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愛知県美術館「月映」展時のコレクション展 [美術]

「月映」展を見た後で、当然ながらコレクション展も見ました。
愛知県美術館は所蔵作品が充実しているので、いつも楽しみなのです。

まず入口の立体、面白いなーと。
イケムラレイコ《茶目っ気のある》

そして展示室4は奈良美智の作品がずらり!(1点を除いて寄託作品)
うーん、でもこの人の作品、たくさんあっても、
なんかワンパターンで、どれも同じように見えちゃうんだけど。

展示室5がスゴかった!
今改修中の豊田市美術館の所蔵作品が一緒に展示されてて豪華!!

クリムトの
豊田市美術館蔵《オイゲニア・プリマフェージの肖像》と、
愛知県美術館蔵《人生は戦いなり(黄金の騎士)》が並ぶと、
やはり迫力ww

愛知県美術館で見慣れた《黄金の騎士》も、なんかいつもより
大きいような印象を受けたのは、展示されている位置が高い(?)せい?

オスカー・ココシュカ《絵筆を持つ自画像》
エゴン・シーレ《カール・グリュンヴァルトの肖像》
どちらも豊田市美術館蔵の作品。豊田市美術館の作品は大きいんですよね。
広い展示室で、豪華に見えます。

エルンストの絵も2つ並ぶと見応えあるなぁ!
豊田市美術館蔵《子供、馬そして蛇》
愛知県美術館蔵《ポーランドの騎士》
そして豊田市美術館蔵のエルンストの立体《王妃とチェスをする王》も来てました。

デルヴォー《こだま(あるいは「街路の神秘)》の隣には、ベルギーつながり?で
豊田市美術館蔵のマグリット《無謀な企て》が。

豊田市美術館、イヴ・クラインの青一色の絵(?)《モノクロームIKB65》
所蔵しているんですね。
愛知県美術館蔵の青一色の立体作品は展示してなかったですが。

展示室6 プロジェクト・アーチvol.14は、名古根美津子の作品
顔を隠したセルフ・ポートレート。
とても色がきれいで、ファッション写真のようでもありますが‥‥
NagoneMitsuko.jpg
(会場でもらったリーフ表紙)

展示室7は、「月映」の時代の美術作品が展示されていました。
黒田清輝《花と猫》1906年や、山下新太郎《白耳義の少女》1909年、
中村彝《少女裸像》1914年、岸田劉生《高須光治君之肖像》1915年、
河野道勢《自画像》1917年‥‥
「ヨーロッパの新しい美術動向が次々と伝えられ、
 作家の主観や内面性などが重んじられるようになっていった」時代だそう。
山本鼎やカンディンスキーの版画もあって興味深かった。

展示室8 木村定三コレクションは、
漆の工芸作品が並んでいました。おぉ、シブいなぁー。
漆器が「枯れた(経年劣化した)」趣とか、
私にはイマイチ良さがわからないんだけど、きっとスゴいんだろうなぁー。
日本のものだといちばん新しいのが江戸時代のもの。
中国の元時代(14世紀)、宋時代(12-13世紀)のものとか、
タイ・ミャンマーのものとか、すごいんでしょうねぇ。

愛知県美術館: http://www-art.aac.pref.aichi.jp/
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