ヤマザキマザック美術館「名古屋ひつじ物語」 [美術]
ひつじ年の2015年が明けて、1月11日(日)
ヤマザキマザック美術館へ行きました。
「未年計画
名古屋ひつじ物語
羊飼いプロジェクトの軌跡
井上信太+前田真二郎」という展覧会をやっています。
チラシ表面には、ヤマザキマザック美術館の優雅なロココ部屋に
ひつじが群れているというシュールな光景の写真
チラシ中面には、名古屋城や名駅(メ~エキ)や栄の繁華街、
東山動物園や名古屋港などに羊が群れている写真
なんともシュールで面白い風景だなぁと。
羊と見えるけど、顔もなくて、そんなにリアルではないですよね。
実はこれらは平面のパネルに描かれたもので、それらを
街のあちこちに放牧(設置)して、写真や映像に収めるという
井上信太が1998年にドイツで開始した「羊飼いプロジェクト」だそう
ヤマザキマザック美術館は、私のお気に入りの美術館なので、
今まで、企画展の度に行っているかな。
スタンプカードに3つ目のスタンプで、入館割引券が付いた
ブーシェ《アウロラとケファロス》の絵のあぶらとり紙ゲット!
入館料1,000円が、チラシ持参で100円引きの900円になりました。
(ドニチエコきっぷ・一日乗車券でも100円引きの900円になります)
まず4階から見ていきます。
いつもアール・ヌーボーのガラス器が展示されている部屋には、
世界のいろんな場所で行われた「羊飼いプロジェクト」の写真や映像
ドイツ、大坂、中国、内蒙古、東京、十和田、インドネシア‥‥
大垣でも2006年に行われているんですね。
(前田真二郎はIAMAS(情報科学芸術大学院大学)の教授なんだ)
そして、今回2014年8月・10月に行われた名古屋での羊の放牧
見慣れた観光名所もなんだか新鮮
ルイ・マジョレルの藤のベッドのある部屋は
「羊飼いの寝室」として展示されていました。
羊飼い(井上信太)の絵画の展示
ルイ・マジョレルの食堂用家具の部屋は、
「羊飼いの食卓」として展示されてました。
美術館での放牧
この部屋のみ、フラッシュ撮影もOKでした。
美術館がシュールな空間になってますねー。
「ひつじと一緒に写真がとれますので、年賀状にもつかえます」とのこと。
(この展覧会は去年の11月14日(金)からやってます)
ポール・アレクサンドル・デュマの部屋は、「旅立ち」
一番下の大きな箱に羊たちを詰めて、次はどこで放牧するのでしょうか?
それから5階へ。こちらは通常展示
いつもながら、ブーシェの優雅な絵のある赤い壁のロココ部屋いいなぁー。
(今回はわりと鑑賞者もいたので、写真は撮りませんでした)
それから黄色い壁の印象派の部屋、青い壁のエコール・ド・パリの部屋‥‥
あ、岐阜県美術館のパスキン展に来てた《椅子に座る女》が戻ってる!
(あれ?パスキン展、まだ巡回中じゃないの?)
最後の部屋のピカソやポール・デルヴォーの絵を見ていたら、
複雑で重厚なオルゴールの音色が聞こえてきました。
14時から、エレベーター前の部屋に置かれたディスクオルゴールの演奏がありました。
「オルゴール」って和製英語だそうですね!
1900年頃に盛んにつくられた豪華なオルゴールは、
蓄音器の発明で、あっという間に衰退してしまったとか。
それか再びオルゴールが作られるようになったのは、
日本の戦後の復興産業としてだったと。
日本ほどオルゴールが収集されている国はなくて、
各地にオルゴールの博物館があるとか、
興味深い話も聞きながら4曲ほど鑑賞しました。
ヤマザキマザック美術館のHP: http://www.mazak-art.com
過去記事
ヤマザキマザック美術館: http://shizukozb.blog.so-net.ne.jp/2011-01-24
ヤマザキマザック美術館「ロココの雅」展: http://shizukozb.blog.so-net.ne.jp/2011-08-28
ヤマザキマザック美術館「エマイユの煌き」展: http://shizukozb.blog.so-net.ne.jp/2012-08-09
ヤマザキマザック美術館「フランスの美しい風景」展: http://shizukozb.blog.so-net.ne.jp/2013-05-29
ヤマザキマザック美術館「森の夢」展: http://shizukozb.blog.so-net.ne.jp/2013-07-28
ヤマザキマザック美術館「動く絵」展: http://shizukozb.blog.so-net.ne.jp/2014-02-06
ヤマザキマザック美術館「ポール・デルヴォーとベルギー近代絵画」展
http://shizukozb.blog.so-net.ne.jp/2014-09-10
ヤマザキマザック美術館へ行きました。
「未年計画
名古屋ひつじ物語
羊飼いプロジェクトの軌跡
井上信太+前田真二郎」という展覧会をやっています。
チラシ表面には、ヤマザキマザック美術館の優雅なロココ部屋に
ひつじが群れているというシュールな光景の写真
チラシ中面には、名古屋城や名駅(メ~エキ)や栄の繁華街、
東山動物園や名古屋港などに羊が群れている写真
なんともシュールで面白い風景だなぁと。
羊と見えるけど、顔もなくて、そんなにリアルではないですよね。
実はこれらは平面のパネルに描かれたもので、それらを
街のあちこちに放牧(設置)して、写真や映像に収めるという
井上信太が1998年にドイツで開始した「羊飼いプロジェクト」だそう
ヤマザキマザック美術館は、私のお気に入りの美術館なので、
今まで、企画展の度に行っているかな。
スタンプカードに3つ目のスタンプで、入館割引券が付いた
ブーシェ《アウロラとケファロス》の絵のあぶらとり紙ゲット!
入館料1,000円が、チラシ持参で100円引きの900円になりました。
(ドニチエコきっぷ・一日乗車券でも100円引きの900円になります)
まず4階から見ていきます。
いつもアール・ヌーボーのガラス器が展示されている部屋には、
世界のいろんな場所で行われた「羊飼いプロジェクト」の写真や映像
ドイツ、大坂、中国、内蒙古、東京、十和田、インドネシア‥‥
大垣でも2006年に行われているんですね。
(前田真二郎はIAMAS(情報科学芸術大学院大学)の教授なんだ)
そして、今回2014年8月・10月に行われた名古屋での羊の放牧
見慣れた観光名所もなんだか新鮮
ルイ・マジョレルの藤のベッドのある部屋は
「羊飼いの寝室」として展示されていました。
羊飼い(井上信太)の絵画の展示
ルイ・マジョレルの食堂用家具の部屋は、
「羊飼いの食卓」として展示されてました。
美術館での放牧
この部屋のみ、フラッシュ撮影もOKでした。
美術館がシュールな空間になってますねー。
「ひつじと一緒に写真がとれますので、年賀状にもつかえます」とのこと。
(この展覧会は去年の11月14日(金)からやってます)
ポール・アレクサンドル・デュマの部屋は、「旅立ち」
一番下の大きな箱に羊たちを詰めて、次はどこで放牧するのでしょうか?
それから5階へ。こちらは通常展示
いつもながら、ブーシェの優雅な絵のある赤い壁のロココ部屋いいなぁー。
(今回はわりと鑑賞者もいたので、写真は撮りませんでした)
それから黄色い壁の印象派の部屋、青い壁のエコール・ド・パリの部屋‥‥
あ、岐阜県美術館のパスキン展に来てた《椅子に座る女》が戻ってる!
(あれ?パスキン展、まだ巡回中じゃないの?)
最後の部屋のピカソやポール・デルヴォーの絵を見ていたら、
複雑で重厚なオルゴールの音色が聞こえてきました。
14時から、エレベーター前の部屋に置かれたディスクオルゴールの演奏がありました。
「オルゴール」って和製英語だそうですね!
1900年頃に盛んにつくられた豪華なオルゴールは、
蓄音器の発明で、あっという間に衰退してしまったとか。
それか再びオルゴールが作られるようになったのは、
日本の戦後の復興産業としてだったと。
日本ほどオルゴールが収集されている国はなくて、
各地にオルゴールの博物館があるとか、
興味深い話も聞きながら4曲ほど鑑賞しました。
ヤマザキマザック美術館のHP: http://www.mazak-art.com
過去記事
ヤマザキマザック美術館: http://shizukozb.blog.so-net.ne.jp/2011-01-24
ヤマザキマザック美術館「ロココの雅」展: http://shizukozb.blog.so-net.ne.jp/2011-08-28
ヤマザキマザック美術館「エマイユの煌き」展: http://shizukozb.blog.so-net.ne.jp/2012-08-09
ヤマザキマザック美術館「フランスの美しい風景」展: http://shizukozb.blog.so-net.ne.jp/2013-05-29
ヤマザキマザック美術館「森の夢」展: http://shizukozb.blog.so-net.ne.jp/2013-07-28
ヤマザキマザック美術館「動く絵」展: http://shizukozb.blog.so-net.ne.jp/2014-02-06
ヤマザキマザック美術館「ポール・デルヴォーとベルギー近代絵画」展
http://shizukozb.blog.so-net.ne.jp/2014-09-10
タグ:ヤマザキマザック美術館 現代美術
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