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IAMAS 2013 卒業制作展 [美術]

2月24日(日)大垣のソフトピアジャパンへ
IAMAS(イアマス)の卒業制作展を見に行きました。
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IAMASとは、
情報科学芸術大学院大学(Institute of Advanced Media arts and Sciences)の略称。
先端技術とアートの融合による新しい文化を発信する教育機関で、
卒業制作展は、最新の情報機器を使ったアートなどの試みが面白いので、
毎年楽しみにしているんです。(タダだし!)
今年は2月21日(木)~2月24日(日)の開催でした。

ソフトピアジャパンのセンタービル1階に案内看板と受付があります。
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エスカレーターを上って会場入口へ

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入ってすぐのところに大きな建造物があって、階段を登って
建物に入るようになってたので、わくわくしながら入り、
部屋の真ん中に吊り下げられていた、レンズがいくつもはめこまれた
球体(造形的になかなかカッコイイ)に手を入れると‥‥
部屋の壁に、いくつかぼんやりと私の手が投影されました。
‥‥うーん、これだけ?大掛かりな装置の割にちょっと‥‥ってカンジ。
田中誠人さんの《Full moon effect》という作品でした。

その隣には、スマートフォンで「あつい」「さむい」をタッチすると、
それが集計されて部屋のエアコンの温度を上げ下げするというものが。
あぁ、これいいですね!大勢が集まる会場などの温度を皆の実感で
コントロールできて。すぐにでも実用化できそうです。

他にもスイッチを押すといくつかが連動したり、反対に動くスイッチとかも
あって、ドミノのようになったりとか、

プラレールのレールが音を出すようになっていたのは子供が喜んで
遊んでいましたし、

エアチャンバラができるってのも楽しそうでした。

へー、なんか今年の発表、すぐ商品化できるような完成度が高いのが
多いなって思ったら、これらはプロジェクト研究発表で、
産学連携を想定したIAMASのプロジェクトの発表だとか。

樽見鉄道とコラボしたプロジェクトも面白そうでした。

でも、なんといってもビックリしたのが、
ウロボロスのトーチ』という作品!
iPodを通して絵を見ると、人が走り、水は流れ、馬車や船が動き‥‥と、
絵が動き出すんです!絵の完成度もテーマも高かったです。
赤松正行+さんの作品。
ネットで検索したら、赤松正行さんはIAMASの教授だとか。

他に、iPadの上に筒型のグリップを乗せると、iPadに写っていた
動くモノが集まってきて、グリップが振動する
安藤充人さんの《Haptic+》とか、

岩島伊織さんの《つなぎどころ》
肢体不自由児のためのiPadの入力操作を補佐する装置

柳川智之さんの《ディスプレイ上における配色法の研究》は、
色の対比効果を検証する映像がきれいでした。

そして少し離れたサウンドスタジオで展示されていた
iPadを持って部屋を動くと、位置によって違った音が聞こえるという
佐藤友哉さんの《空間性を持った音通信》

などの作品が楽しかったです。
アンケートに記入して、タンブラーをもらいました!
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IAMASのサイトはこちら: http://www.iamas.ac.jp/
IAMAS 2013 卒業制作展のサイト: http://www.iamas.ac.jp/exhibit13/

過去記事
IAMAS 2012 卒業制作展: http://shizukozb.blog.so-net.ne.jp/2012-02-20
IAMAS 2011 卒業制作展: http://shizukozb.blog.so-net.ne.jp/2011-02-24
ソフトピア「IAMAS 2007」: http://shizukozb.blog.so-net.ne.jp/2007-02-24
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