大阪中之島美術館「福田平八郎」展 [美術]
3月24日(日)、大阪中之島美術館へ行きました。
「没後50年 福田平八郎」展
モダン、カラフル、チャーミング。
自然を見つめ、鮮やかに切り取る日本画家。待望の回顧展。
(チラシのキャッチコピー)
この展覧会のことは、今年の展覧会を紹介した雑誌などで知って、
福田平八郎の斬新な日本画、見たいって思ってたんです。
2月24日(土)に「女性画家たちの大阪」展を見に来た時
https://shizukozb.blog.ss-blog.jp/2024-03-09
福田平八郎展のチラシが3種類もある! それも凝ってる!!
裏面(?)に使われている絵もそれぞれ少し違ってたりします。
まずは、代表作で、重要文化財にも指定されている《漣(さざなみ)》昭和7年(1932)
去年3月30日に、東京国立近代美術館「重要文化財の秘密」展 で見たなー。
https://shizukozb.blog.ss-blog.jp/2023-04-19
チラシを開いたところ
「どこまでも続く、きらめく水面。
銀地に群青だけで一瞬の美をとらえ、
日本画の新境地を拓いた代表作《漣》。」
竹の幹が個性豊かに(?)描かれている《竹》昭和17年(1942)
「昔から竹は緑青(ろくしょう)で描くものと決まっているが、
私にはまだどうしても竹が緑青に見えない。」
(福田平八郎の言葉)
左下の《池辺の家鴨》大正5年(1916) ユーモラスで良かったなー。
《桃》昭和31年(1956)頃
「僕は植物の写生をする場合にはいつも対象物に触れる事を忘れない。
(中略)すべて愛の極致は、この触れるという事に帰着するのである。」
チラシを持ち帰って、これはどうしても行かなくては!!! と、
まだ会期前でしたので、私にしては珍しく、
大阪中之島美術館のウエブサイトで前売券を買ってしまいました。
当日一般1,800円のところ、1,600円で買うことができました。
平日に行った方がいいかなーと思ったけど、
パートの平日休みになかなか都合がつかなくて、
やっぱり早いうちに行きたいと、日曜だったけど出かけたわけです。
2月24日と同じ西岐阜9:54発の東海道線で米原へ。
米原から新幹線を奮発して新大阪に11:27着。
地下鉄御堂筋線で淀屋橋駅へ。
大阪中之島美術館に着いたのは12時頃。
スマホのQRコードチケット見せて、長いエスカレーターに乗り、
4階の展示室へ。
第1章 手探りの時代
福田平八郎(1892-1974)は、大分市に生まれ、18歳のとき
絵を学ぶために京都に出て、京都市立絵画専門学校の別科へ入学。
翌年、京都市立美術工芸学校に改めて入学。
最初に展示されていたのが《野薔薇》大正2年(1913)
京都市立美術工芸学校2年次の公友会展の出品作で、
同級の日本画家・高谷仙外の父親が購入したことで、
初めて売れた作品となったと。
生い茂る枝に咲く野薔薇に、羽ばたくミツバチが精緻に描かれています。
21歳の平八郎の画力に感心します。
卒業制作で、学校買上げになった《雨後》大正4年(1915) も、
精緻な写実的な絵。
その一方で、俳画風?でユーモラスな《池辺の家鴨》大正5年(1916)
《兎》大正5年(1916)、《驢の図》大正7年(1918)など、
これはこれで、思わず笑っちゃうような絵で私は好きだけど。
可愛らしい女性が着物の柄も丹念に描かれている《春の風》大正5年(1916)
別の画家の絵が並んでいるのかって思うくらい、
作風に統一感がないのは、自らの進むべき道を模索していたんでしょうね。
第2章 写実の探求
大正後半から昭和のはじめにかけての平八郎は、
徹底した写実表現をこころみた作品を発表していきます。
この展覧会、ところどころに撮影OKの作品があるんです!
《安石榴》大正9年(1920)
もちろん有難く撮影させてもらったけど、
私この作品ちょっと、うーん‥‥ってカンジ。
なんかゴチャゴチャしすぎてるっていうか。
榊原紫峰の影響が指摘できると。
これスゴイ!! って見たのが、
《鯉》大正10年(1921) 国(皇居三の丸尚蔵館蔵)
大正10年の第3回帝展で特選を受賞、宮内庁買上げになり、
平八郎の名を一躍画壇に轟かせた出世作。
この作品、3月24日までの展示だったそうで、見られて良かった!!
《朝顔》大正15年(1926)
白い朝顔を写実的に描いた作品。葉の一枚一枚まで克明に描かれているけど‥‥
なんか私にはあまり響いてこなかったというか。
その隣に展示してあった《茄子》昭和2年(1927) はすごくいい!!って見た。
畑の3本のナスや、雑草のカヤツリグサ、3羽の雀が
繊細に描かれていて、余白のせいか、とても上品な雰囲気。
第3章 鮮やかな転換
なんと、この作品が撮影可だったんです!!
重要文化財《漣》昭和7年(1932)
‥‥あれ? でも去年東京国立近代美術館で見た時より
なんかイマイチ良さが感じられないんだけどー。
写真撮る人でじっくり見られなかったせいなのか、
銀地(プラチナ地)のきらめきがあまり感じられなかったせいなのか??
でも発表当初は問題作として物議を醸したこの作品のすごさはわかります。
この《水》昭和33年(1958) も、
一見抽象画かって思っちゃうけど、水面のスケッチが何枚もあって、
克明に観察して描き上げた作品なんだって。
(この作品は第4章に分類されてるんですが、
多くのスケッチと一緒に、ここに展示されてました。)
途中の休憩室より。チケットを買う人の行列ができてます。
(福田平八郎よりモネの展覧会のチケットを買う人が多いんだろいなー)
自らを「写生狂」と称した平八郎
ところどころや、最後にまとめて素描や下絵、写生帖が
展示されていました。ほとんどが色鮮やかに着色されてて
(そういう作品が展示されているのかもしれないけど)
特に竹の写生帖では竹の様々な色に興味を持って描いているのがわかります。
素描・下絵《カーネーション、百合》昭和17年(1942)
カーネーションの花びらや葉の輪郭が色の塗り残しの白で
表現されていたり、壺の細かな模様の写生、いいなーって。
第4章 新たな造形表現への挑戦
《新雪》昭和23年(1948)
これも一見、抽象画かと思っちゃうような作品。
でもよく見たら、庭石に降った新雪のふわふわした様子が
よく表現されているのがわかります。
《氷》昭和30年(1955)
あー! 水面に張ったこんな氷、確かに見たことがある!!
抽象画にも見えるような造形的な面白さ!
《桃》昭和31年(1956)
チラシに使われてた作品だ。赤いお盆のまだ堅そうな桃。
桃の立体感? ちょっと触ってみたくなるような。
第5章 自由で豊かな美の世界へ
《海魚(かいぎょ)》昭和38年(1963)
晩年の平八郎の作品、子どもの絵みたいになってきてるのがあって、
この絵は私、うーん? ってカンジなんだけど‥‥
《遊鮎》昭和40年(1965)
これは、一見子どもの絵みたいだけど、鮎の特徴が
よく描き出されてて、さすが釣りを趣味とした人だなって。
第4章に分類されていた絵
《雲》昭和25年(1950)
グラフィックデザインのようでもあるけど、
雲の輪郭にはモコモコした立体感が感じられます。
かなり大きな画面(118.7×85.0cm)にこのシンプルで大胆な表現!
まぁ、これ平八郎だから許されるってとこもあると思うけど‥‥
最後に「写生狂」平八郎の素描が沢山展示してありました。
《紅白餅》昭和24年(1949)
《うす氷》昭和24年(1949)
《栗、松茸》昭和20・30年代
児童画展の絵が並んでいるところを模写した絵が面白かった!
昭和40年(1965)
出口のところで、あれ? 瓦屋根に雨が降ってきたところを描いた
《雨》がなかったと出品リスト見たら、それは後期展示とのこと。
大阪中之島美術館の会期3月9日(土)~5月6日(月・休)中、
【前期】3月9日(土)~4月7日(日)
【後期】4月9日(火)~5月6日(月・休) と、展示替えがあります。
大阪中之島美術館の後、大分県立美術館へ巡回します
会期: 5月18日(土)~7月15日(月・祝)
平八郎の故郷である大分の大分県立美術館、
多くの作品を所蔵しているんですね!
特に展示されていた多くの素描・下絵、写生帖は、
(ほんの一部以外)全て大分県立美術館蔵
初期の作品も大分県立美術館蔵のものが多い!
福田平八郎の初期から晩年までの画業、そして多くの写生が
見られる充実した展覧会です。(できたら後期展示も行きたいなぁ‥‥)
でも私、平八郎の絵、スゴイって好きな絵と、うーんこれはどうなのか?
なんて感じてしまう絵とあったんですよね。特に晩年の方に。
これは平八郎の実験的な試みを理解できてないせいなのかなぁ?
写生はどれも、すごい、面白いって見ましたけど。
そして展覧会後のお楽しみ、ショップでは、
《漣》の手ぬぐいとかシャツとかトートバッグにも魅かれたけど、
結局こちらの3点を購入。
(カレンダーは、図録購入者へのプレゼントとしてもらえました。
無くなり次第終了とのこと)
図録2,800円(税込)
表紙はやっぱり重要文化財の《漣》ですが、
裏表紙は写生帖の漣のスケッチが使われています。
《漣》のクリアファイルは中にアルミ蒸着の仕切りがあって、
銀箔のきらめきを感じることができます。550円(税込)
そして、平八郎がスケッチしてた富山銘菓「薄氷」6枚入り1,296円(税込)
まぁなんて雅で上品なお菓子なんでしょう!!
宝暦二年(1752)創製の伝統の銘菓なんだそう。
大阪中之島美術館: https://nakka-art.jp/
「没後50年 福田平八郎」展のページ: https://nakka-art.jp/exhibition-post/fukudaheihachiro-2023/
「没後50年 福田平八郎」展
モダン、カラフル、チャーミング。
自然を見つめ、鮮やかに切り取る日本画家。待望の回顧展。
(チラシのキャッチコピー)
この展覧会のことは、今年の展覧会を紹介した雑誌などで知って、
福田平八郎の斬新な日本画、見たいって思ってたんです。
2月24日(土)に「女性画家たちの大阪」展を見に来た時
https://shizukozb.blog.ss-blog.jp/2024-03-09
福田平八郎展のチラシが3種類もある! それも凝ってる!!
裏面(?)に使われている絵もそれぞれ少し違ってたりします。
まずは、代表作で、重要文化財にも指定されている《漣(さざなみ)》昭和7年(1932)
去年3月30日に、東京国立近代美術館「重要文化財の秘密」展 で見たなー。
https://shizukozb.blog.ss-blog.jp/2023-04-19
チラシを開いたところ
「どこまでも続く、きらめく水面。
銀地に群青だけで一瞬の美をとらえ、
日本画の新境地を拓いた代表作《漣》。」
竹の幹が個性豊かに(?)描かれている《竹》昭和17年(1942)
「昔から竹は緑青(ろくしょう)で描くものと決まっているが、
私にはまだどうしても竹が緑青に見えない。」
(福田平八郎の言葉)
左下の《池辺の家鴨》大正5年(1916) ユーモラスで良かったなー。
《桃》昭和31年(1956)頃
「僕は植物の写生をする場合にはいつも対象物に触れる事を忘れない。
(中略)すべて愛の極致は、この触れるという事に帰着するのである。」
チラシを持ち帰って、これはどうしても行かなくては!!! と、
まだ会期前でしたので、私にしては珍しく、
大阪中之島美術館のウエブサイトで前売券を買ってしまいました。
当日一般1,800円のところ、1,600円で買うことができました。
平日に行った方がいいかなーと思ったけど、
パートの平日休みになかなか都合がつかなくて、
やっぱり早いうちに行きたいと、日曜だったけど出かけたわけです。
2月24日と同じ西岐阜9:54発の東海道線で米原へ。
米原から新幹線を奮発して新大阪に11:27着。
地下鉄御堂筋線で淀屋橋駅へ。
大阪中之島美術館に着いたのは12時頃。
スマホのQRコードチケット見せて、長いエスカレーターに乗り、
4階の展示室へ。
第1章 手探りの時代
福田平八郎(1892-1974)は、大分市に生まれ、18歳のとき
絵を学ぶために京都に出て、京都市立絵画専門学校の別科へ入学。
翌年、京都市立美術工芸学校に改めて入学。
最初に展示されていたのが《野薔薇》大正2年(1913)
京都市立美術工芸学校2年次の公友会展の出品作で、
同級の日本画家・高谷仙外の父親が購入したことで、
初めて売れた作品となったと。
生い茂る枝に咲く野薔薇に、羽ばたくミツバチが精緻に描かれています。
21歳の平八郎の画力に感心します。
卒業制作で、学校買上げになった《雨後》大正4年(1915) も、
精緻な写実的な絵。
その一方で、俳画風?でユーモラスな《池辺の家鴨》大正5年(1916)
《兎》大正5年(1916)、《驢の図》大正7年(1918)など、
これはこれで、思わず笑っちゃうような絵で私は好きだけど。
可愛らしい女性が着物の柄も丹念に描かれている《春の風》大正5年(1916)
別の画家の絵が並んでいるのかって思うくらい、
作風に統一感がないのは、自らの進むべき道を模索していたんでしょうね。
第2章 写実の探求
大正後半から昭和のはじめにかけての平八郎は、
徹底した写実表現をこころみた作品を発表していきます。
この展覧会、ところどころに撮影OKの作品があるんです!
《安石榴》大正9年(1920)
もちろん有難く撮影させてもらったけど、
私この作品ちょっと、うーん‥‥ってカンジ。
なんかゴチャゴチャしすぎてるっていうか。
榊原紫峰の影響が指摘できると。
これスゴイ!! って見たのが、
《鯉》大正10年(1921) 国(皇居三の丸尚蔵館蔵)
大正10年の第3回帝展で特選を受賞、宮内庁買上げになり、
平八郎の名を一躍画壇に轟かせた出世作。
この作品、3月24日までの展示だったそうで、見られて良かった!!
《朝顔》大正15年(1926)
白い朝顔を写実的に描いた作品。葉の一枚一枚まで克明に描かれているけど‥‥
なんか私にはあまり響いてこなかったというか。
その隣に展示してあった《茄子》昭和2年(1927) はすごくいい!!って見た。
畑の3本のナスや、雑草のカヤツリグサ、3羽の雀が
繊細に描かれていて、余白のせいか、とても上品な雰囲気。
第3章 鮮やかな転換
なんと、この作品が撮影可だったんです!!
重要文化財《漣》昭和7年(1932)
‥‥あれ? でも去年東京国立近代美術館で見た時より
なんかイマイチ良さが感じられないんだけどー。
写真撮る人でじっくり見られなかったせいなのか、
銀地(プラチナ地)のきらめきがあまり感じられなかったせいなのか??
でも発表当初は問題作として物議を醸したこの作品のすごさはわかります。
この《水》昭和33年(1958) も、
一見抽象画かって思っちゃうけど、水面のスケッチが何枚もあって、
克明に観察して描き上げた作品なんだって。
(この作品は第4章に分類されてるんですが、
多くのスケッチと一緒に、ここに展示されてました。)
途中の休憩室より。チケットを買う人の行列ができてます。
(福田平八郎よりモネの展覧会のチケットを買う人が多いんだろいなー)
自らを「写生狂」と称した平八郎
ところどころや、最後にまとめて素描や下絵、写生帖が
展示されていました。ほとんどが色鮮やかに着色されてて
(そういう作品が展示されているのかもしれないけど)
特に竹の写生帖では竹の様々な色に興味を持って描いているのがわかります。
素描・下絵《カーネーション、百合》昭和17年(1942)
カーネーションの花びらや葉の輪郭が色の塗り残しの白で
表現されていたり、壺の細かな模様の写生、いいなーって。
第4章 新たな造形表現への挑戦
《新雪》昭和23年(1948)
これも一見、抽象画かと思っちゃうような作品。
でもよく見たら、庭石に降った新雪のふわふわした様子が
よく表現されているのがわかります。
《氷》昭和30年(1955)
あー! 水面に張ったこんな氷、確かに見たことがある!!
抽象画にも見えるような造形的な面白さ!
《桃》昭和31年(1956)
チラシに使われてた作品だ。赤いお盆のまだ堅そうな桃。
桃の立体感? ちょっと触ってみたくなるような。
第5章 自由で豊かな美の世界へ
《海魚(かいぎょ)》昭和38年(1963)
晩年の平八郎の作品、子どもの絵みたいになってきてるのがあって、
この絵は私、うーん? ってカンジなんだけど‥‥
《遊鮎》昭和40年(1965)
これは、一見子どもの絵みたいだけど、鮎の特徴が
よく描き出されてて、さすが釣りを趣味とした人だなって。
第4章に分類されていた絵
《雲》昭和25年(1950)
グラフィックデザインのようでもあるけど、
雲の輪郭にはモコモコした立体感が感じられます。
かなり大きな画面(118.7×85.0cm)にこのシンプルで大胆な表現!
まぁ、これ平八郎だから許されるってとこもあると思うけど‥‥
最後に「写生狂」平八郎の素描が沢山展示してありました。
《紅白餅》昭和24年(1949)
《うす氷》昭和24年(1949)
《栗、松茸》昭和20・30年代
児童画展の絵が並んでいるところを模写した絵が面白かった!
昭和40年(1965)
出口のところで、あれ? 瓦屋根に雨が降ってきたところを描いた
《雨》がなかったと出品リスト見たら、それは後期展示とのこと。
大阪中之島美術館の会期3月9日(土)~5月6日(月・休)中、
【前期】3月9日(土)~4月7日(日)
【後期】4月9日(火)~5月6日(月・休) と、展示替えがあります。
大阪中之島美術館の後、大分県立美術館へ巡回します
会期: 5月18日(土)~7月15日(月・祝)
平八郎の故郷である大分の大分県立美術館、
多くの作品を所蔵しているんですね!
特に展示されていた多くの素描・下絵、写生帖は、
(ほんの一部以外)全て大分県立美術館蔵
初期の作品も大分県立美術館蔵のものが多い!
福田平八郎の初期から晩年までの画業、そして多くの写生が
見られる充実した展覧会です。(できたら後期展示も行きたいなぁ‥‥)
でも私、平八郎の絵、スゴイって好きな絵と、うーんこれはどうなのか?
なんて感じてしまう絵とあったんですよね。特に晩年の方に。
これは平八郎の実験的な試みを理解できてないせいなのかなぁ?
写生はどれも、すごい、面白いって見ましたけど。
そして展覧会後のお楽しみ、ショップでは、
《漣》の手ぬぐいとかシャツとかトートバッグにも魅かれたけど、
結局こちらの3点を購入。
(カレンダーは、図録購入者へのプレゼントとしてもらえました。
無くなり次第終了とのこと)
図録2,800円(税込)
表紙はやっぱり重要文化財の《漣》ですが、
裏表紙は写生帖の漣のスケッチが使われています。
《漣》のクリアファイルは中にアルミ蒸着の仕切りがあって、
銀箔のきらめきを感じることができます。550円(税込)
そして、平八郎がスケッチしてた富山銘菓「薄氷」6枚入り1,296円(税込)
まぁなんて雅で上品なお菓子なんでしょう!!
宝暦二年(1752)創製の伝統の銘菓なんだそう。
大阪中之島美術館: https://nakka-art.jp/
「没後50年 福田平八郎」展のページ: https://nakka-art.jp/exhibition-post/fukudaheihachiro-2023/