ヤマザキマザック美術館 [美術]
1月22日(土)、名古屋市美術館を見た後、
ヤマザキマザック美術館へ行くことにしました。
チラシの絵はウジェーヌ・ドラクロワ《シビュラと黄金の小枝》
叙事詩『アエネイス』の女預言者シビュラが
冥界の女王に捧げる黄金の小枝を指し示すところだそうです。
ヤマザキマザック美術館は去年2010年4月に名古屋・新栄にオープンした
新しい美術館です。友人はもう行って、すごくいいから一度行くようにと
勧められていたんです。なので、友人が用事で昼から一緒に遊べなくなったので、
ちょうどいい機会だからと、そちらに向うことにしました。
地下鉄東山線「新栄町」駅から外に出ずに行けると教えられていたので、
土日専用の地下鉄一日乗車券「ドニチエコキップ」を買っていたんですが、
これが大正解！ 一般1,000円の入館料が900円になりました。
1階がチケット売場とミュージアムショップ。
コインロッカー（リターン式）もあります。
5階が絵画、4階がアールヌーボーの家具やガラス工芸の展示です。
チケットを買って、エレベーターで5階から見るんですが、
エレベーター前で、無料の音声ガイドを貸してくれます。
私、美術館で音声ガイドって借りたことがないんです。
（海外の博物館では日本語の説明を聞くために借りたことがありますが）
もちろん、おケチな私としては余分なお金を使いたくないから。
でも無料ってことで、つけて聞いてみました。
いいですねコレ！！ 絵の説明をわかりやすくしてくれるので、
絵の鑑賞がさらに深く楽しめます。
5階でエレベータを降りて、まず正面に飾られていたのが
ピエール・ボナールの《薔薇色のローブを着た女》
チラシ裏面の一番下の絵
この絵がこの美術館のコレクションの最初の作品だそうです。
そして次の部屋からがすごい!!
ヴァトー、ブーシェ、フラゴナール等のフランス・ロココ時代の絵がすごい!!
それら、日本ではあまり展示される機会のない豪華な絵が、ガラス越しではなく、
海外から取り寄せたという壁紙を使った壁にそのまま飾られているんです。
天井には豪華なシャンデリア！ まるでどこかの宮殿の一室にいるようです。
この美術館のカタログの表紙の
フランソワ・ブーシェの《アウロラとケファロス》は、237.5×259cmという
大きな絵なんですが、ルイ15世の寵愛を一身に受けたポンパドゥール公爵夫人の
ものであったと言われているそうです。
曙の女神アウロラが、狩りをしていた人間の若者ケファロスを誘惑する場面だとか。
‥‥優美で官能的で、すごく美しい絵ですね。
この絵の前でルイ15世や貴族たちが恋の駆け引きを楽しんだんでしょうか？
部屋の壁紙が、ロココ時代の深い赤、印象派の黄色、
そしてエコール・ド・パリの落ち着いた青色へと変わっていくのもいいですね。
4階は、アール・ヌーボー時代の家具やガラス工芸品などが展示されています。
ポール・アレクサンドル・デュマの、テーブル、イス、暖炉、飾り棚に壁面装飾まで
ナナカマドをモチーフにした装飾で統一した《ダイニングルームセット》がすごい!!
アール・ヌーボーの代表的作家、エミール・ガレのガラス工芸品も
たくさん展示してあって、わー素敵!! 私の趣味にピッタリです。
そして、展示してあったディスクオルゴールの演奏も聴くことができてラッキー！
いや～～、いい美術館ですね！ 作品も豪華ですが、雰囲気がとっても
コージャスで、贅沢な時間を過ごすことができました。
ヤマザキマザック美術館のサイトはこちら：http://www.mazak-art.com/
ホームページも充実していますね!! コレクションのページでは、
所蔵作品検索システムもあって、それぞれの作品の画像と共に、
詳細な説明もあって、いつでも美術鑑賞が出来ますね。すごいです!!
この記事の画像はヤマザキマザック美術館のチラシやパンフレットから
スキャンしましたが、公式HPに絵の画像や説明など、
惜しげもなく公開されていますので、ぜひそちらも見てください。
ヤマザキマザック美術館へ行くことにしました。
チラシの絵はウジェーヌ・ドラクロワ《シビュラと黄金の小枝》
叙事詩『アエネイス』の女預言者シビュラが
冥界の女王に捧げる黄金の小枝を指し示すところだそうです。
ヤマザキマザック美術館は去年2010年4月に名古屋・新栄にオープンした
新しい美術館です。友人はもう行って、すごくいいから一度行くようにと
勧められていたんです。なので、友人が用事で昼から一緒に遊べなくなったので、
ちょうどいい機会だからと、そちらに向うことにしました。
地下鉄東山線「新栄町」駅から外に出ずに行けると教えられていたので、
土日専用の地下鉄一日乗車券「ドニチエコキップ」を買っていたんですが、
これが大正解！ 一般1,000円の入館料が900円になりました。
1階がチケット売場とミュージアムショップ。
コインロッカー（リターン式）もあります。
5階が絵画、4階がアールヌーボーの家具やガラス工芸の展示です。
チケットを買って、エレベーターで5階から見るんですが、
エレベーター前で、無料の音声ガイドを貸してくれます。
私、美術館で音声ガイドって借りたことがないんです。
（海外の博物館では日本語の説明を聞くために借りたことがありますが）
もちろん、おケチな私としては余分なお金を使いたくないから。
でも無料ってことで、つけて聞いてみました。
いいですねコレ！！ 絵の説明をわかりやすくしてくれるので、
絵の鑑賞がさらに深く楽しめます。
5階でエレベータを降りて、まず正面に飾られていたのが
ピエール・ボナールの《薔薇色のローブを着た女》
チラシ裏面の一番下の絵
この絵がこの美術館のコレクションの最初の作品だそうです。
そして次の部屋からがすごい!!
ヴァトー、ブーシェ、フラゴナール等のフランス・ロココ時代の絵がすごい!!
それら、日本ではあまり展示される機会のない豪華な絵が、ガラス越しではなく、
海外から取り寄せたという壁紙を使った壁にそのまま飾られているんです。
天井には豪華なシャンデリア！ まるでどこかの宮殿の一室にいるようです。
この美術館のカタログの表紙の
フランソワ・ブーシェの《アウロラとケファロス》は、237.5×259cmという
大きな絵なんですが、ルイ15世の寵愛を一身に受けたポンパドゥール公爵夫人の
ものであったと言われているそうです。
曙の女神アウロラが、狩りをしていた人間の若者ケファロスを誘惑する場面だとか。
‥‥優美で官能的で、すごく美しい絵ですね。
この絵の前でルイ15世や貴族たちが恋の駆け引きを楽しんだんでしょうか？
部屋の壁紙が、ロココ時代の深い赤、印象派の黄色、
そしてエコール・ド・パリの落ち着いた青色へと変わっていくのもいいですね。
4階は、アール・ヌーボー時代の家具やガラス工芸品などが展示されています。
ポール・アレクサンドル・デュマの、テーブル、イス、暖炉、飾り棚に壁面装飾まで
ナナカマドをモチーフにした装飾で統一した《ダイニングルームセット》がすごい!!
アール・ヌーボーの代表的作家、エミール・ガレのガラス工芸品も
たくさん展示してあって、わー素敵!! 私の趣味にピッタリです。
そして、展示してあったディスクオルゴールの演奏も聴くことができてラッキー！
いや～～、いい美術館ですね！ 作品も豪華ですが、雰囲気がとっても
コージャスで、贅沢な時間を過ごすことができました。
ヤマザキマザック美術館のサイトはこちら：http://www.mazak-art.com/
ホームページも充実していますね!! コレクションのページでは、
所蔵作品検索システムもあって、それぞれの作品の画像と共に、
詳細な説明もあって、いつでも美術鑑賞が出来ますね。すごいです!!
この記事の画像はヤマザキマザック美術館のチラシやパンフレットから
スキャンしましたが、公式HPに絵の画像や説明など、
惜しげもなく公開されていますので、ぜひそちらも見てください。
はじめまして。「ヤマザキマザック美術館」の検索でヒットしてきました。
先日名古屋へ行ったときに、空いた時間に訪れました。とてもいい美術館ですね。名古屋では徳川美術館と並んで外せない、一度は行っておきたいスポットと思いました。
この日、東山線に３回乗ったから（名古屋駅、本山、新栄）、事前にドニチエコキップ知ってたら買ってました。入館料も割引になるのも受付のおねえさんが言ってたし、残念です。
by としゆき (2011-02-19 11:58)
としゆきさん、ご訪問 & nice! & コメント、ありがとうございます。ヤマザキマザック美術館、豪華な展示室の雰囲気や無料の音声ガイドなど、行くと感動しますよね！名古屋の誇れる美術館です。ドニチエコキップ、割引になる美術館もたくさんあるのでおトクですよ。
by しーちゃん (2011-02-19 22:29)