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子年に届いた年賀状 [年賀状]

横浜へ行ったことを書いている途中ですが、
年賀状も考えなきゃ‥‥って時期なので、
(もう近年は年賀状は時代遅れって雰囲気もありますけど)

このブログの毎年恒例の記事になっている、
子年に我が家に届いた年賀状を紹介します。


前回の子年は2008年(平成20年)

2008年からもう干支が一回りするんですよ!!
はがき50円でした。
私、この年の年賀状デザインは頑張りました。
今は無き「デザインガーデン」で、
オリジナルデザインの年賀状を売ることができたので、
デザインをアップしてみたんです。

オリジナルデザイン年賀状
https://shizukozb.blog.ss-blog.jp/2007-11-07

「ねずみの嫁入り」年賀状が何枚か売れて嬉しかったです。


この時のデザインガーデンの年賀状は、
画像をダウンロードするのではなく、
プリントしたハガキが送られてくるってシステムでした。
(デザインガーデンは富士フイルムがやってたので、
印刷のクォリティは高かったです。)

動物マンガも多く描いている漫画家の方からの年賀状
ジャコウネズミのキャラバン行動
(ネズミと言っても、モグラの仲間。) 
だそう。
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2008年なんて、ついこの間じゃん!って思ってしまうけど、
その間に亡くなられた方からの年賀状もあって、
感慨にふけってしまいます。
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飼っている猫の写真を使ったネズミ年の年賀状
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一般の方(?)でもパソコンの素材集などから
素敵なデザインの年賀状が作れるようになりましたね。
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これもパソコンの素材集からだと
ネズミたちが引く米俵に猫が(^^;)
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コピーライターの方からの年賀状
ねずみ小僧次郎吉のお墓だそう。
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パソコンで作った年賀状がほとんどの中、
手描きの年賀状は目立ちます。
子という文字でネズミが描かれてます。
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その前(24年前)の子年は1996年(平成8年)

年賀状は2008年と変わらず50円。ただ郵便番号は5桁です。

毎年、木版多色刷りの年賀状を送ってくださる先生から
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イラストレーターの方から、自分のイラストを印刷した年賀状
紙質も豪華で複雑な色が出てます。さすが。
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ダイビングが趣味の友人から。ネズミの魚が泳いでます。
イラストのドットとか目立つけど、プリントがこの頃としてはキレイ。
パソコンで作ったものを会社のレーザープリンタで印刷した?
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この頃はまだ家庭用のインクジェットプリンターの性能が
それほど良くなくて、宛名は多くが手書きか、
宛名シールにプリントして住所面に貼り付けるって方式が多いです。
(ワープロ専用機のプリントかな?)

コンピュータで作ったイラストも、写真に撮って貼り付けてたり。
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シルクスクリーンですね。緑もわざわざ別版作ってるのかな?
細かい文字もちゃんと刷れてて、かなりの技術なんですが、
この数年後に、家庭用エプソンプリンターで、これと見間違える
レベルの印刷ができるようになって、あれは感動したなぁ‥‥
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年賀状の印刷で多かったのがプリントゴッコ
蛍光色やメタリックインクなども使えるのが魅力でした。
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プリントゴッコ用の素材集なども販売されてましたね。
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息子の英語教室の先生から
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小学4年の息子の同級生から届いた手描きの年賀状。
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私が出した年賀状。
Macを持ってましたが、ほとんど使えてませんでしたねー。
この年賀状もプリントゴッコで作ってますし。
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その前(36年前)の子年1984年(昭和59年)

はがき40円。
26歳、大学を卒業して4年目、仕事も私生活も‥‥まだ
「女はクリスマスケーキ」なんて言われてた時代ですから、
結婚は? なんて周囲からのプレッシャーもあったりして、
いろいろ忙しかったりしたんですが、あらためて見ると、
皆それぞれ凝った年賀状を送ってくれてますね。

シルクスクリーンです!! バックの金色の版も含めて、
何版刷ってるんだろう?!! 手間かかってます。
ネズミのベビーに交じって(^▽^)
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人形作って撮影して「1984 あけた あけた」と。カワイイ!
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シルクスクリーン「ねずみ花火」
蛍光インク使ってて、現物はもっとハデハデなんですけど。
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こちらもシルクスクリーン。同じ版を色を変えてズラして刷った
効果が出てますね。
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シルクスクリーン。いかにもデザイナーってカンジの年賀状。
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デザイン科の同級生からの年賀状は
シルクスクリーンで作ったものも多かったです。
ハガキサイズのキットがあったとはいえ、今思うと、
手間かかるんですよー。

この頃は、一般の方(?)とクリエイティブやる人との年賀状って
はっきり違ってたんですよね。

彼女は日本画科卒業。パワーあふれる版画の年賀状
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イラストレーションの授業を担当していただいた先生からの
木版画の年賀状。さすがです。
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マンドリンクラブの先輩から。たしか染織だったと。
木版多色刷り。福寿草の色づかいが優しい。
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年賀状だけど、思いっきり自分の世界ですね(^▽^)
プリントゴッコの素朴な味わいが生きてます。
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子どもの写真を使った年賀状も多かったですが、
ミッキーマウスのお面をかぶっているところが
デザイン関係者! ってカンジですね。(職場の先輩からの年賀状)
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私もプリントゴッコで作りました。4版重ねてます。
はい、24年後、デザインガーデンに出品して売れたモトはこれです。
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その前(48年前)の子年は1972年(昭和47年)

中学2年生でした。年賀状7円。(1972年にはがき10円に値上げ)

同級生からの年賀状。ネズミの絵は印刷されていたもの。
シートの上から書くと、キラキラの文字が転写されるもので
文字を書いてくれてます。
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同級生から。鶴の絵はハンコ(これなら干支に関係なく年賀状に使えますね)
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14歳と26歳の違い!!
そしてこの間、ハガキが7円から40円になったように、
日本の社会も大きく変化した時代でした。


さて、今年もアイデアに苦しみつつも作ることにしますか。
年賀状だけの付き合いの方もいますけど、まぁ、それもいいんじゃないかと。


過去記事
亥年に届いた年賀状: https://shizukozb.blog.ss-blog.jp/2018-12-09
戌年に届いた年賀状: https://shizukozb.blog.ss-blog.jp/2017-12-09
酉年に届いた年賀状: https://shizukozb.blog.ss-blog.jp/2016-11-18
申年に届いた年賀状: https://shizukozb.blog.ss-blog.jp/2015-12-12
未年に届いた年賀状:https://shizukozb.blog.ss-blog.jp/2014-11-28
午年に届いた年賀状:https://shizukozb.blog.ss-blog.jp/2013-12-10
巳年に届いた年賀状:https://shizukozb.blog.ss-blog.jp/2012-12-11
辰年に届いた年賀状:https://shizukozb.blog.ss-blog.jp/2011-12-19
卯年に届いた年賀状:https://shizukozb.blog.ss-blog.jp/2010-11-11
寅年の年賀状を紹介した記事
年賀状の(私的)歴史:https://shizukozb.blog.ss-blog.jp/2009-11-24
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