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大河ドラマ「功名が辻」

今年はNHKの大河ドラマ「功名が辻」を今までの3回とも見た。
3週続けて大河ドラマを見るなど、今までにあまりないことだ。
‥‥と言って、今年の大河ドラマがいいという訳ではない。
私は他の人に比べてテレビはあまり見ないほうだと思う。
だから俳優やスターの顔や名前もあまり知らない。
6年ほど前から台所にテレビを置くようになって少しは見るようになったが、
自分でチャンネルを合わせるのは、日曜朝の「趣味の園芸」と「新日曜美術館」、
あとは「そこ知り板東リサーチ」が名古屋周辺の非常にローカルな場所を
板東英二のあのキャラでちゃかしながら紹介しているのが好きだ。
(木曜の夕方なのでパートのシフトで見られないことも多いが)
あとはダンナや子供がつけたものを見ている。

で、大河ドラマ「功名が辻」
原作を読んでからドラマや映画を見ると、がっかりすることがほとんどだが、
これは「へー、こんな風に変えたら、今後の展開はどうするのか」と、ツッコミを
入れたくなるというか。原作・司馬遼太郎と言ってしまうのは、怒られそうなカンジ。
原作では、一豊を上手におだてて秀吉に仕えさせていく千代のやり方がウマイと思ったが、
ドラマでは信長に仕えた最初から一豊は秀吉の部下のようになっているし、
ヘンに「戦はきらい」みたいな、今の価値観を出さない方がいいと思う。

そして、最大の不満が、信長が老けすぎている!!
信長は彼が好んだ謡曲「敦盛」の「人間五十年」という詞のように、
48歳で死んでいるのだし、まして桶狭間は26歳。
秀吉などとは違って、かなり高貴な顔立ちだったハズ。
もっと若くてキレイな子に演らせてよー!
武士たちの中にいても、光り輝いているくらいの!
演技力なんか、カメラワークや脇の芸達者でカバーすればいいのだから。
シワまでアップになってしまうドラマや映画では、見た目がやはり大事よね。
今回は一豊が朴訥な性格だから、まぁあれくらいでいいとして、
信長くらいもっと花のある配役にしないと――
その点、前回の「義経」の滝沢秀明クンはよかった。(でもあまり見てないけど)


大垣のソフトピアジャパンのロビーにある信長の銅像。(98年9月撮影)
種子島銃を持ち、南蛮マントをはおった「先見性」のある信長が、
この情報産業の育成をめざす施設にふさわしい(?)とか。


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