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マレーシア大学生のホームステイ [国際交流]

4月17日(月)
今朝、県庁前まで、マレーシア大学生2人を送っていき、
今回のホームステイはそこでお別れとなった。

短い間だったし、最近は我が家もゲストに慣れてしまって、ろくなもてなしができないので、
ゲストに悪いなーとは思っている。今回は2人の受入だったので、よけいに一人一人と
話す時間がなかったが、やはり、当たり前だけど、同じマレーシアの大学生でも、
それぞれ個性があって興味深い。
6人兄弟で、ちょっと甘えん坊っぽいニックと、
母親が中国系で、気配りのできるムハンマド。
二人はこの旅行で初めて顔を合わせたらしい。二人での会話はマレー語で、
「セジュ」という言葉をよく使っていたので覚えてしまった。(意味は「寒い」)
英語も特にムハンマドはよくしゃべったが、最初、早口のせいもあって、ほとんど
聞き取れず、私が英語がわからないのかと心配したみたいだ。
そのうち、日本語の会話本を見て、簡単な会話は日本語で話しかけてきた。
私を「おかあさん」、ダンナを「おとうさん」と呼んでくれた。
ホームステイの受入を始めた頃は、自分の子供も小さくて、ゲストから
「おかあさん」と呼ばれることに違和感もあった。私は彼らと友達というか、
同年代みたいな感覚で受け入れていたから‥‥今も実はそんな感覚もあるのだが、
実際の彼らの両親より、私たちの方が年とっているのだ!

彼らの大学はパハン州にあり、パハン州のホームステイプログラムの日本語パンフレットを
もらったのだが、その最初にパハン州長官のメッセージと写真が載っていた。
彼らはそれを見て、「この人は前の長官。彼は年をとったので辞めた」と言う。
「もう63歳の老人だから」という言葉には、こっちがビックリ。
日本の政治家で63歳なら、むしろ若い方だろう!
マレーシアで定年は55歳。だから、60歳は"old man"とのこと。
まぁ、ちょっと前の日本もそうだったけど‥‥つくづく今の日本の高齢社会を思う。
淡墨桜から帰る時に、郊外の大きな建物を見て何かと聞いた彼らに、
老人のための施設と答えたが、彼らには驚きだったようだ。

彼らは私たちがコーヒーをブラックでガブガブ飲むことにビックリしていた。
そして、食事の時、日本茶を出すと、「水が欲しい」とのことで、我が家は
ミネラルウォーターは買わないので、水道の水を「飲めるから」と出す。
あまり味を意識することの無く飲んでいるお茶だけど、外国人にとっては
苦いらしい。そして、あまり日本の食べ物に積極的ではなかった。
宗教上の肉の制限もあるのだろうけど、料理に入れたあげを、取り上げて
「これは肉ではない?」と心配そうに聞いてきた。

そして、これは彼らだけなのか、若いからか、マレーシア人がそうなのか
わからないが、結構、浪費というか、ティッシュなどは一度にものすごく使うし、
風呂(浴槽)には入らずに、朝シャワーを浴びるのだが、お湯を、我が家は
浴槽がいっぱいになる分が流れるととブザーが鳴るが、
彼ら一人がシャワーを浴びているとブザーが鳴るほど、ふんだんに使っていた。


彼らからもらった、マレーシアのお金と帽子。バックの布も、男性が
腰に巻く布で、彼らからのプレゼント。(他にもTシャツとか色々もらった)


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