名古屋市博物館「いつだって猫展」 [猫]
5月10日(日)、名古屋市博物館の「いつだって猫展」へ行きました。
猫好きとしては、このチラシの猫たちを見ているだけでも
ニヤニヤしてきちゃいます。
そして、くるねこ大和のファンで、
毎日ブログを楽しみにチェックしている私としては、
「くるねこ大和『まるしめ猫誕生物語』特別寄稿」
ってのにも惹かれました。
歌川国芳が猫好きで、浮世絵にたくさんの猫を描いたのは有名ですね。
江戸時代後期には「猫ブーム」がたびたび到来したのだとか。
きっと子供たちもたくさん来るんだろうなぁ、
日曜日は避けた方がいいかなぁーと思いながらも、
平日の休みがしばらくないので、まぁ行けるうちに行っておこうと。
それに、土日は市バス・地下鉄の1日乗車券「ドニチエコきっぷ」が
600円で買えるんですよね。
(平日は、市バス・地下鉄の1日乗車券が850円、地下鉄の1日乗車券が740円)
「名古屋」駅から名古屋市博物館の「桜山」駅が、片道270円なので、
往復だけで540円。もう一度乗るならこちらがおトクだし、
「ドニチエコきっぷ」で行くと当日観覧料が100円割引になるんです。
名古屋市博物館の後で愛知県美術館も行くつもりだったので、
当然「ドニチエコきっぷ」を買って行きました。
その他、愛猫の写真をプリントで持って行ったり、
無料スマホアプリ「まいにちのねこのきもち」をダウンロードして
窓口で提示しても100円割引になります。但し割引の重複はできません。
名古屋市博物館(帰りに撮影)
地下鉄「桜山」駅から歩いていくと通路には、猫展についての説明が。
ハイ。どうやら「いつだって猫展」は江戸時代に起こった猫ブームを探るもののようです。
答えている猫は(チラシにも使われていますが)歌川国芳「たとゑ尽の内」より
不食猫子(くわずねこ)
「猫も食わない」(ほどまずい)ということわざを描いた猫。
これは知りませんでした。
猫の皆さんに朗報です。慶長7年(1602)、これまで綱でつながれていた猫が放し飼いになりました。
私には、昔は猫に綱をつけて飼っていたってことの方が
へーって思われるんですけど。
展覧会の最初の方の展示で、
源氏物語の「女三宮と猫」の組み合わせで
多くの美人と猫の取り合わせの浮世絵が描かれたと。
あの物語の中で、猫はとても重要な役回りで印象的ですね。
女三宮の猫はまだ懐いていないから綱をつけていたのかと思っていました。
でも当時は猫は上流階級に愛玩される稀少なペットで、
綱をつけて飼うのが普通のことだったよう。
それが江戸時代になると、ネズミを獲る猫は益獣として、
多くの家で飼われるようになったのだそう。
特に蚕を食べてしまうネズミ対策として、養蚕が盛んな地域では
猫は大切にされ、猫の絵は養蚕のお守りにもなったと。
ネズミが激減した現在では、猫の仕事はなくなって、
何の役にも立たないって思われてますけど、
昔は大活躍したんだなぁと。
あ、ただいま速報が入りました!
招き猫の御先祖について、あの人気猫マンカ家 くるねこ大和さんが、「丸〆猫由来の噺」を描き下ろしてくださったようです!
落語が好きで江戸時代の風物にも詳しく、もちろん描く猫がとても愛らしい
くるねこ大和さんならではの8ページのマンガ、とても良かった!!
(歌川広重が描いた西行が遊女となった娘に丸〆猫を売る絵をもじって、
黄表紙のセンセーくるさんとしっぽハゲの梵にぃがいるのがクスリとさせる)
ちょっと盛りを過ぎたつつじが美しい博物館の庭には、こんな猫たちが
猫の玉のり
チラシ裏面にもある歌川国芳《日本駄エ衛門猫之古事》に描かれた
手ぬぐいをかぶって踊る猫の看板
国芳の曲鞠の猫
ここにも不食猫子(くわずねこ)
国芳《艶姿十六女仙 豊千禅師》の、美女の横で
あくびをしながら伸びをする猫
木の下で縄跳びをする猫たち
ニャロメ(若い人にはわからない?)ではなく、
国芳のヘタウマ風役者絵《荷宝蔵壁のむだ書》の中心で踊る猫
展覧会場入り口では、不食猫子(くわずねこ)の手が動いてます。
猫耳のカチューシャを付けて記念撮影をすることができます。
当日一般観覧料1,300円が、ドニチエコきっぷ提示で100円引きの
1,200円になりました。
展覧会はやっぱり子供たちも多く、混んでいました。
展覧会を見て答える「猫またクイズ」の用紙もあって、
二つの絵の違いや、問題の猫がどの絵にいるかを探したりと、
工夫されています。
そして展覧会のショップには、
オリジナルの猫グッズなども充実してて楽しかった。
図録もくるねこ大和のマンガも載ってたし、説明文なども詳しく、
よくできていたので買っちゃいました。2,200円。
手触りのやわらかな布貼りの表紙に、黄色とピンク色の帯が選べます。
私は黄色を選びました。
国芳《其まゝ地口 猫飼好五十三疋 上中下》の中の「鞠子」猫
猫展オリジナルのチャームは600円
マスキングテープにハマっている友人へのお土産に買ったテープは259円
(猫展オリジナルのマスキングテープはあまりの人気で完売で、
次回は5月下旬に入荷予定だそう)
最後のコーナーの壁には「うちの猫自慢」写真がたくさん貼られていました。
(ここだけでは足りずに他の壁にも増殖中でした)
猫展の猫の人気ニャンキングのコーナーも。
猫好き、浮世絵好きには楽しい展覧会ですね。
名古屋市博物館: http://www.museum.city.nagoya.jp/
中京テレビ「いつだって猫展」公式サイト: http://www.ctv.co.jp/event/nekoten/
会場のショップでも売られていましたが、
くるねこ大和の、忠義な(?)猫と武家の次男のマンガ
『殿様とトラ』ほんわかします
猫好きとしては、このチラシの猫たちを見ているだけでも
ニヤニヤしてきちゃいます。
そして、くるねこ大和のファンで、
毎日ブログを楽しみにチェックしている私としては、
「くるねこ大和『まるしめ猫誕生物語』特別寄稿」
ってのにも惹かれました。
歌川国芳が猫好きで、浮世絵にたくさんの猫を描いたのは有名ですね。
江戸時代後期には「猫ブーム」がたびたび到来したのだとか。
きっと子供たちもたくさん来るんだろうなぁ、
日曜日は避けた方がいいかなぁーと思いながらも、
平日の休みがしばらくないので、まぁ行けるうちに行っておこうと。
それに、土日は市バス・地下鉄の1日乗車券「ドニチエコきっぷ」が
600円で買えるんですよね。
(平日は、市バス・地下鉄の1日乗車券が850円、地下鉄の1日乗車券が740円)
「名古屋」駅から名古屋市博物館の「桜山」駅が、片道270円なので、
往復だけで540円。もう一度乗るならこちらがおトクだし、
「ドニチエコきっぷ」で行くと当日観覧料が100円割引になるんです。
名古屋市博物館の後で愛知県美術館も行くつもりだったので、
当然「ドニチエコきっぷ」を買って行きました。
その他、愛猫の写真をプリントで持って行ったり、
無料スマホアプリ「まいにちのねこのきもち」をダウンロードして
窓口で提示しても100円割引になります。但し割引の重複はできません。
名古屋市博物館(帰りに撮影)
地下鉄「桜山」駅から歩いていくと通路には、猫展についての説明が。
ハイ。どうやら「いつだって猫展」は江戸時代に起こった猫ブームを探るもののようです。
答えている猫は(チラシにも使われていますが)歌川国芳「たとゑ尽の内」より
不食猫子(くわずねこ)
「猫も食わない」(ほどまずい)ということわざを描いた猫。
これは知りませんでした。
猫の皆さんに朗報です。慶長7年(1602)、これまで綱でつながれていた猫が放し飼いになりました。
私には、昔は猫に綱をつけて飼っていたってことの方が
へーって思われるんですけど。
展覧会の最初の方の展示で、
源氏物語の「女三宮と猫」の組み合わせで
多くの美人と猫の取り合わせの浮世絵が描かれたと。
あの物語の中で、猫はとても重要な役回りで印象的ですね。
女三宮の猫はまだ懐いていないから綱をつけていたのかと思っていました。
でも当時は猫は上流階級に愛玩される稀少なペットで、
綱をつけて飼うのが普通のことだったよう。
それが江戸時代になると、ネズミを獲る猫は益獣として、
多くの家で飼われるようになったのだそう。
特に蚕を食べてしまうネズミ対策として、養蚕が盛んな地域では
猫は大切にされ、猫の絵は養蚕のお守りにもなったと。
ネズミが激減した現在では、猫の仕事はなくなって、
何の役にも立たないって思われてますけど、
昔は大活躍したんだなぁと。
あ、ただいま速報が入りました!
招き猫の御先祖について、あの人気猫マンカ家 くるねこ大和さんが、「丸〆猫由来の噺」を描き下ろしてくださったようです!
落語が好きで江戸時代の風物にも詳しく、もちろん描く猫がとても愛らしい
くるねこ大和さんならではの8ページのマンガ、とても良かった!!
(歌川広重が描いた西行が遊女となった娘に丸〆猫を売る絵をもじって、
黄表紙のセンセーくるさんとしっぽハゲの梵にぃがいるのがクスリとさせる)
ちょっと盛りを過ぎたつつじが美しい博物館の庭には、こんな猫たちが
猫の玉のり
チラシ裏面にもある歌川国芳《日本駄エ衛門猫之古事》に描かれた
手ぬぐいをかぶって踊る猫の看板
国芳の曲鞠の猫
ここにも不食猫子(くわずねこ)
国芳《艶姿十六女仙 豊千禅師》の、美女の横で
あくびをしながら伸びをする猫
木の下で縄跳びをする猫たち
ニャロメ(若い人にはわからない?)ではなく、
国芳のヘタウマ風役者絵《荷宝蔵壁のむだ書》の中心で踊る猫
展覧会場入り口では、不食猫子(くわずねこ)の手が動いてます。
猫耳のカチューシャを付けて記念撮影をすることができます。
当日一般観覧料1,300円が、ドニチエコきっぷ提示で100円引きの
1,200円になりました。
展覧会はやっぱり子供たちも多く、混んでいました。
展覧会を見て答える「猫またクイズ」の用紙もあって、
二つの絵の違いや、問題の猫がどの絵にいるかを探したりと、
工夫されています。
そして展覧会のショップには、
オリジナルの猫グッズなども充実してて楽しかった。
図録もくるねこ大和のマンガも載ってたし、説明文なども詳しく、
よくできていたので買っちゃいました。2,200円。
手触りのやわらかな布貼りの表紙に、黄色とピンク色の帯が選べます。
私は黄色を選びました。
国芳《其まゝ地口 猫飼好五十三疋 上中下》の中の「鞠子」猫
猫展オリジナルのチャームは600円
マスキングテープにハマっている友人へのお土産に買ったテープは259円
(猫展オリジナルのマスキングテープはあまりの人気で完売で、
次回は5月下旬に入荷予定だそう)
最後のコーナーの壁には「うちの猫自慢」写真がたくさん貼られていました。
(ここだけでは足りずに他の壁にも増殖中でした)
猫展の猫の人気ニャンキングのコーナーも。
猫好き、浮世絵好きには楽しい展覧会ですね。
名古屋市博物館: http://www.museum.city.nagoya.jp/
中京テレビ「いつだって猫展」公式サイト: http://www.ctv.co.jp/event/nekoten/
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