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岐阜県美術館 田口コレクション展 [美術]

前回の記事では、岐阜県美術館の庭のヒトツバタゴのことを書いたが、
今回は、展示について書く。

「田口コレクション展Ⅰ 現代の美術」
岐阜県美術館の所蔵品のうち、
西濃運輸関係の財団法人田口福寿会から寄贈されたコレクションより、
現代美術の作品を展示する企画展。

まぁ私も、現代美術については、いまいちよくわからないのだけど、
今回の展示で、デジタルカウンターを使った作品のアーティストがわかった。

宮島達男(1957~ )

ずいぶん前だったが、ドキュメンタリーでデジタルカウンターを使った作品を
制作するところをやっていた。デジタルカウンターの変化する数字が、まるで
生きているように思えて――ある数字はめまぐるしく変化するし、ある数字は
なかなか変化しなかったり――命と時間みたいなことも感じさせられて、
面白いなーと思った。
その後、東京都現代美術館で、その作品を見ることができた。
Wikipediaで知ったが、その作品は
『それは変化し続ける それはあらゆるものと関係を結ぶ それは永遠に続く』(1998年)
広い展示室の壁に明滅するデジタルカウンターはやはり迫力だった。

今回、岐阜県美術館に展示されているのは、「Opposite Circles」という1992年の作品。
デジタルカウンターが暗い部屋の床にいくつかの円形に並べられている。
オレンジ色の数字と緑色の数字があるのが美しい。
あまり入場者もいないので、暗い部屋に一人で作品と対峙できて、見ていると
なんか癒されるというか‥‥(ぼーっと椅子に座っていたからか?)
number2.gif
宮島達男風に‥‥パソコンを使って遊んでみました。

他に展覧会のチラシで、大胆な渦巻きが面白いと思っていた作品は、
金子潤の陶芸作品。
大きな皿に描かれた渦巻き模様は、皿の曲線と相まって面白かった。
turn.gif
渦巻きって不思議‥‥私も遊んでみました。

エドワード・ルーシェイというアメリカの作家の「虫」という作品は、紙に蟻などの虫が、
影も含めて実物そっくりに描かれていて(版画)面白かった。


岐阜県美術館のホームページはこちら http://www.pref.gifu.lg.jp/pref/s27213/
「田口コレクション展Ⅰ 現代の美術」は、5月11日まで
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