名古屋ボストン美術館「ジム・ダイン」展 [美術]
7月24日(日)、名古屋ボストン美術館の
「ジム・ダイン 主題と変奏：版画制作の半世紀」展へ行きました。
今頃になってですが、やはりブログに書いておかないと忘れてしまうというか、
ブログにしておくと、後から「あれはいつだっけ」とか検索が便利なんですよね。
それに最近、展覧会のブログ記事を見に来てくださっている方が多いみたいで、
アクセスランキングがちょっと上がっているのも嬉しいし。
でも、この「ジム・ダイン」展、なかなかブログに書けなかったのは、
やはり、私、「うーーん‥‥」ってカンジで、あまり感心しなかったんですよ。
名古屋ボストン美術館は、子供向けに鑑賞ポイントを説明していたりして、
わかりやすい美術鑑賞のための企画をなかなか頑張っているんですよね。
いつもは4階と5階で別の企画展をやっていることが多いんですが、
今回はどちらもジム・ダイン。なので作品数は多いです。
オープニングにはジム・ダイン氏も来日して講演会もあったそうで、
会場の最初に
「日本の皆さんへ
この大変困難な時期に、私の展覧会を開催し、
お越し下さりありがとうございます。」
という、東日本大震災を気遣うサインとメッセージが展示されていました。
‥‥と、美術館側の意気込みは素晴らしいです。
が、やっぱり私にはこれらの版画作品、薄っぺらなカンジで、
あまり好きになれませんでした。
そもそも私、ジム・ダインについてよく知りませんで、
（アメリカ現代美術を代表するアーティスト。
絵画、版画、彫刻、写真といった多彩な活動で知られる。1935年～）とのこと。
この展覧会に行ったのは、金券ショップでチケットを安く売っていたからなんですよね。
当日入場券1,200円のところ、900円って値段に目がいって、
チラシのバスローブや、裏面の刷毛やハートの作品が洒落た雰囲気で、
へー、名古屋ボストン美術館なら交通の便もいいから、名古屋へ出たついでに
寄ってみてもいいかなって。買ってみたらそれ招待券だったんですけどね。
チケットを買ったのがGWの頃で、会期も長いから（4月23日(土)～8月28日(日））って
のんびりしていたんですが、その頃ヒマだったパートがだんだん忙しくなってきて、
日曜しか休めなくなり、その日曜も疲れてぐったりしていることが多くなって、
あー、そろそろ行かんとイカン‥‥と思いながら、ずるずると昼過ぎまで過ごし、
今日はもうヤメておこうかとも思ったんですが、やっと出かけたのが2時過ぎ。
名古屋ボストン美術館はJR、名鉄、地下鉄が集まる金山総合駅の南口スグなので、
入館したのは3時過ぎでした。
最初の頃の、刷毛をモチーフにした版画なんかは、精神性のようなものも感じて、
あぁ、これステキ。版画のモノクロ画面もいいなぁって見てたんですが、
同じようなものがたくさんあると飽きてきますね。
これらの刷毛、ホンモノから輪郭をとったんですって？
刷った版を描き変えて別の作品にしたりしてるのは、
なんか私には、ちょっとお手軽すぎるんじゃない？ってカンジで。
‥‥途中からかなりスッとばして見てしまったのは、私の体調が
あまり良くなかったせいもあったのかしら？
バスローブの連作はカラーでセンスいいなってのもありましたし、
ハートの作品は可愛かった。
愛知県美術館所蔵の《芝刈機》という、ホンモノの芝刈機を使ったミクストメディアの作品、
愛知県美術館の所蔵作品展で見て、あら、これ面白いって思ってたけど、
今回の展覧会の中で私はこの作品が一番好き。（チラシ裏面右下の作品）
ということで、出かけるのが遅くなったし、時間が足りなくなるんじゃないかと
心配したけど、閉館時間の5時前には鑑賞終わり。他に遊びに行くところも
思い浮かばず（そんな元気もなかったし）駅売店でビッグコミックを買って、
読みながら帰ったのでした。
名古屋ボストン美術館のサイト： http://www.nagoya-boston.or.jp/
「ジム・ダイン 主題と変奏：版画制作の半世紀」展へ行きました。
今頃になってですが、やはりブログに書いておかないと忘れてしまうというか、
ブログにしておくと、後から「あれはいつだっけ」とか検索が便利なんですよね。
それに最近、展覧会のブログ記事を見に来てくださっている方が多いみたいで、
アクセスランキングがちょっと上がっているのも嬉しいし。
でも、この「ジム・ダイン」展、なかなかブログに書けなかったのは、
やはり、私、「うーーん‥‥」ってカンジで、あまり感心しなかったんですよ。
名古屋ボストン美術館は、子供向けに鑑賞ポイントを説明していたりして、
わかりやすい美術鑑賞のための企画をなかなか頑張っているんですよね。
いつもは4階と5階で別の企画展をやっていることが多いんですが、
今回はどちらもジム・ダイン。なので作品数は多いです。
オープニングにはジム・ダイン氏も来日して講演会もあったそうで、
会場の最初に
「日本の皆さんへ
この大変困難な時期に、私の展覧会を開催し、
お越し下さりありがとうございます。」
という、東日本大震災を気遣うサインとメッセージが展示されていました。
‥‥と、美術館側の意気込みは素晴らしいです。
が、やっぱり私にはこれらの版画作品、薄っぺらなカンジで、
あまり好きになれませんでした。
そもそも私、ジム・ダインについてよく知りませんで、
（アメリカ現代美術を代表するアーティスト。
絵画、版画、彫刻、写真といった多彩な活動で知られる。1935年～）とのこと。
この展覧会に行ったのは、金券ショップでチケットを安く売っていたからなんですよね。
当日入場券1,200円のところ、900円って値段に目がいって、
チラシのバスローブや、裏面の刷毛やハートの作品が洒落た雰囲気で、
へー、名古屋ボストン美術館なら交通の便もいいから、名古屋へ出たついでに
寄ってみてもいいかなって。買ってみたらそれ招待券だったんですけどね。
チケットを買ったのがGWの頃で、会期も長いから（4月23日(土)～8月28日(日））って
のんびりしていたんですが、その頃ヒマだったパートがだんだん忙しくなってきて、
日曜しか休めなくなり、その日曜も疲れてぐったりしていることが多くなって、
あー、そろそろ行かんとイカン‥‥と思いながら、ずるずると昼過ぎまで過ごし、
今日はもうヤメておこうかとも思ったんですが、やっと出かけたのが2時過ぎ。
名古屋ボストン美術館はJR、名鉄、地下鉄が集まる金山総合駅の南口スグなので、
入館したのは3時過ぎでした。
最初の頃の、刷毛をモチーフにした版画なんかは、精神性のようなものも感じて、
あぁ、これステキ。版画のモノクロ画面もいいなぁって見てたんですが、
同じようなものがたくさんあると飽きてきますね。
これらの刷毛、ホンモノから輪郭をとったんですって？
刷った版を描き変えて別の作品にしたりしてるのは、
なんか私には、ちょっとお手軽すぎるんじゃない？ってカンジで。
‥‥途中からかなりスッとばして見てしまったのは、私の体調が
あまり良くなかったせいもあったのかしら？
バスローブの連作はカラーでセンスいいなってのもありましたし、
ハートの作品は可愛かった。
愛知県美術館所蔵の《芝刈機》という、ホンモノの芝刈機を使ったミクストメディアの作品、
愛知県美術館の所蔵作品展で見て、あら、これ面白いって思ってたけど、
今回の展覧会の中で私はこの作品が一番好き。（チラシ裏面右下の作品）
ということで、出かけるのが遅くなったし、時間が足りなくなるんじゃないかと
心配したけど、閉館時間の5時前には鑑賞終わり。他に遊びに行くところも
思い浮かばず（そんな元気もなかったし）駅売店でビッグコミックを買って、
読みながら帰ったのでした。
名古屋ボストン美術館のサイト： http://www.nagoya-boston.or.jp/
タグ：ジム・ダイン 名古屋ボストン美術館
私も同じ感想を持ちました。ブログでは輪郭なぞりとか、？と感じる事はスルーして、彼独特の個性に焦点を絞って書いたのですが、やっぱり私には
アメリカ現代アートは遠い存在でした、というか・・・。
by るーまーぽけっと (2011-09-20 11:25)
るーまーぽけっとさん、コメントありがとうございます。美術館が意気込んで展示しているのは感じるのですが、どうも私、これらの作品の良さがイマイチよくわからなかったんですよね。なのでブログに感想を書こうか迷ったんですけど、ま、そのあたり正直に書いておこうと。
by しーちゃん (2011-09-21 14:38)
うわーそれは奇妙だ。私は非常に長いコメントを書いたが、私は私のコメントの提出をクリック後に表示されませんでした。気まぐれ...よく私は何度も繰り返し、すべてのことを書いていないよ。とにかく、ちょうど素晴らしいブログを言いたかった！
by NO NAME (2012-01-12 06:21)