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中国の劉さんホームステイ [国際交流]

11月26日(土)
ゆっくりめの朝食。味噌汁も「おいしい」と食べてくれてうれしかった。
都合ができてゲストの面倒が見られないというホストファミリー宅に寄って、
王さんという女性も一緒に、美濃の大矢田神社へ行く。
ここらあたりでは有名な紅葉の名所だ。3年前に行った時は、かなり長い
車の渋滞ができていたが、今回は、新しく駐車場もできたせいか、
少し歩いたが、車の渋滞はなかった。奈良や京都ナンバーの観光バスも
来ているのを見ると「奈良や京都から来るほどの観光地ではないのに」と
思うのだが‥‥。まぁ、紅葉は今が見頃できれいだった。

しかし、以前は、11月末ならもっと落ち葉がいっぱいあって、
それも美しかったものだが、まだほとんど落ち葉がないのは、
今年が暖かかったせいか、地球温暖化のせいか‥‥
まだまだこれからも紅葉は楽しめそうだった。

大矢田「神社」だが、鳥居をくぐると、狛犬があるのはいいのだが、
その後ろの楼門には、由緒のありそうな仁王が立っている。
まぁ、日本人にとって寺も神社も同じようなものなのだが‥‥。

そして、紅葉ももちろんいいが、やっぱりこういう屋台は楽しい。
昼時だったので、紅葉の下の出店で、芋田楽や豆腐田楽、
菜めしといったここらあたりのローカルフードを食べる。
ヘボめし(蜂の子入りごはん)もあったが、まぁ、
あまりおいしいものでもないし、今回はパス。

そして、車で15分ほどの美濃の町へ行く。「うだつの上がる町」として、
屋根の両端に防火壁の「うだつ」を上げた、昔ながらの建物が多く残り、
重要伝統的建造物群保存地区として、電柱をなくす等、景観に配慮され、
風情のある美しい町並みとなっている。

また10月第2土日には古い町並みに美濃和紙を使ったあかりが展示され、
幻想的な風景となる「美濃和紙あかりアート展」が催されるなど、
かなかな頑張っていて、今日も結構観光客が散策している。

江戸時代から続く造り酒屋で、国指定重要文化財の小坂家住宅。
現在も店舗として使用されていて、奥の蔵はギャラリーとして開放されている。

そして、私たち夫婦の行楽には「立ち寄り温泉」が欠かせないが、
劉さんたちは長良川温泉旅館に一泊して、温泉も入ったとのことなので、
近くの武芸川温泉ゆとりの湯へ連れて行く。
王さんは、最初「外の風呂はいい」と言っていたが、私が行くとついて来て、
大勢の人がそれぞれリラックスして露天風呂に浸かっている様子を見て、
結構気に入ったようで、長い時間温泉に浸かっていた。

王さんをホストファミリー宅に下ろして帰宅。夕食をどうしようか、外食も考えたが、
ここは節約(それに、どこも混むから)と、スーパーに走って肉を買い、
ホットプレートで焼きながら食べるというシンプル料理にした。
とても喜んでくれたのでうれしい。


中国の劉さんホームステイ [国際交流]

11月25日(金)
今日から、JICAの青年招へい事業で来日した中国の劉さんが
我が家にホームステイに来る。
実際のところ、今の我が家はホームステイどころではないという事情もあるのだが、
中国の青年ということで、ホストファミリーの希望者が少ないので、
引き受けてしまった。中国人が人気がないというのは、最近の反日デモ等の政治問題、
欧米に比べアジアを一段低く見る傾向、そして英語が通じにくいというような理由も
あるのだろうが、我が家で言えば、こちらの英語力がないため、英語での意思疎通が
スムーズでないのはどこの国の人でも同じで、かえってネイティブでない人の
英語の方がわかりやすいし、中国などは筆談ができる分、通じやすいのだが。

そして、もう今回は開き直って、どうせ事務所の引越し荷物も片付いてないのだからと、
掃除もろくにせずにホームステイ当日を迎えてしまった。
猫がひっかいてボロボロになった壁や、猫の毛だらけの座布団なども気になったが、
劉さんは家で犬を飼っていて(携帯の画像を見せてもらったが、パグのようで、
きっと血統書も付いたいい犬だろうと思う)猫も好きなようで、
我が家のヒステリー猫のピーでさえ、可愛いと言ってくれたので安心する。

夕方5時半に大垣のホテルへ迎えに行くが、いつもなら40分程で着くので、
50分前に家を出るが、途中の道路がものすごい渋滞で車が全く動かない。
事故渋滞だった。車2台がくしゃくしゃになって、信号の電柱も折れている。
ホテルに着いたのは6時になっていた。そんなことで、ろくに初対面の挨拶もしないで、
ホームステイが始まってしまった。車で我が家まで来る間は彼も緊張していたようだ。

中国の人は温かい料理が好きだと聞いていたので、迎えに行く前におでんを作っておいた。
そして、から揚げ粉をまぶしておいた鶏肉を急いで揚げて、夕食にする。
劉さんは何でも「おいしい」と喜んで、たくさん食べてくれてうれしかった。

おみやげにもらった中国の切り絵

劉さんは、28歳の西安の大学講師で、法律を教えている。家族は奥さんと彼の両親の
4人家族だが、来月赤ちゃんが生まれるとのこと。奥さんは医者で、彼の両親も医者。
エリートだが、育ちの良さが、ちょっとおっとりとした、朗らかな笑顔からにじみ出て、
何にでも喜んでくれる、とても感じの良い青年だ。
カナダへ6ヶ月留学したこともあるとのことで、彼は英語もよく話せたが、こちらは
久しぶりの英語なので、なかなか出てこないし、scientistが「シャンティ」と聞こえたり、
wineが「ウィン」と聞こえ、そんな簡単な単語も聞き取れず、「科学家」「酒」と
書いてもらうとすぐに理解できるので、そのうち筆談が中心になってしまった。
中国の漢字は簡体字になっているので、筆談でもわからないことも多いのだが‥‥
彼の「劉」という姓も、中国の漢字で書くと「刘」だし。
なので、私が昔、中国語に興味を持って買った中日・日中辞書も役に立った。
「同事」と書かれ、意味がわからずにいると、「同僚」のことだったり、
「軽松」と書かれて、全く見当もつかずにいると、「気楽」ということだったりと、
同じ漢字を使いながらも、違っているのだなぁと、発見もあって楽しかった。
彼は、辛抱強く私たちに付き合って、色々話してくれたが、彼の話を聞くと、
若者はコンピュータに夢中になって、インターネットカフェ(?)のようなところに集まって、
ネットやゲームを楽しんでいるので問題になっているとか。
家電量販店のチラシなどを見せたが、コンピュータの値段も、ほぼ同じくらいだとか、
(但し、車は日本の方がずっと安いとのこと)私のイメージしていた
中国とはだいぶ違っていて、若者の問題など、日本と同じだなぁと感じた。
一人っ子政策もあり、これから中国は高齢者問題も急速に出てくるだろうと思える。


おみやげにもらった中国の緑茶。春一番の芽を摘んだもので、湯のみに茶葉を入れ、
お湯を注ぎ、葉が縦になって沈んでいくと、飲み頃とのこと。さわやかで繊細な味がする。

明日・明後日は、せっかく仕事を休んだし、紅葉がここらあたりでも見頃だし、
劉さんと一緒に思い切り楽しもうと思う。


ワールドふれ愛ゲーム [国際交流]

所属しているボランティアの国際交流団体の関係で
「ワールドふれ愛ゲーム」というイベントの手伝いに行った。
県内在住の外国の人とゲームやダンスなどのレクリエーションを通じて
楽しく国際交流をするという趣旨のイベントだが、毎年恒例で、ちょっとマンネリ気味。
小さな子供でもいれば、無料で遊んで、参加賞ももらえるし、お得なのだが‥‥
手伝いと言っても、人手は結構あって、あまり仕事もなく、
一緒に手伝いに行った人とおしゃべりをしたり、ゲームに参加したりしていた。
(だいたい会場内は関係者と関係者の知り合いがほとんどと言ってもいい)


インドネシアのチョンクラック(CONGKLAK)というゲームを教えてもらって、
一緒に遊んだ。まだルールがよくわからないところもあるけど、面白かった。
また、インドネシアのじゃんけんは、親指(象)と、人差し指(人間)、小指(アリ)で、
象は人に勝ち、人はアリに勝ち、アリは象に勝つと知って面白いと思った。
昼に会場の隅に1人分のじゅうたんをひいてお祈りをしていたので、
後で「昼食後のお祈り?」と聞くと、今はラマダンなので、昼は何も食べないが、
毎日5回のお祈りをしないと、忘れ物をした気になるとのこと。
日常、宗教的なことに無頓着な私には、こういった宗教的戒律がどうもよくわからない。
大体私は昼の間だけとは言え、断食をしなくてはならない宗教には入れない。
そこが信じるということなのかなぁ。


岐阜のベリーダンスのサークルの人が、エジプトやイランの伝統舞踊という
ベリーダンスを披露してくれました。コスチュームも色っぽく、スタイル抜群の
ダンサーに、会場内で他のゲームをしている人の目も釘付け!でした。


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