国際芸術祭「あいち2022」(6)常滑 その1 [美術]
国際芸術祭「あいち2022」
7月30日(土)から始まった会期が
10月10日(月・祝)で終わってしまいました。
一応、私、パフォーミングアーツ以外は回ったつもり‥‥
(あ、愛知芸術文化センター アートスペースX(B2)の
AC49 縄(愛知県芸チーム initiated by 奈良美智)
https://aichitriennale.jp/artists/nawa.html
だけ見忘れてるww(ToT)
ですが、ブログ記事は、まだまだです(^^;;
9月4日(日)に行った常滑会場のことを
名鉄岐阜から中部国際空港行き特急で、常滑駅へ
常滑駅で下車するのは初めてです。
さすが、やきものの街。駅構内にも、
駅前の「やきもの散歩道」の案内塔
後ろのポールの上には招き猫が乗ってます。
「やきもの散歩道」に沿って巡るといいとのことで、
常滑の街を見守る「とこにゃん」
常滑市陶磁器会館
「あいち2022」のインフォメーションや、
チケットセンターにもなっています。
ポストの上にもこんな作品が(^^)
さて、やきもの散歩道へ
小高い丘のようになっているので、結構傾斜あります。
旧丸利陶管
ここに展示されていたのが、
TK01 デルシー・モレロス
https://aichitriennale.jp/artists/delcy-morelos.html
ずらりと並んだクッキーや餅のようなものは、
「常滑焼に用いられる数種類の粘土に、重曹やシナモンパウダー、クローブパウダーなどを混ぜ合わせて乾燥させたもの」
すごい量に圧倒されます。
2階に展示されていたのが、
TK03 グレンダ・レオン
https://aichitriennale.jp/artists/glenda-Leon.html
青い壁に星座が形作られています。
この星と星を結ぶ線は弦で作られていて、
弾いて音を出すことができるんです。
(この作品は触れませんでしたが、演奏する様子が
別室の映像で見ることができました)
こちらのタンバリンの月は、叩いて音を出すことができました!
こちらの部屋には、ピアノ線の雨
とても繊細で詩的な雰囲気が素敵!!
青い山脈のような作品が並んでいます。
「地球上の様々な音を録音したレコードをボイジャー探査機に搭載しました。現在も宇宙を漂いながら誰かの解読を待つこれらの音から、グレンダ・レオンは波形のドローイングを起こし、名古屋芸術大学の協力のもと、やきものとして立体化しました。」
‥‥この人の感性、すごく素敵!
1階奥の部屋に展示されていたのが、
TK02 ティエリー・ウッス
https://aichitriennale.jp/artists/thierry-oussou.html
西アフリカのベナン生まれの作家。
ベナンはアフリカ最大の綿花生産国だそうで、
ベナンの広大な綿畑や、そこで働く人々の様子、
ものすごい量の綿花を積んでいるのはインスタレーション? が、
映像で紹介されていました。
ウッスも自ら綿畑を経営しているそうで、
「綿花は何百万人もの小規模農家によって生産され、各家庭やコミュニティ全体がこれに依存しているにもかかわらず、金や石油とは流通時の価値が明らかに異なる事実に旗を立て、手作業でこの仕事に従事する労働者への着目を促します。」
手作業で綿花を積む仕事は大変だろうなぁー
アメリカの黒人奴隷は綿花を摘む労働をさせられていたんですよね。
黄色い綿花と白い綿花が床に置かれています。
《イクイリブリアム・ウィンド(均衡の風)》
窓の外(この建物へ入る時に通った路地)には、
鉢植えの綿花が並んでいました。
綿花って、オクラの花にも似た花が咲くんですね。
別棟に展示されていたのが
TK04 服部 文祥+石川 竜一
https://aichitriennale.jp/artists/hattori-bunsho-ishikawa-ryuichi.html
鹿の頭蓋骨や熊などの毛皮が展示されています。
2021年10月9日から11月7日までの約一か月間、
北海道南西部を猟銃を持った無銭旅行をもとにした展示。
米は持って行ったが、他の食料は現地調達。
猟銃で撃った鹿や熊、釣った魚など。
ちょうどこの日、服部文祥さんが会場にいらしてました。
旅行の記録である冊子が100円で購入できました。
この冊子は、会場に来た人だけが入手できる限定冊子とのこと。
土管を作っていた頃の土を練る設備? が残されていました。
旧丸利陶管の住宅に展示されていたのが、
TK05 シアスター・ゲイツ
https://aichitriennale.jp/artists/theaster-gates.html
《ザ・リスニング・ハウス》
レコードの音楽をかけています。
2階へ上がると、
古民家のたたずまいに光がキレイ
入口の土間が見下ろせます。
天井が湾曲した「船底天井」になっているのがわかりますか?
家主が裕福であったことがわかります。
小高い場所にあるので、2階の窓から街が見下ろせます。
名鉄の赤い列車が走っています。
作品はよくわからないけど(^^; こういうレトロな家、好きです。
これは作品ではなく、この家のお勝手(レトロで素敵!)
「あいち2022」の作品ではないですが、
ここ旧丸利陶管への入口にあった
ギャラリ―rin' でやっていた
坂倉守 作品展「草むらと遺跡」って展示 とても素敵だった!
ギャラリーの床の石やレンガもいい感じ。
雑草が生けてある円錐形、陶器ではなく金属で、
機械の部品だとか聞いたけど、忘れてしまった(^^;
子どもの頃、宝物だったもの‥‥石ころや破片、
小さなアクセサリー、虫の死骸‥‥などが展示されています。
そうそう、こんなの、ワクワクして集めてたんですよね。
このギャラリーの、元の設備が撤去された跡が
遺跡っぽいのもいい雰囲気!
とこにゃんはこちら って看板にひかれて行ってみました。
とこにゃんの前の2匹の猫もいいカンジ!
とこにゃんの前の歩道橋から
でも、とこにゃんの裏側は‥‥ちょっとガッカリ?
あ、「常滑」って書いてあるんだ!
「カフェnuu」って看板に、ちょっとお腹も空いたし、
なんか雰囲気が素敵なので、行ってみると‥‥
廃屋か? って心配した程の隠れ家カフェ。
でも店内満席で、ランチは売り切れ(T.T)
ベーグルとアイスカフェオレをいただきました。900円
雑貨の販売や、教室のようなこともやっているみたいです。
さて、やきもの散歩道に戻って。
やきもの散歩道には、ところどころに案内板が立っています。
(そうでないと、こんな細い道を通っていいのかって不安になりますよね)
廻船問屋 瀧田家へ
ここ「あいち2022」の会場にもなっています。
そのことは次の記事で――
国際芸術祭「あいち2022」: https://aichitriennale.jp/
7月30日(土)から始まった会期が
10月10日(月・祝)で終わってしまいました。
一応、私、パフォーミングアーツ以外は回ったつもり‥‥
(あ、愛知芸術文化センター アートスペースX(B2)の
AC49 縄(愛知県芸チーム initiated by 奈良美智)
https://aichitriennale.jp/artists/nawa.html
だけ見忘れてるww(ToT)
ですが、ブログ記事は、まだまだです(^^;;
9月4日(日)に行った常滑会場のことを
名鉄岐阜から中部国際空港行き特急で、常滑駅へ
常滑駅で下車するのは初めてです。
さすが、やきものの街。駅構内にも、
駅前の「やきもの散歩道」の案内塔
後ろのポールの上には招き猫が乗ってます。
「やきもの散歩道」に沿って巡るといいとのことで、
常滑の街を見守る「とこにゃん」
常滑市陶磁器会館
「あいち2022」のインフォメーションや、
チケットセンターにもなっています。
ポストの上にもこんな作品が(^^)
さて、やきもの散歩道へ
小高い丘のようになっているので、結構傾斜あります。
旧丸利陶管
ここに展示されていたのが、
TK01 デルシー・モレロス
https://aichitriennale.jp/artists/delcy-morelos.html
ずらりと並んだクッキーや餅のようなものは、
「常滑焼に用いられる数種類の粘土に、重曹やシナモンパウダー、クローブパウダーなどを混ぜ合わせて乾燥させたもの」
すごい量に圧倒されます。
2階に展示されていたのが、
TK03 グレンダ・レオン
https://aichitriennale.jp/artists/glenda-Leon.html
青い壁に星座が形作られています。
この星と星を結ぶ線は弦で作られていて、
弾いて音を出すことができるんです。
(この作品は触れませんでしたが、演奏する様子が
別室の映像で見ることができました)
こちらのタンバリンの月は、叩いて音を出すことができました!
こちらの部屋には、ピアノ線の雨
とても繊細で詩的な雰囲気が素敵!!
青い山脈のような作品が並んでいます。
「地球上の様々な音を録音したレコードをボイジャー探査機に搭載しました。現在も宇宙を漂いながら誰かの解読を待つこれらの音から、グレンダ・レオンは波形のドローイングを起こし、名古屋芸術大学の協力のもと、やきものとして立体化しました。」
‥‥この人の感性、すごく素敵!
1階奥の部屋に展示されていたのが、
TK02 ティエリー・ウッス
https://aichitriennale.jp/artists/thierry-oussou.html
西アフリカのベナン生まれの作家。
ベナンはアフリカ最大の綿花生産国だそうで、
ベナンの広大な綿畑や、そこで働く人々の様子、
ものすごい量の綿花を積んでいるのはインスタレーション? が、
映像で紹介されていました。
ウッスも自ら綿畑を経営しているそうで、
「綿花は何百万人もの小規模農家によって生産され、各家庭やコミュニティ全体がこれに依存しているにもかかわらず、金や石油とは流通時の価値が明らかに異なる事実に旗を立て、手作業でこの仕事に従事する労働者への着目を促します。」
手作業で綿花を積む仕事は大変だろうなぁー
アメリカの黒人奴隷は綿花を摘む労働をさせられていたんですよね。
黄色い綿花と白い綿花が床に置かれています。
《イクイリブリアム・ウィンド(均衡の風)》
窓の外(この建物へ入る時に通った路地)には、
鉢植えの綿花が並んでいました。
綿花って、オクラの花にも似た花が咲くんですね。
別棟に展示されていたのが
TK04 服部 文祥+石川 竜一
https://aichitriennale.jp/artists/hattori-bunsho-ishikawa-ryuichi.html
鹿の頭蓋骨や熊などの毛皮が展示されています。
2021年10月9日から11月7日までの約一か月間、
北海道南西部を猟銃を持った無銭旅行をもとにした展示。
米は持って行ったが、他の食料は現地調達。
猟銃で撃った鹿や熊、釣った魚など。
ちょうどこの日、服部文祥さんが会場にいらしてました。
旅行の記録である冊子が100円で購入できました。
この冊子は、会場に来た人だけが入手できる限定冊子とのこと。
土管を作っていた頃の土を練る設備? が残されていました。
旧丸利陶管の住宅に展示されていたのが、
TK05 シアスター・ゲイツ
https://aichitriennale.jp/artists/theaster-gates.html
《ザ・リスニング・ハウス》
レコードの音楽をかけています。
2階へ上がると、
古民家のたたずまいに光がキレイ
入口の土間が見下ろせます。
天井が湾曲した「船底天井」になっているのがわかりますか?
家主が裕福であったことがわかります。
小高い場所にあるので、2階の窓から街が見下ろせます。
名鉄の赤い列車が走っています。
作品はよくわからないけど(^^; こういうレトロな家、好きです。
これは作品ではなく、この家のお勝手(レトロで素敵!)
「あいち2022」の作品ではないですが、
ここ旧丸利陶管への入口にあった
ギャラリ―rin' でやっていた
坂倉守 作品展「草むらと遺跡」って展示 とても素敵だった!
ギャラリーの床の石やレンガもいい感じ。
雑草が生けてある円錐形、陶器ではなく金属で、
機械の部品だとか聞いたけど、忘れてしまった(^^;
子どもの頃、宝物だったもの‥‥石ころや破片、
小さなアクセサリー、虫の死骸‥‥などが展示されています。
そうそう、こんなの、ワクワクして集めてたんですよね。
このギャラリーの、元の設備が撤去された跡が
遺跡っぽいのもいい雰囲気!
とこにゃんはこちら って看板にひかれて行ってみました。
とこにゃんの前の2匹の猫もいいカンジ!
とこにゃんの前の歩道橋から
でも、とこにゃんの裏側は‥‥ちょっとガッカリ?
あ、「常滑」って書いてあるんだ!
「カフェnuu」って看板に、ちょっとお腹も空いたし、
なんか雰囲気が素敵なので、行ってみると‥‥
廃屋か? って心配した程の隠れ家カフェ。
でも店内満席で、ランチは売り切れ(T.T)
ベーグルとアイスカフェオレをいただきました。900円
雑貨の販売や、教室のようなこともやっているみたいです。
さて、やきもの散歩道に戻って。
やきもの散歩道には、ところどころに案内板が立っています。
(そうでないと、こんな細い道を通っていいのかって不安になりますよね)
廻船問屋 瀧田家へ
ここ「あいち2022」の会場にもなっています。
そのことは次の記事で――
国際芸術祭「あいち2022」: https://aichitriennale.jp/
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