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清須市はるひ美術館「原田治 展」 [美術]

8月28日(金)、清須市はるひ美術館
「原田治 展」に行ってきたことを。

いつもならここに展覧会のチラシをスキャンしてアップするんだけど、
この展覧会のチラシ、手に入れられてないんですよ(T.T)

この展覧会を知ったのは、ツイッターで流れてきたから。
清須市はるひ美術館公式ツイッター: https://twitter.com/kh_museum
へー、オサムグツズの原田治ね、見てこなきゃ! って思ってたら、

混雑していて入場制限を行っているとか、
入館までに1時間程度待ってもらってるので熱中症対策をしてとか
流れてきまして、展覧会会期が8月30日(日)までなので、
最終土日は避けたい、夕方(16時頃)以降は比較的スムーズに入館できる
(清須市はるひ美術館は19時までやっててくれるので助かります)
ってことだったので‥‥28日(金)16時少し前に着きました。
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入場制限こそなかったけど、館内混んでました!
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美術館HPからダウンロードしていった割引券で、
観覧料一般700円が50円引きの650円になりました。
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ほとんどが写真撮影可なのも嬉しい!!
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少年期に描いた絵から
のちに渡米してアメリカ抽象主義の画家の一人となった
川端実のアトリエに通って絵を習ったそう。
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画家を夢見たけど、川端実から「一生働かずに
絵だけを描いていけるなら」と問われて断念し、
イラストレーターへの道を進みます。

大学卒業後、渡米して、プッシュピン・スタジオの作品に接し、
影響を受けます。
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アートディレクター堀内誠一の目に留まり、
イラストレーターとしてデビュー
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いろんなイラストが並んでいました。
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(上手く写ってなくてスミマセン)

装丁の仕事
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雑誌の表紙
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絵本の仕事
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絵本の原画
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広告・パッケージの仕事
カルビーのポテトチップスのキャラクターも原田治なんですね!
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ミスドの景品欲しさにドーナツ買ったなぁ!
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「ビックリハウス」イラスト原画
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マザーグースから着想を得ているキャラクターたち
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イラストレーターの仕事とは別に、自分のためだけに描いた抽象絵画
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《Le Cargo Noir》黒い貨物船という意味で、
ラウル・デュフィの晩年の連作にインスピレーションを得た作品だそう。素敵!
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OSAMU GOODS(オサムグッズ)は、
「DUSTY MILLER(シロタエギクの英名)」と名付けられた会社から
発売されました。
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1950~60年代の古き良き時代のアメリカがデザインコンセプト
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原田治は39歳の時、東京から船で通える距離にある島に自ら設計したアトリエを建てて、
還暦を過ぎてからは1年の半分を島のアトリエで過ごしたそう。
自然に囲まれたアトリエの写真が展示されてました。オシャレです!


撮影禁止だったんですが、
原田治が偏愛する美術家や日本美術史について綴った
『ぼくの美術帖』で取り上げた
小村雪岱の絵なども展示してありました。

今年1月に岐阜県現代陶芸美術館で小村雪岱の展覧会見たんですが、
https://shizukozb.blog.ss-blog.jp/2020-02-04
まだ小村雪岱がそれほど知られていなかった頃、
小村雪岱のデザインセンスに注目した原田治、さすがです!


朝日新聞2014年3月7日夕刊に掲載された記事
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かわいいイラストだけではありません。
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別室にはオサムグッズがずらり!
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あちこちで「かわいい!」って声が。
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壁に書かれてた原田治の言葉
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終始一貫してぼくが考えた「可愛い」の表現方法は、
明るく、屈託が無く、健康的な表情であること。
そこに5%ほどの淋しさ切なさを 
隠し味のように加味するというものでした。


‥‥なるほど。


2階のスペースでは、愛知県で2001年に創業した引っ越し運送会社
「ウェルカム・バスケット」の原田治のキャラクターとロゴが
デザインされたダンボールやガムテープがディスプレイされていました。
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展示室に増して混んでいたのが、グッズ売場!
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いろいろあって迷ったけど、結局、本とLPバッグしか買いませんでした。
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「OSAMU’S A to Z 原田治の仕事」2,640円(2,400円+税)
 展覧会図録ってことだけど、展示順には並んでません。
LPバッグ330円(税込)

名前のシールを作れるのも楽しかった。300円


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この展覧会、

原田治 展
「かわいい」の発見

世田谷文学館で、2019年7月13日(土)~9月23日(月・祝)に開催されて、
以後全国巡回 とのことで、清須市はるひ美術館はその一つの会場だったんですね。

オサムグッズやキャラクターだけでなく、
原田治の多方面の仕事を知ることができてよかったです。

清須市はるひ美術館: http://www.museum-kiyosu.jp/


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