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オーストラリアのGeorgeホームステイ [国際交流]

今朝、起きたら屋根に積雪。昨夜は寒くて雪がチラチラと舞ってきて驚いたけど、ここまで屋根が白くなるとは思わなかった。東海道新幹線は積雪で遅れが出ているというし、岐阜県北部ではかなり積雪もあるようだ。
先週とはなんという違い!

実は、先週の土曜~月曜(3月3日~5日)に、オーストラリアの29歳の男性がウチにホームステイに来ていた。

2月中頃に、岐阜市の国際交流協会から、私たちのボランティアグループに、オーストラリアの男性から岐阜でホームステイを希望しているとメールで問い合わせがあったが、こういう依頼に対応してもらえるかという問い合わせがあった。
私たちのグループも最近はホームステイを受け入れできる家庭が少なくなっているので、希望家庭があるかどうかわからないが、アプリケーションフォームに答えて送ってもらえれば、ホームステイ先があるかどうか聞いてみてもいいと伝えてもらった。彼から連絡があったので、グループにホストファミリー募集のメール・FAXを出したが、反応はなかった。で、断ろうかと思ったが、ダンナが男性がシドニー在住ということで、もしかしてシドニーあたりに行ける仕事が来るかもしれないと興味を持ったので、私は土日しっかり仕事だし、土曜は町内の総会にも出席しないといけないので、もてなしは出来ないのだが、せっかく連絡を取ってきてくれたことだし、これも何かの縁かと、ウチに泊まるだけならできるという返事を出した。

彼、Georgeはオーストラリアのシドニーの西部に住む29歳、独身。4人兄弟の末っ子。インターネットのドメインを売る会社で働いている。今回、有給休暇で、2月20日に関空に着いて、すぐ札幌に飛び、2週間のジャパンレールパスを利用して日本を旅行するとのこと。
ジャパンレールパスは、以前ウチに来たフランスの学生たちも買ってきていたが、JRが「短期滞在」の入国資格により観光目的で来日する外国人向け(あと外国に永住権を持っている日本人でも買えるようだが)に発売している、JR乗り放題――ただし東海道・山陽新幹線「のぞみ」には乗れない――のパス。グリーン車と普通車の2種類あり、期間は1週間、2週間、3週間用がある。普通車の2週間のパスで45,100円。「のぞみ」には乗れないとは言え「ひかり」や、その他のJR特急には乗れるのだから個人で日本中を旅行しようという外国人にはオトクだ。
旅行中に撮った画像をUSBメモリでウチのパソコンで見せてくれたが、札幌、函館、盛岡、秋田、日光、そして広島や大阪の画像があった。(でも、私からすると、いまいち写真がジミ‥‥日光の陽明門とか広島の平和記念碑とかもあったけど、これだけ観光で歩いているのなら、もっとキレイな写真が撮れるだろうに‥‥)
日本に来て、京都や奈良へは行かないのかと疑問に思ったら、2年前にも日本に来たことがあって、その時にもう行ったとのこと。しかし、彼の会社は社員20人くらいとのことだし(彼には失礼だけど、バリバリのエリート社員で高級取りということでもないみたいだし)よく、毎年こんな長期有給休暇が取れて、海外旅行に行けるだけの余裕があるもんだ。実にうらやましい。これはオーストラリアなら普通のことなのかなー?
インターネット関係の仕事をしているせいもあるのか、何でもインターネットで調べていて、ウチの住所を連絡したら、地図で調べていたし、日曜は高山へ行ったが、自転車を借りて回るのがいいと調べて決めていた。

3月4日(日) 高山へ行くGeorgeをJR蘇原駅へ送る

だけど、これはオーストラリア人の国民性なのか彼自身の性格なのか、結構、私から見るといいかげんみたいなところがあって、最初、私は金曜が休みだから、その日に来るようにとメールしておいたのに、3日前に「金曜夜は大阪の友人と会うので土曜日の朝、新幹線で岐阜へ行く」とのメール。ダンナは車の運転ができないので、「新幹線の岐阜羽島ではなく、JRの岐阜駅に来るように」と返信したら、「JR岐阜駅に12時くらいに着く」と電話。「では、夫に12時くらいに改札口まで迎えに行ってもらうから」と彼に伝えて、ダンナに頼んで仕事に行ったが、土曜日の朝10時くらいに「今JR岐阜駅に着いた」との電話があったそうだ。それでJR蘇原駅まで来てもらうことにして、ダンナは、すぐ列車があったら間に合わないと、タクシーで蘇原駅まで行ったとのこと。
3月6日(火)夜に成田から帰国とのことだが、ウチにはいつまでいるのかもしっかり決めていないみたいなカンジで、まぁ、ウチに月曜の夜も泊めてもいいかと思っていたら、ウチのパソコンから、インターネットで千葉のホテルの予約が取れたようで、月曜の昼に出発していった。こんなカンジで、「home stay」というのは民宿か何か、安い宿泊施設みたいに思われているのかというような気もして、まぁ、ウチは今回、私も仕事で夕食も簡単な鍋を用意したくらいだし、いいんだけど、国際交流をしようと意気込んでいる会員なら失望したのではないかと、最近グループのこれからの活動について考えることもあって、ちょっと複雑な気持ち‥‥。
それに、アプリケーションフォームでは日本語の会話ができると書いてあって、ダンナと「じゃ、ラクだね」と話していたのだが、まぁ、私の英語力程度で、決まった挨拶程度ならできるのだが、日本語だけではコミュニケーションはとりづらかった。一生懸命しゃべってくるのは好感が持てたけど、仕事で疲れていた私はちょっとイラついた。
それでも、高山でお土産を買ってきてくれたり(しかし、駄菓子とハンカチ、日本人ならもうちょっと高価なものを買うと思うが‥‥)、お礼のメールと写真を送ってくれたり(ファイルサイズがものすごく大きい!ADSLだからいいけど、結構時間がかかって何かと思った)、そんな心遣いが(なんか面白くて楽しくて)嬉しいのであった。

Georgeが送ってくれたオーストラリアの海の画像
ダンナが、もしかしてシドニー湾をバックにした広告の仕事があるかもという話をしたので送ってくれたのか? 送ってくれた画像はものすごく大きいので、小さく加工しました。


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