名古屋市美術館「青木野枝 ふりそそぐものたち」展 [美術]
12月16日(日)、古川美術館で「女流画家 伊藤小坡の世界」を見て、
分館の「爲三郎記念館」で「高北幸矢インスタレーション『落花の夢』を楽しみ、
お抹茶で寛いでから、やっぱり、せっかく名古屋まで来たのだからと、
名古屋市美術館「青木野枝|ふりそそぐものたち」展を見ました。
こちらもこの日が最終日。
ドニチエコきっぶで、当日一般観覧料1,100円が100円引きの1,000円になりました。
豊田市美術館でも「青木野枝|ふりそそぐものたち」展をやっていて、
そちらは12月24日(月・祝)まで。2館セット券1,800円ってのもあったんですが、
まぁ、そこまではいいかと。
青木野枝という彫刻家のこと、このチラシを見るまで全く知らなかったです。
チラシ内面の説明によると、
「青木野枝(1958- )は今日の日本を代表する彫刻家です。鉄板を溶断、溶接し、 円や丸などのに基本となるかたちをつないで作られる作品は、自然において循環する 折々の水のすがたを表しています。大地に立ちのぼる水を青木ほど主題とする作家は 他になく、彫刻の表現に新しい可能性をもたらしました。」
チラシの彫刻作品はなんか面白そうだし、
名古屋市美術館と豊田市美術館の2館でひとつの展覧会ってのもすごいし、
豊田市美術館がとりあげる現代美術なら信頼できるって。
NHK日曜美術館のアートシーンでもやってて、へー、いい雰囲気、
ちょっと見てみたいなって思ってたんです。
1階でチケットを買い、名古屋市美術館の特徴ある橋を通って、
最初の展示室へ入ると、そこにはチラシ裏面に使われている
「ふりそそぐものたち」の作品が。
白い非日常的な空間に置かれた作品は、空から落ちてくる水の流れのようにも、
木のようにも、立ち上る水蒸気のようにも見えて、なんかいい雰囲気。
そして、次の部屋は‥‥いつもは壁で仕切られて絵が掛けられているんですが、
ぽかーんと大きな空間になって、鉄の骨組みだけのドームのようなものが。
この大きさ‥‥なんかいいなぁ。
横のガラスケースに入っていた作品たちは、ちょっと園芸店に並んでいる
オベリスクのようにも見える(別にけなしているわけではありません)
2階には輪っかをつないだような作品とかもあって面白い。
ものすごい量のスケッチブックがガラスケースに展示してあって興味深かった。
なんか美術館の空間が面白かった‥‥こういうのをインスタレーションっていうの?
名古屋市美術館に来た時間がかなり遅かった(3時半過ぎ)ので、ちょっと心配したんだけど、
作品数が少ないので、アッという間に見られました。
時間が足りなかったら、常設展はパスしようと思ってたけど、余裕で見ることができた。
岡本太郎の《明日の神話(下絵)》が展示されていて、
あれ?これ、この間、碧南市藤井達吉現代美術館の岡本太郎展で見たものかな?
でも会期かぶってる?そうだ、あれ川崎市岡本太郎美術館所蔵作品ってあったけど…って
帰ってきて調べたら、名古屋市美術館の方が少し小さかった。
名古屋市美術館の下絵が132.7×728.9cm
川崎市岡本太郎美術館の下絵が177.0×1085.0cm
エコール・ド・パリの展示コーナーでは、
ヴラマンクと荻須高徳とユトリロの風景画が並んでいたのが、
それぞれの個性を見比べることができてよかった。
展示室を出たところにあった庄司達《白い布による空間'68-6》面白かった。
地階の、いつも常設企画展をやっている部屋にも青木野枝の版画と、
豊田市美術館所蔵の鉄の作品が展示してありました。
青木野枝の作品を見てると、いろんなイメージが湧いてくるというか、
なんか自分でも描いてみたくなるような雰囲気があるなぁ‥‥
展示室の外にあった感想ノートにも、感想文と共に、
作品のスケッチのようなものが描かれているのが多いような気がしました。
展覧会を見ての私のイメージです。
冬の黄昏時の名古屋市美術館
分館の「爲三郎記念館」で「高北幸矢インスタレーション『落花の夢』を楽しみ、
お抹茶で寛いでから、やっぱり、せっかく名古屋まで来たのだからと、
名古屋市美術館「青木野枝|ふりそそぐものたち」展を見ました。
こちらもこの日が最終日。
ドニチエコきっぶで、当日一般観覧料1,100円が100円引きの1,000円になりました。
豊田市美術館でも「青木野枝|ふりそそぐものたち」展をやっていて、
そちらは12月24日(月・祝)まで。2館セット券1,800円ってのもあったんですが、
まぁ、そこまではいいかと。
青木野枝という彫刻家のこと、このチラシを見るまで全く知らなかったです。
チラシ内面の説明によると、
「青木野枝(1958- )は今日の日本を代表する彫刻家です。鉄板を溶断、溶接し、 円や丸などのに基本となるかたちをつないで作られる作品は、自然において循環する 折々の水のすがたを表しています。大地に立ちのぼる水を青木ほど主題とする作家は 他になく、彫刻の表現に新しい可能性をもたらしました。」
チラシの彫刻作品はなんか面白そうだし、
名古屋市美術館と豊田市美術館の2館でひとつの展覧会ってのもすごいし、
豊田市美術館がとりあげる現代美術なら信頼できるって。
NHK日曜美術館のアートシーンでもやってて、へー、いい雰囲気、
ちょっと見てみたいなって思ってたんです。
1階でチケットを買い、名古屋市美術館の特徴ある橋を通って、
最初の展示室へ入ると、そこにはチラシ裏面に使われている
「ふりそそぐものたち」の作品が。
白い非日常的な空間に置かれた作品は、空から落ちてくる水の流れのようにも、
木のようにも、立ち上る水蒸気のようにも見えて、なんかいい雰囲気。
そして、次の部屋は‥‥いつもは壁で仕切られて絵が掛けられているんですが、
ぽかーんと大きな空間になって、鉄の骨組みだけのドームのようなものが。
この大きさ‥‥なんかいいなぁ。
横のガラスケースに入っていた作品たちは、ちょっと園芸店に並んでいる
オベリスクのようにも見える(別にけなしているわけではありません)
2階には輪っかをつないだような作品とかもあって面白い。
ものすごい量のスケッチブックがガラスケースに展示してあって興味深かった。
なんか美術館の空間が面白かった‥‥こういうのをインスタレーションっていうの?
名古屋市美術館に来た時間がかなり遅かった(3時半過ぎ)ので、ちょっと心配したんだけど、
作品数が少ないので、アッという間に見られました。
時間が足りなかったら、常設展はパスしようと思ってたけど、余裕で見ることができた。
岡本太郎の《明日の神話(下絵)》が展示されていて、
あれ?これ、この間、碧南市藤井達吉現代美術館の岡本太郎展で見たものかな?
でも会期かぶってる?そうだ、あれ川崎市岡本太郎美術館所蔵作品ってあったけど…って
帰ってきて調べたら、名古屋市美術館の方が少し小さかった。
名古屋市美術館の下絵が132.7×728.9cm
川崎市岡本太郎美術館の下絵が177.0×1085.0cm
エコール・ド・パリの展示コーナーでは、
ヴラマンクと荻須高徳とユトリロの風景画が並んでいたのが、
それぞれの個性を見比べることができてよかった。
展示室を出たところにあった庄司達《白い布による空間'68-6》面白かった。
地階の、いつも常設企画展をやっている部屋にも青木野枝の版画と、
豊田市美術館所蔵の鉄の作品が展示してありました。
青木野枝の作品を見てると、いろんなイメージが湧いてくるというか、
なんか自分でも描いてみたくなるような雰囲気があるなぁ‥‥
展示室の外にあった感想ノートにも、感想文と共に、
作品のスケッチのようなものが描かれているのが多いような気がしました。
展覧会を見ての私のイメージです。
冬の黄昏時の名古屋市美術館
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