SSブログ

岐阜県現代陶芸美術館「マリメッコ・スピリッツ」展」 [美術]

1月13日(日)、多治見の岐阜県現代陶芸美術館へ行きました。
ギャラリーⅠでやっていた
「フィンランド陶芸 芸術家たちのユートピア」展を見て、
https://shizukozb.blog.so-net.ne.jp/2019-01-24

ギャラリーⅡへ
「マリメッコ・スピリッツ
 フィンランド・ミーツ・ジャパン」展をやっています。
marimekko.jpg

フィンランドを代表するテキスタイルメーカー「マリメッコ」

2017年に愛知県美術館で開催された「フィンランドデザイン展」でも
色鮮やかで大胆なデザインが多く展示されていました。
ホールの記念撮影コーナー
2019--1-13-(4).jpg

1964年にマイヤ・イソラがデザインした《ウニッコ(ケシの花)》
マリメッコの代名詞のようになったロングセラー
2019--1-13-(3).jpg

「マリメッコ・スピリッツ」展の入口 会場内写真撮影可です!
2019--1-13-(5).jpg

marimekko-2.jpg
 本展は、現在のマリメッコを牽引する3名の作家の代表作と共に、 彼らが日本をイメージして制作した新作“JAPAN”を初披露するものです。 さらに、マリメッコデザイン監修による茶室「真理庵」が会場に彩を添えます。 日本の伝統的な茶室とマリメッコの革新的なテキスタイルデザインの融合は、 これまでにない空間を創出することでしょう。 フィンランドと日本の文化が出会い、触発し合う場を体感ください。
(チラシより)

最初の展示室には、3名の作家
Paavo Halonen パーヴォ・ハロネン(1974- )
Maija Louekari マイヤ・ロウエカリ(1982- )
Aino-Maija Metsola アイノ=マイヤ・メッツォラ(1983- )の
作品やアイデアスケッチなどが展示されています。

2019--1-13-(6).jpg
2019--1-13-(7).jpg
2019--1-13-(8).jpg
2019--1-13-(13).jpg
2019--1-13-(14).jpg
2019--1-13-(15).jpg
2019--1-13-(17).jpg
2019--1-13-(16).jpg

アイノ=マイヤ・メッツォラ
「シトルーナプー」アイデアスケッチ(複製原画)
2019--1-13-(11).jpg

パーヴォ・ハロネンは、型紙を使った制作方法なども
しているんですね。日本美術にも造詣が深いそう。
2019--1-13-(12).jpg

階段から展示室が見下ろせます。
2019--1-13-(21).jpg

階段を上がった展示室では、3名の作家が
日本をイメージして制作した新作“JAPAN”が展示されています。

パーヴォ・ハロネン 《光の輪》 2017年 マリメッコ・スピリッツ展のためのデザイン
“Aureoli” Designed by Paavo Halonen 2017 for Marimekko Spirit Exhibition
2019--1-13-(24).jpg

インスパイアされた日本の鶴の文様なども展示されています。
2019--1-13-(30).jpg


マイヤ・ロウエカリ 《桜の花の雨》 2017年 マリメッコ・スピリッツ展のためのデザイン
“Kirsikankukkasade” Designed by Maija Louekari 2017 for Marimekko Spirit Exhibition
2019--1-13-(33).jpg

チラシのメインビジュアルにも使われていますね。
東京の雑踏と桜の花びらがモチーフなのだとか。

アイデアラフもたくさん展示されていました。
2019--1-13-(23).jpg
2019--1-13-(26).jpg
2019--1-13-(32).jpg

映像で制作風景も見ることができましたが、
マイヤ・ロウエカリは、自宅で仕事をしているので、
子供たちが身近にいる環境で制作しているそう。
子どもたちの絵や普段使いのアイデアノートなど。
2019--1-13-(25).jpg

アイノ=マイヤ・メッツォラ 《苔寺》 2017年 マリメッコ・スピリッツ展のためのデザイン
“Kokadera” Designed by Aino-Maija Metsola 2017 for Marimekko Spirit Exhibition
2019--1-13-(31).jpg

制作に使われた水彩絵の具や筆など。
2019--1-13-(22).jpg

いくつかのアイデアラフを経て
2019--1-13-(28).jpg

決定された原画
2019--1-13-(29).jpg


通路にはたくさんのテキスタイルが並び
2019--1-13-(34).jpg

最後の展示室には、
マリメッコのデザインを使った茶室「真理庵」が
2019--1-13-(39).jpg
2019--1-13-(37).jpg
2019--1-13-(38).jpg

茶室に上がることもできました。
2019--1-13-(41).jpg

モダンで面白ーい!!
2019--1-13-(42).jpg

1月19日(土)には、ここでマリメッコ茶会も行われたそう。

マリメッコの掛け軸 日本の茶室になじんでます。
2019--1-13-(40).jpg

マリメッコのテキスタイルを使った掛け軸やお道具たち
2019--1-13-(35).jpg

ソファにはマリメッコのクッションが置かれていました。
2019--1-13-(36).jpg

展示室の窓から外を見ると、夕暮れの空がきれい。
岐阜県現代陶芸美術館は夕方6時までやっててくれるので、
朝寝坊の私にはありがたいです。
2019--1-13-(43).jpg

階段を降りたコーナーの壁のパネル展示
「マリメッコ・スピリッツ」とは(クリックで拡大します)
2019--1-13-(45).jpg

こんな記念撮影コーナーや、
2019--1-13-(46).jpg

フィンランドって言えば、ムーミン! の私には、
ムーミンの椅子たちが並んでいる撮影コーナーも楽しかった。
(椅子には座れません)
2019--1-13-(47).jpg

でもムーミンがいないww スナフキンの椅子はないのかな??
2019--1-13-(44).jpg

写真撮影可で、とても楽しい展覧会でした。
北欧好きの方、フィンランド好きの方、マリメッコ好きの方、ぜひどうぞ!!
2月24日(日)まで。

岐阜県現代陶芸美術館は車がないとちょっと不便なんですけどねー
2019--1-13-(52).jpg

岐阜県現代陶芸美術館: http://www.cpm-gifu.jp/museum/

nice!(6)  コメント(0) 
共通テーマ:アート

nice! 6

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。