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ギャラリー数寄「庄司達展」のこと [美術]

ギャラリー数寄の「米山より子展」と「ひびのこづえ展」のことを
ブログに書いていて思い出したので、
もう2年ほども前(!)のことになるのですが、
ギャラリー数寄で2014年5月17日(土)~6月15日(日)までやっていた
「庄司達(satoru Shoji)展」のことを書いておきます。

1階は、ギャラリーの空間に張られた白い糸の緊張感がよかった。
satoruShoji.jpg

2階では、大きな赤い布が天井からの無数の糸で吊られた
《吊られたスカート2014》という作品で、
赤い布のドレープが美しかったし、
風にかすかに揺らぐのが、生き物のようにも見えたり、
スカートの中に入らせてもらいましたが、
ちょっと秘密めいた空間で、ドキドキするような体験でした。
satoruShoji-2.jpg

この展覧会も中日新聞のコラムで知りました。
satoruShoji-c.jpg
布を使った空間表現で知られる、東海地方を代表する作家
1939年生まれ。元名古屋芸術大教授」(中日新聞コラムより)
庄司達(しょうじ さとる)氏の作品は、
愛知県美術館などのコレクション展示で見ていました。

過去記事を検索したら、

愛知県美術館「棟方志功」展で、
http://shizukozb.blog.so-net.ne.jp/2011-08-24
庄司達《白い布による空間'68-2》が展示されていて、
面白い作品だなぁと見ました。

愛知県美術館「マックス・エルンスト」展
http://shizukozb.blog.so-net.ne.jp/2012-09-03
庄司達《黄色い布による空間〈糸の柱〉'98》
エルンスト展を出たところのラウンジに展示してあった
かなり大がかりな作品で、鮮やかな黄色い布もインパクトありました。

名古屋市美術館「青木野枝 ふりそそぐものたち」展でも、
http://shizukozb.blog.so-net.ne.jp/2012-12-18
庄司達《白い布による空間'68-6》が展示されていました。

そして、このギャラリー数寄の展示の後ですが、
愛知県美術館「線の美学」展では、
http://shizukozb.blog.so-net.ne.jp/2015-12-17
庄司達《原形と写形No.2》という、紙に鉛筆で描いた平面作品が
展示されていて、へーこんな作品も制作していらっしゃるのねと。
この作品、シンプルだけど好きだなーって見ました。

オマケ:
ギャラリー数寄で2016年2月20日(土)~3月6日(日)まで開催された
安藤祐輝・岩田結菜・荻野由梨・中島晴美・山口美音・森綾展
gallerrysuki.jpg
豪華な配布物の表紙(8ページで、それぞれの作品がA4全面写真で
紹介されています。多分、岐阜県現代陶芸美術館で手に入れたと)


ギャラリー数寄のウェブサイト: http://gallerysuki.com/
過去の展覧会の会場風景などもあって興味深かった。
2016年3月12日(土)~3月27日(日)の「駒井正人展」素敵!

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