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岡崎二郎の特別読切マンガがオリジナルに [岡崎二郎]

1月18日金曜日の夜に、いつものようにビッグコミックオリジナルを買って帰宅したダンナの第一声。
「おい、二郎先生が載っているぞ」
えっ!? 前号の「次号のお知らせ」に二郎先生のニの字もなかったのに?
と、見てみると、確かに(見落としてしまいそうな終わりの方にだが)
岡崎二郎「ガイア動物記」という16ページの読切マンガが載っていた。

岡崎二郎は動物を描くのがウマイ。猫好きの心をくすぐる「NEKO2」もそうだし、
オリジナルで連載を始め、途中からスペリオールに変わって連載された
「国立博物館物語」も、生物のウンチク(知識)を上手く生かしていて、
毎回8ページの短いストーリーだったけど、好きだった。

今回、表紙の印象は非常に良かった。
「太陽系第三惑星生命体の神秘」という副題も期待させられた。
相変わらずネームが多い。エコーロケーションなどというウンチクや、
鯨が哲学してるのも、まぁ、二郎先生の持ち味ではある。
だけど‥‥読み終わって、うーーん。
鯨の最後のセリフじゃないけど、「なんとも妙な気持ちだ。」
まぁ、一度でパッと面白いーとならない読後感も、いつものことではあるが‥‥

鯨が深い海の中で出会うのは、プレシオサウルス?
なんかそこが唐突のように感じたのだが‥‥
宇宙と同じく、未知の世界である深海には、まだまだ私たちの知らない生物が
蠢いているとは思うけど、なんかこの生物が出てきたことで、リアルさがなくなったし、
別にフィクションでも、ファンタジーになれば、それはそれでいいんだけど、
せっかく出てきたのに(1ページ1コマという迫力で)鯨と何の接触もないのは、
なんだかもったいないというか‥‥。

しかし「宇宙家族ノベヤマ」はどうなったのか?
二郎先生のマンガが載らないだけじゃなくて、ビックコミック本誌が、どうも最近面白くない。
なんか、ストーリーがいつまでも進まないようなマンガばかりのような気がするのだが。
その点、「オリジナル」はずっと充実している。「弁護士のくず」に「あんどーなつ」
最近では「深夜食堂」がいい雰囲気で好きだ。
ずっと昔からの連載「三丁目の夕日」も「あじさいの唄」も毎回ほんわかさせてもらっている。


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