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岡崎二郎「アフター0 Neo」 [岡崎二郎]

なかなかブログのアップもできない今日この頃である。
フルタイムで働きながら子育てしているという女性も多いというのに、
ちょっとパートのシフトがキツいくらいで、疲れたとか言うのは
(私の場合、子育てもほとんど終わっているのに)だらしないと思うのだが‥‥

岡崎二郎のマンガ「アフター0 Neo」が、
7月17日発売の「ビッグコミック8.17増刊号」に載っていて、
当然読んでいるのだが、なかなか感想がアップできずにいた。

今回は前々回(2月に発売された3.17増刊号掲載)の
JAF(外宇宙よろず引き受け業)のシリーズで、前回の話がとてもよかったので
期待して読み始めたのだった。
(以下、例によってネタバレです)

(Photoshopで宇宙っぽいイメージを作ってみました)

JAFの3人組が休暇に入って地球に戻ってくる。
宇宙船や、土星・タイタン上空の宇宙港、地球の重力が重いということ、
そんなSFの世界が二郎先生の端正な絵で描かれているのがイイ。
占い好きのジャニーが風水グッズにこだわっているのも期待させる。

だけど、それから後半、理屈っぽくなって、私としては
うーーん、というカンジもあったのだが、まー、二郎先生らしい話ではあります。

その理屈っぽい話というのは、月面で、この夏に打ち上げられる月周回衛星
「かぐや」のメッセージ・シートを捜すというストーリー。
実際に打ち上げられる衛星を200年後に捜すという話はなかなか洒落ているというか、
JAXAに取材協力したということで、「かぐやプロジェクト」のこと――主衛星と
2つの子衛星の軌道の微妙なズレを観測して重力を割り出すとか、
メッセージ・シートも実際に41万人のメッセージが集まって、シートに加工され、
衛星に取り付けられたとのこと――が詳しくわかるのも
新しい試みとして面白いと思うけど。

そして、タイムトラベルの可能性についての数式とか、コールドスリープ‥‥
そこらあたりがあまり理解できないのが、今回の話についてうーーんとなった
理由。これは私がいまいちSFが理解できていないせいなのかなー?

だけど、未来へコールドスリープして、自分の理論が正しいかどうか見てみたい
というのは全ての研究者の夢だろうなー。
(研究者だけでなく、全ての人が、未来はどうなったのか知りたいよね。
 コールドスリープというのは、ある意味、未来へのタイムトラベルと言えるのではないかな?)

※岡崎二郎のマンガについて、マイカテゴリーに分類しなおしました。


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