SSブログ

愛知芸術文化センターB2F「福岡しの野展 原子の記憶」 [美術]

8月26日(木)に、愛知芸術文化センター地下2階
アートスペースX でやっていた
「福岡しの野展 原子の記憶」へ行ったことを。
ShinonoFukuoka.jpg

この日、栄へ行くつもりで電車に乗ってて、
ツイッター見てたんです。そしたらこんなツイートが流れてきて、


あら素敵、愛知芸術文化センターならちょうど行くところの
近くだし‥‥と。

地下2階のアートスペースX

愛知県美術館へは何度も行っているけど、ここへは
あいちトリエンナーレの時くらいしか来た事がないなぁー。
あまり目立たない奥まった部屋だけど、わりと広い。

2021-8-26-(7).jpg
たくさんの人影が並んでいるような、大きなシート状の作品が
天井からぐるりと吊り下げられています。

青と緑の色調が美しい
人物はたくさんの〇からできていて、
光に透けてきれい。

作品の内側に入ることもできます。
多くの人々に囲まれているような。
2021-8-26-(8).jpg

山々が連なっているようにも感じます。
2021-8-26-(9).jpg

これらの人物、自分の祖父母や父母、親戚などを
モチーフにしているそう。
2021-8-26-(10).jpg

壁に写る影もいいカンジ。

「原子の記憶」というタイトルは、
すべての物質は原子からできていて、人間も原子からできている。

死ぬと体は分解され、体を構成していた原子は別の原子と結びつき、
また別の誰か、あるいはまた別の何かの構成物となる。
はるか昔から今もなお、原子は循環し続けている。

(壁の展示説明より)

人物を構成している〇は、原子を表しているのかな。

この〇、光が透過して、ちょっと教会のステンドグラスのようで
荘厳な雰囲気もあって素敵なんですが、
切り抜いた和紙を貼り付けているんだとか。
え?! それってすごい手間なんじゃ??
作品の外側の光沢がある質感もいいなって見たんですが、
ポリ塩化ビニリデンのシートを貼っているんだそう。
2021-8-26-(11).jpg

この大きさといい、とても迫力のある素敵な展示でした。
2021-8-26-(12).jpg

全く知らなかった作家さんと展示でしたが、
たまたま見ることができて、とても良かったです。


福岡しの野さんのウェブサイト: https://www.shinonofukuoka.com/
インスタグラムも始められたそう: https://www.instagram.com/shinonofukuoka/

nice!(4)  コメント(0) 
共通テーマ:アート

nice! 4

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。