沖縄へ行ってきました(1)国際通りとディナーショー [旅行]
5月11日(土)~13日(月)沖縄へ行ってきました!
私、沖縄へ行くのは初めて!!
大学を卒業して2年後(1982年)の夏、大学の友人たちと
沖縄へ行こうってツアーに申し込んで楽しみにしていたのに、
前日に上京して友人宅に泊めてもらってたのに、
当日、台風でツアーはキャンセルになって(ToT)
返金してもらった旅行代金を手に、
どこか海へ行きたいって、急遽行ったのが富山。
でもそちらも天気も良くなくて肌寒く、
散々な思い出しかありませんww
それから沖縄には縁がなかったんですよねー。
今年4月初め、横浜の友人からLINEがあって、
5月11日(土)に、推しのディナーショーがあるのでどうかと。
友人の推しは、ディアマンテスのアルベルトさん。
ディアマンテス: https://www.diamantes.jp/
友人は富山の挫折(?)の後、何度も沖縄へ行ってて、
沖縄へ帰った同級生とも時々会っていて、
連れて行ってもらったディアマンテスのライブでハマったとのこと。
今回はディアマンテスのライブが沖縄の友人の関係先のレストラン
ピザハウス本店であると。
ピザハウス: https://www.pizzahouse.co.jp/
(店名のイメージと違って、すごく高級そうなお店で驚きます)
5月は忙しそうだしなーって思ったけど、連絡もらった頃は
団体の予約がその週だけ入ってなかったんですね。
大学生のバイトにもかなり任せられそうになってたし、
思い切って行っちゃおうかなって。
(その後、団体入ったりして、大変だったそうですが、
もう申し込みしちゃったから、って行かせてもらいました(^^)v
友人は仕事が忙しくて1泊しかできないってことだったんですが、
私はせっかく沖縄まで初めて行くのだから、1泊ではモッタイナイ
って月曜も休みとりました。
(その日はシフトの人数が足りなくて大変だったけど休んじゃった(^^;
でも私、航空券の買い方もわかりません。
横浜の友人は羽田から出発するので、沖縄までは私一人。
ネットで検索すると(今は何でも便利ですね)
いくつかの比較サイトが出てきました
(エアトリやソラハピ、スカイチケットとかいっぱいあって迷う
比較サイトの比較サイトが欲しい(^^;
格安航空って大丈夫なの? なんて友人に聞いたりしましたが、
時間と値段を考慮して、HISで、
11日(土)中部国際空港09:40→那覇12:05 ピーチ
13日(月)那覇19:10→中部国際空港21:15 JAL
で予約して、一仕事終えた気分になったんですが‥‥
この頃、パートも忙しかったし、風邪ひいたりして、
一晩メールチェックしなかったんです。そしたら
請求のメールが13:41に届いて、支払期限が翌日08:00
気付いた時には期限を1時間余り過ぎていて、
もう手続きできなくなってました。
支払いがない場合は自動キャンセルになるってことで、
あわてて、エアトリのサイトで同じ飛行機を予約しなおしたんですが、
どちらも残り1席! あぶなかった(@o@;;;
エアトリにしたのは、HISとエアトリどちらにしようかって迷って
HISで予約したのに、申し込みの案内はエアトリを通じて来るんですね。
色々比較して検討したのは何だったんだ(-o-)
今度はちゃんと期限内にクレジット決済しました。
残席数によって少し高くなったとかで、
行きが、航空券13,010円+取扱料金3,740円
帰りが、航空券15,750円+取扱料金4,400円
勧められた国内旅行傷害保険1,071円と旅のキャンセル保険2,560円も
入っておきました。合計42,376円
ホテルは割引券が使えるルートインに。
ルートインホテルは那覇に
・ルートイン グランティア那覇
・ホテル ルートイン那覇旭橋駅東
・ホテル ルートイン那覇泊港
と、3つあるんですが、
友人が、立地からいくと、那覇旭橋東がいいかなって。
11日(土) 禁煙ツイン2名で16,200円(ここから割引になる(^^)v
12日(日) 禁煙シングル8,500円 で予約したけど、
同じツインの部屋を1人で使わせてもらうことができました。
長々と旅行の予約のことを書いてしまいましたが、
いよいよ旅行当日のことを。
3時半に起きて、洗濯や花の水やりをして、6時に出発!
名鉄新鵜沼駅から中部国際空港行きのミュースカイに乗車
中部国際空港には7:48に着きました。
迎えや見送りに来たことはあるけど、ここで飛行機に乗るのは初めて!
早く着きすぎて、まだチェックインカウンターが開いてません。
この便にしたのは安かったこともあるけど、これより早いと、
手続きの時間に間に合わないかもって心配だったから。
なにしろ初めてのことなので充分余裕をもって来たかったので。
自動チェックイン機で予約番号を入力すると、
QRコードがついたボーディングパスがペラッと出てきます。
預ける手荷物はないので(ピーチは預ける荷物に別料金がかかる)
保安検査場を通って出発ラウンジへ。
搭乗する飛行機が車に牽引されてきました。
搭乗してから離陸するまでずいぶん待った気がしたけど、
定刻通りの時刻に那覇空港に着陸。
那覇空港は胡蝶蘭があちこちに飾ってある!
友人がLINEで教えてくれたとおりに、2階から連絡通路を通って
モノレール(ゆいレール)乗り場へ。
旭橋駅で友人と会い、ホテル ルートイン那覇旭橋駅東へ。
旭橋駅や那覇バスターミナルからとても近い場所にあるけど、
通りを回らないと建物が見えないのでちょっと戸惑った。
わかればとても便利な立地です。
チェックインして(まだ部屋には入れない)荷物を預けて街へ。
この花、沖縄のあちこちで見かけましたが、
「月桃(ゲットウ)」だと。
月桃の葉でお餅を包んだ「ムーチー」というお菓子があるそう。
わー、街路樹に蘭が着生してる!
沖縄県警
PictureThisによると「ホウオウボク」だそう。
「テイキンザクラ」だと。
(こうやって花を調べたり、写真撮ったりでなかなか進まない(^^;
沖縄随一の繁華街「国際通り」へ
お店も人もいっぱい!!
外国人や、修学旅行らしい制服姿の学生も多かったです。
メインストリートもいいけど、私も友人もこういった
レトロなお店が並ぶ狭い通りが大好き!
那覇市第一牧志公設市場
去年建て替えられてキレイになったそうだけど、
1階の鮮魚売り場のカラフルな魚に驚き
(翌日に来た時に撮影した写真)
ここで買った魚を2階の食堂で料理してもらうことができるんですってね!
友人はここで、もずく1kg(!)を買ってました。
今(5月)がもずくの旬なんですって?
もずくに旬があることも知らなかった。
2階の食堂
建て替え前はレトロでアジアっぽい雰囲気だったそう。
沖縄っぽいもの、美味しそうなものはたくさんあったけど、
今夜はディナーショーなので。
こちらのアイスクリーム屋さんが美味しそう
友人は3種類のアイスクリームカップ550円
私は3種類のアイスクリームにフルーツがのったカップスリー850円を
いただきました。お値打ちですよね?
焼き物のお店が並ぶ壺屋やちむん通り
「人間国宝 金城次郎作」って皿や壺が並んでるけど、
ディスプレイがそんな値打ちのあるように見えないww
植木鉢(?)にお皿や陶器の破片がくっつけてある
沖縄の海の色のようなブルーの焼き物が素敵
木彫りのクマがロープにぶら下がってる(^^)
「ヤッチとムーン」 https://www.yacchi-moon.jp/
ぶくぶく茶が飲めるカフェ「うちなー茶屋 ぶくぶく」
https://bukubuku.jp/
ちょうど休憩もしたかったので。
ぶくぶく茶は、下が玄米茶、上に米の汁(?)を泡立てた泡が
乗っています。泡とお茶を一緒に飲んでくださいと。
玄米茶が香ばしい。沖縄のお菓子ちんすこうと、
ピーナッツ餡が美味しい「くんぺん」が付いてます。1,000円
店内に飾ってある陶器や紅型も素敵。
ギャラリーも併設されています。
国際通りへ戻って、
てんぶす那覇前の広場では、いろんなイベントが行われていたりするそう。
何かのパフォーマンスかな?
大きなモニタにジンベエザメと広場前の様子が合わせて映ってる!
街路樹のヤシの木が南国のイメージ
国際通りのバス亭(牧志)からバスで浦添市のピザハウスへ向かいます。
ピザハウス https://www.pizzahouse.co.jp/
ウェルカムドリンクをもらって指定された席に案内されたら、
最前列ど真ん中!!
沖縄の友人のはからいらしいけど、
お店の方が挨拶に来てくださって、ワインをボトル1本いただいたし、
恐縮してしまう。ありがとうございました。
天井のシャンデリアもインテリアもとても素敵!
私たちの席から、こんな近くで演奏してくれました。
ディナーのメニューは、アルベルトさんの故郷・ペルー料理と
沖縄の食材のコラボをイメージしたとのこと。
前菜&スープ
1. 蛸とイカのセビーチェ風(レッドオニオン、ドライトマト、セロリ、ズッキーニ、ライム)
2. アグー豚の熟成生ハムのチーズロール&アグー豚のパテ、サルシッチャ
3. 美らキャロットの冷製スープ&スモークサーモン&ジュレ
ニンジンのスープがとても美味しかった!
セビーチェ(セビチェ)とは、ペルーで生まれた魚介類のマリネだそう。
蛸やイカと野菜がさわやかに味付けされてます。
ナスタチウムの花が言葉通り花を添えてます(^^)
お魚料理&お肉料理のコンビネーションプレート
1. 海老とターンムのアヒージョ
2. 黒毛和牛のローストビーフ赤ワインソース
3. 仔羊肉のロティ、グリーンスパイスソース、ミックスビーンズのトマト煮込み添え
ターンムとは、沖縄のタロイモだそう。ほこほこして美味しい。
仔羊肉のグリーンスパイスソースがピリッとした味で美味しかった。
黒毛和牛も柔らかくて濃厚な赤ワインソースが美味しい!
デザート:ペルーの郷土菓子
1. アルファホーレス(焼菓子)
2. クレマ・ボルテアダ(プディング)
飲物 ホットコーヒー
ペルーのお菓子。アルベルトさんも懐かしいと言った
クレマ・ボルテアダは、固めの濃厚なプディングで、美味しかった!
と、豪華なディナーをいただいて満腹になったところで、
いよいよ、ディアマンテスのショーが
私は友人から誘いを受けるまで、ディアマンテスの名前も知らなかったけど、
会場の一体感というか、皆で一緒に歌ったり、ノリがとてもいいですね。
ゆったりした曲ではアルベルトさんの低音の声が素敵。
アルベルトさんは、ペルーで日本の演歌にあこがれ、
歌謡コンクールで優勝した副賞の航空券で来日したそうで、
最初は演歌歌手を目指していたとか。
オリジナルの曲や、ペルーの曲など、たくさん歌ってくれました。
お話もとても面白い!!
客には関東や関西、九州、そしてウルグアイ(!)から来た人もいて、
友人の見知った人も何人か(それでも今回は常連の人がGWの後なので来るのを見送ったとか(^^) 時々東京とかでシークレット(?)ライブをやっていると。
友人は、アルベルトさんが考案した三線とウクレレを合わせた楽器
「サンレレ」をZOOMで習っているそうで、そこで知った人もいるそう。
(友人は三線も習っている)
この日は、ピザハウスのオーナーシェフの誕生日で、
ライブ中にスタッフから花をもらって、
リクエストの曲をディアマンテスが歌ってくれるという場面も。
オーナーシェフはじめ、お店のスタッフや、後席の客が踊り出して、
すごく楽しかった! 友人もこんな最前列でなければ踊ってたなー(^▽^)
ピザハウス ワインの種類が豊富なこともこだわりだそう。
ピザハウスの歴史が写真で紹介されていました。
この後、近くのスーパーで買い物して、バスで県庁前へ。
ルートイン那覇旭橋駅東に泊まりました。
長々と書いてしまいました。読んでくださった方、お疲れ様です。
まだこれで1日目なので、
沖縄旅行の記事続きます(この調子だといつになるかなー(^^;
--オマケ--
1982年の沖縄代理の富山(北陸)旅行
水着新調して楽しみにしてたので、意地でも海に入った(^^;
(最後の日だけ少し晴れた時の写真)
カナちゃんが亡くなったことを聞きました。ご冥福をお祈りいたします。
大分のペッちゃん、どうしてる~?
私、沖縄へ行くのは初めて!!
大学を卒業して2年後(1982年)の夏、大学の友人たちと
沖縄へ行こうってツアーに申し込んで楽しみにしていたのに、
前日に上京して友人宅に泊めてもらってたのに、
当日、台風でツアーはキャンセルになって(ToT)
返金してもらった旅行代金を手に、
どこか海へ行きたいって、急遽行ったのが富山。
でもそちらも天気も良くなくて肌寒く、
散々な思い出しかありませんww
それから沖縄には縁がなかったんですよねー。
今年4月初め、横浜の友人からLINEがあって、
5月11日(土)に、推しのディナーショーがあるのでどうかと。
友人の推しは、ディアマンテスのアルベルトさん。
ディアマンテス: https://www.diamantes.jp/
友人は富山の挫折(?)の後、何度も沖縄へ行ってて、
沖縄へ帰った同級生とも時々会っていて、
連れて行ってもらったディアマンテスのライブでハマったとのこと。
今回はディアマンテスのライブが沖縄の友人の関係先のレストラン
ピザハウス本店であると。
ピザハウス: https://www.pizzahouse.co.jp/
(店名のイメージと違って、すごく高級そうなお店で驚きます)
5月は忙しそうだしなーって思ったけど、連絡もらった頃は
団体の予約がその週だけ入ってなかったんですね。
大学生のバイトにもかなり任せられそうになってたし、
思い切って行っちゃおうかなって。
(その後、団体入ったりして、大変だったそうですが、
もう申し込みしちゃったから、って行かせてもらいました(^^)v
友人は仕事が忙しくて1泊しかできないってことだったんですが、
私はせっかく沖縄まで初めて行くのだから、1泊ではモッタイナイ
って月曜も休みとりました。
(その日はシフトの人数が足りなくて大変だったけど休んじゃった(^^;
でも私、航空券の買い方もわかりません。
横浜の友人は羽田から出発するので、沖縄までは私一人。
ネットで検索すると(今は何でも便利ですね)
いくつかの比較サイトが出てきました
(エアトリやソラハピ、スカイチケットとかいっぱいあって迷う
比較サイトの比較サイトが欲しい(^^;
格安航空って大丈夫なの? なんて友人に聞いたりしましたが、
時間と値段を考慮して、HISで、
11日(土)中部国際空港09:40→那覇12:05 ピーチ
13日(月)那覇19:10→中部国際空港21:15 JAL
で予約して、一仕事終えた気分になったんですが‥‥
この頃、パートも忙しかったし、風邪ひいたりして、
一晩メールチェックしなかったんです。そしたら
請求のメールが13:41に届いて、支払期限が翌日08:00
気付いた時には期限を1時間余り過ぎていて、
もう手続きできなくなってました。
支払いがない場合は自動キャンセルになるってことで、
あわてて、エアトリのサイトで同じ飛行機を予約しなおしたんですが、
どちらも残り1席! あぶなかった(@o@;;;
エアトリにしたのは、HISとエアトリどちらにしようかって迷って
HISで予約したのに、申し込みの案内はエアトリを通じて来るんですね。
色々比較して検討したのは何だったんだ(-o-)
今度はちゃんと期限内にクレジット決済しました。
残席数によって少し高くなったとかで、
行きが、航空券13,010円+取扱料金3,740円
帰りが、航空券15,750円+取扱料金4,400円
勧められた国内旅行傷害保険1,071円と旅のキャンセル保険2,560円も
入っておきました。合計42,376円
ホテルは割引券が使えるルートインに。
ルートインホテルは那覇に
・ルートイン グランティア那覇
・ホテル ルートイン那覇旭橋駅東
・ホテル ルートイン那覇泊港
と、3つあるんですが、
友人が、立地からいくと、那覇旭橋東がいいかなって。
11日(土) 禁煙ツイン2名で16,200円(ここから割引になる(^^)v
12日(日) 禁煙シングル8,500円 で予約したけど、
同じツインの部屋を1人で使わせてもらうことができました。
長々と旅行の予約のことを書いてしまいましたが、
いよいよ旅行当日のことを。
3時半に起きて、洗濯や花の水やりをして、6時に出発!
名鉄新鵜沼駅から中部国際空港行きのミュースカイに乗車
中部国際空港には7:48に着きました。
迎えや見送りに来たことはあるけど、ここで飛行機に乗るのは初めて!
早く着きすぎて、まだチェックインカウンターが開いてません。
この便にしたのは安かったこともあるけど、これより早いと、
手続きの時間に間に合わないかもって心配だったから。
なにしろ初めてのことなので充分余裕をもって来たかったので。
自動チェックイン機で予約番号を入力すると、
QRコードがついたボーディングパスがペラッと出てきます。
預ける手荷物はないので(ピーチは預ける荷物に別料金がかかる)
保安検査場を通って出発ラウンジへ。
搭乗する飛行機が車に牽引されてきました。
搭乗してから離陸するまでずいぶん待った気がしたけど、
定刻通りの時刻に那覇空港に着陸。
那覇空港は胡蝶蘭があちこちに飾ってある!
友人がLINEで教えてくれたとおりに、2階から連絡通路を通って
モノレール(ゆいレール)乗り場へ。
旭橋駅で友人と会い、ホテル ルートイン那覇旭橋駅東へ。
旭橋駅や那覇バスターミナルからとても近い場所にあるけど、
通りを回らないと建物が見えないのでちょっと戸惑った。
わかればとても便利な立地です。
チェックインして(まだ部屋には入れない)荷物を預けて街へ。
この花、沖縄のあちこちで見かけましたが、
「月桃(ゲットウ)」だと。
月桃の葉でお餅を包んだ「ムーチー」というお菓子があるそう。
わー、街路樹に蘭が着生してる!
沖縄県警
PictureThisによると「ホウオウボク」だそう。
「テイキンザクラ」だと。
(こうやって花を調べたり、写真撮ったりでなかなか進まない(^^;
沖縄随一の繁華街「国際通り」へ
お店も人もいっぱい!!
外国人や、修学旅行らしい制服姿の学生も多かったです。
メインストリートもいいけど、私も友人もこういった
レトロなお店が並ぶ狭い通りが大好き!
那覇市第一牧志公設市場
去年建て替えられてキレイになったそうだけど、
1階の鮮魚売り場のカラフルな魚に驚き
(翌日に来た時に撮影した写真)
ここで買った魚を2階の食堂で料理してもらうことができるんですってね!
友人はここで、もずく1kg(!)を買ってました。
今(5月)がもずくの旬なんですって?
もずくに旬があることも知らなかった。
2階の食堂
建て替え前はレトロでアジアっぽい雰囲気だったそう。
沖縄っぽいもの、美味しそうなものはたくさんあったけど、
今夜はディナーショーなので。
こちらのアイスクリーム屋さんが美味しそう
友人は3種類のアイスクリームカップ550円
私は3種類のアイスクリームにフルーツがのったカップスリー850円を
いただきました。お値打ちですよね?
焼き物のお店が並ぶ壺屋やちむん通り
「人間国宝 金城次郎作」って皿や壺が並んでるけど、
ディスプレイがそんな値打ちのあるように見えないww
植木鉢(?)にお皿や陶器の破片がくっつけてある
沖縄の海の色のようなブルーの焼き物が素敵
木彫りのクマがロープにぶら下がってる(^^)
「ヤッチとムーン」 https://www.yacchi-moon.jp/
ぶくぶく茶が飲めるカフェ「うちなー茶屋 ぶくぶく」
https://bukubuku.jp/
ちょうど休憩もしたかったので。
ぶくぶく茶は、下が玄米茶、上に米の汁(?)を泡立てた泡が
乗っています。泡とお茶を一緒に飲んでくださいと。
玄米茶が香ばしい。沖縄のお菓子ちんすこうと、
ピーナッツ餡が美味しい「くんぺん」が付いてます。1,000円
店内に飾ってある陶器や紅型も素敵。
ギャラリーも併設されています。
国際通りへ戻って、
てんぶす那覇前の広場では、いろんなイベントが行われていたりするそう。
何かのパフォーマンスかな?
大きなモニタにジンベエザメと広場前の様子が合わせて映ってる!
街路樹のヤシの木が南国のイメージ
国際通りのバス亭(牧志)からバスで浦添市のピザハウスへ向かいます。
ピザハウス https://www.pizzahouse.co.jp/
ウェルカムドリンクをもらって指定された席に案内されたら、
最前列ど真ん中!!
沖縄の友人のはからいらしいけど、
お店の方が挨拶に来てくださって、ワインをボトル1本いただいたし、
恐縮してしまう。ありがとうございました。
天井のシャンデリアもインテリアもとても素敵!
私たちの席から、こんな近くで演奏してくれました。
ディナーのメニューは、アルベルトさんの故郷・ペルー料理と
沖縄の食材のコラボをイメージしたとのこと。
前菜&スープ
1. 蛸とイカのセビーチェ風(レッドオニオン、ドライトマト、セロリ、ズッキーニ、ライム)
2. アグー豚の熟成生ハムのチーズロール&アグー豚のパテ、サルシッチャ
3. 美らキャロットの冷製スープ&スモークサーモン&ジュレ
ニンジンのスープがとても美味しかった!
セビーチェ(セビチェ)とは、ペルーで生まれた魚介類のマリネだそう。
蛸やイカと野菜がさわやかに味付けされてます。
ナスタチウムの花が言葉通り花を添えてます(^^)
お魚料理&お肉料理のコンビネーションプレート
1. 海老とターンムのアヒージョ
2. 黒毛和牛のローストビーフ赤ワインソース
3. 仔羊肉のロティ、グリーンスパイスソース、ミックスビーンズのトマト煮込み添え
ターンムとは、沖縄のタロイモだそう。ほこほこして美味しい。
仔羊肉のグリーンスパイスソースがピリッとした味で美味しかった。
黒毛和牛も柔らかくて濃厚な赤ワインソースが美味しい!
デザート:ペルーの郷土菓子
1. アルファホーレス(焼菓子)
2. クレマ・ボルテアダ(プディング)
飲物 ホットコーヒー
ペルーのお菓子。アルベルトさんも懐かしいと言った
クレマ・ボルテアダは、固めの濃厚なプディングで、美味しかった!
と、豪華なディナーをいただいて満腹になったところで、
いよいよ、ディアマンテスのショーが
私は友人から誘いを受けるまで、ディアマンテスの名前も知らなかったけど、
会場の一体感というか、皆で一緒に歌ったり、ノリがとてもいいですね。
ゆったりした曲ではアルベルトさんの低音の声が素敵。
アルベルトさんは、ペルーで日本の演歌にあこがれ、
歌謡コンクールで優勝した副賞の航空券で来日したそうで、
最初は演歌歌手を目指していたとか。
オリジナルの曲や、ペルーの曲など、たくさん歌ってくれました。
お話もとても面白い!!
客には関東や関西、九州、そしてウルグアイ(!)から来た人もいて、
友人の見知った人も何人か(それでも今回は常連の人がGWの後なので来るのを見送ったとか(^^) 時々東京とかでシークレット(?)ライブをやっていると。
友人は、アルベルトさんが考案した三線とウクレレを合わせた楽器
「サンレレ」をZOOMで習っているそうで、そこで知った人もいるそう。
(友人は三線も習っている)
この日は、ピザハウスのオーナーシェフの誕生日で、
ライブ中にスタッフから花をもらって、
リクエストの曲をディアマンテスが歌ってくれるという場面も。
オーナーシェフはじめ、お店のスタッフや、後席の客が踊り出して、
すごく楽しかった! 友人もこんな最前列でなければ踊ってたなー(^▽^)
ピザハウス ワインの種類が豊富なこともこだわりだそう。
ピザハウスの歴史が写真で紹介されていました。
この後、近くのスーパーで買い物して、バスで県庁前へ。
ルートイン那覇旭橋駅東に泊まりました。
長々と書いてしまいました。読んでくださった方、お疲れ様です。
まだこれで1日目なので、
沖縄旅行の記事続きます(この調子だといつになるかなー(^^;
--オマケ--
1982年の沖縄代理の富山(北陸)旅行
水着新調して楽しみにしてたので、意地でも海に入った(^^;
(最後の日だけ少し晴れた時の写真)
カナちゃんが亡くなったことを聞きました。ご冥福をお祈りいたします。
大分のペッちゃん、どうしてる~?
岐阜県現代陶芸美術館「うつわの大中小展」 [美術]
4月26日(金)、岐阜県現代陶芸美術館へ行きました。
「うつわの大中小展
-大きさから、やきものを解剖する-」
銀色の特色が素敵なチラシ表面
世間では大型連休が翌日から始まる金曜日、
私の職場は、発注先が休みになって食材が届かなかったり、
連休で客層が違ったりということはありますが、
通常通り定休日の日曜のみ休み。
この日はシフトで休みになりました。
岐阜県美術館の後援会員証で入れる展覧会なので、
そろそろ行っとかなくては‥‥と。
でも午前中、いろいろ用事を片付けたりして、
ついつい出かけるのが遅くなって、もう今日はやめようかな
ここは連休中でも混まないだろうし‥‥なんて思ったんですが、
18時までやってるからって出かけたんです。
連休前日でしたが、なんか道が混んでて、着いたのが
思ったより遅い15時半くらいになりました。
岐阜県美術館の後援会員証を提示して入場券をもらいます。
私は無料で入れるから気にしてなかったけど、
観覧料が一般340円って安さ!
(大学生220円、高校生以下無料)
この展覧会、岐阜県現代陶芸美術館の所蔵品と
数点の寄託作品で構成されているせいかな?
展示室に入ると、まずは
1 小さな器たち
走泥社の7人の作家がそれぞれ作った《寄せ盃》1998年 や、
大倉陶園《豆皿(下村家旧蔵食器揃いのうち)》1933年
下村家は、大丸百貨店の創業家だとか。
それぞれに金色の紋が付いていて豪華!
解説にあった(よく覚えてないけど)「手塩皿」って言葉、
祖母が小皿のことを「おてしょ」って言ってたのを思い出しました。
奈良千秋《白磁水滴》《白磁四方水滴》《白磁六角水滴》2000年
奈良千秋《白磁馬上盃》《白磁盃》2000年
白くて小さくて端正で美しい!!
滝口和男の小さな器たちには、それぞれ
《やがて消えゆく》《何もないただ歪んでる》《谷の底にも》《かにか》《うさぎや》《移り行く散歩のかたちか》《かにの軌跡は》《赤い光跡も》《竜巻を昇って》《巻かれてゆくと》《紫ナ時ハ》《待ちわびて》《裏の桜は》《花と象の関係は》《星の行方は》《四角四面の古典にも似て》《無言の時》1982-2000年
と、詩的なタイトルがつけられています。
作品見てタイトルを読むとクスッと笑ったり、納得したり。
《何もないただ歪んでる》は、ちょっとゆがんだ器だし、
《かにか》は蟹、《うさぎや》は兎の形をした箸置き(?)だったりして(^▽^)
川口淳《色絵金彩楽園紋磁器:夢の日記の器たち》1999-2000年
は、以前ここで見て、キラキラとカラフルで素敵って思ったやつ!
これだけ揃っていると遊園地のように楽しい!!
岐阜県現代陶芸美術館の鑑賞カード
2 手に持って心地よいサイズの器
一般に、碗や皿、壺などの器物は、それぞれの用途に応じて、おのずとその大きさが決まっています。例えば、抹茶碗なら掌にすっぽりと収まる寸法、洋食器のミート皿は23~25㎝の径、そして漬物壺はキッチンに収納でき、女性にも扱いやすいサイズといった具合。いずれも、飲食を中心とした慣習などによって定着し、それが今日にまで伝わってきました。(チラシ裏面の文より)
解説パネル読んで(うろ覚えですが)気付いたけど、
日本のご飯茶碗とか、食器を手に持って食べるのは世界でも珍しい習慣だとか
確か韓国では食器を手に持って食べるのは「乞食食い」と言われたんですよね。
なので、ご飯茶碗は片手で持って食べやすい大きさが求められると。
伊藤慶二《鏡文字(ひらがな)》(チラシ裏面の9個の茶碗)
ちょっと大きめの丼? 中に書かれた鏡文字が素朴な雰囲気でいい。
抹茶茶碗は、両手で持って飲むことと、
器の中で茶せんで抹茶を立てることから、
少し大きめで、深さも求められる。
ただ夏は抹茶が冷めやすいように口が開いていると。
荒川豊蔵や加藤孝造、加藤土師萌‥‥と、人間国宝の抹茶茶碗が並んでいます。
ま、私どうもこういう抹茶茶碗の良さってのがイマイチわからなないんですけど。
十三代三輪休雪《エル キャピタン》2022年 (チラシ裏面上右)
抹茶茶碗にしては大きめで、床の間に飾ることも考えて作られているのではと。
3 床の間の器
岐阜県現代陶芸美術館が誇る
富本憲吉《色絵金銀彩四弁花模様飾壺》1960年 (チラシ裏面下段左) や、
板谷波山《彩磁唐草文花瓶》1930年代(岐阜県現代陶芸美術館寄託)
など、床の間に飾るための大きさの器が並んでました。
4 床の間を飛び出す器
展覧会などで映える大きな器
酒井博司《藍色志野花器》2021年 は、高さ43.6cm
この人の藍色志野の端正なフォルム、好きだなー。
伊藤秀人《青瓷大鉢》2018年 W56.3cm
今にも倒れそうなシャープな形と青瓷が緊張感あって素敵
三代徳田八十吉《燿彩輪花文鉢》1999年 W55.cm
鉢の真ん中に吸い込まれそうな深い青色が素敵でした。
十三代三輪休雪《花冠》2003年 H100.0cm
山のような形の中に、花が生けられる穴が開いてました
5 大作主義
明治時代、万博出品や海外への輸出用に作られた大きな器
このコーナー撮影可!
宮川香山《浮彫蓮子白鷺翡翠図花瓶》19世紀後期 H51.0cm
なんかゴテゴテしてて、うーん‥‥ってカンジなんだけど、
手間かかってるのはわかります。
こういうリアルさが海外でウケたんだろうなぁ。
奥にある撮影不可の大壺が写り込んじゃった ( *´艸`)
タイトルにある翡翠は花と戯れています。
加藤彌吉《染付草花図花瓶》19世紀後期 H50.8cm
暖炉の両側に飾るなど、一対のものが好まれたとか。
精磁会社《染付上絵桐鳳凰文透彫大香炉》19世紀後期 H72.0cm
キラキラの超絶技巧! 実際には使われなかっただろうけど、
香炉ってことで、上部などに透かし彫りがされていると。
これ、ここで開催された「明治有田超絶の美」展で、
https://shizukozb.blog.ss-blog.jp/2017-09-07
台座のある状態でのものが並んで展示されていました。
この時に展示されていたチラシ左に半分使われている大花瓶なんて、185cm !!
香蘭社《色絵黒外濃花鳥文沈香壺》19世紀後期 H46.0cm
深川製磁《釉下彩上絵陽刻紫陽花図大花瓶》20世紀前期 H54.0cm
加藤友太郎《釉下彩猫に蟷螂図花瓶》20世紀初頭 H54.0cm
釉下彩で描かれた猫にカマキリがカワイイ
20世紀になると欧米の好みも変わってきたのがわかりますね。
加藤五輔《染付花鳥図花瓶》19世紀後期 H46.3cm
1893年のシカゴ万博出品作のスペアとして作られたと考えられていると。
五代西浦圓治《上絵金彩染付四季図大長頸壺》19世紀後期 H85.8cm
これ、「コレクション×キュレーター」展 で、
https://shizukozb.blog.ss-blog.jp/2018-04-13
明治陶芸のコーナーに展示してあったのを初めて見て、
大きさに驚いたんです。多治見で作られた「西浦焼」だと。
それから多治見市美濃焼ミュージアムで「西浦焼」について
展示されてるのを見たりしました。
去年6月に行った美濃焼ミュージアムでも、
https://shizukozb.blog.ss-blog.jp/2023-07-23
「明治・西浦焼の世界」の展示室がありました。
「西浦焼」とは土岐郡多治見町(現多治見市)を中心に、明治初期より三代から五代西浦圓治のもとで製造されたやきもののことをいいます。
(「明治・西浦焼の世界」のチラシの文より)
三代西浦圓治が、国内向けの安価な日用品が生産の主力となっていた美濃焼の名声を高めるために、細密染付の名工であった加藤五輔を西浦焼の制作主任として招き、品質の向上に努め、万博出品など海外進出を目指したんですね。
さて、最後の部屋にドーンと展示されているのが、
チラシ表面に使われている
加藤土師萌《黄地金襴手菊文蓋付大飾壺》1968年 H150.0cm
令和5年度、新たに収蔵した人間国宝・加藤土師萌による畢生の大作であり、皇居宮殿に収められた《緑地金襴手飾壺(萌葱金襴手菊文蓋付大飾壺)》とほぼ同サイズの姉妹作《黄地金襴手菊文蓋付大飾壺》を最大のうつわとしてお披露目いたします。(チラシ裏面の文)
皇居 竹の間に飾られている壺とは色違いの黄地
ブログに感想が書けてないけど「加藤土師萌展」で
(ここ岐阜県現代陶芸美術館て、2018年9月8日~11月4日
町田市立博物館で、2018年12月8日~2019年1月27日 に開催)
加藤土師萌の絶作で畢生の大作である皇居宮殿の大壺について
説明パネルがありました。(さすがに実物は持ってこれない(^^;
「加藤土師萌展」の図録によると「1年半ほどかけて52本を手掛けながら、どうにか焼きあがったのは(中略)わずか3本のみだったとされる。」
ってことで、皇居にあるものと、岩尾對山窯と個人蔵のものがあると書かれてたけど、この色違いは‥‥?
とにかくこの大きさのものを作るには大変な苦労があることはわかります。
壁のモニタには、クレーンで吊り下げて窯に入れる様子が映されていました。
真っ直ぐではなく25度傾けて(うろ覚え)入れるのだとか
コレクション展ですが、うつわの「大きさ」に注目して、
小さいものから大きなものへと並んでいて、興味深かったです。
岐阜県現代陶芸美術館のコレクションのすごさも感じました。
ギャラリーⅡA室では「やきもの いきもの」という企画展が開催されています。
チラシはなかったので、ポスターを
展示室前に置かれた
小出ナオキ《cloud(theater)》2011年
この作品のみ撮影可
最初に置かれていたロイヤル コペンハーゲン《結晶釉北極熊トレイ》1925年
氷の海に飛び込もうとしている北極熊。
結晶釉で表現されている氷の質感がとてもきれい。
空中に吊り下げられている
フェデリコ・ボナルディ《空中のレヴィヤタン》2000年
レヴィヤタン(レヴィアタン)とは旧約聖書に登場する海の怪物とのこと。
だけど、この作品は丸っこくてなんかユーモラス(^^)
天野裕夫《バベルガエル》2019年 もありました。
何と言ってもインパクトあるのが、
植葉香澄《キメラ》2009年
巨大で(123.5×199.0×66.0cm)、キラキラで豪華!!!
階段を上がってギャラリーⅡ B-D室は、
「令和4(2022)年度 新収蔵品」
パツィオパットで描かれた人物が上品な
セーヴル《楽器を奏でる人物図花瓶》1908年
ウェッジウッドやロイヤル・ドルトンのコーヒーサーヴィスなど
D室に展示されていた
桝本佳子《圧縮紋 武人埴輪》2010年
あ、これあいちトリエンナーレ2019の名古屋市美術館で見たやつだ!
https://shizukozb.blog.ss-blog.jp/2019-09-30
その時に撮った写真
桝本佳子さんの作品はもう1点《朝顔/皿》2022年 も展示されていました。
鈴木其一の《朝顔図屏風》がモトになっている?
でも金網に絡まる陶器の朝顔と皿に描かれた朝顔
あいトリで、この人の作品面白いなーって見たので、
収蔵されて嬉しい。
これだけの展示が、340円で見られます。
しかし、ここは日曜でも混んでないのに、
平日だったせいか、館内独り占め状態!
いい展示やってるのにもったいないなー。
美術館を出たところに展示されている巨大な作品は、
国際陶磁器フェスティバル美濃 国際陶磁器展美濃受賞作品
徐永旭《2007-6》2008年
今年 2024年10月18日(金)~11月17日(日)に
ここ、岐阜県現代陶芸美術館のあるセラミックパークMINOで、
「国際陶磁器フェスティバル美濃'24」が開催される予定です。
https://www.icfmino.com/
岐阜県現代陶芸美術館: https://www.cpm-gifu.jp/museum/
多治見市美濃焼ミュージアム: https://www.tajimi-bunka.or.jp/minoyaki_museum/
「うつわの大中小展
-大きさから、やきものを解剖する-」
銀色の特色が素敵なチラシ表面
世間では大型連休が翌日から始まる金曜日、
私の職場は、発注先が休みになって食材が届かなかったり、
連休で客層が違ったりということはありますが、
通常通り定休日の日曜のみ休み。
この日はシフトで休みになりました。
岐阜県美術館の後援会員証で入れる展覧会なので、
そろそろ行っとかなくては‥‥と。
でも午前中、いろいろ用事を片付けたりして、
ついつい出かけるのが遅くなって、もう今日はやめようかな
ここは連休中でも混まないだろうし‥‥なんて思ったんですが、
18時までやってるからって出かけたんです。
連休前日でしたが、なんか道が混んでて、着いたのが
思ったより遅い15時半くらいになりました。
岐阜県美術館の後援会員証を提示して入場券をもらいます。
私は無料で入れるから気にしてなかったけど、
観覧料が一般340円って安さ!
(大学生220円、高校生以下無料)
この展覧会、岐阜県現代陶芸美術館の所蔵品と
数点の寄託作品で構成されているせいかな?
展示室に入ると、まずは
1 小さな器たち
走泥社の7人の作家がそれぞれ作った《寄せ盃》1998年 や、
大倉陶園《豆皿(下村家旧蔵食器揃いのうち)》1933年
下村家は、大丸百貨店の創業家だとか。
それぞれに金色の紋が付いていて豪華!
解説にあった(よく覚えてないけど)「手塩皿」って言葉、
祖母が小皿のことを「おてしょ」って言ってたのを思い出しました。
奈良千秋《白磁水滴》《白磁四方水滴》《白磁六角水滴》2000年
奈良千秋《白磁馬上盃》《白磁盃》2000年
白くて小さくて端正で美しい!!
滝口和男の小さな器たちには、それぞれ
《やがて消えゆく》《何もないただ歪んでる》《谷の底にも》《かにか》《うさぎや》《移り行く散歩のかたちか》《かにの軌跡は》《赤い光跡も》《竜巻を昇って》《巻かれてゆくと》《紫ナ時ハ》《待ちわびて》《裏の桜は》《花と象の関係は》《星の行方は》《四角四面の古典にも似て》《無言の時》1982-2000年
と、詩的なタイトルがつけられています。
作品見てタイトルを読むとクスッと笑ったり、納得したり。
《何もないただ歪んでる》は、ちょっとゆがんだ器だし、
《かにか》は蟹、《うさぎや》は兎の形をした箸置き(?)だったりして(^▽^)
川口淳《色絵金彩楽園紋磁器:夢の日記の器たち》1999-2000年
は、以前ここで見て、キラキラとカラフルで素敵って思ったやつ!
これだけ揃っていると遊園地のように楽しい!!
岐阜県現代陶芸美術館の鑑賞カード
2 手に持って心地よいサイズの器
一般に、碗や皿、壺などの器物は、それぞれの用途に応じて、おのずとその大きさが決まっています。例えば、抹茶碗なら掌にすっぽりと収まる寸法、洋食器のミート皿は23~25㎝の径、そして漬物壺はキッチンに収納でき、女性にも扱いやすいサイズといった具合。いずれも、飲食を中心とした慣習などによって定着し、それが今日にまで伝わってきました。(チラシ裏面の文より)
解説パネル読んで(うろ覚えですが)気付いたけど、
日本のご飯茶碗とか、食器を手に持って食べるのは世界でも珍しい習慣だとか
確か韓国では食器を手に持って食べるのは「乞食食い」と言われたんですよね。
なので、ご飯茶碗は片手で持って食べやすい大きさが求められると。
伊藤慶二《鏡文字(ひらがな)》(チラシ裏面の9個の茶碗)
ちょっと大きめの丼? 中に書かれた鏡文字が素朴な雰囲気でいい。
抹茶茶碗は、両手で持って飲むことと、
器の中で茶せんで抹茶を立てることから、
少し大きめで、深さも求められる。
ただ夏は抹茶が冷めやすいように口が開いていると。
荒川豊蔵や加藤孝造、加藤土師萌‥‥と、人間国宝の抹茶茶碗が並んでいます。
ま、私どうもこういう抹茶茶碗の良さってのがイマイチわからなないんですけど。
十三代三輪休雪《エル キャピタン》2022年 (チラシ裏面上右)
抹茶茶碗にしては大きめで、床の間に飾ることも考えて作られているのではと。
3 床の間の器
岐阜県現代陶芸美術館が誇る
富本憲吉《色絵金銀彩四弁花模様飾壺》1960年 (チラシ裏面下段左) や、
板谷波山《彩磁唐草文花瓶》1930年代(岐阜県現代陶芸美術館寄託)
など、床の間に飾るための大きさの器が並んでました。
4 床の間を飛び出す器
展覧会などで映える大きな器
酒井博司《藍色志野花器》2021年 は、高さ43.6cm
この人の藍色志野の端正なフォルム、好きだなー。
伊藤秀人《青瓷大鉢》2018年 W56.3cm
今にも倒れそうなシャープな形と青瓷が緊張感あって素敵
三代徳田八十吉《燿彩輪花文鉢》1999年 W55.cm
鉢の真ん中に吸い込まれそうな深い青色が素敵でした。
十三代三輪休雪《花冠》2003年 H100.0cm
山のような形の中に、花が生けられる穴が開いてました
5 大作主義
明治時代、万博出品や海外への輸出用に作られた大きな器
このコーナー撮影可!
宮川香山《浮彫蓮子白鷺翡翠図花瓶》19世紀後期 H51.0cm
なんかゴテゴテしてて、うーん‥‥ってカンジなんだけど、
手間かかってるのはわかります。
こういうリアルさが海外でウケたんだろうなぁ。
奥にある撮影不可の大壺が写り込んじゃった ( *´艸`)
タイトルにある翡翠は花と戯れています。
加藤彌吉《染付草花図花瓶》19世紀後期 H50.8cm
暖炉の両側に飾るなど、一対のものが好まれたとか。
精磁会社《染付上絵桐鳳凰文透彫大香炉》19世紀後期 H72.0cm
キラキラの超絶技巧! 実際には使われなかっただろうけど、
香炉ってことで、上部などに透かし彫りがされていると。
これ、ここで開催された「明治有田超絶の美」展で、
https://shizukozb.blog.ss-blog.jp/2017-09-07
台座のある状態でのものが並んで展示されていました。
この時に展示されていたチラシ左に半分使われている大花瓶なんて、185cm !!
香蘭社《色絵黒外濃花鳥文沈香壺》19世紀後期 H46.0cm
深川製磁《釉下彩上絵陽刻紫陽花図大花瓶》20世紀前期 H54.0cm
加藤友太郎《釉下彩猫に蟷螂図花瓶》20世紀初頭 H54.0cm
釉下彩で描かれた猫にカマキリがカワイイ
20世紀になると欧米の好みも変わってきたのがわかりますね。
加藤五輔《染付花鳥図花瓶》19世紀後期 H46.3cm
1893年のシカゴ万博出品作のスペアとして作られたと考えられていると。
五代西浦圓治《上絵金彩染付四季図大長頸壺》19世紀後期 H85.8cm
これ、「コレクション×キュレーター」展 で、
https://shizukozb.blog.ss-blog.jp/2018-04-13
明治陶芸のコーナーに展示してあったのを初めて見て、
大きさに驚いたんです。多治見で作られた「西浦焼」だと。
それから多治見市美濃焼ミュージアムで「西浦焼」について
展示されてるのを見たりしました。
去年6月に行った美濃焼ミュージアムでも、
https://shizukozb.blog.ss-blog.jp/2023-07-23
「明治・西浦焼の世界」の展示室がありました。
「西浦焼」とは土岐郡多治見町(現多治見市)を中心に、明治初期より三代から五代西浦圓治のもとで製造されたやきもののことをいいます。
(「明治・西浦焼の世界」のチラシの文より)
三代西浦圓治が、国内向けの安価な日用品が生産の主力となっていた美濃焼の名声を高めるために、細密染付の名工であった加藤五輔を西浦焼の制作主任として招き、品質の向上に努め、万博出品など海外進出を目指したんですね。
さて、最後の部屋にドーンと展示されているのが、
チラシ表面に使われている
加藤土師萌《黄地金襴手菊文蓋付大飾壺》1968年 H150.0cm
令和5年度、新たに収蔵した人間国宝・加藤土師萌による畢生の大作であり、皇居宮殿に収められた《緑地金襴手飾壺(萌葱金襴手菊文蓋付大飾壺)》とほぼ同サイズの姉妹作《黄地金襴手菊文蓋付大飾壺》を最大のうつわとしてお披露目いたします。(チラシ裏面の文)
皇居 竹の間に飾られている壺とは色違いの黄地
ブログに感想が書けてないけど「加藤土師萌展」で
(ここ岐阜県現代陶芸美術館て、2018年9月8日~11月4日
町田市立博物館で、2018年12月8日~2019年1月27日 に開催)
加藤土師萌の絶作で畢生の大作である皇居宮殿の大壺について
説明パネルがありました。(さすがに実物は持ってこれない(^^;
「加藤土師萌展」の図録によると「1年半ほどかけて52本を手掛けながら、どうにか焼きあがったのは(中略)わずか3本のみだったとされる。」
ってことで、皇居にあるものと、岩尾對山窯と個人蔵のものがあると書かれてたけど、この色違いは‥‥?
とにかくこの大きさのものを作るには大変な苦労があることはわかります。
壁のモニタには、クレーンで吊り下げて窯に入れる様子が映されていました。
真っ直ぐではなく25度傾けて(うろ覚え)入れるのだとか
コレクション展ですが、うつわの「大きさ」に注目して、
小さいものから大きなものへと並んでいて、興味深かったです。
岐阜県現代陶芸美術館のコレクションのすごさも感じました。
ギャラリーⅡA室では「やきもの いきもの」という企画展が開催されています。
チラシはなかったので、ポスターを
展示室前に置かれた
小出ナオキ《cloud(theater)》2011年
この作品のみ撮影可
最初に置かれていたロイヤル コペンハーゲン《結晶釉北極熊トレイ》1925年
氷の海に飛び込もうとしている北極熊。
結晶釉で表現されている氷の質感がとてもきれい。
空中に吊り下げられている
フェデリコ・ボナルディ《空中のレヴィヤタン》2000年
レヴィヤタン(レヴィアタン)とは旧約聖書に登場する海の怪物とのこと。
だけど、この作品は丸っこくてなんかユーモラス(^^)
天野裕夫《バベルガエル》2019年 もありました。
何と言ってもインパクトあるのが、
植葉香澄《キメラ》2009年
巨大で(123.5×199.0×66.0cm)、キラキラで豪華!!!
階段を上がってギャラリーⅡ B-D室は、
「令和4(2022)年度 新収蔵品」
パツィオパットで描かれた人物が上品な
セーヴル《楽器を奏でる人物図花瓶》1908年
ウェッジウッドやロイヤル・ドルトンのコーヒーサーヴィスなど
D室に展示されていた
桝本佳子《圧縮紋 武人埴輪》2010年
あ、これあいちトリエンナーレ2019の名古屋市美術館で見たやつだ!
https://shizukozb.blog.ss-blog.jp/2019-09-30
その時に撮った写真
桝本佳子さんの作品はもう1点《朝顔/皿》2022年 も展示されていました。
鈴木其一の《朝顔図屏風》がモトになっている?
でも金網に絡まる陶器の朝顔と皿に描かれた朝顔
あいトリで、この人の作品面白いなーって見たので、
収蔵されて嬉しい。
これだけの展示が、340円で見られます。
しかし、ここは日曜でも混んでないのに、
平日だったせいか、館内独り占め状態!
いい展示やってるのにもったいないなー。
美術館を出たところに展示されている巨大な作品は、
国際陶磁器フェスティバル美濃 国際陶磁器展美濃受賞作品
徐永旭《2007-6》2008年
今年 2024年10月18日(金)~11月17日(日)に
ここ、岐阜県現代陶芸美術館のあるセラミックパークMINOで、
「国際陶磁器フェスティバル美濃'24」が開催される予定です。
https://www.icfmino.com/
岐阜県現代陶芸美術館: https://www.cpm-gifu.jp/museum/
多治見市美濃焼ミュージアム: https://www.tajimi-bunka.or.jp/minoyaki_museum/