So-net無料ブログ作成
前の10件 | -

子年に届いた年賀状 [年賀状]

横浜へ行ったことを書いている途中ですが、
年賀状も考えなきゃ‥‥って時期なので、
(もう近年は年賀状は時代遅れって雰囲気もありますけど)

このブログの毎年恒例の記事になっている、
子年に我が家に届いた年賀状を紹介します。


前回の子年は2008年(平成20年)

2008年からもう干支が一回りするんですよ!!
はがき50円でした。
私、この年の年賀状デザインは頑張りました。
今は無き「デザインガーデン」で、
オリジナルデザインの年賀状を売ることができたので、
デザインをアップしてみたんです。

オリジナルデザイン年賀状
https://shizukozb.blog.ss-blog.jp/2007-11-07

「ねずみの嫁入り」年賀状が何枚か売れて嬉しかったです。


この時のデザインガーデンの年賀状は、
画像をダウンロードするのではなく、
プリントしたハガキが送られてくるってシステムでした。
(デザインガーデンは富士フイルムがやってたので、
印刷のクォリティは高かったです。)

動物マンガも多く描いている漫画家の方からの年賀状
ジャコウネズミのキャラバン行動
(ネズミと言っても、モグラの仲間。) 
だそう。
nenga2008-1.gif

2008年なんて、ついこの間じゃん!って思ってしまうけど、
その間に亡くなられた方からの年賀状もあって、
感慨にふけってしまいます。
nenga2008-2.jpg

飼っている猫の写真を使ったネズミ年の年賀状
nenga2008-3.jpg

一般の方(?)でもパソコンの素材集などから
素敵なデザインの年賀状が作れるようになりましたね。
nenga2008-4.jpg

これもパソコンの素材集からだと
ネズミたちが引く米俵に猫が(^^;)
nenga2008-5.jpg

コピーライターの方からの年賀状
ねずみ小僧次郎吉のお墓だそう。
nenga2008-6.jpg

パソコンで作った年賀状がほとんどの中、
手描きの年賀状は目立ちます。
子という文字でネズミが描かれてます。
nenga2008-7.jpg


その前(24年前)の子年は1996年(平成8年)

年賀状は2008年と変わらず50円。ただ郵便番号は5桁です。

毎年、木版多色刷りの年賀状を送ってくださる先生から
nenga1996-1.jpg

イラストレーターの方から、自分のイラストを印刷した年賀状
紙質も豪華で複雑な色が出てます。さすが。
nenga1996-2.jpg

ダイビングが趣味の友人から。ネズミの魚が泳いでます。
イラストのドットとか目立つけど、プリントがこの頃としてはキレイ。
パソコンで作ったものを会社のレーザープリンタで印刷した?
nenga1996-3.jpg

この頃はまだ家庭用のインクジェットプリンターの性能が
それほど良くなくて、宛名は多くが手書きか、
宛名シールにプリントして住所面に貼り付けるって方式が多いです。
(ワープロ専用機のプリントかな?)

コンピュータで作ったイラストも、写真に撮って貼り付けてたり。
nenga1996-4.jpg

シルクスクリーンですね。緑もわざわざ別版作ってるのかな?
細かい文字もちゃんと刷れてて、かなりの技術なんですが、
この数年後に、家庭用エプソンプリンターで、これと見間違える
レベルの印刷ができるようになって、あれは感動したなぁ‥‥
nenga1996-5.gif

年賀状の印刷で多かったのがプリントゴッコ
蛍光色やメタリックインクなども使えるのが魅力でした。
nenga1996-6.jpg

プリントゴッコ用の素材集なども販売されてましたね。
nenga1996-7.jpg

息子の英語教室の先生から
nenga1996-8.jpg

小学4年の息子の同級生から届いた手描きの年賀状。
nenga1996-9.jpg

私が出した年賀状。
Macを持ってましたが、ほとんど使えてませんでしたねー。
この年賀状もプリントゴッコで作ってますし。
nenga1996.jpg


その前(36年前)の子年1984年(昭和59年)

はがき40円。
26歳、大学を卒業して4年目、仕事も私生活も‥‥まだ
「女はクリスマスケーキ」なんて言われてた時代ですから、
結婚は? なんて周囲からのプレッシャーもあったりして、
いろいろ忙しかったりしたんですが、あらためて見ると、
皆それぞれ凝った年賀状を送ってくれてますね。

シルクスクリーンです!! バックの金色の版も含めて、
何版刷ってるんだろう?!! 手間かかってます。
ネズミのベビーに交じって(^▽^)
nenga1984-1.jpg

人形作って撮影して「1984 あけた あけた」と。カワイイ!
nenga1984-2.jpg

シルクスクリーン「ねずみ花火」
蛍光インク使ってて、現物はもっとハデハデなんですけど。
nenga1984-3.gif

こちらもシルクスクリーン。同じ版を色を変えてズラして刷った
効果が出てますね。
nenga1984-4.jpg

シルクスクリーン。いかにもデザイナーってカンジの年賀状。
nenga1984-5.jpg

デザイン科の同級生からの年賀状は
シルクスクリーンで作ったものも多かったです。
ハガキサイズのキットがあったとはいえ、今思うと、
手間かかるんですよー。

この頃は、一般の方(?)とクリエイティブやる人との年賀状って
はっきり違ってたんですよね。

彼女は日本画科卒業。パワーあふれる版画の年賀状
nenga1984-6.jpg

イラストレーションの授業を担当していただいた先生からの
木版画の年賀状。さすがです。
nenga1984-7.jpg

マンドリンクラブの先輩から。たしか染織だったと。
木版多色刷り。福寿草の色づかいが優しい。
nenga1984-8.jpg

年賀状だけど、思いっきり自分の世界ですね(^▽^)
プリントゴッコの素朴な味わいが生きてます。
nenga1984-10.gif

子どもの写真を使った年賀状も多かったですが、
ミッキーマウスのお面をかぶっているところが
デザイン関係者! ってカンジですね。(職場の先輩からの年賀状)
nenga1984-9.jpg

私もプリントゴッコで作りました。4版重ねてます。
はい、24年後、デザインガーデンに出品して売れたモトはこれです。
nenga1984.jpg


その前(48年前)の子年は1972年(昭和47年)

中学2年生でした。年賀状7円。(1972年にはがき10円に値上げ)

同級生からの年賀状。ネズミの絵は印刷されていたもの。
シートの上から書くと、キラキラの文字が転写されるもので
文字を書いてくれてます。
nenga1972-1.jpg

同級生から。鶴の絵はハンコ(これなら干支に関係なく年賀状に使えますね)
nenga1972-2.jpg

14歳と26歳の違い!!
そしてこの間、ハガキが7円から40円になったように、
日本の社会も大きく変化した時代でした。


さて、今年もアイデアに苦しみつつも作ることにしますか。
年賀状だけの付き合いの方もいますけど、まぁ、それもいいんじゃないかと。


過去記事
亥年に届いた年賀状: https://shizukozb.blog.ss-blog.jp/2018-12-09
戌年に届いた年賀状: https://shizukozb.blog.ss-blog.jp/2017-12-09
酉年に届いた年賀状: https://shizukozb.blog.ss-blog.jp/2016-11-18
申年に届いた年賀状: https://shizukozb.blog.ss-blog.jp/2015-12-12
未年に届いた年賀状:https://shizukozb.blog.ss-blog.jp/2014-11-28
午年に届いた年賀状:https://shizukozb.blog.ss-blog.jp/2013-12-10
巳年に届いた年賀状:https://shizukozb.blog.ss-blog.jp/2012-12-11
辰年に届いた年賀状:https://shizukozb.blog.ss-blog.jp/2011-12-19
卯年に届いた年賀状:https://shizukozb.blog.ss-blog.jp/2010-11-11
寅年の年賀状を紹介した記事
年賀状の(私的)歴史:https://shizukozb.blog.ss-blog.jp/2009-11-24
nice!(2)  コメント(0) 

横浜忘年会 コスモクロック21 [旅行]

11月30日(土)・12月1日(日)と、横浜・桜木町へ行ってきました。

大学の友人から、土曜夜に忘年会というか、大学の友人たちと
古い職場の同僚たちが集まる会があるけど来ない?と誘われて、
山梨の友人も参加するって聞いたし、
私のパート先に8月から入った方がかなり仕事にも慣れてきて、
シフトも余裕できそうだなって思ってたので、会える時は
会っておこうって、参加の返事をしたんです。

まぁ、それから参加するはずだった山梨の友人――
豊田市美術館「クリムト展」
https://shizukozb.blog.ss-blog.jp/2019-10-11
交通事故の骨折した足で来てくれたんですが――
インフルエンザ(?)で高熱と咳が出たあとに
ずっと咳が治まらず、今回来られないってことに。
(なんか今年は不運続き‥‥ってボヤいてました)

私のパート先も、期待していた新人さんが、家庭の都合で
辞めることになって、シフトの見直しをせざるを得なくなり、
土曜の休みが危なかったんですが、他の方の協力もあって
行けることになりました。

忘年会は18:30からですが、横浜の友人と大阪の友人とで
ランチをしようってことで、12:30に桜木町駅へ。

桜木町駅前のコレットマーレ
(今夜の忘年会はこちら7階の海風季で)
2019-11-30-(10).jpg

汽車道からみなとみらいを望む
2019-11-30-(11).jpg

横浜ランドマークタワーと紅葉
2019-11-30-(12).jpg

街の紅葉がきれい。
汽車道をまたぐ印象的な建物は「ナビオス横浜」
2019-11-30-(13).jpg

横浜の友人がランチを考えていたレストランが
閉店していたので、店を探しながら、
横浜赤レンガ倉庫へ

クリスマスマーケットをやっていて人でいっぱい!
(この写真は帰りに撮影したもの)
2019-11-30-(54).jpg

2019-11-30-(20).jpg

ガラスボックス席で
KUA'AINAの厚切りチェダーアボカドバーガーのセットを。
ちょっと追加料金出して、タピオカ入りのドリンクに。
2019-11-30-(18).jpg

ペット同伴可エリアでこんな方見ました。
ベビーカー(?)に小型犬がたくさん! カワイイ!!
(うまく写ってないんですが)
2019-11-30-(19).jpg

クリスマスのオーナメントとかスノードーム、
マトリョーシカなどのお店も並んでました。
2019-11-30-(24).jpg

向こうに見える大さん橋まで行ってみることに
2019-11-30-(28).jpg

大さん橋・国際客船ターミナルの入口
2019-11-30-(34).jpg

観光船や水上バスが行きかいます
2019-11-30-(39).jpg

赤レンガパークやみなとみらいを望む。
2019-11-30-(37).jpg

反対側にはマリンタワーや
山下公園に停泊している氷川丸が見えます。
2019-11-30-(42).jpg

サンタを乗せた船が出航していきました。
2019-11-30-(40).jpg

ウッドデッキのゆるやかな曲線がとても印象的な建造物ですね。
2019-11-30-(45).jpg
2019-11-30-(47).jpg

奥に進んだホールでは、ビーズの祭典ってイベントをやってて、
〈Bead Art Show 11月28日(木)~30日(土)〉
多種多様なビーズやクラフトのブースが並んでました。
2019-11-30-(46).jpg

ペデストリアンデッキを通って戻ります。
工場夜景を見る観光船だそう。ちょっといいかも!
2019-11-30-(51).jpg

塔が印象的な建物「横浜税関資料展示室」
これが「横浜三塔」の「クイーン」と呼ばれているんですってね。
ちなみに「キング」は神奈川県庁、
「ジャック」は横浜市開港記念会館 だそう。
2019-11-30-(52).jpg

象の鼻テラス
2019-11-30-(53).jpg

赤レンガパークにあった遺構
関東大震災で被災した旧税関事務所遺構
2019-11-30-(57).jpg
花壇としても利用されています。

旧横浜港駅プラットホーム
2019-11-30-(58).jpg

新しくできたという「横浜ハンマーヘッド」

タピオカドリンクに行列ができていたり、
“クルミッ子”を作っているところが見られたり、
スイーツのお店が充実しているカンジ。

「ハンマーヘッド」って、これのことかー!
これからこの周辺も公園として整備されるみたい。
2019-11-30-(61).jpg

施設内に描かれたイラストがオシャレ!!
2019-11-30-(63).jpg
宮崎信恵(ノブエ)・知恵(トモエ)姉妹によるイラストレーターユニット
「STOMACHACHE.(ストマックエイク)」のイラストだそう。
2019-11-30-(59).jpg

これはクイーンズスクエアに設置されていた
横浜ハンマーヘッドオープンの垂れ幕
2019-11-30-(104).jpg

海なし県・岐阜県人の私は海を見るだけでテンションあがります。
2019-11-30-(65).jpg

ヨットの帆をイメージしたという
ヨコハマグランドインターコンチネンタルホテルの建物は
やっぱりカッコイイ!!
2019-11-30-(66).jpg

まだ忘年会の時間まであるので、冗談交じりに
「観覧車にでも乗る?」と言うと、友人がおごってくれました。
(太っ腹! ありがとう)
2019-11-30-(68).jpg
世界最大の時計型大観覧車「コスモクロック21」 1人800円

遊園地(よこはまコスモワールド)が下に見えます。
2019-11-30-(72).jpg

赤レンガ倉庫も見えます。
2019-11-30-(74).jpg

ちょうど日没時、観覧車が上に上がっていくと、
沈んだ夕日がちょっとだけ顔を出しました。
2019-11-30-(77).jpg

ランドマークタワー
2019-11-30-(79).jpg

あ? ビルの間に見えるのは
2019-11-30-(81).jpg

富士山ですね!!
2019-11-30-(83).jpg

日帰り温泉・万葉倶楽部の屋上の足湯が見えます。
2019-11-30-(86).jpg

高層ビルの横の三日月がわかりますか?
2019-11-30-(92).jpg

コスモクロック21のイルミネーションも点灯しました。
2019-11-30-(93).jpg

イラストが素敵「みなとみらいのいきものたち」
2019-11-30-(94).jpg
2019-11-30-(95).jpg

音楽を奏でるツリー
2019-11-30-(98).jpg

「みなとみらい駅」のホームが見えます。
2019-11-30-(99).jpg

スヌーピーショップのディスプレイ
2019-11-30-(100).jpg

ランドマークタワーのクリスマスツリーには
雪が降る?!
2019-11-30-(109).jpg

まだ忘年会の開始時間には早かったけど、他の
参加者から「着いたよー」って連絡で

コレットマーレのイルミネーションがきれい
2019-11-30-(110).jpg

コレットマーレ7階「海風季(かぶき)」
2019-11-30-(118).jpg

窓から街の夜景が眺めらるお店
(私たちの席は窓際ではなかったですが、それでも夜景きれいでした)
8人が集まりました。

飲み放題(2時間)付のコース
前菜
2019-11-30-(111).jpg

お刺身盛り合わせ
2019-11-30-(113).jpg

(食べたり飲んだりしていると、写真撮るの忘れるんですよねー(^^;)
美味しかった蟹の写真がない(^o^;)

牛肉の鍋も美味しかった(しゃぶしゃぶより厚めの肉で、
とても柔らかかった!)
2019-11-30-(114).jpg

天ぷらは塩で
2019-11-30-(115).jpg

最後に握り寿司が出ます。
2019-11-30-(117).jpg

しっかりお料理食べて、飲み放題で1人5,000円で良かった?



関連ランキング:寿司 | 桜木町駅馬車道駅みなとみらい駅



満腹でお店を出て、全員で喫茶店に。
8人で入れる店を探して、桜木町駅下の PRONTO(プロント)へ
私はコーヒーだけで良かったけど、コーヒーが割高(510円くらい?)で、
(17:30以降はバーになるみたいなので高かったのかな?)
ケーキセットが850円くらい? だったので、
ケーキセットにしてしまいました(^^;
結局友人が全ておごってくれました。ごちそうさまー。

宿泊はいつものルートイン横浜馬車道
ツインを予約して、山梨の友人と泊まる予定だったんですが、
来れなかったので、今回も横浜の友人に一緒に泊まってもらいました。

ルートインは大浴場と無料の朝食が付いているのがウリ。
朝からしっかりいただきます。
2019-12-1-(1).jpg

クロワッサンが店内で焼いているってことで、
美味しかったです。
2019-12-1-(3).jpg

今回、デザートが充実してました!
ヨーグルト、ケーキ2種類、オレンジ、キウイ、パイナップル!!
2019-12-1-(2).jpg
2019-12-1-(4).jpg

横浜の友人はこの日、予定が入っていたので、ここで別れて、
私は横浜美術館へ向かいました。
そのことは次の記事で。

----
ルートイン横浜馬車道に泊まるのはこれで4回目!!

最初は2015年1月18日
単身上京(ルートイン横浜馬車道と周辺観光)
https://shizukozb.blog.ss-blog.jp/2015-01-26

2回目は、2017年4月16日
「ミュシャ展」で上京したこと(横浜・六本木)
https://shizukozb.blog.ss-blog.jp/2017-05-07

そして今年の5月26日にも横浜へ行ったんだった!!
横浜のバラと散策・えの木てい
https://shizukozb.blog.ss-blog.jp/2019-06-02


私、ルートインの割引券が手に入るってこともあるんですが、
ここは横浜の便利な場所にあるのにお値打ちな値段だし、
朝食は豪華だし、友人と一緒に大浴場でのんびりできるのも嬉しい。
公式サイトより予約すると、指定の自販機で使える
コインがもらえて、好きなドリンクが選べるんですよ!

ホテルルートイン横浜馬車道:
https://www.route-inn.co.jp/hotel_list/kanagawa/index_hotel_id_530/

nice!(4)  コメント(0) 
共通テーマ:旅行

愛知県美術館「地球・爆」展 [美術]

11月14日(木)愛知県美術館へ行きました。
「地球・爆」展をやっています。
EarthAttack-(3).jpg
EarthAttack-(4).jpg

この日、友の会の特別鑑賞会があり、ちょうど私のパートが休み。
せっかくの機会なので、参加しようと思ったんです。
特別鑑賞会は昼の部10:30~と、夜の部17:30~が
あるんですが、まぁ、朝の遅い私には昼の部には間に合わないので、
夜の部に行くことにしましたが、その前に自分一人で鑑賞しようと。

展覧会のチラシ、4種類あるみたいですね。裏面もそれぞれ違ってます。
EarthAttack-(7).jpg
EarthAttack-(8).jpg

チラシでは、イラストとかマンガも思わせるような、
軽妙で洒脱な印象の絵だけど、テーマは「反・戦争」

「地球・爆」は国内各地域で活躍する10人の画家──伊坂義夫、市川義一、大坪美穂、岡本信治郎、小堀令子、清水洋子、白井美穂、松本旻、山口啓介、王舒野──による絵画プロジェクトで、11組で合計約150点の絵画パネルで構成され、全長は200メートルを超えます。(チラシ裏面の文)

入口で展示会場マップと解説をもらって見て回ります。
全長200mを超えるという絵画が迷路のように展示されてるけど、
特につながりってこともないみたいだし‥‥
(順番が入れ替わっているところもあったし、
第2番の最初の絵だけロビーに展示されてたりした)

第1番から第11番まであるけど、それぞれの違いとか、
どうもよくわからないなぁ‥‥
ところどころ同じようなモチーフが出てきたりしてるし‥‥
うーんなんかジミな展覧会って印象。


友の会の特別鑑賞会は、まず12階の部屋で、
企画業務課長の拝戸雅彦氏のレクチャーがありました。

「地球・爆」の制作の中心である岡本信治郎のビデオから。
鎌倉の自宅からアトリエへ向かい、制作している様子を。

拝戸雅彦氏によると、彼は現在入院中で、この展覧会にも
来られない程の体調だそう。

2001年に起こったアメリカでの同時多発テロ事件に呼応して岡本と伊坂と王が企画し、彼らの呼びかけに賛同した7人の画家が加わりました。構想図案から検討して「共作」する、というアイディアのもと、2003年に着手。全決定稿がそろったのが2007年9月で、そこから本画の制作が始まりました。2013年2月に完成していた第1番は、同年開催の「あいちトリエンナーレ2013」で紹介されました。(チラシ裏面の文)

あいちトリエンナーレ2013で第1番が展示されてた??

えー?! 全然覚えてない‥‥って、私のブログ見たら、
あいちトリエンナーレ2013 (1) 愛知芸術文化センター その1
https://shizukozb.blog.ss-blog.jp/2013-09-04

愛知芸術文化センター10階で岡本信治郎の作品が展示されていて、私、
明るくポップな作品に、もっと若い作家かと思ったら、1933年生まれで
東京大空襲をテーマにされてて、そのこめられたメッセージに驚いたんですが、
一緒にこの「地球・爆」も展示されていたのは全く印象に残ってないんです。
多分モノクロでジミだったからなんでしょうね。

最年長の岡本が、少年時代に衝撃を受けた1945年の東京大空襲や広島と長崎への原爆投下も含め、20世紀以降の戦争が人類にもたらしたものをテーマとする、この絵画プロジェクトでは、それぞれの画家が個性を生かして描き方に変化を与えつつも、全体としては、ユーモラスで乾いた形で、あたかも一つの「絵巻物」のように表現されています。(チラシ裏面の文)

この展覧会は、岡本画伯から、絵が完成したから展示したいってことで
展覧会を企画したら、実は他の画家に任されていた部分が
まだ完成していなくて、展覧会ギリギリまで制作が続けられてたとか。
最初のうちは一つのパネルに複数の画家が描く、文字通りの「共作」だったけど、
そのうちに画家の仲間内で対立やら何やらおこったりしたそう。
(アーティストにはありがちなことですよね(笑)

などという興味深いお話を聞いた後、閉館後の展示室で、
ギャラリートークをしていただきました。

「地球・爆」の最初の絵が、ポスターになっているこちら
EarthAttack.jpg

「10人の画家による大共作」というプロジェクトの始まりが、未知の大航海に乗り出す船にたとえられています。参加メンバーを乗せた白い箱舟、あるいは工作船が、錨を上げ、まさに出航しようとしています。ここから、左から右へとイメージが展開する「地球・爆」が始まります。(会場入口でもらったマップの解説より)

錨の右に描かれているのは、「モービイ・ディック」アメリカの小説家ハーマン・メルヴィルの代表作『白鯨』(1851年)に登場する白鯨の名前で、岡本信治郎が描いていて、

そのバックに描かれた棘を持ち複雑に絡み合う刺草は、キューバ東南部のグアンタナモ湾にあるグアンタナモ米軍基地の、アフガニスタン紛争およびイラク戦争の過程でアメリカ軍が拘束した人物を収容する収容キャンプの鉄条網と重ねられていて、清水洋子が描いた

‥‥などと説明していただいて、いろんなメッセージが込められていることは
わかるんですけど。

モノクロの絵ってのは共通しているけど、よく見たら、画家の個性も感じられたりして。
キッチリとした絵を描くのが岡本信治郎、清水洋子は画面が黒い、
「土」の字がモチーフの松本旻、タロットカードの絵のような雰囲気なのが白井美穂
絵の中にそれぞれサイン(きちんとした活字体で)が入ってるので、それを
見ていくのも興味深いけど。

目(眼)と昆虫の羽からなる生物は、地上で最も先鋭的で効率的な
生物を空想した結果、対象を見るための目と、飛ぶための羽だけの存在になったと。
対象をとらえ飛行する存在はミサイルといった兵器のイメージとも重なるそう。
EarthAttack-(5).jpg
EarthAttack-(6).jpg

陸軍を表す星、海軍を表す桜のモチーフは「地球・爆」の中に
しばしば登場しています。
EarthAttack-(9).jpg
EarthAttack-(10).jpg

----
愛知県美術館コレクション展の部屋へ進むと、
テーマは「戦争の手触り」
オットー・ディックスの『戦争』シリーズがずらっと並んでいて迫力。
第一次世界大戦に従軍して、戦争の悲惨さやグロテスクさを表現するが、
ナチス政権下で、退廃芸術とされ、美術館から作品が撤去されたそう。

退廃芸術とは、「ナチス党が近代美術や前衛芸術を、 道徳的・人種的に堕落したもので、ナチス・ドイツの社会や民族感情を 害するものである、として禁止するために打ち出した芸術観
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%80%80%E5%BB%83%E8%8A%B8%E8%A1%93

民族感情を害するものである」か‥‥なんか
トリエンナーレの騒動を思い出してしまう。

で、そういった「退廃芸術」を晒し者にする展覧会
「退廃芸術展」が開催されたそう。
貧相な建物に、わざと劣悪な展示で、18歳未満立ち入り禁止。
悪意的な煽り文句、抽象画や表現主義の風景画が
狂気や病んだ精神の見た風景」だとか、
作品の購入金額が書かれていて「国民のなけなしの税金で、 民族に奉仕すべき美術館やその職員たちが 出来損ないの作品を大量に買い集めて自己満足に浸った」と
非難されたそう。

ナチスの政策にのせられて「普段美術館を訪れたことのない市民も怖い物見たさや好奇心、動員で訪れ」「作品の余りの過激さと購入金額の高さに怒り心頭に発しており、ため息や怒りの声が上が」ったそうだけど、「ハノーファーのシュプレンゲル夫妻のようにここでノルデの作品を見て逆に感動し、以後彼のコレクターになり戦時中も生活を支え続けた人も現れた

じゃ、ナチスはどんな芸術を良しとしたかってと、
「美しい物を好ましく壮大な物を崇高に」描くこと
で、農民とか、裸体像(女性は豊かな肉体、男性は筋肉ムキムキ)とか、
巨大彫刻だったそうで、ハハ、なんか古臭~い。

退廃美術弾圧によりドイツやヨーロッパの優れた芸術家が、あるいは命を落とし、あるいはアメリカ合衆国へと去ってしまった。ドイツは芸術を破壊した国家という汚名をかぶることになった。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%80%80%E5%BB%83%E8%8A%B8%E8%A1%93
このあたりの歴史を覚えておかないといけないと思う。
美しく心地いいものだけが芸術ではないと。


北村西望《将軍の孫》1918年(大正7)
軍神といわれた橘中佐の立像制作のため遺品を預かっていたところ、
西望の当時3歳だった長男がアトリエに遊びに来て、
ぶかぶかの軍靴を履いて敬礼をした。その姿を制作したと。
愛らしい子どもの姿が好評で、あちこちに設置されたそう。
井之頭公園や八王子駅前にも設置されたとあったので、
えー? 私が学生時代(1976-80)八王子に住んでいた時には
気が付かなかったけど、時代に合わずに撤去された? って
グクったら、設置は1989年とのこと。
うーん、1989年にわざわざこの像を設置する??

ヤフオクやamazonでもレプリカが売られているので、
人気はあるんでしょうねぇ‥‥確かにカワイイけど。

楽天市場のアフィリエイトバナー貼っておきます。
このバナークリックして買っていただくと、
私にアフィリエイトポイントが3%入りまーす(笑)



藤島武二の《朝鮮服の女》という絵が2点展示されていたのには、
岐阜県美術館で開催された「日韓近代美術家のまなざし」展
https://shizukozb.blog.ss-blog.jp/2015-07-23
チラシのメインビジュアルになっていたのは
藤島武二の絵だったな、って思い出したり。

しかし、2015年のブログに「日韓関係が微妙なこの時期に」って
書いてるけど、現在はさらに悪い状態になっちゃいましたねぇ‥‥

梅原龍三郎《北京紫禁城》1939年
川瀬巴水の版画《朝鮮智異山泉隠寺》1940年
川島理一郎《フィリピン服の少女》1943年
とか、当時日本が支配していた国の風景や風俗も絵のテーマとして
人気があったのかなと。

展示室6は、愛知県美術館が誇る
クリムト《人生は戦いなり(黄金の騎士)》1903年 が、
豊田市美術館のクリムト展から戻ってらしたのをはじめ、
モディリアーニ《カリテアィード》1911-13年
ピカソ《青い肩掛けの女》1902年
マックス・エルンスト《ポーランドの騎士》1954年
ポール・デルヴォー《こだま(あるいは「街路の神秘)》1943年
など、西洋絵画の名品がずらっと並んで、
迫力だったけど、ちょっと部屋が狭すぎですね。

展示室7では、小企画「岸本清子 メッセンジャー」
 岸本清子(1939-1988)は愛知県名古屋市出身の画家です。1958年に県立旭丘高校美術科を卒業した彼女は、同校の先輩である岩田信市、赤瀬川原平、荒川修作らと交流し、多摩美術大学在学中に読売アンデパンダン展(第12~15回)やネオダダ展(第2~3回)への参加などで注目を集めます。名古屋に戻った1979年以降は、乳がんの治療と躁鬱病に苦しみながらも精力的な制作を続けますが、乳がんの再発によって1988年に死去しました。
愛知県美術館HPより
https://www-art.aac.pref.aichi.jp/exhibition/000226.html

全く知らない画家で、いろんなタイプの絵やパフォーマンスの映像も
流れていたんですが、特別鑑賞会の開始時間が迫っていて、
しっかり見れてないです。まぁ私の趣味とは違うんですが、
パワーは感じました。



愛知県美術館: https://www-art.aac.pref.aichi.jp/
nice!(5)  コメント(0) 
共通テーマ:アート

近江八幡同窓会旅行(4) ヴォーリズ建築めぐり

10月5日(土)、6日(日)に大学の同級生たちと近江八幡へ行ってきたこと。
もう1ヶ月前のことなので、忘れていることも多いんですが‥‥

ヴォーリズの建築が多く残る近江八幡で、
2019年9月14日(土)~10月14日(月・祝)に、
アンドリュース記念館・ウォーターハウス記念館・
ヴォーリズ記念館の3館が特別公開されていて

6日(日)午後に、ヴォーリズ建築特別ガイドツアーが
あったので、せっかくの機会なので申し込みました。
Vories.jpg

チラシ(A3 二つ折り 中面のヴォーリズ建築散策マップがわかりやすい)の
pdfファイルはこちら:
https://www.omi8guide.com/wp-content/uploads/2019/07/vories-2019.pdf

12:30にウォーターハウス記念館に集合とのことで。

風格のあるレンガ塀が続く「池田町洋風住宅街」
2019-10-6-(119).jpg

2019-10-6-(126).jpg

レンガ壁にあった説明
池田町洋風住宅街(ヴォーリズ建築群)
 アメリカ人・ウィリアム・メレル・ヴォーリズは、1905年にキリスト教の伝道を目的に、 現代の八幡商業高校に英語の教師として来日しました。その後は、建築家として 「建築物の品格は人間の人格と同じくその外装よりむしろ内容にある」との考えをもとに 建築活動を展開。この住宅街はヴォーリズが大正期に手がけた初期の作品で、アメリカ 開拓時代を象徴するコロニアルスタイルと呼ばれる建物です。以後、山の上ホテル、 大丸心斎橋店・関西学院大学、等々、全国に約1600に及ぶ建築を手がけました。そんな彼を 内村鑑三は「ヴォーリズ君は世に稀に見る建築術の天才であり、また深く正しく日本を解し、 これを愛する米国人の一人であります」と評価しています。
 ヴォーリズは、建築のほかにも、メンソレータム(現:メンターム)を日本に輸入したことでも 知られ、伝道、医療、学校教育、出版、社会教育、商業、等々、多方面に渡り活躍した 人物で、名誉市民第一号に選ばれています。


レンガ塀の中に並ぶ洋館の一つが
ウォーターハウス記念館」(特別公開のうちの1館)
2019-10-6-(122).jpg
受付でガイドツアー参加費1人2,000円(コーヒー&ナッツ付)を払います。

ウォーターハウス記念館、内部は撮影禁止でした。

ウォーターハウス氏は、ヴォーリズに出会い、
その人格、働きに共鳴して、近江伝道に協力した人。

3階建て11室というかなり大きな家ですが、一家の住居という
だけでなく、ゲストハウスのような家でもあったよう。
プライベートが確保できるような部屋の設置、
キッチンから料理を出すのに便利な工夫や、
階段が緩やかで上り下りが楽だったりと、
住み心地の良さそうな家だなって感じました。

ウォーターハウス記念館の南側に建つ
吉田悦蔵邸」(外観のみ)
2019-10-6-(120).jpg
吉田悦蔵氏は、滋賀県立商業高校(現滋賀県立八幡商業高校)で
ヴォーリズと出会い、キリスト教に入信。
常にヴォーリズの片腕として、実務のかなめとして働いた人。

ウォーターハウス邸と吉田悦蔵邸は同時進行で建てられ、
大正2年(1913年)に完成。

ウォーターハウスの北側に建つ「ダブルハウス
2019-10-6-(127).jpg
近江ミッションレジデンスとして使われ、
ヴォーリズの両親も入居していたそう。

近江商人の趣ある街並み
2019-10-6-(130).jpg

写真ではよくわからないですが、この通りの正面に見えるのが
ヴォーリズが英語の教師として赴任した八幡商業高校(当時は滋賀県立商業高校)
2019-10-6-(131).jpg

近江兄弟社本社
2019-10-6-(132).jpg

道の向かいにヴォーリズさんの等身大の銅像が見えます。
2019-10-6-(133).jpg

日牟禮(ひむれ)八幡宮の鳥居
2019-10-6-(135).jpg

白雲館
2019-10-6-(136).jpg

旧八幡郵便局
2019-10-5-(24).jpg
NPO法人ヴォーリズ建築保存再生運動「一粒の会」
によって保存、修復が行われ無料公開されています。
ヴォーリズに関する展示や、骨董品店が出店中でした。
2019-10-5-(26).jpg

元・局長室だった部屋のドアノブは紫水晶だとか!?(うまく写ってないですが)
2019-10-6-(139).jpg

誰でも弾けるピアノも置いてありました。
2019-10-6-(143).jpg

裏庭から階段を上がった2階(電話交換室だったそう)
2019-10-6-(141).jpg

結婚式の写真が展示してありました。
1919年(大正8年)に小野藩主で一柳末徳子爵の三女・満喜子と結婚
2019-10-6-(142).jpg
一柳満喜子の兄・恵三が広岡家の婿養子となっていて、
その広岡恵三の自宅設計に依頼していたヴォーリズと出会って結婚します。
広岡恵三の義母が、NHK朝ドラ『あさが来た』のヒロインのモデルである
広岡浅子で、ヴォーリズと一柳満喜子の結婚を後押ししたと。

これらのお話は、次の「アンドリュース記念館」の講義室(?)で
聞きました。一柳満喜子と近江八幡の街を作った豊臣秀次との
不思議な縁の話も聞いたんですが、忘れましたー(^^;)

アンドリュース記念館」(特別公開)
2019-10-6-(147).jpg
アンドリュースはヴォーリズの大学時代の親友で、ヴォーリズに
みちびかれてキリスト教信者となりましたが、若くして召天しました。
アンドリュース家より贈られた資金と自分の預貯金を全て捧げて
1907年(明治40年)に建てた、ヴォーリズ設計第一号の建築物だそう。
(現在の建物は1935年(昭和10年)に12m東方向に移築したもの)

1階の部屋で、ヴォーリズの生涯や建築について、
‥‥関西学院大学、神戸女学院大学、大丸心斎橋本店、東華菜館、
旧豊郷小学校、旧近江療養院五葉館(希望館)‥‥
スライドも使って説明がありました。

2階で営業しているナッツ専門店『Going Nuts!(ゴーイングナッツ)』の
https://www.going-nuts.com/
燻製ナッツとコーヒー付き!

アンドリュース記念館の隣は八幡教会
2019-10-6-(146).jpg

道向かいには「近江八幡教会牧師館(旧近江兄弟社地塩寮)」
2019-10-6-(149).jpg

趣のある近江八幡の通り
2019-10-6-(150).jpg

公園の動物たち。ライオンにウサギにカメ‥‥なんとも味があります。
2019-10-6-(151).jpg

ヴォーリズ記念館」(特別公開)
1931年(昭和6年)に建てられた、ヴォーリズ夫妻が暮らした家
2019-10-6-(152).jpg

ヴォーリズは、昭和16年に日本に帰化し、
名字は妻の「一柳(ひとつやなぎ)」
名前は「米来留(めれる)」米国から来て留まる
と改名します。

ハイド記念館・教育会館」(ヴォーリズ学園内)
2019-10-6-(166).jpg
ヴォーリズに共感したハイド家(メンソレータム社の創始者)の
多額の寄付により建てられたもの。
2003年3月まで幼稚園舎として使われていました。

近江兄弟社学園創立者 一柳満喜子(1884~1969)の銅像
2019-10-6-(165).jpg

入口ホールに展示されていた
ヴォーリズの荷物をアメリカから運んだトランク
2019-10-6-(163).jpg

窓の桟が十字架のように見えませんか? と。
2019-10-6-(162).jpg

2019-10-6-(155).jpg

今年は一柳満喜子没50周年ということで、
生前、園長として過ごされたハイド記念館(旧:近江兄弟社幼稚園)で
その生涯を辿る展示が行われていました。
2019-10-6-(156).jpg

丸い窓がカワイイ
2019-10-6-(157).jpg

2019-10-6-(159).jpg

体育館
2019-10-6-(160).jpg

ガイドツアーの案内をしてくださったヴォーリズ記念館の薮館長。
結構参加人数多かったのに、声がよく通る方で、
ヴォーリズ愛が感じられる楽しいガイドで、特別公開の建物も
見ることができて良かったです。ありがとうございました。
2019-10-6-(161).jpg

ここでガイドツアー解散となりました。

近江八幡の街を散策
2019-10-6-(167).jpg
2019-10-6-(168).jpg
2019-10-6-(169).jpg

ガイドツアーに行く時に通って、気になっていたお店
中島多吉商店
http://nakajimatakichi.com/
2019-10-6-(170).jpg

お仏壇、古美術、古民具などが並んでいます。
2019-10-6-(172).jpg

店頭の乳母車も懐かしい(古い帯やハギレが入っていた)し、
レトロな薬袋もいいなぁ!
2019-10-6-(173).jpg

2019-10-6-(177).jpg

2階の窓の桟、こんなところにもちょっとした遊び心(?)が。
2019-10-6-(174).jpg

由緒ありそうな建物
「岡田彌三右衛門邸址」と石碑が立ってます。
2019-10-6-(176).jpg

はんこ屋さん? カフェもあるよう。「江湖庵
http://koukoan.com/
古い町家をリノベーションして新しいお店ができています。
2019-10-6-(178).jpg

空き家になって荒れていく町家もありますし‥‥
2019-10-6-(179).jpg

八幡堀近くになると、観光客も多いですね。
2019-10-6-(180).jpg

八幡堀
2019-10-6-(183).jpg
2019-10-6-(184).jpg
2019-10-6-(185).jpg

近江八幡日牟禮ヴィレッジ
https://taneya.jp/shop/shiga_himure.html
クラブハリエ
2019-10-6-(186).jpg
2019-10-6-(201).jpg

ショップの奥へ進むと‥‥ランプがハロウィン仕様になってました!
2019-10-6-(187).jpg

キツネの顔のような実から「フォックスフェイス」とも
呼ばれる「ツノナス」
ハロウィンの飾りがつけられているのがあってカワイイ
2019-10-6-(189).jpg

2019-10-6-(191).jpg

私は温かいスコーン
2019-10-6-(192).jpg

友人が注文したケーキ
2019-10-6-(193).jpg

紅茶と一緒にいただきました
2019-10-6-(195).jpg

クラブハリエの向かいには「たねや」もあります
2019-10-6-(202).jpg

鳥居から白雲館を見る
2019-10-6-(205).jpg

滋賀中央信用金庫
2019-10-6-(207).jpg
ガイドツアーで「いちばん新しいヴォーリズ建築」って説明されて、
え?! ヴォーリズさん亡くなってるよね? って思ったら、
「ウォルト・ディズニーが亡くなっても、ディズニーは続いているでしょ?」と。
ヴォーリズの精神を受け継いで設計・建築を行っているそうです。
一粒社 ヴォーリズ建築事務所: http://www.vories.co.jp/

この近くのバス停から近江八幡駅までバスに乗りましたが、
こんなに混んだバスに乗ったのは何十年ぶりだろう!

今年の同窓会旅行、1泊2日なので、近江八幡「だけ」でいいかって
計画してもらいましたが、まだまだ見足りないし、本当に、
「もう一度 訪れたいまち」ですね。
私的にはアートイベントも気になります!

近江八幡観光物産協会: https://www.omi8.com/

----
今年の同窓会旅行記事

近江八幡同窓会旅行(1) 水郷めぐり・長命寺
https://shizukozb.blog.ss-blog.jp/2019-10-28

近江八幡同窓会旅行(2) MACHIYA INN
https://shizukozb.blog.ss-blog.jp/2019-11-03

近江八幡同窓会旅行(3) ラコリーナ近江八幡
https://shizukozb.blog.ss-blog.jp/2019-11-04

nice!(5)  コメント(0) 
共通テーマ:旅行

近江八幡同窓会旅行(3) ラコリーナ近江八幡 [旅行]

10月5日(土)、6日(日)に大学の同級生たちと近江八幡へ行ってきました。

江戸期創業の酒蔵跡建物を宿泊施設に改装した
MACHIYA INNに泊まったことは前記事
https://shizukozb.blog.ss-blog.jp/2019-11-03

6日(日)、MACHIYA INNで借りたレンタサイクルで
ラコリーナ近江八幡へ向かいます。

前日も水郷めぐりに行く途中でラコリーナの前を通りましたが、
駐車場へ出入りする車の列ができてました。
水郷めぐりの船頭さんも「滋賀で一番儲かっている会社」だと。

この日も駐車場へ入る車で渋滞する中、
自転車はすいすい入って行けて便利です。

建築家の藤森照信氏による印象的な建物「メインショップ」
通称『草屋根』
2019-10-6-(42).jpg
Ohmihachiman-(41).jpg

友人がラコリーナ近江八幡のHPから、
http://taneya.jp/la_collina/
9:10のラコリーナツアーの申し込みをしてくれてました。
集合場所へ行くと、それぞれにイヤホンが渡されて、
説明をよく聞くことができました。

まずはメインショップ前のアプローチを一周。
2019-10-6-(48).jpg
メインショップの前に植えられているのは「おかめ笹」だそう。
笹と名前が付いているけど、竹の一種だとか。
(私は竹と笹の違い、よくわからないんですけど)

印象的な形の『柿傘』上に柿の木が植えられています。
2019-10-6-(45).jpg

メインショップの軒。開店前には入口左側にカフェ、
右側にショップを待つ人が並んでました。
2019-10-6-(49).jpg

メインショップに入って、
右手にはバームクーヘンのクラブハリエが
(オープン間もないのであまり並んでいる人がいませんが、
私たちが帰る11時頃には長い行列ができてました。)
2019-10-6-(51).jpg

バームクーヘンを焼き上げているところを見ることができます。
2019-10-6-(52).jpg

左手には和菓子のたねやが
2019-10-6-(58).jpg

和菓子の木型が壁にディスプレイされています。
2019-10-6-(54).jpg
2019-10-6-(55).jpg

2階はカフェになってます
2019-10-6-(53).jpg

天井の黒い点々は、炭が貼られているんだそう。
従業員たちが藤森先生の指導の下、一つ一つ貼っていったんだとか。
なので、それぞれの個性が出てて、点々の細かいところがあったりして
面白い。ラコリーナの包装紙などに蟻のイラストが使われているんですが、
ラコリーナのシンボルとしての蟻のようにも見えませんか? と。
2019-10-6-(43).jpg

メインショップを抜けると、田んぼ(刈り取りが終わったところだそう)が
2019-10-6-(59).jpg

右手に見える印象的な建物は、たねやグループの本社
メインショップの『草屋根』に対して、
屋根が銅で葺かれているので『銅屋根』と呼ばれているそう。

その手前の草屋根の建物は、カステラショップ&カフェ
2019-10-6-(60).jpg

回廊を進むと、
2019-10-6-(61).jpg

ギフトショップ&フードコートが
2019-10-6-(63).jpg

ロンドンバスではマカロンが
2019-10-6-(64).jpg

ハロウィン仕様のパッケージが並んでいます。
2019-10-6-(65).jpg
2019-10-6-(66).jpg

Tシャツいいなぁ!
2019-10-6-(97).jpg

ジャムではなく「コンフィテュール」
フルーツの風味を生かして作られているのだそう。
2019-10-6-(68).jpg

バームクーヘンの缶に入ったサブレとか、パッケージも楽しい。
2019-10-6-(69).jpg

たねやグループ本社『銅屋根』
2019-10-6-(70).jpg

2019-10-6-(74).jpg

一般客は入ることができない本社へ、ツアーの参加者は
入ることができます。
2019-10-6-(89).jpg

内部の写真は撮れましたが、ネットには上げないでとのこと。

藤森照信氏のオブジェが素敵なエントランスから、
エレベーターで4階へ上がると、アルミ片が貼られた天井の下、
藤森照信氏のスケッチや模型などが展示された部屋が見学できました。

テラスへ出ると、ラコリーナの全景が見渡せます。
2019-10-6-(77).jpg2019-10-6-(79).jpg

反対側のテラスでは、近江八幡の水郷地帯などが見渡せました。
2019-10-6-(86).jpg

カステラショップ「栗百本」三代目の書だそう。
2019-10-6-(91).jpg

カステラ工房を見ることができます。
2019-10-6-(92).jpg

栗の木の柱がたくさん立っているカフェもあります。
2019-10-6-(93).jpg

約1時間のラコリーナツアーでした。
1グループ(1~15名)5,500円
事前に注文した商品を受け取ることができます。
2019-10-7-(11).jpg
「草屋根」お饅頭美味しかった!
2019-10-7-(12).jpg

ツアーを終え、ギフトショップへ

「飛び出し坊や」って滋賀が発祥なんですって?
「たねや」のはっぴを着た坊やと、
2019-10-6-(96).jpg

バームクーヘンを持った坊や
2019-10-6-(99).jpg

ここ、多くの人が写真撮ってました。
2019-10-6-(100).jpg

インスタ映えスポットみたいですね。
2019-10-6-(101).jpg

小さな扉がカワイイ。
2019-10-6-(104).jpg

雑誌とか広告のイメージ写真に使えそう!
Ohmihachiman-(23).jpg


ラコリーナからの帰りに、昨日アルコールや惣菜を買った
「きてか~な」へ寄りました。
2019-10-6-(111).jpg

大勢の人が買い物に来ていてちょっと驚き。
2019-10-6-(112).jpg

友人たちが、地元の品をお土産に買いこんでました。

宿へ戻ってレンタサイクルを返却。部屋が使えたので、
昨日買って食べきれなかった近江牛のカツサンドで昼食。
午後から「ヴォーリズ建築めぐり」に行きました。

そのことは次の記事で


ラコリーナ近江八幡: http://taneya.jp/la_collina/
nice!(4)  コメント(0) 
共通テーマ:旅行

近江八幡同窓会旅行(2) MACHIYA INN [旅行]

10月5日(土)、6日(日)に大学の同級生たちと近江八幡へ行ってきました。

私が読んでた無料の情報誌「月刊ぷらざ岐阜」2019年6月号に、
https://www.plaza-gifu.com/
近江八幡の記事が載ってたんですが、

江戸期創業の酒蔵跡建物を宿泊施設に改装したこの宿も紹介されていたんです。
2019-10-6-(1).jpg

MACHIYA INN
https://www.omi-machiyainn.com/

一昨年の京都旅行で、京都の町家を改装した宿に泊まって、
こういうタイプの宿が皆に好評だったので、ここいいね!って、
友人が調べて予約を取ってくれました。

京都の町家を改装した宿泊施設に泊まった一昨年の同窓会旅行のこと
京都の町家に泊まる同窓会旅行(3)錦市場と別邸・佛光寺東
https://shizukozb.blog.ss-blog.jp/2017-11-11

近江八幡の街中にあって、観光にはとても便利。
すぐ前がヴォーリズ建築の一つである旧八幡郵便局です。
2019-10-5-(24).jpg

現在は、NPO法人ヴォーリズ建築保存再生運動「一粒の会」
によって保存、修復が行われ無料公開されています。
2019-10-5-(26).jpg

周辺の建物も趣あります。
2019-10-5-(25).jpg

この「まちや倶楽部」の中に、宿泊施設「MACHIYA INN」があります。
帆布や革で作った鞄のお店や、手芸と雑貨のお店も入ってます。
Ohmihachiman-(30).jpg

チェックインカウンター
2019-10-5-(5).jpg

この奥が宿泊施設
2019-10-6-(41).jpg

談話室 いい雰囲気!!
2019-10-6-(10).jpg

共同キッチンのシンク
2019-10-6-(12).jpg

冷蔵庫と電子レンジがありました
2019-10-6-(13).jpg

キッチンの壁にあったレトロなブレーカー
2019-10-5-(123).jpg

私たちの部屋は1階の「和室 1」
2間続きで14畳。部屋の両サイドに庭がついてます。
以下、順不同で、部屋や庭の写真を
2019-10-6-(18).jpg
2019-10-6-(2).jpg
2019-10-6-(3).jpg

床の間のアートがモダンで素敵!
2019-10-5-(122).jpg

塀の向こうに旧八幡郵便局が見えます。
2019-10-6-(4).jpg

庭から撮影
2019-10-6-(7).jpg

布団は3組敷いてあり、もう1組は好きなところに‥‥と。
(この和室 1、10名まで泊まれるそう)
2019-10-5-(121).jpg

近くの「まるたけ 近江 西川」で買った惣菜と、
長命寺からの帰りに「きてか~な」で買ったアルコールや惣菜で
乾杯~!!
2019-10-5-(124).jpg

安上りだし、気兼ねなくいろいろ食べられるのが気に入ってます。
2019-10-5-(125).jpg

この日はラグビーワールドカップの日本×サモア戦があったので、
テレビのある談話室に移動してコーヒーを飲みながら観戦
Ohmihachiman-(13).jpg

このコーヒーメーカーで作るコーヒー美味しかった!!
棚は古いステレオを利用しているのかな?
2019-10-5-(117).jpg

2階の部屋に宿泊のご夫婦も一緒に観戦しました。

談話室の写真を順不同で
2019-10-6-(15).jpg
2019-10-6-(116).jpg
Ohmihachiman-(33).jpg

お風呂は2か所。酒樽を利用した浴槽です!
Ohmihachiman-(28).jpg

お茶目写真(^▽^)
Ohmihachiman-(29).jpg

レトロな家具が置かれた脱衣室
2019-10-5-(126).jpg

翌朝、2階のご夫婦がチェックアウトされた後、
ちょっと2階の洋室を覗いてみました。
2019-10-6-(115).jpg

朝食は、近くの別館「Kolmio(コルミオ)」で
宿泊施設とカフェがあります。
2019-10-6-(22).jpg

2019-10-6-(28).jpg

こちらも古民家を改装してあって、天井も高いです
2019-10-6-(24).jpg

パンとドリンクは食べ放題
2019-10-6-(25).jpg

2019-10-6-(26).jpg

地元の食材を使った突き出し
2019-10-6-(27).jpg

パンやスープでかなりお腹も膨れたところに、目玉焼きや
サラダやハムが載った皿が。ハム美味しかった。
2019-10-6-(29).jpg

ヨーグルトも出ました。
2019-10-6-(31).jpg

カラフルな布でできたイカがぶら下がってます。
上田三佳 展「ika と イロいろの日々」
という展示をやっていました。(上手く写ってないですが)
2019-10-6-(28)up.jpg

食べログ


関連ランキング:カフェ | 近江八幡駅




酒蔵跡建物を改装した「まちや倶楽部」(の宿泊施設がMACHIYA INN)
奥には酒蔵だった頃の設備が。
2019-10-5-(6).jpg
2019-10-6-(114).jpg

その奥で、映像の上映などをやっていたんですが、
「ボーダレス・エリア近江八幡芸術祭
 ちかくのたび」というイベントの会場の一つになっているとか。
http://www.no-ma.jp/?p=19038
ohmi-art.jpg

チケットが必要だったので見ませんでしたが、面白そうなイベントですね。

ボーダレス・アートミュージアムNO-MA: http://www.no-ma.jp/

6日(日)、チェックアウト後に荷物を預かってほしいと言うと、
その日は宿泊客がいないので、部屋に荷物を置いといていいですよ。
鍵を持って行って、最後に郵便受けに入れといてくださいと。
有難かったですが、いくら日曜の夜っても宿泊者なし?
こんな素敵な宿なのに! 4人で泊まって54,488円(税込)と
土曜日にしては結構お値打ちでした。
(朝食含む レンタサイクルも2日間貸してもらったし)

ということで、荷物は部屋に置いて、レンタサイクルで
ラコリーナへ向かいます。

近江八幡同窓会旅行記、まだまだ続きまーす。

nice!(5)  コメント(0) 
共通テーマ:旅行

近江八幡同窓会旅行(1) 水郷めぐり・長命寺 [旅行]

10月5日(土)、6日(日)に大学の同級生たちと近江八幡へ行ってきました。

一昨年は京都、昨年は奈良へ、今年5月には横浜で会った同級生たちと、
今年はどこへ行こう? ってLINEで話題になった時、

私が読んでた無料の情報誌「月刊ぷらざ岐阜」2019年6月号に、
https://www.plaza-gifu.com/
近江八幡の記事が載ってて、あ、ここ良さそう! って
plazagifu2019-6.jpg

ネット上の本棚「StandRack」にて、バックナンバーを閲覧できます。
https://standrack.backshelf.jp/bookview/?filseq=1537

いつものように大阪の友人がネットでいろいろ調べて、
旅の計画を立ててくれました。

10月5日(土)、私はJR岐阜9:22発の東海道線で米原へ。
新横浜から新幹線で来た横浜の友人と合流して、
米原10:20発の琵琶湖線 姫路行き で近江八幡10:39着
大阪からの友人はもう到着していました。

4人いるのでタクシーで宿の MACHIYA INN へ。
1,020円で着いたので、バス(220円)とほとんど変わりません。
運転手さんが話好きの方で面白かった。
(今回の近江八幡旅行、お店や宿泊先の方が皆とても親切でした)

今晩の宿泊先「MACHIYA INN」で荷物を預け、
友人が予約してくれていたレンタサイクルを借ります。

MACHIYA INN
https://www.omi-machiyainn.com/

まずは夕食用の惣菜をすぐ近くの
まるたけ 近江 西川」へ買い出しに。
https://oumi-marutake.jp/
2019-10-6-(118).jpg
夕食、レストランで食べると高いので、
近江牛を使ったコロッケなどが有名なここの
お惣菜を買って食べようと。(オバサンはシビアなんです!)
近江牛のハンバーグや、ビーフオムレツ、カツサンド、
ポテトサラダやマカロニサラダなどもあったので購入。
夕方まで預かってもらうことにして、

昼食は、まずは近江八幡の郷土料理を食べたいってことで、
郷土料理 喜兵衛
https://www.oumi-kihee.com/

2019-10-5-(22).jpg

近江八幡の観光の中心ともいえる「八幡堀」のすぐ前にある
江戸末期の商家でいただく近江八幡の郷土料理屋

喜兵衛弁当1,800円(税別)
2019-10-5-(12).jpg

地元のおばちゃんたちが心を込めて料理をつくって」って
ことですが、盛り付けも上品です。
近江牛?の冷しゃぶ、赤こんにゃく、丁字麩のからしあえ
など、近江の食材が使われています。

一番手前の部屋へ案内していただきました。この部屋は
お店の前の八幡堀でよく時代劇やドラマの撮影があるんですが、
その時は女優さんたちの控室になる部屋なんだそう。
(帰りに撮影した写真)
2019-10-5-(19).jpg

趣のあるディスプレイが
2019-10-5-(18).jpg

土蔵を利用した客席
2019-10-5-(14).jpg

色紙もたくさん飾ってありました。
2019-10-5-(16).jpg

お店のすぐ前が八幡堀という絶好のロケーション
2019-10-5-(9).jpg
2019-10-5-(8).jpg

お店の方にシャッターを押してもらいました。
Ohmihachiman-(4).jpg

写真撮るの忘れましたが、喜兵衛の前に麩の吉井へ寄りました。
麩の試食販売やっていたので、丁字麩の最中などお土産に購入
麩の吉井
http://yoshiinofu.b.la9.jp/

「お堀めぐり」もやっていたお店
瓦のオブジェ(?)も面白い。
2019-10-5-(23).jpg

ここからお堀めぐりの舟が出るようですね。
2019-10-5-(21).jpg

買ったお土産を宿に置いて、自転車で水郷めぐりに向かいます。

ヴォーリズ学園
(翌日に学園内の「ハイド記念館・教育会館」を見学しました)
2019-10-5-(27).jpg

近江八幡の水郷めぐり、4社がやっていて、
それぞれ航路が違い、手こぎ船とエンジン船があるとのこと。
(八幡堀めぐりは2社がある)

近江八幡観光物産協会「水郷めぐり」
https://www.omi8.com/waterway_cruise/

友人が選んだのが「水郷のさと まるやま
http://www.za.ztv.ne.jp/tekogi.maruyama/
やっぱり手こぎ船がいいよねと。

4人なら貸切船がお勧めってことで
乗合船(定期船)が1人2,200円、貸切船は8,800円
(税込 10月から消費税10%になったので)
私たちは友人が手に入れたチラシに付いていた割引券で、
4人で8,400円で乗れました(^^)v
2019-10-5-(54).jpg

船着き場からヨシの茂る水路を船頭さんの手こぎで
ゆったりと進みます。
2019-10-5-(30).jpg

風が気持ちいいし、船がゆらゆらと揺れて、眠くなっちゃうほど。

このあたりのヨシは、ヨシズやすだれの材料として、この地域の
盛んな産業だったけど、今は安い輸入モノに押されてしまって
少なくはなったけど、高級品として作っているところも残っているとか。
2019-10-5-(33).jpg

水辺の木(ヤナギだそう。風情がありますね)に鴨がいました。
2019-10-5-(31).jpg
2019-10-5-(31)up.jpg

ペットボトルが浮いているのは、ゴミではなく、
鰻の仕掛けの目印だとか。
2019-10-5-(37).jpg
釣をしている船も見かけました。

小さな水鳥もいたので、鴨の子どもかと思ったら、
「カイツブリ」という滋賀県の県鳥にもなっている鳥で、
これで成鳥だそう。水に潜るのも得意のよう。

橋の下をくぐります。
2019-10-5-(36).jpg

小さな祠がありました「よしの大龍神」と旗が立っています。
2019-10-5-(39).jpg

2019-10-5-(40).jpg

正面に見えるのが安土城があった安土山だと。
2019-10-5-(42).jpg

このあたり、時代劇やドラマのロケ地としてよく使われるんだそう。
2019-10-5-(43).jpg

古い木造橋‥‥に見えるように作ってあるんだそう。
(ちゃんとコンクリートでできています)
2019-10-5-(46).jpg

船着き場が見えてきました。約一時間の水郷巡り。
ゆったり、のんびりと癒されました。船頭さんありがとうございました。
(でも船頭さんが一番苦労するのが船を着けるここからみたいですが)
2019-10-5-(48).jpg

船着き場の隣にあったコスモス畑
2019-10-5-(50).jpg
咲き始めていました。
2019-10-5-(51).jpg

再び自転車で走ること約30分 長命寺(の石段下)に着きます。
バス停もあります。結構バス見ました(1時間に2~3本)が、
やっぱり自転車の機動性にはかなわない。
(翌日‥か2、3日後?‥の筋肉痛がちょっと心配でしたが)
2019-10-5-(59).jpg

琵琶湖の長命寺港
2019-10-5-(57).jpg

(以下、帰りに撮った写真と混在しています)
2019-10-5-(112).jpg
2019-10-5-(113).jpg

湖畔にある日帰り温泉「長命ずいかくの湯」
http://www.chomei-zuikaku.com/
2019-10-5-(58).jpg

門前そば処 長命庵
2019-10-5-(108).jpg

自転車置き場に杖がおいてあったので、有難く使わせてもらいました。
2019-10-5-(106).jpg

ここから808段の石段を上った先に本堂があるとのこと。
2019-10-5-(61).jpg
2019-10-5-(63).jpg

この旅行計画を聞いた時から、私は大丈夫か?って心配してましたが

石段っても、ホントに808段?
2019-10-5-(66).jpg

きちんとした(?)階段ってカンジじゃなく、もはや山登りに近い

途中に不思議な形の鳥居(?)みたいなものがありました。
Ohmihachiman-(8).jpg

やはり皆から遅れる遅れる‥‥日頃の運動不足がww
2019-10-5-(69).jpg
2019-10-5-(70).jpg

それでもなんとか‥‥上ること約30分
2019-10-5-(71).jpg
Ohmihachiman-(11).jpg

石垣の上に門が見えてきました。
2019-10-5-(102).jpg

このすぐ下に駐車場があって、ここまで車で
来ることができます。それだと約100段くらいの階段で行けるそう。

駐車場から入る場所にあった長命寺の寺標
亀の甲羅の上に乗っています。
2019-10-5-(103).jpg

姨綺耶山(いきやさん)長命寺
西国三十一番の札所として賑わっています。

でもまだ本堂まで階段がww 今までの階段と比べたら
ずいぶんなだらかで楽ではありますが。
2019-10-5-(101).jpg

本堂と三重塔
2019-10-5-(78).jpg
2019-10-5-(81).jpg

手前より三仏堂、護法権現社拝殿、
一段高いところにあるのが鐘楼
2019-10-5-(83).jpg

琵琶湖がキラキラと輝いています。
(ここからの眺望もいいですが、奥にもっといい場所があります)
Ohmihachiman-(27).jpg
Ohmihachiman-(10).jpg

山の斜面にある大きな岩
修多羅岩(すたらいわ)
 修多羅とは、仏教用語で天地開闢(かいびゃく)、天下泰平、子孫繁栄を言う。
 封じて当山開闢長寿大臣、武内宿禰大将軍の御神体とする。
」とのこと
2019-10-5-(87).jpg

如法行堂(左)と鐘楼(右)
2019-10-5-(90).jpg

商売繁盛の仏神
拕柷尼天尊(稲荷大明神)
2019-10-5-(91).jpg

太郎坊権現社
ここにも大きな岩が。拝殿にのしかかりそうなってます。
2019-10-5-(96).jpg

ここからの琵琶湖の眺めが最高!!
(写真2つつなげています)
2019-10-5-(94).jpg

2019-10-5-(98).jpg
上ってきたからには下りねばなりません。下りは
足というかヒザにきますね。そして自転車ww

途中にあった「ファーマーズマーケット きてか~な」で、
地元名産の「鮒ずし」やミニトマト、地酒、そしてビールを
買いこんで宿へ戻りました。

江戸期創業の酒蔵跡建物を改装した趣のある宿「MACHIYA INN」や
翌日のことは次の記事で。

----
昨年の奈良同窓会旅行の記事はこちら

奈良同窓会旅行(1) 鹿の舟ランチと空気ケーキ 
https://shizukozb.blog.ss-blog.jp/2018-11-24

奈良同窓会旅行(2) 今井町の町家民宿・嘉雲亭
https://shizukozb.blog.ss-blog.jp/2018-11-25

奈良同窓会旅行(3) 今井町散策
https://shizukozb.blog.ss-blog.jp/2018-11-27

奈良同窓会旅行(4) 金峯山寺蔵王堂秘仏ご開帳夜間拝観
https://shizukozb.blog.ss-blog.jp/2018-12-02

奈良同窓会旅行(5) 再びならまち散策
https://shizukozb.blog.ss-blog.jp/2018-12-06

nice!(6)  コメント(0) 
共通テーマ:旅行

あいちトリエンナーレ2019(7) 豊田市駅周辺・喜楽亭 [美術]

あいちトリエンナーレ2019の会期は終わりましたが、
ブログがなかなか書けない私のレポートはまだ続きます。

あいちトリエンナーレの豊田市エリアに初めて行ったのは
8月25日(日)、名鉄で「豊田市駅」に着くと、
駅下にインフォメーションがありました。
2019-8-25-(1).jpg

インフォメーションのすぐ裏側にあるのが
【T01】トモトシ《Dig Your Dreams.》
2019-8-25-(3).jpg

空き店舗と思われる会場のドアを開けると、そこは
発掘現場のようになっています。
2019-8-25-(7).jpg
この穴、トヨタのマークのようです。

スクリーンには、この現場の発掘(?)をしている
豊田市民が参加したワークショップの様子が映されています。

棚に置かれているのは発掘された品のように置かれた
ガラクタ(ビンの破片だとか、鉄パイプ?とか)が
2019-8-25-(6).jpg

こちらのモニタには豊田市の昔の街並みが映されています。
2019-8-25-(5).jpg
作家の、この豊田市駅に降りて、トヨタという大企業の町なのに、
(「挙母市」という名称がトヨタ自動車から「豊田市」になった)
駅前にトヨタの看板がないのは意外だった みたいな言葉が
貼ってあったのには、私も初めて豊田に来た時に感じました。

作家は、地域を調査する過程で、日本で一番大きな企業城下町である 豊田市のまちの中に、トヨタ自動車関連のロゴマークや広告が、 実は少ないということに気がつきました。それでも町の歴史や経済、 住民の生活などを調べてみると、どんなところにも トヨタ自動車に関連する事項が出てきてしまうという事実を掘り当て、 それが本作品のアイデアの根源になっています。
(あいちトリエンナーレHP https://aichitriennale.jp/artwork/T01.html)


駅ホーム下の空き店舗に展示されているのが
【T02b】小田原のどか《↓ (1946-1948) 》
2019-8-25-(16).jpg

暗い空間のむき出しの地面に、矢が突き刺さったような
不思議な形の造形のネオンが設置されていてインパクトあります。
2019-8-25-(11).jpg

この印象的な造形は、長崎の爆心地に建てられていた矢形標柱を
モチーフにしているそうで、そんな解説や公共彫刻についての
考察が隣のスペースに展示されています。
【T02a】小田原のどか《↓ (1946-1948 / 1923-1951) 》

長崎に原爆投下一年後、1946年8月9日に爆心地点に建立された
「矢形の標柱」 長崎市は「慰霊塔」の建立を求めていたのだが、
GHQが政教分離の立場から、戦没者の公葬や記念碑などの建設は
行わないようにという指令が出ていたために、
こんな形になったらしいんです。

その前で記念撮影をする米兵たちの写真
2019-8-25-(14).jpg

へぇ‥‥知りませんでした。長崎というと、
平和公園にある 北村西望《平和祈念像》1955年 は有名ですけど。

この彫刻について、「戦時中には戦意高揚彫刻を制作していた 北村が、当時から一貫して得意としていた男性の裸体表現を用いて 完成させた男神像に「平和記念」と冠し」ていることで、
小説家、堀田善衛は北村の《平和祈念像》について、『あれが表象するのは 断じて平和ではない。むしろ戦争そのものであり、ファシズムである』と書いた
とか、
1981年にローマ教皇ヨハネ・パウロ2世が長崎を訪れた際、 男性の裸体像を神格化した《平和祈念像》はキリスト教になじまないと、 平和公園への来訪を避けるという出来事があった」そう。
ここでいただいた小田原のどか「Look at the sculpture(彫刻を見よ)」より
2019-10-19-(3).jpg
とても興味深い内容でした。

小田原のどか
1985年宮城県生まれ 東京都拠点
彫刻家であり研究者の顔も持つ彼女は、特に近代の黎明期、そして戦時下における 日本の彫刻を、作品と文章により批評的に扱う。ただの芸術の一分野というだけではない、 日本の近現代史に潜んだ課題がそこに浮かび上がってくる。 長崎の爆心地に建てられていた矢形標柱、戦中の軍人像や八紘一宇の塔、 また戦後の女性裸体像の氾濫など、日本の公共空間における彫刻の変遷は、 そのまま時代や社会の変化に呼応している。公共彫刻は、美術館に収められている 美術作品以上に、その時代・社会の、またそこを行き交う人々の無意識を かたどっているということを、彼女は鋭く見抜くのである。

(あいちトリエンナーレHP https://aichitriennale.jp/artwork/T02a.html)

2019-8-25-(12).jpg
2019-8-25-(13).jpg

戦時中には千体近くあった軍人の銅像は、戦況悪化による金属回収や、
戦後のGHQの方針もあってそのほとんどが失われた。
三宅坂にあった 北村西望《寺内元帥騎馬像》1923年 は、
戦時中の金属回収によって戦争のための資源となり、
像が据えられていた台座には、戦後、3体の裸婦像が据えられたそう。
菊池一雄《平和の群像》
2019-10-19-(4).jpg

これが「わが国では最初の裸婦の街頭進出」だと菊池は述べている。
「毎日新聞」1950年6月14日付より
(厳密には最初ではなかったみたいですが)

これ以降、公共空間に女性の裸体像があふれることになります。
そのほとんどすべてが男の彫刻家たちの手によってつくられている。
女性の裸はただ利用されているにすぎないのではないか。

私は想像する、この国の体制が再び転換する日を。それは、かつて軍人の銅像が 一斉に消えたように、平和の彫刻=女性裸体像というこの国の近代の装飾が 突如として取り去られ、あるいは引きずり倒される日だ。それらか引き倒されたとき はじめて、公共空間の平和の裸婦像が戦後民主主義のレーニン像であったことが わかるだろう。
三宅坂の《平和の群像》もまた取り外され、台座が再び空となるとき、次に 空白に据えられるものは何と呼ばれるのだろうか。

小田原のどか「Look at the sculpture(彫刻を見よ)」より

‥‥そうか、今まで考えたことなかったけど、女性の裸体像が
堂々と駅前などに立っているって、日本だけなんだろうか?
これらの裸体像がセクハラだとかって撤去される日が来るかも?
近年は裸体像ではなくて抽象的な彫刻が設置されるようになって
きていますよね。


駅前広場(新とよパーク)に設置されている作品が
【T02c】《↓ (1923−1951) 》
2019-10-10-(12).jpg

1923年に《寺内元帥騎馬像》が掲げられた台座を
再現したものが作られています。
1951年に《平和の群像》が設置される時に
台座の高さは低くされたとのこと。

台座に上って彫刻気分(?)になることができます。
10月10日(木)に来た時にやっと上ることができました。
2019-10-10-(14).jpg
ノリのいい友人たちが元気で時間があったら、きっと彫刻ごっこが
できだろうにと残念。


【T03a】和田唯奈(しんかぞく)《レンタルあかちゃん》
8月25日(日)に来た時、体験型の作品かーって、時間も
なかったのでスルーしちゃいました。
10月10日(木)に来た時に体験してみました。
2019-10-10-(39).jpg

受付のキーボードを押すと、あかちゃんが出力されます。
私がもらったのが「キリカ」ちゃん。
2019-10-10-(29).jpg

このあかちゃんを遊ばせに、隣のシティプラザの
サイゼリヤの上にあるスペースへ行きます。
2019-10-10-(30).jpg

【T03b】和田唯奈(しんかぞく)《レンタルあかちゃん》
遊園地のようなカラフルな壁画――養蚕が盛んであった歴史や
お祭りといった、地元の豊田市にまつわる要素が描かれているそう。
2019-10-10-(32).jpg

B会場で、あかちゃんをスキャンしてプールに入れます。
2019-10-10-(38).jpg

2019-10-10-(33).jpg

C会場では、3分以内で、あかちゃんの絵をトレースします。
2019-10-10-(34).jpg

‥‥なんかよくわからなかったけど、スタッフの言われるまま、
トレースした紙を持って最初の受付A会場に戻りました。

キリカちゃんの生みの親からのメッセージを見つけました。
2019-10-10-(40).jpg

原画の部屋へ入ると、原画のまわりにトレースしたあかちゃんが
たくさん貼ってあるので、私のあかちゃんもそこへ混じって貼ります。
2019-10-10-(41).jpg

そこで初めて、渡されたあかちゃんは前の人のトレースした絵だったんだと。
私がなんかよくわからないままトレースした絵が次の人に
引き継がれるわけですね。私が体験したのがもう会期末に近かったから、
あかちゃんの絵がなんかよくわからない図になってたんだと。

D君の原画と周囲に貼られたあかちゃん
2019-10-10-(42).jpg

いーくん
2019-10-10-(43).jpg

ももこ
2019-10-10-(44).jpg

Chet こういう単純な絵だとわりとあかちゃんの形が保たれています。
2019-10-10-(45).jpg

ももこ ちゃんの生みの親からのメッセージ
2019-10-10-(46).jpg


名鉄「豊田市駅」から愛知環状鉄道「新豊田」駅を越えて西へ行った
豊田産業文化センターの一画にある「喜楽亭」を会場とした作品が
2019-9-11-(61).jpg
2019-10-10-(16).jpg

【T04】ホー・ツーニェン《旅館アポリア》
2019-10-10-(21).jpg
8月25日(日)に豊田へ行った時には時間がなくて来れませんでした。
でもツイッターで評判になっていたので、9月11日(水)に、大阪の友人と
豊田市美術館の後で来ました。(途中の道が暑かったww)
2019-10-10-(18).jpg

評判どおり、すごかった‥‥重い。

もう一度見たくなって、10月10日(木)に豊田まで行きました。
なので写真が混在しています。映像の写真はNGでしたが、
喜楽亭の建物はOKでした。
2019-9-11-(55).jpg

ここ喜楽亭は、大正期から昭和期にかけて使用された料理旅館です。 戦前は養蚕業の従事者、戦中は海軍の軍人、戦後は自動車産業の関係者で賑わいました。 ここは、戦争末期に沖縄の米軍艦隊に突撃した神風特別攻撃隊の草薙隊が、 この地を発つ最後の夜を過ごした場所でもありました。
(あいちトリエンナーレHP https://aichitriennale.jp/artwork/T04.html)
但し、この建物は豊田市新明町にあったものを復元移築したもので、
現在は市民の文化的行事などに貸し出しもされているそう。

入口でもらった案内図
aichiT04.jpg

「親愛なるツーニェン」と、多分この作品を作り出すにあたっての
資料などを送る手紙(今時だからメールか?)や参考文献が読み上げられます。
YOKO と TOMO から、そして後の部屋では KAZUE からの手紙もありました。

一ノ間「波」では、喜楽亭の女将が喜楽亭の歴史を語った資料が

戦前は絹産業、戦後は自動車産業の人たちで賑わいました
その時々の威勢のいい人たちでしたから、貸し倒れはありませんでした
でもね、威勢のいい人たちも変わっていきましてね
戦争中、海軍の軍人さんがいらっしゃる時は軍の利用票(?)を持って
みえましたから、営業するのに不自由はありませんでした
戦後、草薙特攻隊の親が息子の最後の夜のことを聞きにみえたこともありました

などという(あくまで私のうろ覚えです)話が読み上げられる映像では、
小津安二郎の映画のシーンや、横山隆一のフクちゃんのアニメなども
使われていたりしますが、登場人物(原節子や笠智衆、フクちゃんも)の顔は
のっぺらぼうのようにぼかされています。

ナレーションも、少し遅れてささやきのように共鳴したり、
障子が振動して、嵐か、戦争中の空襲の音?のよう。

そして、京都学派と大島メモについて。
戦争回避を目指した彼らが開戦後、
いかに有利に戦争を終結させるかを秘密裡に話し合ったとか、
彼らが論じるのは欧米との戦争だけで、
アジアとのことは眼中になかったとか
(京都学派?初めて知った!って私のことですので記憶違いもあるかも)

2019-9-11-(56).jpg

次の二ノ間「風」では、草薙隊の特攻隊員「栄」さんから家族へ送られた
手紙が紹介されています。
草薙隊の写真にかぶさる「散華」の文字‥‥泣いてしまいました。

裏側のスクリーンでは「同期の桜」の歌が流れ、
そして、日本とロンドンを初めて「神風号」で飛んだ飯沼正明
彼は真珠湾攻撃の報にショックを受け、滑走路にふらふらと出て
プロペラに巻き込まれて死んだと。

障子が振動する音や、ナレーションがこだまのように共鳴して、
どこかですすり泣きのような音がするような‥‥
戦争中の人々の霊がこの喜楽亭に留まっているような‥‥

2019-9-11-(57).jpg

階段で2階へ上がります。順路は三ノ間「虚無」の部屋があるのですが、
9月11日に行った時は不具合であまり見れず、
10月10日は混雑していて、四ノ間を先に見ました。

三ノ間「虚無」
狭く暗い廊下に立って、障子紙の張られていない障子ごしに
暗い室内を鑑賞します。どうやら巨大な送風機が回っている様子。
プロペラに巻き込まれて死んだ飯沼正明のことを思い出します。
この部屋も12分×2 の作品なんだそうですが、
かなり難解な哲学的な話で―映像もないし―混雑の暗い中なので
全部見てないです(^^;)
ここが見れてないので2回目のチャレンジをしたハズなんですけどー。

四ノ間「子どもたち」
小津安二郎が戦争中にシンガポールに行って、そこで
「風と共に去りぬ」や「市民ケーン」の映画を見たりして過ごしたこと
小津の戦前の映画から、社会の不平等を体験し、弱い(と見えた)父親に反発して
「軍人になりたい」と言う子供たち(スミマセン、タイトル忘れました)
小津の遺作となった「秋刀魚の味」バーで軍隊時代の部下と出会い
軍艦マーチをリクエストして「負けてよかったじゃないか」と言う主人公
小津の墓にはただ「無」という文字が刻まれていると。

スクリーンが二面あって、時々後ろのスクリーンの映像が写り込んだりします。

そのもう一面のスクリーンでは、横山隆一の「フクちゃん」が
海軍のプロパガンダとして制作されたアニメが映っています。

この作品は高知県にある「横山隆一記念まんが館」には収蔵されていないと。
横山隆一は、この作品について、「ちょっとしたことでね」
「あれを見て戦争に行ったという話は聞いたことがない」
とかって言ってるんですが(あくまで私のうろ覚えです)
いえいえ、このアニメ見てたら、私でも、戦艦が一斉に洋上で回転したり
大砲を打つシーンとか、ワクワクしてしまいますよ。
「国民として当然のことをしたまででね。」
「また同じ状況になったら、同じように作りますよ。」
とかって言ってるんです。なんか強がりのようにも聞こえるんですけど
当時の世相を思えば、私は戦争のプロパガンダを作ったことを非難する
つもりはないんですけど、なんか、この言葉にはモヤモヤするというか。
戦争へ協力したことについての反省はないの? とか。

‥‥いやー、のっぺらぽうの顔がくり返し現れて、悪夢に見そう。
亡霊が現れて戦争のことを突き付けられたような‥‥

過去の史実は、彼らの悲劇の圧倒的な力の中で、 なおかつ眩いフィクションを孕みがら、妖しい霊のように 私たちの前に立ち現れるでしょう。
(あいちトリエンナーレHP https://aichitriennale.jp/artwork/T04.html)

旅館アポリア(Hotel Aporia)
アポリアとは「哲学的難題または困惑の状態」だそう。

この作品を、シンガポールの作家が作ったってのも、考えさせられます。



ちょっと場所がわかりにくかったですが、VITS豊田タウンビルの
2019-8-25-(103).jpg
地下1階
2019-8-25-(97).jpg
「豊田市民ギャラリー」にあったのが
2019-8-25-(101).jpg

【T05】アンナ・ヴィット《未来を開封する》

愛知芸術文化センター10階にあった
【A05】《60分間の笑顔》の作家さんですね

三面スクリーンの映像
豊田で自動車産業に携わる、工場やそれ以外の場で働く人々が一堂に会し、 お互いの経験や、労働の未来・自動化・AIに対する期待について話し合いました。
(あいちトリエンナーレHP https://aichitriennale.jp/artwork/T05.html)

日々の労働で繰り返している作業から特定の動きを抜き出して振付した動き
それがロボットの作業風景に変わっていくのは、
人がロボットに取って代わられる時代を表しているのか?
2019-10-10-(50).jpg
2019-10-10-(51).jpg
2019-10-10-(52).jpg

8月25日に来た時は、ここで時間切れになりました。
10月10日に来た時は、ちょうど映像が最初から始まるところでした。
全部で30分あるそうですが、全部は見てないです。


駅下インフォメーション、市民ギャラリー、旧豊田高等学校(プール)、
TPAC を回る「とよトリスタンプラリー」ってのがあったので
(暑い時期にこの団扇は役に立ちました)
2019-10-19-(5).jpg

景品交換所のTPAC(とよた大衆芸術センター)へ行ってみました。
建物の前に停まっていた
トリエンナーレ2019ラッピングの超小型電気自動車「Ha:mo」
2019-10-10-(55).jpg

景品のティッシュをゲット。
この「豊田会場おすすめルート」もっと早く見てればなー。

コーヒーが飲めるコーナーがあったので休憩。
WORK BENCH COFFEE ROASTERS が提供する
コーヒー豆の上位5%にあたる「スペシャルティコーヒー」
だそう。確かに美味しかったけど、605円はちょっと高いし、
コーヒーしか出てこないww(え? 名古屋圏以外はそうなの??)
2019-10-10-(57).jpg

いろいろ話題になって、なんだかんだあった
あいちトリエンナーレ2019 だけど、
やっぱり喜楽亭の《旅館アポリア》スゴかった!!

そして私好みだったのが、四間道の伊藤家住宅にあった2作品。
円頓寺の弓指寛治さんの作品もよかった。

結局ずいぶん私楽しんでますね!

あいちトリエンナーレ2019 の記事:
その1「表現の不自由展・その後」の中止: https://shizukozb.blog.ss-blog.jp/2019-08-28
(2) 愛知芸術文化センター10階: https://shizukozb.blog.ss-blog.jp/2019-09-08
(3) 愛知芸術文化センター8階: https://shizukozb.blog.ss-blog.jp/2019-09-14
(4) 四間道・円頓寺: https://shizukozb.blog.ss-blog.jp/2019-09-23
(5) 名古屋市美術館: https://shizukozb.blog.ss-blog.jp/2019-09-30
(6) 豊田市美術館・旧豊田東高校プール: https://shizukozb.blog.ss-blog.jp/2019-10-17
(7) 豊田市駅周辺・喜楽亭: https://shizukozb.blog.ss-blog.jp/2019-10-21

nice!(6)  コメント(0) 
共通テーマ:アート

あいちトリエンナーレ2019(6) 豊田市美術館・旧豊田東高校プール [美術]

今回のあいちトリエンナーレ、刻々と状況が変わって面白い
というか、私のツイッターのTLでは
いろんな話題が飛び交っていて、目が離せません。
まさか「表現の不自由展・その後」が再開できるとは思わなかった!

開幕3日で中止となったことについてはこちらの記事に:
あいちトリエンナーレ2019 その1「表現の不自由展・その後」の中止
https://shizukozb.blog.ss-blog.jp/2019-08-28

で、私のブログではなかなか記事が書けなくて、
トリエンナーレも終わってしまったんですが、
あいちトリエンナーレ2019のレポート続けます。

今回初めて会場となった豊田市美術館での展示のことを。

あいちトリエンナーレ2019とほぼ同じ期間、
豊田市美術館では「クリムト展」が開催されていて、
大変賑わっているんですが、トリエンナーレの会場は
まぁ、それほどでもない‥‥という状況。

クリムト展のチケット1,600円に400円プラスするだけで
豊田市美術館の展示が見られるんですけどねぇ。
豊田のまちなか会場は無料だし!

クリムト展に大学の同級生たちと見に行ったことは前記事に:
豊田市美術館「クリムト展」で同窓会
https://shizukozb.blog.ss-blog.jp/2019-10-11

私は、会場の下見? を兼ねて行った8月25日(日)と、
クリムト展を見た翌日、大阪の友人と行った9月11日(水)に
トリエンナーレの展示を見てます。
以下、写真が混在しています。

豊田市美術館のトリエンナーレの会場入口は、
2階のコレクション展入口横にあって、チケットを見せて階段を上ります。
2019-10-13-(31).jpg

階段の上部の壁に宇宙飛行のような人物のレリーフが
【T06a】アンナ・フラチョヴァー《ミッションからの帰還》
豊田市美術館の乳白色の空間にとてもよく合ってます。
(もともとここに飾られていたものかと思うくらい)
2019-10-13-(38).jpg

階段を上がった最初の部屋に
【T07】シール・フロイヤー《Fallen Star》
部屋に三脚が置かれています。よく見たら、
床に星の形の光がひとつ。
三脚の上のスライド映写機から天井の鏡に反射して、
床に投影されているんですね。‥‥なんか脱力感というか。
2019-8-25-(29).jpg

シール・フロイヤーさん、愛知芸術文化センター10階の窓辺で、
音が聞こえるドームも展示されていましたね。


次の部屋には、一見美しい写真が並んでいます。
【T08】タリン・サイモン
「隠されているものと見慣れぬものによるアメリカの目録」

2019-9-11-(16).jpg

映像作品もありました。新型爆弾の爆破試験の様子だとか。
凄まじい爆発の後の赤い夕陽(朝日?)が印象的。
2019-9-11-(17).jpg

左「DNA分析待ちの性犯罪証拠採取キット」
右「放射性廃棄物カプセル化・保管施設」
2019-9-11-(18).jpg

化粧品?なんて見たら「生きたヒト免疫不全ウィルス」
2019-8-25-(31).jpg

「米国中央情報局(CIA)に展示された芸術作品」
2019-8-25-(30).jpg


次の部屋が「公文書業務と資本の意思」
入口に説明文と、持ち帰りできるカードがありました。
2019-9-11-(19).jpg

フラワーアレンジメントの写真が並んでいます。
これらは、国際会議の調印式に飾られていた花を
アーカイブ資料から特定して再現したものだそう。
2019-9-11-(26).jpg
2019-9-11-(22).jpg

左のメキシコ産テーブルヤシは、
包括的協力協定
ベネズエラ、カラカス 200年10月30日
2019-8-25-(32).jpg
右の赤と白のカーネーション(コロンビア産、オランダ産)は、
エリトリア国政府・エチオピア連邦民社共和国政府間における合意
(アルジェ和平合意)
アルジェリア、アルジェ 2000年12月12日
2019-9-11-(23).jpg

ケニア産スプレーローズ
オランダ産トルコキキョウ
リビア・米国間における包括的賠償請求和解協定
リビア、トリポリ 2008年8月14日
2019-9-11-(24).jpg

ケニア産ハイブリッドティーローズ
スペイン産デルフィニウム
エクアドル産ハイブリッドティーローズ
スパイダーマム
経済協力のための枠組み合意
エクアドル、キト 2012年1月12日
2019-9-11-(21).jpg


街を見下ろす通路の先には、
【T09a】高嶺格《NIMBY (Not in My Back Yard)》

壁に、沖縄での米軍基地移設の県民投票に関する新聞記事が掲示されています。
2019-9-11-(27).jpg

黒い旭日旗のような金屏風の前にある望遠鏡を覗くと、
基地移設反対のデモの映像が見えます。
2019-9-11-(29).jpg


【T10】レニエール・レイバ・ノボ《革命は抽象である》

天井から突き出た巨大な手にギョッとします。
2019-9-11-(30).jpg
2019-9-11-(33).jpg
これは、ソ連時代にモスクワに作られた、
ガガーリンのモニュメントの手の部分を実物大で作ったもの。
実物のモニュメントは高さ42.5m(台座含まず!)という巨大なもので
チタニウムで作られていると。
(鑑賞者が写っているのは8月25日にボランティアガイドの説明を聞きながら撮影したもの。
9月11日は、朝イチで入ったので、他の鑑賞者が写ってません)
2019-8-25-(43).jpg
2019-9-11-(34).jpg

床に設置されたものは、同じくモスクワに設置されたモニュメントの
男女が掲げる鎌と槌(ソ連の国旗に使われているやつですね)の
先端部分が実物大の大きさで作られています。
2019-8-25-(42).jpg

黒いビニール(ゴミ袋)で覆われているのは、
「表現の不自由展・その後」の中止を受けて展示変更されているから。
2019-8-25-(49).jpg

2019-9-11-(35).jpg
壁面に並んでいるのは、ロシア・アバンギャルドの作家たちが制作した
ソ連時代のプロパガンダ・ポスターから、
スローガンとイメージを取り去った絵画なんですが、
こちらも「表現の不自由展・その後」の中止に抗議して、
絵画が「表現の不自由展・その後」の中止を報じる新聞紙で
覆われています。
2019-8-25-(50).jpg
(なかなかセンスのある抗議方法だと思いました。
行為がアートになっている(^^)v

レニエール・レイバ・ノボさん、キューバの作家なんですね。

「表現の不自由展・その後」の再開で、展示が元に戻りました!
10月13日(日)に、美術館隣の旧豊田東高等学校内でやっていた
「としのこえ、とちのうた」という展示を見に行った時に、
ついでにこちらも見てきました。

鎌と槌の黒いビニールは取り外され、
2019-10-13-(40).jpg

絵画を覆っていた新聞も取り外されていました。
2019-10-13-(41).jpg
2019-10-13-(42).jpg
2019-10-13-(44).jpg
ロシア・アヴァンギャルドらしいシンプルで力強い図柄。
2019-10-13-(45).jpg

「革命は抽象である」というこの名前には、 人々が革命の初期において目指していたユートピアはもはや具体性を失い、 抽象的なものになってしまったというアイロニーが込められているのです。
(あいちトリエンナーレHP https://aichitriennale.jp/artwork/T10.html)


【T06b】アンナ・フラチョヴァー《アセンション・マーク I 》

豊田市美術館の展示会場入口階段上の壁にあった
《ミッションからの帰還》の作家さんの作品ですね。
2019-8-25-(52).jpg
水色と白の空間、人物のように見える造形をよく見たら、
顔の部分がアイロンや電気シェーバーでできています。
2019-8-25-(53).jpg
右側の手のように見える造形の上のものの中では、
泡がぶくぶくと発生しています。
2019-8-25-(54).jpg
人体が溶けているような? なんか不思議な空間。
ワイヤーが落とす影の形なんかも面白いなって見ました。


【T11】スタジオ・ドリフト《Shylight》
3階の窓から見下ろした展示室
2019-9-11-(25).jpg

白い布が空気をはらみながら、ゆっくりと開閉しつつ上下に動いています。
優雅な動き、ライトも点灯したり消えたり‥‥見ていて飽きません。
2019-8-25-(55).jpg
2019-8-25-(58).jpg
2019-8-25-(59).jpg

植物の花や葉が光量や温度にあわせて開閉する、就眠運動と呼ばれる動きを詳細に観察・解析して設計されています
(あいちトリエンナーレHP https://aichitriennale.jp/artwork/T11.html)
とのことですが、クラゲが泳ぐ姿のようにも見えます。
2019-9-11-(39).jpg
2019-9-11-(43).jpg

9月11日に行った時には床にクッションが置かれていて、
寝転がって見ることもできるようになっていました。
(8月25日の時にはクッションはなかった)

動画も撮ったんですが、動くかと思ってたらなかなか動かなかったり、
気まぐれ(?)なところが猫みたいだって思ったり(^▽^)




豊田市美術館の北側にある旧豊田東高等学校のプールにあるのが
【T09b】高嶺格
《反歌:見上げたる 空を悲しも その色に 染まり果てにき 我ならぬまで》


豊田市美術館のお茶室横から校庭に入ることができます。
校庭は臨時の駐車場にもなっています。
2019-8-25-(64).jpg

8月25日(日)に行った時、校庭で目立っていたこの赤い鳥居、
あいちトリエンナーレの作品ではないようで、
9月11日(水)にはなかったです。

仮設の通路を上ると
2019-9-11-(45).jpg

プール側から校庭を見たところ
2019-8-25-(75).jpg

プールの床が切り取られて立っています。
2019-8-25-(66).jpg

‥‥すごい存在感
2019-8-25-(67).jpg

プールの底に降りることもできます。
2019-8-25-(68).jpg

風格を感じます(古い とか、ポロい とも言う)
2019-8-25-(70).jpg

今はこういう洗眼器って使わないんだそうですね。
2019-8-25-(71).jpg

これだけのものを立てるには、すごい労力がかかってるハズですね。
2019-8-25-(72).jpg

裏で支えている鉄骨とか、すごい。
2019-8-25-(73).jpg

で、これ何の役に立つ? アートって無駄なことをするんだなぁ。
(褒めているんです)

ツイッターで、この壁の高さは、トランプ大統領がメキシコとの国境に
建てると主張している壁の高さだってツイートが回ってきて、
へー、深いなぁと感心したんですが、それはデマだそう。
トランプ・ウォールは9m、これは12mあると。



豊田のまちなか会場のことは次の記事で

あいちトリエンナーレ: https://aichitriennale.jp/
nice!(4)  コメント(0) 
共通テーマ:アート

豊田市美術館「クリムト展」で同窓会 [美術]

9月10日(火)に、大学の友人たちと
豊田市美術館「クリムト展」へ行ったこと。

クリムト展 ウィーンと日本 1900
KLIMT2019.jpg

KLIMT2019-3.jpg

KLIMT2019-2.jpg

今年のお正月、山梨に住む大学時代の友人から、あけおめLINEで、
「今年は『クリムト展』を豊田市美術館に観に行きたい(東京は混むから)」と。

当然私も観に行くつもりでいたので、そこで会おう!
近くのルートインホテルに泊まれば(私、割引券が手に入るんです)
ゆっくりできるよ! って。

豊田市美術館での会期が近づいてきて、いつにする?
東京ほどではないにしても混むだろうから、
できれば平日で‥‥って、彼女は両親の遠距離介護や、
介護講座の受講で忙しくしているので、その合間で
9月10日(火)~11日(水)って決め、
もし都合ついたらどう? って大阪の友人を誘ってみました。

しばらく会ってないから会いたい!と、なんとか仕事も調整できたようで、
ホテルの予約も済ませた後、
山梨の友人から信号無視の軽トラに撥ねられて足を骨折! ってLINEが!!

事故の詳細は彼女のダンナ様のブログに:
https://pupepi.exblog.jp/239517180/

えぇー!!! って驚いて、心配したけど、
車椅子での鑑賞になるけど行けそうって連絡に、
それで済んで本当に良かったと。


9月10日(火)昼頃の到着予定ってことで、
私は名鉄犬山線上小田井駅より地下鉄鶴舞線経由の豊田市行きに乗り、
途中の伏見駅で、名古屋駅から乗り換えた大阪の友人と一緒になって、
名鉄豊田市駅へ到着。

山梨の友人夫婦の車は駅近くの駐車場に停めてもらって、
駅前のT-FACE 8階のレストラン街で会うことにしました。
(レストラン利用で駐車場代3時間無料)
2019-8-25-(17).jpg

一緒にランチして、山梨の友人ご夫婦の車で豊田市美術館へ。
豊田市駅から豊田市美術館までって、結構坂がキツいので、
車に乗せてもらおうって計画したんですよね(^▽^)v

車椅子が置いてある東入口(駅から歩くとこちらに着く)から入りました。
3台の障がい者用駐車場はいっぱいだったけど、
近くの障がい者用駐車場を案内してもらえました。

実はこのあたりの計画を立てるにあたり、私は先立って
8月25日(日)に豊田市美術館へ来てるんです。
年間パスポートが8月末まで使えたし、あいちトリエンナーレも
見たかったので。その時に年間パスポートの更新もしました。
受付の方に「次来る時の申請でいいですよ。有効期限が延びますよ」
って教えてもらいましたが、友人たちの前で更新手続きをするのも面倒
(っても名前と住所書いて、3,000円払えばスグできるんですけど)なので、
新しい年間パスポートにしました。(モトはとるので大丈夫!)

もちろんクリムト展、何度見てもいいですから、その時も
入りましたが、日曜で結構混んでいたし(東京展と比べたら
まだまだなんでしょうが‥‥展示会場にはスグ入れましたし。)
またゆっくり見に来れるって思ったのと、あいちトリエンナーレの
ボランティアガイドが2時から始まりますってアナウンスに、
あ、それ参加したいって、かなり急いでしまいました。

でも、ポスターにもなっている《ユディトⅠ》や
《女の三世代》など、クリムトの代表作ともいえる作品をはじめ、
多くの油彩画が展示されていて豪華だったし、
精巧な原寸大複製による《ベートーヴェン・フリーズ》と、
分離派会館模型は興味深かった!

国立新美術館「ウィーン・モダン」展で知った
https://shizukozb.blog.ss-blog.jp/2019-06-18
ハンス・マカルトの絵も展示されていて、
あぁ、あの展覧会見ておいて、時代背景とかもわかるようになって
良かったなと。

9月10日(火)はせっかくなので、稲垣吾郎さんの音声ガイド借りました。


第1章 クリムトとその家族

まず、スモックを着て猫を抱いたクリムトの有名な写真
そして弟のエルンスト、ゲオルク、
ウィーンの工芸美術学校時代からの友人で、一緒に仕事をする
フランツ・マッチュの写真‥‥と続き、

クリムトが姪のヘレーネ・クリムトを描いた絵(1898年)は、
横顔が丁寧に描かれて愛らしい。6歳の肖像とのことだけど、
もっと年上に見える。ドレスは簡単なタッチで描かれているけど、
質感がよく表現されています。


第2章 修業時代と劇場装飾 では、

グスタフ・クリムトとフランツ・マッチュがそれぞれ描いた
《レース襟をつけた少女の肖像》1880年
学校の課題であったと考えられる絵。
美術学校の教室でイーゼルを並べて描いてたのかな? なんて
若き日のクリムトたちを想像すると楽しい。

男性裸体像の習作からも、アカデミックな修業時代がわかります。

そうした修業時代から、彼らは建設ラッシュで天井画や壁画の
需要が高まっていたウィーンで大活躍していくことになるんですね。

エルンスト・クリムトが描いた
《フランチェスカ・ダ・リミニとパオロ》1890年頃
ラファエル前派のようなロマンティックな絵で私好み!
桜やバラやアイリスに天使が少女マンガのようで素敵。


第3章 私生活

日曜美術館「エロスと死の香り~近代ウィーンの芸術 光と影~」
(6月9日放送/9月15日再放送)で、
クリムトは生涯結婚しなかったけど、複数の女性との間に
少なくとも14人の子どもがいた。でも最も親密だったのは
エミーリエ・フレーゲだったと。
14人の子ども?! 現代の女性の感覚から見たらちょっと引いちゃうけど、
まぁ、クリムトだったらしょうがないか?

女性たちの写真やクリムトの手紙などもありました。


第4章 ウィーンと日本
国立新美術館「ウィーン・モダン」展 でも、
https://shizukozb.blog.ss-blog.jp/2019-06-18
京都国立近代美術館「世紀末ウィーンのグラフィック」展
https://shizukozb.blog.ss-blog.jp/2019-02-23
でも見た《第6回ウィーン分離派展ポスター(日本美術展)》1900年
が展示してありました。
2019-2-14-(13).jpg
(世紀末ウィーン-で撮影したもの)

クリムト《女ともだちⅠ(姉妹たち)》1907年 は、
縦長の細長い画面が浮世絵から着想を得たのではないかって
ことだけど、デザイン的で魅力的だった。

国立新美術館「ウィーン・モダン」展 のメインビジュアル
《エミーリエ・フレーゲの肖像》1902年 に対して、
(この作品のみ撮影可だった)
2019-5-27-(13).jpg

この展覧会では《17歳のエミーリエ・フレーゲの肖像》1891年 を
見ることができました。パステルで描かれた清楚なエミーリエ。
クリムトが描いた日本風の花で装飾された額が素敵です。
KLIMT2019 (3).jpg

クリムトが収集していた日本の江戸時代の鐙や、
小原古邨《二匹の金魚》(但し展示品は別摺のもの)もあって
興味深かった。


第5章 ウィーン分離派

《第1回ウィーン分離派展ポスター(検閲前)》もありました。
「ウィーン・モダン」展では検閲前と検閲後の両方展示されていましたが、
ここ豊田市美術館では検閲前のもの(京都工芸繊維大学美術工芸資料館蔵)が
出てました。(図録には両方載ってますが)

そして、クリムト展のメインビジュアルにもなっている
《ユディトⅠ》1901年
女性の表情がなんともエロティックです!!
金箔を使った装飾や額のデザインも素敵。

この《ユディトⅠ》も、
《ヌーダ・ヴェリタス(裸の真実)》1899年 も、私、
2003年の松坂屋美術館「クリムト 1900年ウィーンの美神展」で、
見てるはずなんですが、今回、《ヌーダ・ヴェリタス》見て、
こんなに大きな絵だったんだ! ってちょっと意外でした。

2003年松坂屋美術館「クリムト 1900年ウィーンの美神展」チラシ
KLIMT2003-1.jpg
KLIMT2003-2.jpg

大きいといえば、愛知県美術館でいつも見ている
《人生は戦いなり(黄金の騎士)》1903年 が、
今回壁の色も変わって展示されていて、なんだかいつもより大きく見えました。
掛けてある位置が少し低い? こともあるのかな??
2019-4-4-(10).jpg
愛知県美術館、撮影可になった今年4月に撮影

この騎士の絵と対するように《ベートーヴェン・フリーズ(原寸大複製)》が
展示(っていうより一部屋まるごと再現された空間)されてました。

黄金の騎士の甲冑の金や銀のテクスチュア、
「不節制」を表す太った女性の衣装には宝石(ガラスや半貴石)が
はめ込まれていたり、金が盛り上げられていたりする
工芸のような装飾性が素敵!

正面のゴリラみたいに見えるのは、ギリシャ神話に登場する
怪物で、悪の化身テュフォンだそう。

最後に歌う天使たちと抱き合う恋人

音声ガイドのベートーベン交響曲第九番「歓喜の歌」を
聞きながら鑑賞しました。

また、この部屋の中央においてあった《分離派会館模型》が
すごく興味深かった!
1902年の第14回ウィーン分離派展[ベートーヴェン展]開催時
ってことで、《ベートーヴェン・フリーズ》がどのように
展示されていたかがわかります。

2003年の松坂屋美術館でも《ベートーヴェン・フリーズ》の複製画が
展示されていたんですが、今回と同じモノだったのかな?


第6章 風景画

クリムトがかなりの量の風景画を描いていたってのは、
愛知県美術館「クリムト展」で知りましたが、
https://shizukozb.blog.ss-blog.jp/2013-01-21
今回出ていた鶏のいる庭とか家畜小屋の雌牛を描いた絵は
クリムトがこんな絵も描いたのね! ってちょっと意外でした。

そして《アッター湖畔のカンマー城Ⅲ》1909/10年が素敵!!
平面的に見えるのは、望遠鏡を使って見た風景だからとも。
印象派の点描のようにも見えるけど、やっぱり
装飾的なところがすごくいいなって。


第7章 肖像画

豊田市美術館が誇る
《オイゲニア・プリマフェージの肖像》1913/14年
2018-5-13-(59).jpg
(豊田市美術館、コレクション展では写真撮影可なんですよ!)
初めて豊田市美術館に来た時に、えっ?!クリムト?!!って
驚いたんですが、その時は黄金が使われていないのが
ちょっと不満だったんですよ。でも見慣れて?いくうちに、
このカラフルな色の乱舞がすごくいいなって思えてきました。

《黄金の騎士》とこの《オイゲニア・プリマフェージの肖像》
ってクリムトの名画が愛知県内の美術館にあって、
いつでも(他館に貸し出しされている時もあるけど)見れる
ってのは、すごく贅沢なことだなと。
(どちらもトヨタ様が買ってくれました (^▽^)v


第8章 生命の円環

亡くなった息子をスケッチした
《亡き息子オットー・ツィンマーマンの肖像》1902年
と、お棺に入った写真にはちょっとグッときた。
あまり自分の子どもと親しくすることはなかったそうだけど、
やっぱりいろんな想いがあったんだろうなぁと。

チラシの裏表紙にもなっている《女の三世代》1905年
ローマ国立近代美術館から来てくれたんですね!
日本初公開だそう!! クリムトの画集で見ていた
代表作の一つである結構大きな絵(171×171cm)が見られて嬉しい。
クリムトらしい装飾がちりばめられていて素敵です!!

最後に展示してあった《家族》1909/10年
母親と子供の顔は《女の三世代》と似ているけど、
その他は全て黒で塗りつぶされています。
孤独とか死とか‥‥でも黒い画面の中で浮かび上がる
顔はクリムトらしくて素敵。


クリムト展のショップは、
いろんなオリジナルグッズが充実していて混雑しています。
私は8月に来た時に、魅力的なものがあって迷ったけど、図録だけ買いました。
表紙が《ユディトⅠ》と《女の三世代》のものがあったけど、
《ユディトⅠ》をチョイス。2,500円(税込み)
KLIMT2019 (1).jpg

こちらも図録が自立するほど豪華。
ウィーン・モダン展の図録と並べてみました
KLIMT2019 (2).jpg

会場前の記念撮影パネル前にて
2019-9-10-(7).jpg

それからエレベータで2階のコレクション展へ

クリムト展だけで帰ってしまう人もいるみたいですけど、
クリムト展のチケットで入れるこのコレクション展を見ないと
もったいないです!!

豊田市美術館が誇る
エゴン・シーレ《カール・グリュンヴァルトの肖像》1917年
をはじめ、(写真は以前のコレクション展で撮影したもの)
2018-5-13-(60).jpg

シーレやクリムトの素描(クリムト展にも出てたけどまだあるんです!)
コンスタンティン・ブランクーシの彫刻、
下村観山《美人と舎利》1909年 双幅の掛軸で一方に美人が、
対するようにガイコツが描かれていて印象的です。

そして、やはりクリムト展チケットで入れる高橋節郎館へ。

山梨の友人夫妻は、豊田市美術館は二回目(初回は奈良美智展)
だそうですが、この高橋節郎館へは入らなかったそうで、
(大阪の友人は豊田市美術館初めて)初めて入って、
漆の豪華な作品たちが気に入った様子でした。

高橋節郎館にある私のお気に入りの休憩スペースにて
2019-9-10.jpg

豊田市美術館をバックに
2019-9-10-(10).jpg

テラスに設置された
ダニエル・ビュレン《色の浮遊│3つの破裂した小屋》の
青い小屋(?)の中で撮影
2019-9-10-(11).jpg


豊田市美術館: https://www.museum.toyota.aichi.jp/
クリムト展公式サイト: https://klimt2019.jp/


---ルートイン豊田旭ヶ丘に宿泊したこと---

豊田市美術館を出て、近くのホテルルートイン豊田朝日ヶ丘へ。

コンフォートツイン禁煙×2部屋を予約してました。
2019-9-10-(14).jpg

18時のレストランオープンを待って夕食に
2019-9-10-(15).jpg

まずはビールで乾杯!
2019-9-10-(16).jpg
2019-9-10-(17).jpg
2019-9-10-(18).jpg
2019-9-10-(19).jpg

山梨の友人は近年介護で忙しく、多摩美芸祭に行った
2015年の旅行以来! いろいろ近況など話も弾みました。

前回会った同窓会旅行のこと:
同窓会旅行2015(その1) 8ミリ上映会:
https://shizukozb.blog.ss-blog.jp/2015-11-09
同窓会旅行2015(その2) 多摩美芸術祭へ:
https://shizukozb.blog.ss-blog.jp/2015-11-12
同窓会旅行2015(その3) もう一泊・懐かしの少女マンガ:
https://shizukozb.blog.ss-blog.jp/2015-11-21

しかし、結構広いレストランなのに、ほとんど私たちの
貸切状態でしたねー。宿泊者が少ないのかと思ってたら、
朝、窓から見たら、駐車場に結構車停まってます。
2019-9-11-(1).jpg

朝風呂に行った友人が、レストランの前に行列ができてたよと。
トヨタの工場にも近いので、ビジネスの人が多いんでしょうね。
(平日だったし)皆、夜遅く着いて、朝は早く出るのか?
私たちが朝食に行った7時半頃にはレストランも空いてました。
(ルートインはバイキング朝食が無料で付きます 6:30~9:00)
2019-9-11-(8).jpg

朝からしっかりいただきます。
2019-9-11-(7).jpg
2019-9-11-(6).jpg

9時半頃にチェックアウト
2019-9-11-(10).jpg

山梨の友人夫婦は、車で高速を使わずにゆっくり帰るとのこと。
大阪の友人と私はあいちトリエンナーレを見ることにして、
豊田市美術館まで送ってもらいました。
2019-9-11-(12).jpg

10時の開館までまだ少しあるけど、どうしようかって
心配してたら、もう美術館前に行列ができてました!
(ほとんどがクリムト展目当ての人ですが)

あいちトリエンナーレ豊田市美術館と周辺のことは次の記事で。

ルートインホテルズ(公式)
ホテルルートイン豊田朝日ヶ丘:
https://www.route-inn.co.jp/hotel_list/aichi/index_hotel_id_621/

nice!(4)  コメント(2) 
共通テーマ:アート
前の10件 | -