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中国の柯さんのホームステイ [国際交流]

9月8日(土)
ダンナの仕事では、出張なんてことはほとんどナイのだが、よりによって、昨日から
今日にかけて、高知へ行くことが急に決まってしまった。
せっかくホームステイに来た柯さんも、こんなおばさん一人が相手では気詰まりだろうと
(息子はこういうことに全く興味がナイ)
最近、休みが土日になってずっと会っていない友人に連絡をつけて、
この機会に遊びに行くことにしておいた。

台風の影響で天気を心配していたが、暑いがカラリと晴れたので、北京という大都会から来た
柯さんには、岐阜の田舎がいいのではないかということで、美濃市に行くことにする。
まず、鮎釣りの人でいっぱいの長良川の支流、板取川沿いにある「美濃和紙の里会館」へ行く。
和紙の歴史や製造工程の展示もあるが、私が楽しんだのは、
和紙を使ったあかりの作品を展示した企画展。まねき猫や動物、野菜や花に、やわらかな
和紙を通した明かりがともる作品はとても良かった。癒されるーー。
ステンドグラスより光がやわらかで良い。

 企画展のチラシ
柯さんには、和紙を使った日本の凧やお面などの伝統おもちゃや水引き工芸の展示が
興味深かったようだ。そして、和紙の小物などが売られている売店で、
長い時間をかけ、娘さんや奥さんたちに、お土産を選んでいた。

それから、せっかくここまで来たのだからと、近くの観光ヤナで食事をしようと行く。
ものすごく混んでいてビックリ。車もあまり通らないような田舎道に、交通整理の人が
2人も出ていて、何事かと思ったら、観光ヤナの駐車場の誘導員であった。
店内も子供づれの家族グループなどでごった返していたが、少し時間が遅かったので、
ちょうど空いた川に面した窓際に座ることができた。
一番安いAコースで、一人前、塩焼き用の鮎が2匹、味噌だれ用の鮎が1匹、鮎の煮付け1匹、
鮎の一夜干し1匹と鮎雑炊で3,000円。うーーん、ちょっと財布にイタイ。こんなに鮎が
付いてなくてもいいから、もっと安いコースがあればいいんだけど‥‥

テーブルのグリルで焼きたての鮎はやはり美味しいから、しっかり食べてお腹いっぱいになった。

板取川に作られたヤナにも行ってみる。
柯さんは小さい子供たちが流れで遊んでいるのを見て、娘を思い出していたようだ。

それから美濃の町に行く。

ここは「うだつの上がる町並み」として、重要伝統的建造物群保存地域となっている。
「うだつが上がる」とか「うだつが上がらない」と使われる「うだつ」とは、
本来、防火のために家の屋根の両端に作った壁が、家の富の象徴として粋を競うようになったもの。
近年、電柱を地中化したので、日本の古い町の情緒がさらに感じられる町並みとなった。

国指定重要文化財の小坂家住宅。
造り酒屋で、奥の土蔵はギャラリーになっていて、無料で古い住宅の様子が見られるのが嬉しい。


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