国際芸術祭「あいち2022」(3)一宮駅エリア(その1) [美術]
やっと8月28日(日)に行った、国際芸術祭「あいち2022」の
愛知芸術文化センターの記事が書けたんですが、
(1)愛知芸術文化センター10階
https://shizukozb.blog.ss-blog.jp/2022-09-10
(2)愛知芸術文化センター8階
https://shizukozb.blog.ss-blog.jp/2022-09-23
行った順番を無視して、一番最近に行った
一宮市の駅前エリアのことを書きます。
9月22日(木)、珍しくパートの平日休みに出かけました。
名鉄で名古屋へ行く時に通るのに、
一宮駅で降りるのは初めてかも。
名鉄一宮駅とJR尾張一宮駅はホームも並んで一つの駅のようになってます。
駅のコンコースにあった「承久の乱といちのみや」のパネル
今年の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」でも描かれる承久の乱
一宮市で幕府軍の軍議が行われたとのこと。
パネルの内容はこちらのpdfファイルで見ることができます。
https://www.city.ichinomiya.aichi.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/052/356/i-buil.pdf
承久の乱の決戦は愛知県と岐阜県の県境にある木曽川で、
最大の激戦地は各務原市前渡(大豆戸)とのことで、
前渡不動山の中腹には、国内で唯一「承久の乱」と名のつく
史跡・承久の乱合戦供養塔があるそう。
承久の乱合戦供養塔(岐阜の旅ガイド):
https://www.kankou-gifu.jp/spot/detail_7052.html
へー、地元なのに知らなかった。
そのうち大河ドラマの後のコーナーで紹介されるかな?
コンコースにあるアート作品は、尾州の織物や糸を使って、
子どもたちが作った138(いちのみやに掛けてます)匹の
いきものとのこと。
尾州(びしゅう)とは
一宮市を中心に、北は各務原、西は羽島、東は江南、南は名古屋市北区までを含む、世界三大毛織物産地の一つ(他の2つは、イタリアのビエラ、イギリスのハダースフィールド)
一宮市観光案内所にも「あいち2022」の案内が
たくさん貼られています。
「FMいちのみや」が生放送中みたい。
尾張一宮駅ビル(i-ビル) 一宮市の図書館も入っているんですね!
駅前の「いちい信用金庫」の建物の窓には、
星のモチーフの白い織物(?)が掛けられていていいカンジ。
歩道のベンチに置かれていた陶器の猫
「いちのみや芸術商店街」という、
「あいち2022」に合わせて、名古屋芸術大学、
愛知県立木曽川高等学校、愛知県立一宮起工科高等学校など
地域の中高生と大学生が美術作品や音楽の演奏で一宮駅周辺の
商店街を彩るイベントとのこと。(会期:8/10~10/10)
アーケードには、
名古屋芸術大学のテキスタイルデザインコースの学生たちの作品が
商店のウィンドウ
オリナス一宮
旧名古屋銀行一宮支店とのこと。古い銀行の建物らしく、
ギリシャ風の円柱が立っています。
ここに展示されているのが、
IC01 奈良美智
https://aichitriennale.jp/artists/nara-yoshitomo.html
レトロな銀行の重厚な内装も素敵
入口横の小さな窓から作品の一部が見えてます
パネルで仕切られた部屋は、落ち着いた緑色の壁に、
奈良美智! ってイメージの
《Miss Moonlight》2020 を中心に展示されています。
まぶたを閉じて、祈りを捧げているような少女の絵
この空間、とても素敵!!
他にも絵が飾られていました
あ、この絵、有元利夫の《花降る日》ですね!
(私が持ってる画集「有元利夫と女神たち」より)
奥へ進むと、わー!! この空間素敵!!!!
水色の光に満たされた空間の中に置かれた
《Fountain of Life》2001/2022
祈るような子供たちの目から、静かに水が流れています。
ダンボールに描かれた絵には「あいち2022」のテーマ
STILL ALIVE と
オリナス一宮を出て、一宮市役所へと向かう途中の
公衆トイレの壁面にあるのが、
IC02a バリー・マッギー
https://aichitriennale.jp/artists/barry-mcgee.html
カラフルな壁画
一宮市役所の1階ロビーにあるのが、
IC03 眞田 岳彦
https://aichitriennale.jp/artists/sanada-takehiko.html
あいちNAUプロジェクト《白維》2022
毛織物のまちを象徴するような羊毛でできた作品。
愛知県内6都市7美術館・博物館とともに行った
「あいちNAU(綯う)プロジェクト」で、300人近い参加者が
羊毛をより合わせたもので作られているとのこと。
制作の様子が映像で紹介されていました。
一宮市役所前にあった彫刻 櫻井真理《青い空》
「いちのみや芸術商店街」の作品
20 名古屋芸術大学 メタル&ジュエリーデザインコース
池ヶ谷幸奈さんの作品
30 奥岡夢乃さんの作品
時計店のウインドウが毛糸でくるまれています。
せっかくなので、真清田神社に参拝していこうと。
尾張国の一宮として篤い信仰を集めてきた神社。
一宮市の名称も、この真清田神社からきています。
私は、子どもの頃に家族で初詣に来たことがあったような‥‥
ここにも「承久の乱といちのみや」のパネルがありました。
https://www.city.ichinomiya.aichi.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/052/356/miyamae.pdf
幕府軍がこの周辺に陣を敷き、軍議を行ったそう。
さすが一之宮、立派な鳥居です。境内も広い。
社殿は一宮空襲で焼失したため、戦後再建されたもの。
昭和32年竣工の本殿・拝殿
神馬
神池にかかる開運橋
神池の鯉
東側の門から出ました。神社を取り囲むように
お店が並んでいます。今は閉店したお店が多いですが、
かつては賑わっていたんでしょうね。
先に、旧一宮市スケート場へ
氷を張るためのパイプがむき出しになった元スケート場の空間に
展示されていたのが
IC15 アンネ・イムホフ
https://aichitriennale.jp/artists/anne-imhof.html
ブルーの光に満たされた薄暗い大空間に、
突き上げられるような音が響いています。
2つの大きなスクリーンに映像が映し出されています。
《道化師》2022
剥製の犬を抱えて歩く男性の映像が印象的でした。
鑑賞者は自然と会場を一回りするように歩くわけですけど、
会場の片隅の床にもモニタがありました。
‥‥スミマセン、あいち2022一宮駅エリア、まだほんの少し
なんですけど、芸術祭以外のことも多く書いてしまったこともあり、
写真がいっぱいなので、とりあえずここまでアップします。
まだ一宮駅エリアの旧一宮市立中央看護専門学校のことも、
尾西エリアのこともあるんですけど‥‥続きます!
国際芸術祭「あいち2022」: https://aichitriennale.jp/
いちのみや芸術商店街チラシ
https://www.city.ichinomiya.aichi.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/051/963/geijutusyotengaichirashi.pdf
いちのみや芸術商店街マップ
https://www.city.ichinomiya.aichi.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/051/963/geijutumap.pdf
愛知芸術文化センターの記事が書けたんですが、
(1)愛知芸術文化センター10階
https://shizukozb.blog.ss-blog.jp/2022-09-10
(2)愛知芸術文化センター8階
https://shizukozb.blog.ss-blog.jp/2022-09-23
行った順番を無視して、一番最近に行った
一宮市の駅前エリアのことを書きます。
9月22日(木)、珍しくパートの平日休みに出かけました。
名鉄で名古屋へ行く時に通るのに、
一宮駅で降りるのは初めてかも。
名鉄一宮駅とJR尾張一宮駅はホームも並んで一つの駅のようになってます。
駅のコンコースにあった「承久の乱といちのみや」のパネル
今年の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」でも描かれる承久の乱
一宮市で幕府軍の軍議が行われたとのこと。
パネルの内容はこちらのpdfファイルで見ることができます。
https://www.city.ichinomiya.aichi.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/052/356/i-buil.pdf
承久の乱の決戦は愛知県と岐阜県の県境にある木曽川で、
最大の激戦地は各務原市前渡(大豆戸)とのことで、
前渡不動山の中腹には、国内で唯一「承久の乱」と名のつく
史跡・承久の乱合戦供養塔があるそう。
承久の乱合戦供養塔(岐阜の旅ガイド):
https://www.kankou-gifu.jp/spot/detail_7052.html
へー、地元なのに知らなかった。
そのうち大河ドラマの後のコーナーで紹介されるかな?
コンコースにあるアート作品は、尾州の織物や糸を使って、
子どもたちが作った138(いちのみやに掛けてます)匹の
いきものとのこと。
尾州(びしゅう)とは
一宮市を中心に、北は各務原、西は羽島、東は江南、南は名古屋市北区までを含む、世界三大毛織物産地の一つ(他の2つは、イタリアのビエラ、イギリスのハダースフィールド)
一宮市観光案内所にも「あいち2022」の案内が
たくさん貼られています。
「FMいちのみや」が生放送中みたい。
尾張一宮駅ビル(i-ビル) 一宮市の図書館も入っているんですね!
駅前の「いちい信用金庫」の建物の窓には、
星のモチーフの白い織物(?)が掛けられていていいカンジ。
歩道のベンチに置かれていた陶器の猫
「いちのみや芸術商店街」という、
「あいち2022」に合わせて、名古屋芸術大学、
愛知県立木曽川高等学校、愛知県立一宮起工科高等学校など
地域の中高生と大学生が美術作品や音楽の演奏で一宮駅周辺の
商店街を彩るイベントとのこと。(会期:8/10~10/10)
アーケードには、
名古屋芸術大学のテキスタイルデザインコースの学生たちの作品が
商店のウィンドウ
オリナス一宮
旧名古屋銀行一宮支店とのこと。古い銀行の建物らしく、
ギリシャ風の円柱が立っています。
ここに展示されているのが、
IC01 奈良美智
https://aichitriennale.jp/artists/nara-yoshitomo.html
レトロな銀行の重厚な内装も素敵
入口横の小さな窓から作品の一部が見えてます
パネルで仕切られた部屋は、落ち着いた緑色の壁に、
奈良美智! ってイメージの
《Miss Moonlight》2020 を中心に展示されています。
まぶたを閉じて、祈りを捧げているような少女の絵
この空間、とても素敵!!
他にも絵が飾られていました
あ、この絵、有元利夫の《花降る日》ですね!
(私が持ってる画集「有元利夫と女神たち」より)
奥へ進むと、わー!! この空間素敵!!!!
水色の光に満たされた空間の中に置かれた
《Fountain of Life》2001/2022
祈るような子供たちの目から、静かに水が流れています。
ダンボールに描かれた絵には「あいち2022」のテーマ
STILL ALIVE と
オリナス一宮を出て、一宮市役所へと向かう途中の
公衆トイレの壁面にあるのが、
IC02a バリー・マッギー
https://aichitriennale.jp/artists/barry-mcgee.html
カラフルな壁画
一宮市役所の1階ロビーにあるのが、
IC03 眞田 岳彦
https://aichitriennale.jp/artists/sanada-takehiko.html
あいちNAUプロジェクト《白維》2022
毛織物のまちを象徴するような羊毛でできた作品。
愛知県内6都市7美術館・博物館とともに行った
「あいちNAU(綯う)プロジェクト」で、300人近い参加者が
羊毛をより合わせたもので作られているとのこと。
制作の様子が映像で紹介されていました。
一宮市役所前にあった彫刻 櫻井真理《青い空》
「いちのみや芸術商店街」の作品
20 名古屋芸術大学 メタル&ジュエリーデザインコース
池ヶ谷幸奈さんの作品
30 奥岡夢乃さんの作品
時計店のウインドウが毛糸でくるまれています。
せっかくなので、真清田神社に参拝していこうと。
尾張国の一宮として篤い信仰を集めてきた神社。
一宮市の名称も、この真清田神社からきています。
私は、子どもの頃に家族で初詣に来たことがあったような‥‥
ここにも「承久の乱といちのみや」のパネルがありました。
https://www.city.ichinomiya.aichi.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/052/356/miyamae.pdf
幕府軍がこの周辺に陣を敷き、軍議を行ったそう。
さすが一之宮、立派な鳥居です。境内も広い。
社殿は一宮空襲で焼失したため、戦後再建されたもの。
昭和32年竣工の本殿・拝殿
神馬
神池にかかる開運橋
神池の鯉
東側の門から出ました。神社を取り囲むように
お店が並んでいます。今は閉店したお店が多いですが、
かつては賑わっていたんでしょうね。
先に、旧一宮市スケート場へ
氷を張るためのパイプがむき出しになった元スケート場の空間に
展示されていたのが
IC15 アンネ・イムホフ
https://aichitriennale.jp/artists/anne-imhof.html
ブルーの光に満たされた薄暗い大空間に、
突き上げられるような音が響いています。
2つの大きなスクリーンに映像が映し出されています。
《道化師》2022
剥製の犬を抱えて歩く男性の映像が印象的でした。
鑑賞者は自然と会場を一回りするように歩くわけですけど、
会場の片隅の床にもモニタがありました。
‥‥スミマセン、あいち2022一宮駅エリア、まだほんの少し
なんですけど、芸術祭以外のことも多く書いてしまったこともあり、
写真がいっぱいなので、とりあえずここまでアップします。
まだ一宮駅エリアの旧一宮市立中央看護専門学校のことも、
尾西エリアのこともあるんですけど‥‥続きます!
国際芸術祭「あいち2022」: https://aichitriennale.jp/
いちのみや芸術商店街チラシ
https://www.city.ichinomiya.aichi.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/051/963/geijutusyotengaichirashi.pdf
いちのみや芸術商店街マップ
https://www.city.ichinomiya.aichi.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/051/963/geijutumap.pdf
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