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愛知県陶磁資料館の県民茶室「陶翠庵」 [美術]

3月10日(日)、ダンナと猿投温泉へ行った帰りに、
愛知県陶磁資料館のお茶室「陶翠庵」へ寄りました。

昨年10月18日(木)リニモに乗って愛知県陶磁資料館
「アール・デコ 光のエレガンス」展を見に行きました。
その時が愛知県陶磁資料館初めてだったんですが、
とても大きな施設で、展示も充実していて驚いたんです。
本館の他に南館の展示なども面白かったですが、

帰ってから、お茶室では陶芸作家のお茶碗でお抹茶をいただける
ってのを知って、ぜひ行きたいって思っていたんです。

愛知県陶磁資料館は敷地が広いので、駐車場(無料)から
お茶室までも結構距離ありますー。

こちらが本館の建物
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3月24日(日)まで「清水六兵衛家―京の華やぎ」をやっています。
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優雅で洗練された雰囲気の陶器ってカンジで、この企画展、
見ればとてもいいと思うのですが‥‥まぁ今回は時間もないのでパス。

県民茶室「陶翠庵」案内板
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梅が咲き始めていました
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入口の案内窓口のところで料金(一服530円)を払うのですが、
団体のお客様で席がいっぱいだったので、ちょっと待ちました。

企画展示「清水六兵衛家」の会期中は、清水六兵衛家の
お茶碗でお抹茶がいただけるとのこと。
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こちらの5つのお茶碗から選べました。
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その他、今月が誕生日の陶芸作家のお茶碗がファイルブックから
選べるようになっていました。

お席は立礼席なので、お作法を気にすることなく気軽にいただけます。
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早春をあらわした(名前とか忘れてしまいました^^;)お菓子
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私は「清水六兵衛家」の三代の《御本柳文茶碗》を選びました。
繊細な柳の絵と手触りがとても優美な雰囲気。
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ダンナは作家のファイルブックから、加藤孝造の志野茶碗を
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私は陶芸についてほとんど知らないし、価値などもわからないけど、
ダンナは昔、陶芸に少しハマりかけたそうで
(我が家にぐい呑のコレクションがちょっとだけある)
「こんな、人間国宝にもなった加藤孝造の茶碗なんて、ン百万円するぞ」って。

へーっ。私は加藤孝造が人間国宝とか知りませんでしたが、
ネットで調べたら「2011年 瀬戸黒の技法で重要無形文化財の指定を受ける」とのこと。

私が選んだ三代清水六兵衛のお茶碗なんて、古いものだし
(三代は1822年(文政5)~1883年(明治16)
どれほどの価値のものなのか、想像もつきません。
そんなお茶碗でいただくお抹茶とお菓子が530円。これはスゴイです。

八代清水六兵衛によるインスタレーション作品も設置されていました。
お座敷に置かれた陶器の作品、シャープで面白い形です。
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お座敷から見たお庭の景色も風情があります。
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愛知県陶磁資料館のHP: http://www.pref.aichi.jp/touji/
茶室「陶翠庵」のページ: http://www.pref.aichi.jp/touji/shop/

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