SSブログ

ギャラリー小さい家「ゲストハウス小さい家」展 [美術]

もうずいぶん前、11月13日(日)のことになりますが、
岐阜の古い街並みにある町家をリノベーションした
ギャラリー「小さい家」へ行きました。
2016-11-13-(40).jpg
「ゲストハウス小さい家」という企画展をやっていました。

4人のアーティスト(荒井克典・大野昌之・馬場真哉・駒宮優子)が、
「小さい家」をアートにあふれた宿に変身させるとのこと。

近年、町家を生かしたゲストハウスやアートな宿泊施設が話題と
なっています。そこで、この展覧会で、
「町家のゲストハウス的活用」と
「ホテルや旅館にアートな部屋を」という提案をしたいと。

小さい家に入ると、いつもは紙製品のショップになっている土間が、
庭になっています!! 庭師の馬場真哉さんの作品。
2016-11-13-(13).jpg
2016-11-13-(14).jpg

2階にも作品がありますってことで。
この暗い階段を上ることも作品の一部なんだそうです。
2016-11-13-(11).jpg

「闇の間」馬場真哉さんの作品
2016-11-13-(9).jpg
2016-11-13-(10).jpg

奥へ進むと、いつもの中庭がちょっと変わっています!!
これも馬場真哉さんの作品。
2016-11-13-(37).jpg

1階の和室には荒井克典さんの作品が。
2016-11-13-(17).jpg

水墨画家の荒井さんは、今までにも小さい家で
インスタレーションを発表されてきました。

過去記事: 小さい家「-円相- 荒井克典」展
http://shizukozb.blog.so-net.ne.jp/2016-06-12

揺れる風車。畳の上に落ちた風車も作品の一部なんだそう。
床の間には駒宮優子さんの絵が。

いつもは入れない奥の部屋にも、今回特別に、
2016-11-13-(21).jpg

各地の「泊まれるアート」の例が展示してありました。
2016-11-13-(20).jpg

2階は、白い部屋の天井に白い紙を用いたインスタレーション。
大野昌之さんの展示。
2016-11-13-(23).jpg

2014年秋に、
岐阜の町家でアートに出会う「月をめぐる九つの物語」
http://shizukozb.blog.so-net.ne.jp/2014-10-03
で、町家を改装したお花屋さんの2階の座敷に
紙の作品で大きなインスタレーションを展開されていた方ですね。

今回は、光の変化で印象が違う繊細な作品。
室内の照明をつけるとまた違った雰囲気でした。
2016-11-13-(31).jpg

こんなアートなゲストハウスがあるといいですね。
2016-11-13-(24).jpg

窓からの風景も素敵。ベッドに寝転がって、
金華山の上の岐阜城も眺められるんですよ。
2016-11-13-(32).jpg

テーブルに駒宮優子さんのドローイングが。
ここでお茶をいただきました。
(ただ、アクリル板の強度が足りないので、
 よりかからないでってことでしたけど)
2016-11-13-(34).jpg

帰る時には、土間の庭に格子からの陽が差して、
また素敵な雰囲気になっていました。
2016-11-13-(38).jpg

小さい家のHP: http://gifulittlehouse.com/

今回、作品を展示されている庭師の馬場真哉さんのことが、
「岐阜まちなか再発見フリーマガジン a un(あ うん)」
2016年AUTUMN号に取り上げられています。
ウェブ版のページはこちら: http://aun-web.com/art/17261.html
素敵なインスタレーション作品の写真はここ、小さい家で撮影されたそう。
nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:アート

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

トラックバックの受付は締め切りました