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大垣市スイトピアセンター「クワクボリョウタ展」 [美術]

12月24日(月・祝)大垣市スイトピアセンターへ行きました。
学習館1階アートギャラリーで
「クワクボリョウタ展
 みえるものすべて -all that you see-」
をやっていたからです。
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一見、2色刷り?って思ったけど、カラー印刷の4色に加えて
光沢インクを使った凝ったチラシです。
でも実はこの展覧会のことを知ったのはチラシではなく、
(岐阜県美術館が閉館中で、チラシが手に入りにくいんです)
チラシミュージアム」というスマホの無料アプリででした。

クワクボリョウタさんは、
大垣市にある情報科学芸術大学院大学[IAMAS]准教授で、
メディアアーティスト
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秋に岐阜県美術館で開催された
「みる こころみる かえりみる」という企画展で
https://shizukozb.blog.so-net.ne.jp/2018-10-28
発表された作品、面白かったです。

展覧会は無料ですが、スイトピアセンターの駐車場が200円かかります。
祝日だったんですが、ギャラリーもスイトピアセンター館内も
閑散~としておりました。撮影可(動画は不可)

最初の部屋が《忘れ物取扱所》という作品たち

いろんな日用品で面白い影絵が作られています。
回転台に乗ったコーヒーカップの影
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セロテープカッターがカタツムリの行進のようにも見えます。
影に大小ができるのも面白い。
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透明な定規の影が幻想的
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次の部屋が《10番目の感傷(点・線・面)》
「部屋が暗いので注意してください」って言われて暗幕から入ると、

明かりをつけた小さな電車が走ると、置いてあるものの影が
いろいろ変化していきます。

駅の雑踏の光景や、
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高層ビルとか工場とか宮殿のような建物とか森とか‥‥
いろんな光景が夢幻のように現れては消えていきます。
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タイトルの《10番目の感傷》とは、
光と影の構造を示す「点・線・面」を最初に決めて、英語で似た発音になる 言葉を探していたら「TENth SENti MENt」となり、それを直訳して決まった ものです。そんなわけで本当は感傷的な作品の意図はないんです。
(スイトピアセンター情報誌「SUITOPIA DROPS vol.99」より)

次の部屋が《以心分身》
壁に映る自分の影が!


そして最後の部屋が、「光と影で風景を作る」ワークショップで
参加者が作った作品をクワクボリョウタさんが監修した展示

12グループ、それぞれの世界ができていて楽しかった!!
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「クワクボリョウタ展」は、2019年1月20日(日)まで
休館日:毎週火曜日、12/26(水)、12/29(土)~1/3(木)、1/16(水)

小さな子どもも楽しめる展覧会だと思います。私か行った日も
ベビーカーに子どもを乗せた家族が来て楽しんでいました。

大垣市スイトピアセンターのHP: https://www2.og-bunka.or.jp/
クワクボリョウタ展: https://www2.og-bunka.or.jp/event/data_935.html
ワークショップの記録がPDFでありました:
https://www2.og-bunka.or.jp/lsc/lsc-upfile/event/09/54/954_2_file.pdf

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