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豊田市美術館「山本富章|斑粒・ドット・拍動」 [美術]

6月23日(木)、豊田市美術館へ行って、
「デトロイト美術館展」を見ました。

豊田市美術館では常設展の他、、
「山本富章|斑粒・ドット・拍動」展も開催されていて、
「デトロイト美術館展」のチケット提示で見ることができます。
TomiakiYamamoto1.jpg

が、展示室へ入る前の、このこの豊田市美術館の特徴的な空間である
アトリウムの乳白色のガラスがこんなふうにドット模様になっているの、
私、最初はリニューアルでガラスをこんなふうにしたのかと(^^;)>
TomiakiYamamoto-1.jpg

チラシもあまり読んでなかったし、向かい合わせの壁の
人名が書かれた黒い四角がプリントされているのに合わせたのかと。
(この壁のプリント(シルクスクリーン)
ジョセフ・コスース《分類学 (応用) #3》って作品なんですって!?)
TomiakiYamamoto-2.jpg

近づいて見ると、

え?!! このドット、立体だ!! って気がついて。
TomiakiYamamoto-3.jpg

実はこれ、木製の洗濯バサミのパーツに、ドットを描いたものを
並べているんですね!! 《bugs》という作品だそう。

うわー! 気の遠くなるような数!!(およそ14,000個だとか)

黒だけかと思ったら、黒と白が交互に並んでいるところもある!
TomiakiYamamoto-4.jpg

展示室前の展覧会タイトルが書かれている上には、
赤いパーツも並んでるー!!
TomiakiYamamoto-5.jpg

そして、階段上部にあったこちらの作品も、実は
館内に置いてあった説明リーフを読むまで、
美術館の設備か何か―パイプが出ている?―だと思ってました(^^;)>
TomiakiYamamoto-12.jpg

説明を読んでよく見たら、これ、ガラスに貼られていたのと
同じ木製の洗濯バサミがつながって輪になったものがいくつも
並べられたものじゃないですか!
(上は67、下は59のリングが重ねられているそう)
TomiakiYamamoto-11.jpg

チケット提示して入った展示室には、
入口の外からもすごいインパクトで見えている
《Festival on the Stage》って巨大な建造物のような作品が。
これ1989年に制作されたものだそう。
大きすぎて写真のフレームにおさまりませんー
TomiakiYamamoto-6.jpg

こちらは《Untitled》1987年
ハデハデでインパクトあります!!
TomiakiYamamoto-7.jpg

展示室を斜めに区切るような《Festival on the Stage》の
(上階から撮影しました)
TomiakiYamamoto-8.jpg

裏側(?)へ回ると、そこぱモノクロームの世界‥‥
壁一面に貼られた紙に描かれているのは、
立ち枯れの切り株の断面をフロッタージュで写し取ったもの。
(制作の様子が映像で紹介されていました)
TomiakiYamamoto-9.jpg

《Untitled》1987年
先ほどの赤い作品をモノクロームにしたみたいな作品ですね。
TomiakiYamamoto-10.jpg

山本富章(1949- ) 私これまで知りませんでした。
現在は豊田市藤岡地区の昭和の森近郊にアトリエを構えて
制作されているそうですね。
スケールの大きな作品たち、インパクトあって面白かったです。
豊田市美術館のモダンな建物がよく生かされていますし。

(チラシ裏面 クリックで拡大します)
TomiakiYamamoto2.jpg

豊田市美術館、常設展も面白かったですが、それは次の記事で。

豊田市美術館: http://www.museum.toyota.aichi.jp/

オマケ
新聞を整理していたら、こんな記事を見つけました。
中日新聞(夕刊) 2016年5月28日(土)
TomiakiYamamoto-chunichi.jpg
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