型に紙粘土などで肉付けしたものだけど、
どこか愛らしい姿になってます。
階段を上がった2階の壁や天井には、図鑑から切り抜かれた
蝶がびっしりと貼りついています。
チラシのメインビジュアルにもなっていますが、
渡辺英司さんといえば‥‥の作品ですね。
2010年、第1回目のあいちトリエンナーレ2010 で、
愛知芸術文化センターの展望回廊や、
https://shizukozb.blog.ss-blog.jp/2010-10-10
長者町の建物を埋め尽くした蝶の作品を見て、
https://shizukozb.blog.ss-blog.jp/2010-10-120
その頃は私まだ現代美術? みたいな感覚だったんですが、
インパクトあって驚いた記憶があります。
展示室の途中にあった渡辺英司の作品《蝶瞰図(ちょうかんず)》
展示室の入口から見えている花の絵は、
藤井達吉《生物・花》1920年頃
移ろって枯れていく花‥‥そんな静謐さが感じられる絵です。
イケムラレイコ《フジフェイス》2013年
タイトルどおり、富士山が顔になってるけど、
半開きの口が何かを訴えているようにも見えて、印象的です。
小川健一さんの作品が並ぶコーナー
カワイイ!
厚く塗られたシリコンを掻き取るようにして描かれる
「シリコン・ペインティング」
ほんわかして、幸せな気分になってきます。
ゆるーい陶の作品もカワイイ。
右側の赤い作品は、イケムラレイコ《赤に浮かぶ顔》2013年
炎が描かれているかと見ると、その中に顔が浮かんでいます。
正面の大きな作品は、近藤佳那子《おままごと》2019-20年
赤い線で、マンガのような少女がくり返し描かれています。
でも全く同じではなく、少しずつ変化しています。
繰り返される日々の営みと、絶えず変化し続ける世界を表現しているのだそう。
イケムラレイコ《地球の雲》2018年 (上)
《黄色の道》1996年(左) 《黄色の中をそっぽ向いて》1995年(右)
滲んだような、夢の中のような世界‥‥
イケムラレイコ《始原Ⅰ》2015年
展示室のカーペットをめくってのインスタレーション
占部史人《虹の彼方》2021年
あ、壁の上にもトラックが
むき出しになった床が湖のようにも見えます。
今村哲《退化するように進化する》2020年
猿のように見える顔、画面のなめらかな凹凸がダイナミック
蜜蝋で描かれているのだとか。
今村哲《アンリ落下傘部隊》2021年
今村哲《知っていることを知らない1》2020年
不思議な、とても印象的な絵
今村哲さん、先日行った
名古屋市美術館「アートとめぐるはるの旅」で、
https://shizukozb.blog.ss-blog.jp/2021-06-20
「2001年宇宙の旅」を思わせるような作品を見ましたが、
ここに展示されていた作品にも、モノリスらしきものが
描かれた《舞考 最初の言葉》2008年(チラシ裏面上段左から3番目)
って絵がありました。
絵だけでなく、十字架のようなオブジェや、
「問題: 次の文章を読んで計算式をつくり、残った命の数を答えなさい」
なんて問題が書かれたプリントもありました。
(1階に解答が書かれたものが貼られていましたが撮影禁止でした)
続く展示室には、野見山暁治の作品が
手前が《ひとなつっこい》2011年
奥の壁左《空模様》1992年 右《思ったとおり》1997年
うーん‥‥これは何だろうって思いつつ、
よくわからないけど、なんかスゴイ迫力を感じます。
《なに食わぬ景色》2018年
野見山暁治のドローイング《無題(ぼた山)》1984年(左)と、
浦上玉堂《山水図》が並んでいます。
野見山暁治《無題(アンテーヴの風景)》1956年 と、
富岡鉄斎《遊漁図》1916年
富岡鉄斎《果蔬(かそ)画賛》1874年
安藤正子さんの作品が3点並んでいます。
左から、《パイン》2013年 《うさぎ》2014年 《APE》2014年
安藤正子《うさぎ》
愛知県美術館「アイチのチカラ!」展 のチラシに使われていた
https://shizukozb.blog.ss-blog.jp/2014-02-03
《おへその庭》見て、その細密な描写に驚いたんですが、
この絵も、細部がものすごく精密に描かれているんですが、
そのためにかえって非現実的な、どこか異世界のような印象。
安藤正子《パイン》
タイトルの意味は? 少女のお腹に描かれた傷のようなものは??
こちらは安藤正子さんの水彩画
ちょっと力の抜けたような、ゆるいところがいい。
でもやっぱり、どこか不思議でちょっと怖い雰囲気。
左が、安藤正子《おりがみ》2018年
右が、富岡鉄斎《老子過関図》1904年
1階の展示室3では、
長谷川繁さんの作品が並んでいました。
ゆるいユーモアを感じる作品たち。
鮭の切り身が並んでいる作品、
《堀損樽-婆痴軽 参》2012年 ってタイトルが付いてました。
ホリゾンタル-バーティカル‥‥水平-垂直 って意味?
確かに(^^) 水平に並んだ鮭の切り身が山のようにも見えて面白ーい。
「文人画などを学びながら日本人にしか描けない絵画を目指して制作を進めてきた。近年は、言語と感覚、物とイメージなど、日常では異なる領域に属すものを自由に横断するような、柔らかな思考とユーモアを伝える作品が発表されている」
(もらったギャラリーガイドより)
長谷川繁さんのゆるい作品の中に、
鬼頭鍋三郎《婦人像》1948年
ガラスケースの映り込みで、うまく写ってないですが、
和田三造《花鳥図屏風》
これでもかってカンジで描かれた花々、ナマズ(?)やカマキリ、
蟹なども描かれているところ、反対側の壁に展示されていた
長谷川繁さんの絵とも重なるところありますね。
ここの展示のキーワードは、
「草木国土悉皆成仏(そうもくこくど しっかいじょうぶつ)」という言葉です。 碧南市哲学たいけん村無我苑(むがえん)の名誉村長であった哲学者の 梅原猛氏(1925-2019)は、「草も木も、国土もすべて仏になれる」という 仏教の言葉を用いて、環境破壊につながった西洋の行き過ぎた人間中心主義に 警鐘を鳴らされました。」(ギャラリーガイドより)
最後の展示室へ向かう途中に冷蔵庫?
大森悟《残留》2008-21年
中を覗くと‥‥
最後の展示室は、暗い中に、
緑の光のラインが漂っていました。
大森悟のインスタレーション《静水の際 碧南》2021年
オーロラのよう?
波打ち際の水のようにも見えます。
吊り下げられたビニールシートが扇風機で揺れていて、
緑の光は水平器からのレーザー光線なんですね。
でもいつまでも見ていたい光景です。
ロビーにも作品がありました。
大理石と水晶の作品は、今村哲《植物、鉱物、動物》2010年
大理石と水晶がお互いを羨ましがるみたいなテキストがありました。
イーゼルの作品は、今村哲《無題》2017-20年
穴があいたテントのような作品は
今村哲と染谷亜里可によるアーティストユニット「D.D.」の
体験型プロジェクト《ヴェルヌの穴》2016年
(今回は入ることはできません)
ケースにたくさんの箱の作品が
占部史人《箱の生活》2021年
美術館のカフェでは、《おままごと》を出品されている
近藤佳那子さんが、期間限定でカフェを開いていらして、
もう提供時間ギリギリの16時でしたが、
果実のドリンクならできるってことで、
甘夏のソーダ 500円 をいただきました。
新型コロナ感染予防のために設置されたパーティションに、
藤井達吉さんの顔が(^^)
(ロビーの藤井達吉像はちゃんとマスクしてましたし(^□^)
あ、ここにも作品が
占部史人《こけのむすまで(山水)》2011年
すごく楽しかった!! 無料なのが信じられない!
この展覧会は、6月20日(日)で終了しました。
碧南市藤井達吉現代美術館: https://www.city.hekinan.lg.jp/museum/
公式インスタグラムに作品の画像や動画がたくさんアップされてます: https://www.instagram.com/hekinan.t.fujii.museum/
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碧南駅 来る度に新しくなってます。
「いのちの移ろい展」をやっています。
この展覧会、ツイッターで流れてきて知ったんです。
碧南市藤井達吉現代美術館、増改築工事のため、
閉館しているとばかり思ってたので。
新型コロナの影響か? まだ着工してなかったみたい。
藤井達吉現代美術館、
2019年9月「空間に線を引く 彫刻とデッサン展」を見に来て、
https://shizukozb.blog.ss-blog.jp/2020-05-23
(ブログ記事、かなり経ってコロナの外出自粛中に書いてます)
2019年11月3日に、カフェ・カノンの創作マトリョーシカ展を
見た帰りに、藤井達吉現代美術館のコレクション展と
「没後100年 服部長七と近代産業遺産」を見たんだった。
碧南市藤井達吉現代美術館(帰る時に撮影)
日曜だったこともあり、結構鑑賞者いました。
(ギャラリートークもある日でしたが、ちょっと遅かった。残念)
チケット買おうとしたら、なんと無料!
そしてギャラリーガイドまでもらえ!!
一部を除き撮影可!!!
この展覧会は、「私たちの命はどこにあるのか?」という問いを出発点に構成されました。 命の場所といえば心臓を想像しますが、心臓と命は違います。改めて考えてみますと、 命の場所はおろか、本当に具体的なものがあるのかさえ、分からなくなります。
一方で、私たちは人間だけでなく動植物やそれ以外の生き物、動かぬ石や土、雲や水の流れなど、 森羅万象のものの中に、命の気配を感じてきました。
本展は一人の身体を超えたその大きな命を、ひらがなで「いのち」と記し、現代作家10人と、 当館所蔵の作品の中に、いのちの表現の広がりを探ろうとするものです。
(ギャラリーガイドより)
2階の展示室へ行く階段の途中に
渡辺英司《再生の再生》1998-2007
なんかカワイイ恐竜たち。
子どもが自由に作ったようにも見えます。
現在、恐竜の姿とされているものは、化石を基にしているけど、
実は皮膚の色や模様はよくわかっていないってことで、
この作品は恐竜の骨格模型に紙粘土などで肉付けしたものだけど、
どこか愛らしい姿になってます。
階段を上がった2階の壁や天井には、図鑑から切り抜かれた
蝶がびっしりと貼りついています。
チラシのメインビジュアルにもなっていますが、
渡辺英司さんといえば‥‥の作品ですね。
2010年、第1回目のあいちトリエンナーレ2010 で、
愛知芸術文化センターの展望回廊や、
https://shizukozb.blog.ss-blog.jp/2010-10-10
長者町の建物を埋め尽くした蝶の作品を見て、
https://shizukozb.blog.ss-blog.jp/2010-10-120
その頃は私まだ現代美術? みたいな感覚だったんですが、
インパクトあって驚いた記憶があります。
展示室の途中にあった渡辺英司の作品《蝶瞰図(ちょうかんず)》
展示室の入口から見えている花の絵は、
藤井達吉《生物・花》1920年頃
移ろって枯れていく花‥‥そんな静謐さが感じられる絵です。
イケムラレイコ《フジフェイス》2013年
タイトルどおり、富士山が顔になってるけど、
半開きの口が何かを訴えているようにも見えて、印象的です。
小川健一さんの作品が並ぶコーナー
カワイイ!
厚く塗られたシリコンを掻き取るようにして描かれる
「シリコン・ペインティング」
ほんわかして、幸せな気分になってきます。
ゆるーい陶の作品もカワイイ。
右側の赤い作品は、イケムラレイコ《赤に浮かぶ顔》2013年
炎が描かれているかと見ると、その中に顔が浮かんでいます。
正面の大きな作品は、近藤佳那子《おままごと》2019-20年
赤い線で、マンガのような少女がくり返し描かれています。
でも全く同じではなく、少しずつ変化しています。
繰り返される日々の営みと、絶えず変化し続ける世界を表現しているのだそう。
イケムラレイコ《地球の雲》2018年 (上)
《黄色の道》1996年(左) 《黄色の中をそっぽ向いて》1995年(右)
滲んだような、夢の中のような世界‥‥
イケムラレイコ《始原Ⅰ》2015年
展示室のカーペットをめくってのインスタレーション
占部史人《虹の彼方》2021年
あ、壁の上にもトラックが
むき出しになった床が湖のようにも見えます。
今村哲《退化するように進化する》2020年
猿のように見える顔、画面のなめらかな凹凸がダイナミック
蜜蝋で描かれているのだとか。
今村哲《アンリ落下傘部隊》2021年
今村哲《知っていることを知らない1》2020年
不思議な、とても印象的な絵
今村哲さん、先日行った
名古屋市美術館「アートとめぐるはるの旅」で、
https://shizukozb.blog.ss-blog.jp/2021-06-20
「2001年宇宙の旅」を思わせるような作品を見ましたが、
ここに展示されていた作品にも、モノリスらしきものが
描かれた《舞考 最初の言葉》2008年(チラシ裏面上段左から3番目)
って絵がありました。
絵だけでなく、十字架のようなオブジェや、
「問題: 次の文章を読んで計算式をつくり、残った命の数を答えなさい」
なんて問題が書かれたプリントもありました。
(1階に解答が書かれたものが貼られていましたが撮影禁止でした)
続く展示室には、野見山暁治の作品が
手前が《ひとなつっこい》2011年
奥の壁左《空模様》1992年 右《思ったとおり》1997年
うーん‥‥これは何だろうって思いつつ、
よくわからないけど、なんかスゴイ迫力を感じます。
《なに食わぬ景色》2018年
野見山暁治のドローイング《無題(ぼた山)》1984年(左)と、
浦上玉堂《山水図》が並んでいます。
野見山暁治《無題(アンテーヴの風景)》1956年 と、
富岡鉄斎《遊漁図》1916年
富岡鉄斎《果蔬(かそ)画賛》1874年
安藤正子さんの作品が3点並んでいます。
左から、《パイン》2013年 《うさぎ》2014年 《APE》2014年
安藤正子《うさぎ》
愛知県美術館「アイチのチカラ!」展 のチラシに使われていた
https://shizukozb.blog.ss-blog.jp/2014-02-03
《おへその庭》見て、その細密な描写に驚いたんですが、
この絵も、細部がものすごく精密に描かれているんですが、
そのためにかえって非現実的な、どこか異世界のような印象。
安藤正子《パイン》
タイトルの意味は? 少女のお腹に描かれた傷のようなものは??
こちらは安藤正子さんの水彩画
ちょっと力の抜けたような、ゆるいところがいい。
でもやっぱり、どこか不思議でちょっと怖い雰囲気。
左が、安藤正子《おりがみ》2018年
右が、富岡鉄斎《老子過関図》1904年
1階の展示室3では、
長谷川繁さんの作品が並んでいました。
ゆるいユーモアを感じる作品たち。
鮭の切り身が並んでいる作品、
《堀損樽-婆痴軽 参》2012年 ってタイトルが付いてました。
ホリゾンタル-バーティカル‥‥水平-垂直 って意味?
確かに(^^) 水平に並んだ鮭の切り身が山のようにも見えて面白ーい。
「文人画などを学びながら日本人にしか描けない絵画を目指して制作を進めてきた。近年は、言語と感覚、物とイメージなど、日常では異なる領域に属すものを自由に横断するような、柔らかな思考とユーモアを伝える作品が発表されている」
(もらったギャラリーガイドより)
長谷川繁さんのゆるい作品の中に、
鬼頭鍋三郎《婦人像》1948年
ガラスケースの映り込みで、うまく写ってないですが、
和田三造《花鳥図屏風》
これでもかってカンジで描かれた花々、ナマズ(?)やカマキリ、
蟹なども描かれているところ、反対側の壁に展示されていた
長谷川繁さんの絵とも重なるところありますね。
ここの展示のキーワードは、
「草木国土悉皆成仏(そうもくこくど しっかいじょうぶつ)」という言葉です。 碧南市哲学たいけん村無我苑(むがえん)の名誉村長であった哲学者の 梅原猛氏(1925-2019)は、「草も木も、国土もすべて仏になれる」という 仏教の言葉を用いて、環境破壊につながった西洋の行き過ぎた人間中心主義に 警鐘を鳴らされました。」(ギャラリーガイドより)
最後の展示室へ向かう途中に冷蔵庫?
大森悟《残留》2008-21年
中を覗くと‥‥
最後の展示室は、暗い中に、
緑の光のラインが漂っていました。
大森悟のインスタレーション《静水の際 碧南》2021年
オーロラのよう?
波打ち際の水のようにも見えます。
吊り下げられたビニールシートが扇風機で揺れていて、
緑の光は水平器からのレーザー光線なんですね。
でもいつまでも見ていたい光景です。
ロビーにも作品がありました。
大理石と水晶の作品は、今村哲《植物、鉱物、動物》2010年
大理石と水晶がお互いを羨ましがるみたいなテキストがありました。
イーゼルの作品は、今村哲《無題》2017-20年
穴があいたテントのような作品は
今村哲と染谷亜里可によるアーティストユニット「D.D.」の
体験型プロジェクト《ヴェルヌの穴》2016年
(今回は入ることはできません)
ケースにたくさんの箱の作品が
占部史人《箱の生活》2021年
美術館のカフェでは、《おままごと》を出品されている
近藤佳那子さんが、期間限定でカフェを開いていらして、
もう提供時間ギリギリの16時でしたが、
果実のドリンクならできるってことで、
甘夏のソーダ 500円 をいただきました。
新型コロナ感染予防のために設置されたパーティションに、
藤井達吉さんの顔が(^^)
(ロビーの藤井達吉像はちゃんとマスクしてましたし(^□^)
あ、ここにも作品が
占部史人《こけのむすまで(山水)》2011年
すごく楽しかった!! 無料なのが信じられない!
この展覧会は、6月20日(日)で終了しました。
碧南市藤井達吉現代美術館: https://www.city.hekinan.lg.jp/museum/
公式インスタグラムに作品の画像や動画がたくさんアップされてます: https://www.instagram.com/hekinan.t.fujii.museum/
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碧南駅 来る度に新しくなってます。
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