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IAMAS 2012 卒業制作展 [美術]

2月18日(土)、大垣のソフトピアジャパンへ、
IAMAS(イアマス)の卒業制作展を見に行きました。
IAMAS2012.jpg

去年も見に行っていて、今年もそろそろそんな季節じゃないかって、
調べたら、2月16日(木)~19日(日)だったので。
メディアアート的な面白い作品に出会えるので楽しみにしているんです。
(タダですし)

入口にiPhone用の展示ガイドのアプリの説明があったので、
ダウンロードしてみました。
PIT.jpg
作品の前においてある台に乗せると、作品の解説が表示されます。

今年の作品で私が面白いと思ったのは、

斎藤健二さんの《BoronoiBody》
解説には、ボロノイ図がなんとかって難しい説明があったんですが、
自分の手や足が画面に光るポイントとして表示され、
それを画面上のポイントにタッチしていくゲーム。
レベル1は右手、レベル2は両手、レベル3になると足も加わってと、
体を使って楽しめて面白かった。

澤村ちひろさんの《Immersive Room》
白い壁に白いドアがある部屋に投影されるアニメーション。
アニメーションはモノクロの単純なキャラクター(かわいい)なんですが、
背景がこの部屋の映像だったり、現実のドアを生かしてて(ドアが開くような動きも)
まるでキャラクターがこの部屋にいるような感覚なんです。
楽しかった!

武田由香利さんの《モロビトコゾリテ》は、
実写映像の稲荷神社と3GCGのキツネのキャラクターを合成させて、
日常の風景が八百万の神々のいる風景になったようで面白かった。

白鳥啓さんの《Octet mobile》は、
モビールに吊るされた8台のiPodが、移動しながら
通信しあうことで、複雑な音楽を奏でるとのことでしたが、
暗い中、空中を舞うようなiPodの画面が幻想的でよかった。

米田裕美さんの《逢本》は、
同タイトル・同作家の文庫本の古本と新本を組み合わせて一冊の本を
作っているんですが、昔と今とでは活字の大きさやフォントも
違うんだなって興味深かったです。
文庫本の表紙にマンガを使って売れたって話題もありましたね。
‥‥ただ、わざわざ古本と新本を組み合わせなくてもいいんじゃない?
って気もしたんですけどね。新旧の本を並べるだけでも面白いんだしと。
2012.2.18-001.jpg

同じソフトピアジャパンセンタービルの2Fでは
IAMASの研究生、北上伸江さんのアニメーションの展示もありました。
KitakamiNobue.jpg

IAMASのサイトはこちら: http://www.iamas.ac.jp/
IAMAS 2012 卒業制作展: http://www.iamas.ac.jp/exhibit12/

過去記事
IAMAS 2011 卒業制作展: http://shizukozb.blog.so-net.ne.jp/2011-02-24
ソフトピア「IAMAS 2007」: http://shizukozb.blog.so-net.ne.jp/2007-02-24
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