豊田市美術館「寺内曜子 パンゲア」とコレクション展 [美術]
9月12日(日)、豊田市美術館へ行き、
「モンドリアン展 純粋な絵画をもとめて」を見たことは
前記事: https://shizukozb.blog.ss-blog.jp/2021-09-16
豊田市美術館はコレクション展も楽しみなんです。
モンドリアン展の展示室8を出て、まずは1階の
展示室6・7
コレクション展「小堀四郎 宮脇晴・綾子」
この部屋のいつも(展示作品は変わっているけど)の展示
小堀四郎の作品、画面から光が感じられて、
どんどんいいと思えるようになってきた。
2階の展示室1
コレクション展「ひとつの複数の世界」
モンドリアン展の開催にあわせ、「世界をどのように見るか」という視点から、2つのテーマ展示を行います。(中略)
モンドリアンや彼が参加したデ・ステイルでは、抽象に基づく造形制作を通して、絶対的な世界へと到達することが目指されました。(中略)
ひとつに見える世界のなかに複数の世界があり、そうした複数性によって、ひとつの世界が成立している。展示では、コレクションに寺内曜子の作品を4点加え、複数世界への視座を持ち、私たちの認識の外部を想像させてくれる作品を紹介します。
(豊田市美術館HP: https://www.museum.toyota.aichi.jp/exhibition/pangaea より)
展示室の中央に置かれたこの作品、インパクトあります。
徳富 満《2D or not 2D》1993年
メビウスの輪ですね。色が赤から紫、青、緑、黄、オレンジと、
色相が連続して変化していき、元に戻る。
帯で隣り合う色は補色になるわけですね。
後ろの壁に展示されているのは
岡崎乾二郎《おかちまち》
2020年1月に行った
豊田市美術館「岡﨑乾二郎 視覚のカイソウ」展
https://shizukozb.blog.ss-blog.jp/2020-03-08
このシリーズがずらっと並んでましたっけ。
杉戸洋《quad Ⅱ》2009年
「quad」って、「4つの」とか「四角形」って意味なんですね。
額田宣彦《ジャングル・ジム(01-1)》2001年
なんか千代紙のパターンみたいにも見えるんだけど‥‥
油彩で描かれているそう。
高松次郎《板の単体(赤)》《板の単体(青)》《板の単体(黒)》1970年
台の上に乗っているのは、寺内曜子の作品
寺内曜子《ひとつづきの面》2002年
これ面白い! 赤と青の紙が破られてくっついていることで、
表と裏がひとつづきのようになってる。
どんな構造になっているのか見てたら、
目が回りそうになりました(@.@)
3階から撮った展示室1の全景
階段で3階へ上がると、小さい正方形の展示室2が
「寺内曜子 パンゲア」
展示室の白い壁に赤い線が引かれています。
部屋の中央の台に小さな球体が置かれています。
球体にはシワがあって、ところどころに赤い線が見えます。
この球は、一枚の正方形を丸めたもので、赤い線は
紙の小口に赤い絵の具を塗っていたものが見え隠れしたもの。
壁の赤い線も、球体が乗っている台の高さも、
ちょうど私の目の高さなので、歩くたびに
中央の球体と赤い線が上下して、なんか面白い体験。
球体の赤い線が伸びているような感覚にもなる。
壁の赤い線は、展示室の外まで続いていて、それも
面白かったけど、写真撮ってくるの忘れたー
もらったリーフに展示室入口からの写真がありました。
リーフには寺内曜子さんのプロフィールや
作品の解説もあったけど、正直難しくてよくわからない‥‥
展示室の外まで続く赤線は、見果てぬ世界の、あるいは「在る」ことの不思議そのものである広大な宇宙の不可視性を想起させ、一方でもはや奥深くに入り込んで見ることにできなくなった、紙の小口の赤線は、私たちの寄って立つ大地の把握不可能性を感じさせるのである。(もらったリーフより)
開くとポスター(?)にもなるチラシ(?)
モノクロ印刷ではなく、4C+銀の特色です!
乳白色のガラス(?)からの光があふれる展示室3へ進むと
トニー・クラッグ《スペクトラム》1979年
もらった「寺内曜子 パンゲア」のリーフで、
寺内さんは、イギリスに留学した1979年、
トニー・クラッグの個展がとても印象的だったと。
丸山直文《breeze of river 2》2004年
この絵なんか好きだなー。ボートが描かれていなければ
リズミカルな抽象画のようにも見えるけど、
ボートが描かれていることで、木や水面の反射が
感じられるみたいで。現代の印象派ってカンジ。
2018年に名古屋市美術館で「モネ それからの100年」
https://shizukozb.blog.ss-blog.jp/2018-05-25
という展覧会があって、そこで私は丸山直文さんの絵を初めて
見たんですが、モネの画業を進めていくと、こんな絵に
到達するのかもって思いました。
ヴォルフガング・ライプ《ライスハウス》1996年
前回の「ボイス+パレルモ」展 のコレクション展で見た
https://shizukozb.blog.ss-blog.jp/2021-04-29
《ミルクストーン》の作家ですね!
窓から外が見える通路を通って展示室4へ
コレクション展「美術とデザイン」
豊田市美術館のコレクションの柱の1つが、ウィーン工房などの
近代のデザイン、工芸なんですね。
モンドリアン展に出てたヘリット・トーマス・リートフェルトの
椅子も豊田市美術館の所蔵品です。
こちらにも椅子が
ドナルド・ジャド《椅子》1988年 (クーパー&カトウ)
脚の部分が3つとも違ってて面白い。
ドナルド・ジャド《机と椅子》1990年 (クーパー&カトウ)
この縦と横の構成、モンドリアンにも通じますね。
テラスの《色の浮遊│3つの破裂した小屋》の
ダニエル・ビュレン
《そのとき、その場所のまさに真ん中で起こる│フレームの中のフレームの中のフレーム #42》1988年
それぞれの額には一部だけしか見えないのに、こうやって壁に
展示されると、大きな長方形のフレームがあるように見えますね。
マルセル・ブロイヤー《クラブチェア B3 (ワシリーチェア)》
デザイン:1925年 (マルセル・ブロイヤー)、 製作年:不詳 (スタンダード = メーベル社
今見たら、こんなカンジの椅子、よくあるって思うけど、
デザインされた1925年当時はとても斬新だったんだろうなと。
ジャン・アルプ《灰色の上の黒い形態の星座》1937年
ジャン・アルプ《ひと、ひげ、へそ》1928-29年
今年4月、愛知県美術館の「トライアローグ」展 で、
https://shizukozb.blog.ss-blog.jp/2021-05-07
ハンス(ジャン)・アルプの彫刻を含む作品が出てたけど、
面白い形だなぁって。
わー、 このステンドグラス素敵!
フランク・ロイド・ライトなんだ!!
《アヴェリー・クーンレイ・プレイハウスの窓ガラス》1912年頃
こちらもフランク・ロイド・ライトのデザインの椅子
ペーター・ベーレンス《椅子》デザイン年:不詳 (ペーター・ベーレンス)、
製作年:1902年 (アントン・ブリュッゲル)
これまでの豊田市美術館コレクション展で、
コーヒーポットや扇風機、ドイツ工作連盟展のポスターなどを
見てきたペーター・ベーレンス、椅子もデザインしていたんですね。
ペーター・ベーレンス《接吻》1898年
アール・ヌーヴォーっぽい。
こちらはウィーンのコーナーですね!
オットー・ヴァーグナー《郵便貯金局内証券取引所のアームチェア》
製作年:1912-13年頃 (ゲブリュダー・トーネット社)
壁に展示されている8枚組の版画(リトグラフ)は、
オスカー・ココシュカ《夢見る少年たち》
1908年 (1917年クルト・ヴォルフ版)
そして左は、エゴン・シーレ《第49回分離派展のポスター》1918年
豊田市美術館が誇る
クリムト《オイゲニア・プリマフェージの肖像》1913/14年 も
ここに展示されていました。
続く小部屋は
チャールズ・レニー・マッキントッシュ
《ウィンディヒルのホールのハイバック・チェア》1901年
同《酒宴》1900年
少女マンガっぽくてイイ♡♡
階段を降りた2階の展示室5
「モンドリアンと同時代の日本美術」
豊田市美術館のコレクションで知った、
挙母村(現・豊田市)出身の画家・牧野義雄(1869-1956)
霧のロンドンを描いた水彩画など、とても素敵だなぁって見てたんですが、
今回展示されていたのは油彩画2点
左《サーペンタイン橋から望むハイド・パーク》
右《倫敦空襲の図》1940年
牧野義雄が日本を発ったのは1893(明治26)年、23歳の時。
サンフランシスコ、ニューヨーク、パリを経由して
1897年にロンドンへ。水彩画家や随筆家として活躍しましたが、
1942年第二次世界大戦が激化したため帰国。
この絵、なんか気に入りました。
佐分眞《婦人像》1927年
一番奥に岸田劉生の絵
左《横臥裸婦》1913年
右《代々木附近》1915年
《代々木附近》は、劉生の代表作で重要文化財になっている
《道路と土手と塀(切通之写生)》の場所を遠くから見た風景画ですね。
2020年1月に行った名古屋市美術館「岸田劉生展」
https://shizukozb.blog.ss-blog.jp/2020-03-18
《道路と土手と塀(切通之写生)》が見られなくて残念だったんですが、
この作品は展示されてました。
この横に豊田市美術館所蔵の《自画像》1913年 も展示されてました。
こうやって制作年を見ると、モンドリアンの抽象画が、
ずいぶん進んでいたってのがあらためてわかったりします。
もちろん、ここに展示されている日本美術、どれも素敵なんですけど。
豊田市美術館: https://www.museum.toyota.aichi.jp/
「モンドリアン展 純粋な絵画をもとめて」を見たことは
前記事: https://shizukozb.blog.ss-blog.jp/2021-09-16
豊田市美術館はコレクション展も楽しみなんです。
モンドリアン展の展示室8を出て、まずは1階の
展示室6・7
コレクション展「小堀四郎 宮脇晴・綾子」
この部屋のいつも(展示作品は変わっているけど)の展示
小堀四郎の作品、画面から光が感じられて、
どんどんいいと思えるようになってきた。
2階の展示室1
コレクション展「ひとつの複数の世界」
モンドリアン展の開催にあわせ、「世界をどのように見るか」という視点から、2つのテーマ展示を行います。(中略)
モンドリアンや彼が参加したデ・ステイルでは、抽象に基づく造形制作を通して、絶対的な世界へと到達することが目指されました。(中略)
ひとつに見える世界のなかに複数の世界があり、そうした複数性によって、ひとつの世界が成立している。展示では、コレクションに寺内曜子の作品を4点加え、複数世界への視座を持ち、私たちの認識の外部を想像させてくれる作品を紹介します。
(豊田市美術館HP: https://www.museum.toyota.aichi.jp/exhibition/pangaea より)
展示室の中央に置かれたこの作品、インパクトあります。
徳富 満《2D or not 2D》1993年
メビウスの輪ですね。色が赤から紫、青、緑、黄、オレンジと、
色相が連続して変化していき、元に戻る。
帯で隣り合う色は補色になるわけですね。
後ろの壁に展示されているのは
岡崎乾二郎《おかちまち》
2020年1月に行った
豊田市美術館「岡﨑乾二郎 視覚のカイソウ」展
https://shizukozb.blog.ss-blog.jp/2020-03-08
このシリーズがずらっと並んでましたっけ。
杉戸洋《quad Ⅱ》2009年
「quad」って、「4つの」とか「四角形」って意味なんですね。
額田宣彦《ジャングル・ジム(01-1)》2001年
なんか千代紙のパターンみたいにも見えるんだけど‥‥
油彩で描かれているそう。
高松次郎《板の単体(赤)》《板の単体(青)》《板の単体(黒)》1970年
台の上に乗っているのは、寺内曜子の作品
寺内曜子《ひとつづきの面》2002年
これ面白い! 赤と青の紙が破られてくっついていることで、
表と裏がひとつづきのようになってる。
どんな構造になっているのか見てたら、
目が回りそうになりました(@.@)
3階から撮った展示室1の全景
階段で3階へ上がると、小さい正方形の展示室2が
「寺内曜子 パンゲア」
展示室の白い壁に赤い線が引かれています。
部屋の中央の台に小さな球体が置かれています。
球体にはシワがあって、ところどころに赤い線が見えます。
この球は、一枚の正方形を丸めたもので、赤い線は
紙の小口に赤い絵の具を塗っていたものが見え隠れしたもの。
壁の赤い線も、球体が乗っている台の高さも、
ちょうど私の目の高さなので、歩くたびに
中央の球体と赤い線が上下して、なんか面白い体験。
球体の赤い線が伸びているような感覚にもなる。
壁の赤い線は、展示室の外まで続いていて、それも
面白かったけど、写真撮ってくるの忘れたー
もらったリーフに展示室入口からの写真がありました。
リーフには寺内曜子さんのプロフィールや
作品の解説もあったけど、正直難しくてよくわからない‥‥
展示室の外まで続く赤線は、見果てぬ世界の、あるいは「在る」ことの不思議そのものである広大な宇宙の不可視性を想起させ、一方でもはや奥深くに入り込んで見ることにできなくなった、紙の小口の赤線は、私たちの寄って立つ大地の把握不可能性を感じさせるのである。(もらったリーフより)
開くとポスター(?)にもなるチラシ(?)
モノクロ印刷ではなく、4C+銀の特色です!
乳白色のガラス(?)からの光があふれる展示室3へ進むと
トニー・クラッグ《スペクトラム》1979年
もらった「寺内曜子 パンゲア」のリーフで、
寺内さんは、イギリスに留学した1979年、
トニー・クラッグの個展がとても印象的だったと。
丸山直文《breeze of river 2》2004年
この絵なんか好きだなー。ボートが描かれていなければ
リズミカルな抽象画のようにも見えるけど、
ボートが描かれていることで、木や水面の反射が
感じられるみたいで。現代の印象派ってカンジ。
2018年に名古屋市美術館で「モネ それからの100年」
https://shizukozb.blog.ss-blog.jp/2018-05-25
という展覧会があって、そこで私は丸山直文さんの絵を初めて
見たんですが、モネの画業を進めていくと、こんな絵に
到達するのかもって思いました。
ヴォルフガング・ライプ《ライスハウス》1996年
前回の「ボイス+パレルモ」展 のコレクション展で見た
https://shizukozb.blog.ss-blog.jp/2021-04-29
《ミルクストーン》の作家ですね!
窓から外が見える通路を通って展示室4へ
コレクション展「美術とデザイン」
豊田市美術館のコレクションの柱の1つが、ウィーン工房などの
近代のデザイン、工芸なんですね。
モンドリアン展に出てたヘリット・トーマス・リートフェルトの
椅子も豊田市美術館の所蔵品です。
こちらにも椅子が
ドナルド・ジャド《椅子》1988年 (クーパー&カトウ)
脚の部分が3つとも違ってて面白い。
ドナルド・ジャド《机と椅子》1990年 (クーパー&カトウ)
この縦と横の構成、モンドリアンにも通じますね。
テラスの《色の浮遊│3つの破裂した小屋》の
ダニエル・ビュレン
《そのとき、その場所のまさに真ん中で起こる│フレームの中のフレームの中のフレーム #42》1988年
それぞれの額には一部だけしか見えないのに、こうやって壁に
展示されると、大きな長方形のフレームがあるように見えますね。
マルセル・ブロイヤー《クラブチェア B3 (ワシリーチェア)》
デザイン:1925年 (マルセル・ブロイヤー)、 製作年:不詳 (スタンダード = メーベル社
今見たら、こんなカンジの椅子、よくあるって思うけど、
デザインされた1925年当時はとても斬新だったんだろうなと。
ジャン・アルプ《灰色の上の黒い形態の星座》1937年
ジャン・アルプ《ひと、ひげ、へそ》1928-29年
今年4月、愛知県美術館の「トライアローグ」展 で、
https://shizukozb.blog.ss-blog.jp/2021-05-07
ハンス(ジャン)・アルプの彫刻を含む作品が出てたけど、
面白い形だなぁって。
わー、 このステンドグラス素敵!
フランク・ロイド・ライトなんだ!!
《アヴェリー・クーンレイ・プレイハウスの窓ガラス》1912年頃
こちらもフランク・ロイド・ライトのデザインの椅子
ペーター・ベーレンス《椅子》デザイン年:不詳 (ペーター・ベーレンス)、
製作年:1902年 (アントン・ブリュッゲル)
これまでの豊田市美術館コレクション展で、
コーヒーポットや扇風機、ドイツ工作連盟展のポスターなどを
見てきたペーター・ベーレンス、椅子もデザインしていたんですね。
ペーター・ベーレンス《接吻》1898年
アール・ヌーヴォーっぽい。
こちらはウィーンのコーナーですね!
オットー・ヴァーグナー《郵便貯金局内証券取引所のアームチェア》
製作年:1912-13年頃 (ゲブリュダー・トーネット社)
壁に展示されている8枚組の版画(リトグラフ)は、
オスカー・ココシュカ《夢見る少年たち》
1908年 (1917年クルト・ヴォルフ版)
そして左は、エゴン・シーレ《第49回分離派展のポスター》1918年
豊田市美術館が誇る
クリムト《オイゲニア・プリマフェージの肖像》1913/14年 も
ここに展示されていました。
続く小部屋は
チャールズ・レニー・マッキントッシュ
《ウィンディヒルのホールのハイバック・チェア》1901年
同《酒宴》1900年
少女マンガっぽくてイイ♡♡
階段を降りた2階の展示室5
「モンドリアンと同時代の日本美術」
豊田市美術館のコレクションで知った、
挙母村(現・豊田市)出身の画家・牧野義雄(1869-1956)
霧のロンドンを描いた水彩画など、とても素敵だなぁって見てたんですが、
今回展示されていたのは油彩画2点
左《サーペンタイン橋から望むハイド・パーク》
右《倫敦空襲の図》1940年
牧野義雄が日本を発ったのは1893(明治26)年、23歳の時。
サンフランシスコ、ニューヨーク、パリを経由して
1897年にロンドンへ。水彩画家や随筆家として活躍しましたが、
1942年第二次世界大戦が激化したため帰国。
この絵、なんか気に入りました。
佐分眞《婦人像》1927年
一番奥に岸田劉生の絵
左《横臥裸婦》1913年
右《代々木附近》1915年
《代々木附近》は、劉生の代表作で重要文化財になっている
《道路と土手と塀(切通之写生)》の場所を遠くから見た風景画ですね。
2020年1月に行った名古屋市美術館「岸田劉生展」
https://shizukozb.blog.ss-blog.jp/2020-03-18
《道路と土手と塀(切通之写生)》が見られなくて残念だったんですが、
この作品は展示されてました。
この横に豊田市美術館所蔵の《自画像》1913年 も展示されてました。
こうやって制作年を見ると、モンドリアンの抽象画が、
ずいぶん進んでいたってのがあらためてわかったりします。
もちろん、ここに展示されている日本美術、どれも素敵なんですけど。
豊田市美術館: https://www.museum.toyota.aichi.jp/
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