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瑞浪市化石博物館とその周辺 [旅行]

2月11日(日)、瑞浪市陶磁資料館へ伊藤文生のデザイン」展を見に行って、
ついでなので、周囲の博物館なども見ました。
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中央自動車道瑞浪ICのすぐ北側にある市民公園には、
瑞浪市化石博物館、
瑞浪市陶磁資料館、
市之瀬廣太記念美術館、
地球回廊の
4つの博物館があります。

ガイドマップの裏はスタンプラリーになっています。
(特に景品はないみたいですが)
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ここには以前にも来たことがあるけど‥‥って思ったら、
私の古いHPに記事を書いてました(えー?! まだ残ってるんだ!!)
http://www002.upp.so-net.ne.jp/shizuko/2004.10.31.html
2004年かー、ダンナがすごく若くて驚き(←14年前なんだから!)

そして、岐阜県先端科学技術体験センター
通称「サイエンスワールド」もあります。
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ここには息子を連れてきたことがあったなぁー。
ステージで科学の実験を見せながら行われる
サイエンスショーは楽しかった。

陶磁資料館と化石博物館の間にあったのが
大島一号古墳
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窯戸町大島の中央自動車道敷地内にあったものを移築・復元したもので、
7世紀頃の横穴式古墳だそう。
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石室に入ることができました。
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瑞浪市化石博物館
入口には化石博物館のキャラクター「デスモ」くんが、
「この階段をのぼると、1700万年前の海です」と。
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入館料200円だったので、せっかくなので入ってみました。
(結局4館すべてに入ったので、200円×4=800円
最初に4館共通券を買えば700円だったんですけど)

館内には、やはり瑞浪市化石博物館のキャラクター
「瑞浪(みずなみ)Mio(ミオ)」ちゃんの等身大ポップが。
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可愛いキャラクターですね!
ミュージアムキャラクターアワード2017で4位入賞とのこと。

最初にどーーんって展示されているのが、デスモスチルスの化石。
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デスモスチルスとは、ギリシャ語で「束ねた柱」を意味し、
のりまきを束ねたような歯を持つ絶滅した哺乳類。
1898(明治31)年に、瑞浪市明世町山野内で世界初の頭骨が見つかったのだそう。

右にある骨格は、デスモスチルスと同じ束柱類(そくちゅうるい)の一種、
パレオパラドキシア
隣の土岐市泉町から1950(昭和25)年に発見されたものだそう。
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実は、そんなことにはあまり興味のない私、説明も読まずに、
恐竜の化石かって写真撮ってたんですが、こちらの映像で、
ミオちゃんとデスモくんがわかりやすく解説してくれました!!
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恐竜とは生きていた時代も違う――恐竜が生きていたのは中生代で
約6500万年前に絶滅。デスモスチルスは新生代――約1700万年前に
海にいた生物で、頭の骨は瑞浪で見つかったのが世界で初めてなんだそう。

YouTubeで公開されています


ヒゲクジラの骨の化石
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虫入り琥珀
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化石博物館の横には、化石の地下壕があります。
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説明のプレートによれば
 この地下壕は、第二次世界大戦末期(1944年~1945年)に、航空機製造の疎開工場を建設するために掘られたものの一部です。地下壕の建設に携わったのは、強制連行された朝鮮人と中国人で、重労働と栄養失調などによる死傷者も多数でました。
 地下壕の天井や壁面には、Nipponomarcia(ニッポノマルシア)、Dosinia(カガミガイ)、Meretrix(ハマグリ)など多くの貝化石が露出しています。この地層は、およそ1700万年前に、10mより浅い砂底の海に堆積したものです。


三連休の日曜だというのに、誰もいなくて不気味ー。
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奥行約70m 奥から入口を望む
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白く見えているのが貝の化石なんですね。
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東側の山の斜面は、地層の重なりが見えるようになっています。
この写真では木々に隠れてわかりにくいですが、山の上にある白い塔が、
日中不再戦の誓いの碑
地下工場建設に従事し亡くなられた中国の方々の慰霊碑だそうです。
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それから市之瀬廣太記念美術館へ行ったんですが、そのことは次の記事で書きます。

地球回廊へ。 私も書いたことを忘れていた古いホームページで、
2004年にダンナと行ったことをあらためて読みましたが、
その頃に入館料が600円から300円になって、それでも私たちは「高い」って
言ってたけど、今は200円になってました。(高校生以下無料)
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それでも、日曜なのに(まぁ冬のこの寒さの中だけど)誰もいませんねー
光のトンネルをくぐると、そこは46億年前の地球。
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恐竜の楽園 巨大な恐竜の骨の下を通ります。
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そうそう、前もこのトリケラトプスには驚いたんだった!
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デスモスチルスのジオラマ
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ハイビジョン映像コーナーですが、誰もいませんねー
私もほとんど見ずに出てしまいました。
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市之瀬廣太記念美術館のことは次の記事で。

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