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岡崎二郎「サンちゃんの肖像」 [岡崎二郎]

ダンナがビッグコミック増刊号を買って来た。
私たち夫婦は、ビッグコミックとオリジナルは毎号買っているが、
増刊までは普段は買わない。しかし、
岡崎二郎先生はちょっと個人的に知っていることもあって、ファンなので、
二郎先生の作品が載っていると買ってしまう。(当然、他の作品もしっかり読むが)

二郎先生の作品は、何より絵が端正で、細かいところまでキチンと描かれていて、
可愛いところが魅力だと思う。ストーリーも、今の漫画界では非常にユニークだ。
でも、その理屈っぽいところが前面に出てしまい、物語に感情移入できない時もあって、
実は最近は「‥‥うーん」という読後感もあったんだけど、
今回のは久しぶり(と言っては失礼だけど)に良かった。
画家や戦争による別れなど、二郎先生の作品にはよく出てくる題材だけど、
何より、二郎先生の作品には珍しい女性の愛情表現シーンもあったし‥‥
戦前の映画ならとにかく、今時、これくらいのシーンなど珍しくもなんともないんだけど、
二郎先生の作品の中では画期的なことで、またそのシーンが静かで美しい。
しかし、私は、この画家は戦争から帰ってきたら、このシーンを描きたかったのでは
ないかと思うが‥‥まぁ、この画家は人物、それも恋人を描くのは恥ずかしいと
思うような性格だから、これでいいのかな。
(二郎先生の理屈っぽさは魅力でもあるので、別に人情話を描いてほしいわけではない。)


岐阜県金山町(今は下呂市)の横谷峡の白滝では、特別に飼育された
特別天然記念物のオオサンショウウオを見ることができる。
実物は写真ではよくわからないので立て札をアップします。7月23日撮影


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